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┏週刊━━━━━ ┃世界 ┃キリスト教 ┃情報No.1614 ┗━━━━━━━ 2021.12.27 = 目 次 = ▼2年続いてコロナ禍中に迎えたクリスマス ▼「小ささの中に降りて来られる神」=教皇による降誕祭夜半ミサ ▼教皇、クリスマス・メッセージと祝福「ウルビ・エト・オルビ」 ▼中国の学校でクリスマス禁止令 「西側の価値観」浸透を警戒か ▼豪「パイロット牧師」が奥地にクリスマスの祝福届ける ▼韓国の「オミクロン株」感染者計246人に、新たに12人確認 ▼サグラダ・ファミリア「聖母マリアの塔」完成、先端の星に点灯 ▼《メディア展望》 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎2年続いてコロナ禍中に迎えたクリスマス 【CJC】今年2021年も昨年に続き、新型コロナウイルスの感染が収まらない中でクリスマスを迎えた。主流だった「デルタ株」に代わり、欧米などで新たな変異株「オミクロン株」が猛威を振るう中、どこも、経済活動への影響を抑えつつ、感染拡大を食い止める方策を探り苦悩している状況を、時事通信の報道によって紹介する。 ◇ イエス・キリストの生誕地とされるパレスチナ自治区ベツレヘムには通常、多くの外国人観光客が訪れ、24日から恒例のミサなどのクリスマス行事が催された。しかし、新型コロナの感染拡大で昨年から来訪者が激減している。 現在、「オミクロン株」の影響でイスラエルが外国人の入国を原則禁止する措置を取っており、イスラエル占領下にあるベツレヘムへ足を運ぶのは大半が地元や近隣の住民。地元の観光業にとって、クリスマス・シーズンは2季連続で打撃を受けている。 ◇ 英国では「オミクロン株」がまん延し、1日当たりの新規感染者が10万人を超えた。ジョンソン首相は「家族や国家全体のためのクリスマスプレゼントとして、素晴らしいものがある。ワクチンを接種することだ」と呼び掛けつつ、クリスマス前の規制強化を見送る方針を決めた。 一方、感染状況が英国ほど深刻でないドイツでは今年、多くの都市でクリスマス市が開かれた。ワクチン接種証明やマスク着用義務などの規則を厳格化し、感染封じ込めと娯楽や経済とのバランスを取った。フランス政府も恒例のパリ・シャンゼリゼ通りでの年越し花火を昨年に続き中止する以外、年末年始で特に大きな規制強化は行わない方針だ。 ◇ 「デルタ株」による感染拡大が落ち着き、クリスマスに向けて盛り上がりを見せていた米国だが、「オミクロン株」の流行で様相が一変した。ニューヨークのブロードウェーはクリスマスから年始にかけてが一番の書き入れ時だが、関係者に陽性者が続出し「ライオンキング」や「アラジン」など、人気ミュージカルの公演が相次ぎ中止に追い込まれた。 ニューヨーク・タイムズ紙によると、一部の都市では、わずか2~3日で感染者が倍増。全米の1日当たりの新規感染者数は、「デルタ株」のピークだった9月上旬を既に上回っているという。 ◇ 世界の中では比較的感染者を抑え込んできた韓国も強い警戒の中でクリスマス を迎えた。24日発表の新規感染者は、「オミクロン株」による16人を含む6 233人だ。 18日から飲食店の営業は午後9時まで。私的な集まりは4人までと再び制限が強化された。 韓国はキリスト教徒が多い。しかし、ミサはワクチン接種完了者だけの場合でも、礼拝堂収容人数の7割までと制限された。ほぼ全面的にオンラインだった昨年よりは緩和されたが、関連行事も縮小・中止になり、今年も静かなクリスマスとなった。□ ―――――――― ◎「小ささの中に降りて来られる神」=教皇による降誕祭夜半ミサ 【CJC】教皇フランシスコは、12月24日、バチカンの聖ペトロ(サンピエトロ)大聖堂で、2021年度の降誕祭・夜半のミサを捧げた。 バチカン・ニュース(日本語)によると、教皇フランシスコの降誕祭・夜半ミサ説教はおよそ次のとおり。 夜に一つの光が輝き出ます。天使が現れ、主の栄光が羊飼いたちを包み、世紀にわたり期待されていた知らせがついに届きます。「今日、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそメシアである」 (ルカ2・11)。 