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教皇は28日、アウシュビッツ(現オシフィエンチム)強制収容所跡地を訪問 した。歴代教皇では、79年の前教皇ヨハネ・パウロ二世に続き2人目。現教皇 はドイツ人だけに注目を集めていた。 教皇は「労働は人を自由にする」とドイツ語で書かれた同収容所の鉄門前で車 を止め、1人で歩いて門をくぐった。 教皇は「この恐怖の場所、神と人とに対して未曾有の大虐殺が行われたここ で、語ることは出来ない。ことに、1人のキリスト者として、ドイツから来た1 人の教皇としては特に難しい。このような場所では言葉はない。恐れの沈黙、そ れ自体が『神よ、あなたはなぜ沈黙されたのですか。これらを全て許されたので すか』という神への心からの訴えしかない。」と語った。 バチカンのナバロ=バルス報道担当は27日の会見で「アウシュビッツ訪問は 当初の計画に入っていなかったが、教皇本人が『私は行きたい。行かないわけに はゆかない』と繰り返していた」ことを明らかにした。 強制収容所訪問の後に、教皇はクラクフのバリチェ空港に向かい、歓送式典に 望んだ。式典にはカチンスキー大統領が出席した。 教皇は就任から1年、これまでイタリア南部とドイツ・ケルンでのカトリック 世界青年大会に出席しただけで、今回が初の本格的な外遊となる。7月にはスペ イン、9月にはドイツ、11月にはトルコを相次いで訪れる計画。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ロシア正教会のアレクシー総主教がラトビア訪問 【CJC=東京】ロシア正教会の最高指導者アレクシー総主教が5月27日、 ラトビアを訪問した。首都リガの空港にはリガと全ラトビアのアレクサンデル府 主教、タリンと全エストニアのコルネリウス府主教始め政府首脳や外交陣が出迎 えた。 ロシアのノボスチ通信は、今回の訪問がラトビアでは少数派のロシア語社会を 霊的に支援するためと見ている。 総主教は同日リガの大聖堂で典礼を執行、またヴァイラ・ヴィチェ=フレイベ ルガ大統領と会見した。大統領は正教会の伝統が忘れられて来たところで、その 復興に努めていることを感謝した。 旧ソ連の支配から独立したバルト3国では、かつての支配層だったロシア語社 会が少数化し、差別を受ける事態になり、社会的不安の要素となっている。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ソウルで7月に第19回世界メソジスト協議会 【ソウル=ENI・CJC】(クォン・ヒュクリル記)世界中からメソジスト 派のキリスト者1万人がこの7月20~24日にソウルで開催される第19回世 界メソジスト協議会に集まる。主題は「キリストに於ける神との和解」。世界規 模の紛争の平和的解決のために祈る。 韓国メソジスト協議会のシン・キュンハ議長は「外国からの参加は6000人 を超すと見られ、120年にわたる韓国の教会史上で最大の国際的催しとなろ う」と語った。世界メソジスト協議会は5年毎に開催される。韓国開催は初め て。 北朝鮮の朝鮮キリスト教協議会のカン・ヤンスブ議長も招待されているが、出 欠の返事はまだない。米合同メソジスト教会指導者約20人がソウルでの協議会 参加前に北朝鮮を訪問、金正日主席との会見を計画している。 米合同メソジスト教会のユン・ヒースー監督は「北朝鮮から板門店経由で韓国 を訪問、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と会見したい」と語った。この計画が実 現すれば、世界メソジスト協議会は南北朝鮮の間の世話役となろう。 シン・キュンハ議長は「米合同メソジスト教会代表と北朝鮮指導者との会見は 南北朝鮮間の停滞している交渉に良い効果を持つだろう」と言う。 ソウルでの協議会にはサミュエル・コビア世界教会協議会総幹事(メソジス ト)、バチカン(ローマ教皇庁)キリスト教一致推進評議会議長らも出席の予 定。 現在、世界中にメソジスト派キリスト者は7300万人。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎韓国のカトリック人口が74・4%と高い伸び 【CJC=東京】韓国政府統計庁は5月25日、「2005年人口住宅総調 査」を発表した。総人口は2005年11月1日現在4727万8952人で、 2000年の調査時に比べ2・5%(114万人)増加した。 女性が2365万人と男性の2362万人を3万人上回り、1944年の調査 以降初めて女性の人口が男性を超えた。 10年ぶりに実施した宗教人口調査では、信仰を持つ人の数は2497万人 (53・1%)で、10年前より10・5%増加し、特にカトリック人口が7 4・4%と高い伸びを示した。 全人口に占める割合は仏教が22・8%ともっとも高く、続いてプロテスタン ト18・3 %、カトリック10・9%の順。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎米誌ニューズウィークが「マグダラのマリア」特集 【CJC=東京】5月22日発売の米誌ニューズウィーク(国内版)は「マグ ダラのマリアの謎 ダ・ヴィンチ・コードを超えて」と題する特集を掲載した。 