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◎カトリック教会はスイス人女性神学者の「叙階」を否定 【CJC=東京】スイス・カトリック教会司教会議のアグネル・リッケンマン 総幹事は、司祭宣言式典に参加したことで、女性カトリック信徒モニカ・ワイス さんが自動的に「教会から離脱した」ことになる、と語った。 「これまでカトリック信徒であったなら、女性が聖職に叙階されることはない という教会の規律を知っていたことは確かだ。できるだけ反響を喚起し、宣伝し ようとしているのだろうが、しかし、カトリック教会を離脱することになるのだ から、私たちには直接関係がない」と、言う。 司祭宣言式典は6月24日にスイスとドイツ国境のコンスタンス湖上の客船で 行われた。ワイスさんのほか米国人のジェーン・ビアさんと在米のドイツ人レジ ナ・ニコロシさんが、「司教」3人から、カトリックの典礼に従って司祭になっ たと宣言された。 ワイスさんは「叙階式は正式なもので、教会に対する反逆ではない。キリスト の時代には、教会は女性を受け入れた。女性が排除されたのは、教会がローマ帝 国の影響下に入ってからのことだ。教会の中で仕事に就くという機会はないだろ うから、実際には違いはない」と語った。 ワイスさんはバーゼルに居住する神学者。離婚経験があり、4人の子どもがい る。12歳の解き明かすから聖職者になるのが、一生の願いだったと言う。 教会法は、カトリック教会の聖職を洗礼を受けている男性に制限している。教 皇ヨハネ・パウロ二世は1994年の使徒的書簡「聖職者の叙階」(仮訳)でこ れを再確認している。 しかし米国に本拠を置く団体『ローマ・カトリック女性司祭』は2002年以 来、25人を助祭、司祭、司教と宣言してきており、なお60人が「叙階」のた めの準備をしている。さらに7月31日にも司教3人が、司祭に12人を叙階す る、と発表している。 また司教ギゼラ・フォルスター、アイダ・ラミング、パトリシア・フレセン3 人は「完全な使徒伝承に基づいた司教たち」によって司教に叙階された、と主張 している。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎07年度教皇平和メッセージのテーマ「平和の中心にある人間の人格」 【CJC=東京】2007年度の世界平和の日に向けた教皇平和メッセージの テーマは「平和の中心にある人間の人格」。教皇ベネディクト十六世はこのテー マを通し、人間の尊厳の尊重は人類家族の平和の本質的条件であることを強調し ている。メッセージの本文は、年末ごろに発表される。 毎年1月1日に記念されるカトリック教会の世界平和の日は、戦争や分裂、憎 しみや飢餓などのない平和な世界が来るように祈ることを目的としている。 ベトナム戦争下の1968年、当時の教皇パウロ六世の呼びかけで始められた 世界平和の日は、来年で第40回を迎える。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎バチカンの広報担当者交替 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は7月11日、教皇庁広報部のホア キン・ナバロ=バルス報道官の後任に現バチカン放送局(ラディオ・ヴァティ カーナ)とバチカン中央テレビの局長のフェデリコ・ロンバルディ神父(イエズ ス会)を任命した。ロンバルディ神父はバチカン放送局とバチカン中央テレビ局 長職にとどまる。 ロンバルディ神父は1942年8月29日サルッツォ(クーネオ)生まれ。7 2年司祭叙階。2001年からバチカン放送局局長、05年からバチカン中央テ レビ局長。 ナバロ=バルス氏は1984年に教皇ヨハネ・パウロ二世により教皇庁広報部 報道官に任命された。同氏は今年11月に70歳を迎えるため、退任願いを提出 していた。□ 注=これまで「報道担当」として来た職制表記をカトリック中央協議会の「報 道官」に合わせます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎教皇、北イタリアで夏の休暇 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は7月11日、夏の休暇を過ごすた め、北イタリアのバレ・ダオスタ州の山岳リゾート地レ・コンブに到着した。