しかし、そこで天使は驚くべき言葉を続けます。天使は羊飼いたちに、地上に降り立った神をどのように見分けるかを教えました。「あなたがたは布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへ のしるしである」(同2・12)。 一人の幼子、これがしるしです。これがすべてです。何もない貧しい飼い葉桶に横たわる幼子。そこにはもう輝かしい光も天使の合唱もありません。ただ幼子がいるだけです。イザヤが預言した「わたしたちのために生まれたひとりのみどりご」(参照=イザヤ9・5)以外何もありません。 神は偉大さの中ではなく、小ささの中に降りて来られました。これがメッセージです。小ささ、これこそ神がわたしたちのもとにおいでになるため、わたしたちの心に触れ、わたしたちを救うために、価値あることをもたらすために、選ばれた道でした。 兄弟姉妹の皆さん、プレゼピオの前に留まり、その中心にあるものに目を向けましょう。きれいな装飾や電飾の先にある、幼子を見つめましょう。その幼子の小ささの中に、神のすべてがあります。そこに神を認めましょう。「幼子よ、あなたは神です。幼子となられた神です」。 これは驚嘆すべき出来事です。全世界を支配する方が、抱擁を必要としています。太陽を創造された方が、今、温められることを必要としています。優しさそのものである方が、今、優しさを必要としています。無限の愛である方が、小さな心臓でかすかな鼓動を伝えています。永遠の御言葉そのものである方が、物言えぬ赤子となっています。生命のパンである方が、養われなければなりません。世界の創造主には、住まいがありません。 今日、すべては逆になります。神はこの世に小さき者としておいでになり、その偉大さを小ささの中に表されます。 クリスマスにあたり、イエスに何を願ったらよいでしょうか。小ささという恵みです。「主よ、小ささを愛することを教えてください。真の偉大さに達する道を理解させてください」。 小ささを受け入れるとは、具体的に何を意味するのでしょうか。まず、神はわたしたちの生活の小さなことの中においでになると信じることです。神は日頃の生活の中に住まわれ、家庭や、学校、仕事における、わたしたちの日々の出来事の中においでになることを望まれます。神はわたしたちの毎日の生活の中で、偉大なことを実現することを望まれます。 これこそ大きな希望のメッセージです。イエスは、わたしたちの日常生活の小さなことの中に価値を見つけ、大切にするよう招いています。イエスが毎日の小さなことの中に、共にいてくださるならば、いったいこれ以上、何が欠けていると言うのでしょうか。わたしたちの生活にありもしない偉大なことに対する、羨望や不平不満を捨てましょう。 小ささを受け入れるとは、別のことをも意味します。今日の小さき人々の中にイエスを抱擁することです。貧しい人々の中にイエスを愛するとは、すなわちこれらの人々に奉仕することを意味します。まさに彼らこそがイエスの誉れなのです。 もう一度、プレゼピオを見つめましょう。そこには、お生まれになったイエスが小さき人々、貧しい人々に囲まれているのを見るでしょう。彼らは誰でしょうか。それは羊飼いたちです。それは最も素朴で、最も主の近くにいる人たちです。 イエスは羊飼いたちの近くに、辺境の忘れられた人たちのそばにお生まれになりました。イエスは人間の尊厳が試練に置かれた場所に生まれました。イエスは疎外された人々を尊厳ある者とするために、そして、特にこれらの人々にご自分を啓示するために来られました。教養や地位のある人々ではなく、貧しく働く人々のところに来られたのです。 この夜、神は辛い労働を尊厳であふれさせるために来られます。そして、それは人間に尊厳を与えるために仕事がいかに大切であるかを、また同時に、人間の仕事に尊厳を与えることの大切さをも思い出させてくれます。なぜなら人間は仕事の主であって、仕事の奴隷ではないからです。この生命の日に言いましょう、「仕事上の死を繰り返してはならない」と。そのためにわたしたちは努力しなければなりません。 主の降誕の福音に忠実に、そこに行くことはためになることです。そこには聖家族、羊飼い、東方の博士たち、歩むすべての人たちがいます。兄弟姉妹の皆さん、さあ歩き出しましょう。