マグダラのマリアについて「万物を知る女」などと紹介している。 小説が世界的なベストセラーとなり映画も封切られた「ダ・ヴィンチ・コー ド」では、マグダラのマリアはキリストと結婚し、子供も生んだとされている。 特集は「異端」とされたグノーシス派の文書を引用し、キリストがマグダラの マリアを他の女性より愛しており、これを脅威に感じた筆頭の弟子ペテロからマ リアは攻撃されていたとしている。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎カンヌ国際映画祭で「バベル」がエキュメニカル賞受賞 【CJC=東京】仏カンヌ国際映画祭で5月27日、エキュメニカル賞の発表 が行われ、役所広司出演の米映画「バベル」(原題=アレハンドロ・ゴンザレ ス・イニャリトゥ監督)が選ばれた。2000年には、青山真治監督の『ユリイ カ』が同賞に選ばれており、役所としては2度目の受賞。 同作品は聖書に書かれている、「バベルの塔」をモチーフに、モロッコ、日 本、米&メキシコで同時に起こるそれぞれの悲劇が、次第に交錯し、大きな輪と なって描かれていく人間ドラマ。 エキュメニカル賞は、カトリックやプロテスタント関係団体から選ばれた6人 の審査員が選考する。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎中国宗教界、米国際宗教自由委員会の報告を批判 【CJC=東京】米国の国際宗教自由委員会が5月初め「2006年度国際宗 教自由報告」を公表、中国が「法輪功」教団を取り締ることを「宗教迫害」とし たことに、中国政府外交部は即座に反論したが、北京の宗教界も同委員会への非 難が相次いでいる。 中国天主教(カトリック)愛国会の劉柏年副主席は、「『法輪功』は社会に対 抗し、危害をもたらしており、宗教ではない。委員会の報告が『法輪功』を支持 する目的は、邪教を利用して中国社会の安定と経済発展を破壊することにある」 との見解を表明した。中国国際放送が報じた。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎独首相、上海で金魯賢司教と面会 【CJC=東京】中国を訪れていたドイツのアンゲラ・メルケル首相は5月2 3日朝、上海市内最大のカトリック教会の徐家匯天主教堂(聖イグナシアス教 会)を訪問。日本経済新聞によると、かつてドイツで学び、その後に中国で長い 投獄生活を送った金魯賢司教と面会した。試練をくぐってきた金司教を「首相は 激励した」と独側関係者は言う。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎米ルイジアナ州の教会で銃乱射、5人殺害 【CJC=東京】米南部ルイジアナ州バトンルージュの「イエス・キリストの 宣教」教会で5月21日、礼拝の終了間際に教会に乱入してきた同市居住のアン ソニー・ベル容疑者(25)が拳銃を発砲、妻の親せき4人を殺害後、妻も外に 連れ出して射殺した。一緒に連れ出された3人の子どもは無事だった。 地元警察によると、ベル容疑者の妻の母親クローディア・ブラウンさんは同教 会の牧師、銃撃で重傷を負った。教会内で殺された4人は、妻の祖父母、叔母、 いとこ。 ベル容疑者は、教会近くのアパート敷地内にいたところを逮捕された。動機は 不明だが、過去にも夫婦間でトラブルがあったという。 同教会は会員数約100人、礼拝出席20人。教会員のほとんどは親類縁者関 係にあるという。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 《情報レムナント》 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎憲法九条をテーマに 宗教者の役割考える 中京区でシンポ 街頭行進も 宗教や宗派の違いを超えて宗教者が集まる「宗教者九条の和・全国協働の集 い」が27日、京都市中京区のカトリック河原町教会で行われた。憲法九条を テーマにしたシンポジウムで宗教者の役割を話し合い、平和を祈りながら街頭を 歩く「平和巡礼」では、僧侶やキリスト教関係者を中心に約100人が四条大橋 までを行進した。(京都新聞5月27日) ◎買い物通し国際協力 キリスト教学院大「ONE LOVE」 開発途上国の商品を適正な価格で買うフェアトレードへの理解を深めようと、 平和や人権、環境などさまざまな国際的問題の研究・解決に取り組む沖縄キリス ト教学院大・学内NPO「ONE LOVE」の学生ら15人は20日午後、南 城市佐敷のフェアトレードショップ「風の里」で、5月の世界的な「フェアト レードデー」にちなみ、イベントを催した。(琉球新報5月22日) ◎入所の子が人権救済申し立て 救世軍愛光園 不適切な運営が問題となっている児童養護施設「救世軍愛光園」(呉市)に入 所する子どもが、園内で宗教行事への参加を強要され、憲法が保障する宗教の自 由が侵害されているとして、広島弁護士会に人権救済を申し立てた。