教 皇が同地で夏を過ごすのは昨年に続き2度目。 教皇は28日まで同地に滞在、それ以降は、ローマ近郊のカステル・ガンドル フォの離宮に移る。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎バチカンで今冬に教皇選挙の展覧会 【バチカン市=ZENIT・CJC】教皇選挙というカトリック教会では最大 イベントを紹介する展覧会が12月7日から4月9日までバチカン(ローマ教皇 庁)のラテラノ宮殿で開催される。 バチカン美術館と欧州観光センター共催の展覧会にはバチカンやイタリアの各 団体が協賛する。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎国際アムネスティは人権識別能力を欠く、とシドニー大司教 【CJC=東京】国際アムネスティ妊娠中絶を人権と認めた場合、キリスト者 はアムネスティを脱退しなければならなくなる、とシドニー大司教のジョージ・ ペル枢機卿が警告した。人道団体が「殺人を普遍的権利としようとしている」と 言う。 ペル枢機卿は、すべての女性には自分の胎児を堕胎する権利があるという主張 は「二枚舌というしかない」ほどに人権の概念がねじ曲げられたと言う。 「アムネスティは世界各地に180万人のメンバーがいるが、肉体的精神的尊 厳に関する女性の権利に妊娠中絶も含めるという決定が行われれば、それは主流 各派の福音的なキリスト者が脱退せざるを得なくなることを意味する。アムネス ティの活力と熱意は失われよう」とシドニー・サンデー・テレグラフ紙のコラム に枢機卿は記している。 国際アムネスティが1961年にカトリック者ピーター・ベネンソンによって 設立されたことを指摘して、45年後に「全く偽りのものと本物の人権を区別す る能力を失う」危険を冒すのは「悲劇」だ、と枢機卿は言う。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎中国の神学教育の現況を北京週報が紹介 【CJC=東京】中国共産党系の週刊誌「北京週報」7月9日号(日本語電子 版)がキリスト教(プロテスタント)神学教育の現状を特集した。 北京北部の清河鎮にある燕京神学院は北京のキリスト教史上最も重要な役割を 果たしている。「現在の学習環境は、改革・開放初期に再開された時に比べると 雲泥の差がある」と副院長の齊鉄英牧師。 同神学院は1983年、北京神学院として創設。募集人数は7人だった。齊牧 師はその1人。「当時は固定した教室もなく、黒板を持って授業する場所を探し たものでした」。幸い、北京崇文門教会が地下室を教室として、1階を宿舎とし て提供してくれた。 次いで、天津神学院が84年に天津キリスト教会によって創設された。86年 6月、北京と天津、河北、山西、内蒙古、陝西、甘粛、寧夏、青海、新疆の10 省・自治区・直轄市のキリスト教三自愛国運動委員会が、北京神学院と天津神学 院を合体して燕京神学院を創設した。 在校生87人はいずれも10省・自治区・直轄市の出身。ほとんどは家庭が貧 しい農村部出身のため、学費が最大の重荷となっている。昨年から、すべての学 生の学費を免除し、1日あたり5元(1元は約14・5円)の食費だけを取るこ とにした。5元というのは北京の平均飲食水準よりずっと低い。 学院の資金は主に10省・自治区・直轄市の教会からの寄付によっている。毎 年40万~50万元。多い時で70万元に上る。また、これまで政府から毎年約1 0万元の援助を受けていたが、昨年から宗教団体への政府資金援助が増大され、 75万元にアップした。このほかにも海外や民間からの寄付があり、主に施設や 設備に充てている。 齊牧師は教職員の不足を痛感している。教鞭が取れるのはは5、6人。海外で 学んだ教師もいる。半数以上が唯一の全国的な神学校である南京金陵協和神学院 の卒業生。 神学生は年間20数人しか育成できない。10省・自治区・直轄市にはそれぞれ 平均30の教会があり、燕京神学院が各地に毎年1人ずつ配置しようとすれば3 00人が必要だ。神学教育が再開されて以来養成したのは500人に過ぎない。 現在、牧師の数は全国でわずか数千人。1700万に上る教徒の数を考えれば、 大きな開きがある。 同学院は宗教以外にも、英語や国語、哲学、中国史、世界史、書道なども教え ている。ここ数年には宗教建築、経済、コンピューターなどの科目を設置してい る。 