なぜなら人生は巡礼だからです。起き上がり、目を覚ましましょう。この夜、一つの光が灯されたからです。その優しい光は、わたしたちの小ささにおいて、わたしたちが愛された子、光の子であることを思い出させます(参照=1テサロニケ5・5)。一緒に喜びましょう。誰もこの光を決してかき消すことはできないからです。それはイエスの光、この夜から世界に輝く光です。□ ―――――――― ◎教皇、クリスマス・メッセージと祝福「ウルビ・エト・オルビ」 【CJC】教皇フランシスコは12月25日正午過ぎ、聖ペトロ(サンピエトロ)大聖堂の中央バルコニーに立って、クリスマスのメッセージを読み上げると共に、ローマと全世界に向けた公式祝福「ウルビ・エト・オルビ」(都市と世界へ)を贈った。バチカン・ニュース(日本語)によって紹介する。 教皇のメッセージはおよそ以下のとおり。 親愛なる兄弟姉妹の皆さん、主のご降誕のお慶びを申し上げます。 世界を創造し、歴史と人類の歩みに意味を与える神の御言葉は、肉となり、わたしたちの間に住むためにこの世に来られました。小さなささやき、軽い息吹のように現れたその訪れは、神秘に開くすべての人の心を驚きで満たすのです。 神の御言葉は、わたしたちと対話するために人となられました。神は一方的に話すことなく、対話を望まれます。なぜなら、父と子と聖霊である、神ご自身が対話であり、愛と生命の永遠で尽きることのない交わりだからです。 生きた御言葉となって世に来られた神は、わたしたちに出会いと対話の道を示されました。いや、むしろ、わたしたちがこの道を知り、信頼と希望のうちに歩むことができるようにと、神ご自身がこの「道」となられました。 実際、わたしたちのまわりに、そして全世界に、真の平和の源である救い主の誕生が告げられる中、いまだ多くの紛争や、危機、矛盾が見られます。それらはもはや終わりがないように思われ、わたしたちはもうほとんど気にも止めないかも知れません。わたしたちは沈黙のうちに過ぎていく多くの悲劇の中に埋もれ、これほどにもそれに慣れてしまったのです。多くの兄弟姉妹たちの苦しみと絶望の叫びでさえも、もはやわたしたちの心の耳には届かないかもしれないのです。 シリアの人々に思いを向けましょう。十年以上にわたり内戦が続くシリアでは、多くの犠牲者と数えきれない難民を出してきました。イラクにも目を向けましょう。そこでは長い紛争を経て、いまだ復興に苦労しています。イエメンから上がる子どもたちの叫びを聞きましょう。イエメンでは、皆から忘れられた悲劇が何年も沈黙のうちに進行し、毎日多くの死者を出しています。 イスラエルとパレスチナ間の長引く緊張を思い出しましょう。解決のないままに続くこの状況は、社会・政治にますます多くの影響を及ぼしています。ベツレヘムを忘れてはなりません。イエスがお生まれになったその地では、パンデミックから来る経済危機に苦しんでいます。パンデミックが中東への巡礼を妨げ、地元住民の生活にマイナスの影響を与えています。レバノンを思いましょう。同国では、これまでにない危機に覆われ、その経済・社会の状況は大変懸念されるものです。 幼子イエスよ、中東と全世界に平和と調和をお与えください。祖国から逃げざるを得なかった人たちへの人道支援に取り組む人たちを支えてください。アフガニスタンの人々を慰めてください。アフガニスタンでは、40年以上も続いた紛争のために、多くの人々が祖国を後にしなければなりませんでした。 人々の王よ、緊張と対立に疲弊した社会に平和をもたらすために、政治家たちを助けてください。ミャンマーの人々を支えてください。そこでは不寛容と暴力がしばしばキリスト教共同体や信仰の場をも攻撃し、国民の平和な顔を曇らせています。 幼子イエスよ、逆境に負けず、出会いと対話を信じそのために働く人たちの光と支えとなってください。そして、ウクライナに紛争が広がらないようとどめてください。 平和の君よ、エチオピアが、国民の必要を第一にし、誠実な対応を通して、和解と平和の道を見つけることができるよう、見守ってください。国際的なテロリズムの暴力を受けているサヘル地域の人々の叫びを聞いてください。社会の分裂や、失業、経済的不平等に苦しむ北アフリカ諸国の人々に眼差しを向けてください。スーダンや南スーダンの内戦に傷つく多くの兄弟姉妹の苦しみをいやしてください。 