(朝日新聞 =広島5月24日) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 《メディア展望》 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― =カトリック新聞(5月28日)=http://www.cwjpn.com ★建学の精神伝えるために=教師ら一丸となって奮闘=京都暁星高等学校 ★バチカン=福音宣教省長官にディアス枢機卿=唯一のアジア人責任者に ★“カトリック学校の社会貢献”テーマに=期待と使命 活発に討議=第19回 学校長・理事長・総長管区長の集い ★バチカンと世界教会協議会=改宗・宣教の指針作成へ =キリスト新聞(5月27日)=http://www.kirishin.com ★アジア祈祷日=“ネパールに真の平和を” NCC・CCAが呼びかけ ★世界宗教自由協会(IRLA)のジョン・グラッツ氏来日=東京での地域大会 開催を検討 ★日本福音ルーテル教会定期総会=憲法改定に反対の声明 ★アズサ・ストリート・リバイバルから100年=世界福音同盟が祝辞 =クリスチャン新聞(5月28日)=http://jpnews.org ★「時代に逆行の改訂」=国会前で教育基本法特別委に抗議集会 ★親子関係が福音伝道の根幹=沖縄に家族支援センター「ふーみんぐ」開所 =リバイバル新聞(5月28日)=http://www.revival.co.jp ★首都圏キリスト教大会=クリストファー・サン氏=決心者150人 ★ドニー・マクラーキン=来日初講演、ワークショップも ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 《COMFILE》 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎盛り上がりを見せる米「教会関連IT技術」市場 メディアが成長、拡大する際に宗教の貢献は見過ごされがちだ。教義の宣伝、 広布、教育などにさまざまなメディアがハードもソフトも活用される。 寺院、聖堂など建築物はそれ自体がメディア。外壁の装飾や内部の壁画、彫刻 など、まさに総動員体勢だ。 地獄極楽図や曼陀羅絵などは、教義をヴィジュアル化したもの。日本最古の印 刷物が百万塔陀羅尼であったことも活用の裏付けとして上げられよう。 キリスト教は日本では少数派だから活用ぶりも小規模だし目立たないが、IT 化が進む米国では新システム、新製品の開発に教会関係の需要が考慮されるとい う。「ハイテク企業が宗教がかっている」と言ってもよい。 パソコン時代から、米国の教会は熱心だった。タイプライター文化のただ中に あったから、パソコンへの入力に困難を感じなかったこともあろう。教会員の管 理、教会員会計、説教準備、週報作成、どれ一つをとっても、教会がパソコンを 導入する時の決め手になった。 ここ数年、礼拝堂に大画面表示システムや大型ビデオディスプレイを導入する 教会が出ている。ハイテク技術を駆使する説教は、日本の教会ではちょっと考え られないが、今や米国の教会では、最新式のウェブカメラを使って遠隔地の信者 向けにウェブ放送を行っている所まである。 この教会関連技術市場の急成長ぶりはネバダ州ラスベガスで4月下旬に開催さ れた「全国放送協会」(National Association of Broadcasters)の電子メディ ア会議で明らかになった。今回初めて、教会を顧客とするハイテク企業や家電 メーカー向けの展示エリアが設けられた。また「周波数干渉と教会音響システ ム」「メディアプレゼンテーションを拡大するための礼拝ソフト」「マイクロホ ンと宗教的アプリケーション」などの会議が開かれた。 ウエブ・マガジンの「CNET・ジャパン」によると、ハイテクを駆使する教 会の最たる例は、テキサス州ヒューストンのレークウッド教会だろう。同教会で は2005年に、1週間に3万人の礼拝出席者があった。そのため元バスケット ボール場を礼拝堂として使用することになった。 巨大なビデオディスプレイスクリーン3台を導入し、そこに牧師の姿を映し出 し、最上階の席に座っている人々も牧師の姿を見られるようにした。さらに高画 質テレビへの移行も計画しているという。 教会によるこの種のハイテク投資が、実際に新たな「信者たち」を引き付けて いる。(郡) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ●世界キリスト教情報●ご案内 ☆活動内容などのご紹介は http://www17.ocn.ne.jp/~cjc/ ☆既刊号をご覧頂くには http://cjcskj.exblog.jp/ ☆記事検索は『教会と神学』(小原克博氏制作)をご利用願います。 http://www.kohara.ac/church/news/index.htm ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ■
by cjc-skj
| 2006-05-29 13:01
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