海外の神学校との交流では現在、米テキサス州ダラスとロサンゼルスの神学校 2校と緊密な関係を結んでいる。なかでもダラス神学校との交流が頻繁だ。昨 年、齊牧師は代表団を率いて同神学校を訪問。今年後半には同校の訪中団を迎え る。また5月31日には米ピッツバーグ神学校の訪中団を受け入れた。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎最初の「アフリカ聖書注解」、ナイロビで刊行 【ナイロビ=ENI・CJC】(フレドリック・ヌズィリ記)アフリカ人神学 者による初の聖書注解(ABC)が7月5日、ケニアの首都ナイロビで刊行され た。ダニエル・アラップ・モイ元大統領の支援を受けてのもの。発刊記念式でモ イ氏は「主がこの注解によって読者を神に近づけ、アフリカ始め世界中の教会の 霊的覚醒に火を点けてくれることが私の望みだ」と語った。 モイ氏は福音派のキリスト者。今回の注解はアフリカのキリスト教の重要な業 績であり優れた象徴だと指摘、病気、不正、暴力、闘争に苦しむアフリカという 認識を打ち消し、この大陸の魅惑と特質を強調するものとなろう、と語った。 「最も速い教会成長率と無限の可能性がある、霊的な躍動力と熱意、豊富な鉱物 とエネルギー資源を持つ大陸だ」と、モイ氏は言う。 1600ページの注解書は、25国70人が協力して5年がかりの研究の成 果。直接編集には前アフリカ福音派協議会代表幹事で現在は「聖書的変革セン ター」責任者のトクンボ・アデイェモ氏が当たった。聖書の見地からHIV=エ イズ、女性の性器切除、難民、民族紛争、魔法といったアフリカの現代の課題を 取り上げている。 執筆者は、聖書に置き換える意図だと批判されるのを避けるため、注解は聖書 の詳細な説明であり、アフリカ人学者の目を通してのものであることを強調して いる。「これはアフリカのキリスト者に聖書を解き明かす注解だ」と、アデイェ モ氏は記者会見で述べた。サンデー・ネーション紙7月2日付けのインタビュー では、教会の高度成長にもかかわらず、「栄養不良の子どもの苦しみ」のような のがアフリカの教会の現状だ、と指摘している。子どもの膨れた腹部は信者の多 さを表し、広範囲にわたる不健康状態は、アフリカのキリスト教の影響不足に対 応しているというのだ。 「それ以外にアフリカ大陸における多くの不義を説明するものはない。アフリ カの多くの苦難にもかかわらず、キリストを告白し、キリスト者であることに応 答する人たちがいる」とアデイェモ氏は問いかける。 聖書がアフリカ中の町や村でアフリカ人の信者に語り掛けるものとなるよう に、とことわざ、比喩、物語を取り入れられている。 今回は英語版だが、仏語、スワヒリ語、アムハラ語、ポルトガル語、ヨルバ 語、アフリカーンス語、ズールー語版も計画されている。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎モルトマンが「20世紀神学ワールドカップ」首位 【ジュネーブ=ENI・CJC】(スティーブン・ブラウン記)サッカー・ ワールドカップの行われたドイツで、「組織神学ワールドカップ」がインター ネット上に展開されたところ、プロテスタントのユルゲン・モルトマンが20世 紀の最も偉大な神学者となった。「年の割りにはモルトマンの教会と学界への影 響が、より重要と考えられた」と解説するのは、このトーナメントをウェブサイ ト(http://shrinkinguni.blogspot.com)で6月9日から4週間にわたって実施 したフィンランドの神学者のパトリク・ハグマン。 選定はまず神学者32人の名前が挙げられ、サッカー・ワールドカップの展開 と並行して、進められた。決勝に残ったのはモルトマンをスイスのカトリック神 学者ハンス・ウルス・フォン・バルタザル。 トーナメントは創造性、妥当性、永続性、教会への影響、学界への影響の5分 野での評価によって決められた。モルトマンは4部門と総合評価で優勢だった が、永続性ではフォン・バルタザルの業績が評価された。 モルトマンは、1926年ハンブルク生まれ。20世紀後半で最も重要な改革 派神学者の1人とされており、キリスト者の希望と「はりつけにされた神」の人 間との連帯を強調することで知られている。モルトマンは、ヨーゼフ・ラッツィ ンガー(現教皇ベネディクト十六世)を準々決勝で破り、準決勝でカトリックの カール・ラーナーを退け決勝に進出した。 フォン・バルタザルは、1905年ルツェルン生まれ、1988年に死去。 準々決勝でプロテスタントのヴォルフハルト・パネンベルクを負かし、準決勝で 米ルーテル派のロバート・W・ジェンソンと対した。教皇ヨハネ・パウロ二世の お気に入りと評判されていた。イエズス会士だったが、社会の文化的変革を専門 にする研究所設立のため、修道会を脱会している。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 《情報レムナント》 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎仙台バプテスト教会、老朽化で改築 惜別の住民次々 半世紀以上、仙台市中心部の発展を見守ってきた仙台バプテスト教会(青葉区 木町通2丁目)の建物が、間もなく姿を消す。戦後に建てられた木造の建物は老 朽化が進み、近い将来の発生が確実視される宮城県沖地震を懸念して、現在地に 建て替えられることになった。20日から始まる取り壊し作業を前に、別れを惜 しむ地域住民や関係者が次々と教会を訪れている。(河北新報7月15日) ◎日本キリスト教団釧路教会100年祝う 釧路市浦見2の日本キリスト教団釧路教会(福士卓司牧師)の創立100周 年を記念するこども礼拝が15日、同教会の新しい教会堂で行われ、同教会が母 体の釧路めぐみ幼稚園(園長・同牧師)の園児たちが100年を祝って礼拝と歌 や楽器演奏を披露した。(釧路新聞7月17日) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 《メディア展望》 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― =カトリック新聞(7月16日)=http://www.cwjpn.com ★10年後も生き続けるには?=第2回修道会・宣教会フォーラム開催=会の枠 超え、共同のビジョン模索 ★在日ブラジル人の実情知るため=ブラジル司教団から来日=オディロ・ペド ロ・シェーレル司教に聞く ★カトリック宮城県大会開催=多国籍教会の在り方など学ぶ ★大阪教会管区=全5教区の司祭ら160人が研修会=「交わりの教会」学び合 う =キリスト新聞(7月15日)=http://www.kirishin.com ★東京高裁=小泉・石原靖国参拝違憲訴訟=憲法判断避け控訴棄却=日韓戦没者 遺族ら上告へ ★原発事故から20年=チェルノブイリの祈り=東京YWCA武蔵野センター ★遠藤周作没後10周年で講演会=聖イグナチオ教会真和会=夫人・順子さん 「日本人にあったキリスト教」など3つの「宿題」説明 ★日本ピューリタニズム学界=第一回研究大会開く=“政教分離”がテーマ =クリスチャン新聞(7月16日)=http://jpnews.org ★被害者も加害者も癒され和解=「修復的司法」提唱者ハワード・ゼア氏来日講 演 ★自民党憲法草案は「クーデター的内容」=西川重則氏が比較・検証を講演 ★キリスト教がアジアの多様性を再発見すべき=東京キリスト教学園世界宣教講 座 ★障がいもつ子らの賜物に合わせて分業=東京・武蔵小金井のパン屋さん「ノア ノア」 =リバイバル新聞(7月16日)=http://www.revival.co.jp ★フィジーでインターナショナル・フェローシップ・オブ・トランスフォーメー ション・パートナーズ国際会議=公認リーダーにジョージ・オーティスJr.氏 ★日本フォースクエア福音教団が聖会=「宗教法人」取得で責任感 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ●世界キリスト教情報●ご案内 ☆活動内容などのご紹介は http://www17.ocn.ne.jp/~cjc/ ☆既刊号をご覧頂くには http://cjcskj.exblog.jp/ ☆記事検索は『教会と神学』(小原克博氏制作)をご利用願います。 http://www.kohara.ac/church/news/index.htm ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ■
by cjc-skj
| 2006-07-17 16:41
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