アメリカ大陸の人々の心に、対話と相互尊重、すべての人の権利と文化価値を認めることを通して、連帯と和解と平和的共存の精神が勝るよう助けてください。 神の御子よ、パンデミックの中で横行する、女性への暴力の犠牲者たちを慰めてください。いじめや搾取の対象とされた子どもたちや青少年に希望を与えてください。お年寄りたち、中でも孤独な高齢者に、慰めと愛情をお与えください。教育にとって最も重要な場であると同時に社会の基礎である家庭に、平安と一致をもたらしてください。 わたしたちと共におられる神よ、病者に健康を与え、すべての善意の人々に、この医療危機とその影響を克服するためにふさわしい解決法を見出させてください。最も貧しい人々に必要な治療と、特にワクチンが行き渡るよう皆の心を寛大なものにしてください。家族や、病者、最も弱い立場の人々の世話に献身する人々に報いてください。 ベツレヘムの幼子よ、最近の紛争による多くの戦争捕虜、市民や兵士たち、政治的理由で拘束されている人々が早く帰宅できるようお助けください。わたしたちが移民や難民の悲劇に無関心でいないようにしてください。彼らの眼差しは、わたしたちが見て見ないふりをしないよう、同じ人間である者たちを拒まないよう、彼らの身の上に関心を持ち、その悲劇を忘れないようにと懇願しています。 人となられた永遠の御言葉よ、わたしたちが共通の家である地球を大切にできるよう助けてください。地球もまた、しばしばわたしたちの無関心な扱いによって苦しんでいます。次世代が生命を尊重した環境で生きることができるよう、効果的な合意への到達のために政治家たちを励ましてください。 すべての皆さまに、主のご降誕のお喜びを申し上げます。□ ―――――――― ◎中国の学校でクリスマス禁止令 「西側の価値観」浸透を警戒か 【CJC】中国広西チワン族自治区融安県の教育局は12月24日までに、幼稚園や小中学校でクリスマスを祝うイベントを禁止する通知を出した。上海発共同通信が中国メディア報道として伝えた。キリスト教などの「西側の価値観」の浸透を警戒する中国指導部の意向を受けた措置とみられる。 教育局は20日付の通知で「西洋の祝日が、わが国の伝統文化に打撃を与えている」と強調。教師や児童らが学校内外で西洋の祝日を祝うイベントを禁じるとし、発見した場合には公安局に通報するよう呼び掛けた。 黒竜江省ハルビン市の勝利小学校も23日、保護者や教員、児童に宛てた「西洋の祝日を過ごすことを拒絶する」提案書を公表した。□ ―――――――― ◎豪「パイロット牧師」が奥地にクリスマスの祝福届ける 【CJC】ブロークンヒル(豪ニューサウスウェールズ州)発ロイター通信が、夏を迎えたオーストラリアの奥地にやってくるサンタクロースの移動手段は、単発機「セスナ182」だ、と紹介している。 「パードレ・デーブ」と呼ばれ親しまれているデービッド・シュリンプトン牧師(57=オーストラリア合同教会)は操縦免許も得て、同州西部の「教区」に散在する牧場や農場の信徒数千人にクリスマスの祝福を与えに行く。2003年以来、国内でも最も交通の不便なコミュニティーのいくつかを飛び回り、「迷える子羊たち」に語りかけ、彼らの声に耳を傾けて来た。 しかし、オーストラリアが世界で最も厳格な水準の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策を導入してからは、それもほとんど休止した。「パードレ・デーブ」としては、「エッセンシャル・ワーカー」扱いを要求し、22万5000平方キロメートルにわたる地域で年4回実施している訪問スケジュールを維持することもできた。だが彼は、ウイルスを拡散させるリスクを最小限に抑えるため、電話で信徒たちの様子を尋ねる方法を選んだ。 行動制限が緩和される中で、シュリンプトン牧師はいま再び操縦桿を握ろうとしている。何年にもわたり経験してきた「いつものクリスマス」にできるだけ近い形で信徒たちと交流したいというのが彼の願いだ。牧場主や農場主、学校の生徒、教会に通う真面目な信徒、さらに信仰のない人でも、誰に対してもシュリンプトン牧師は心を寄せている。 「再び出かけていって、また皆に会えるのは素晴らしい。また学校を訪れて子どもたちの顔を見て、人里離れた土地に暮らす大人たちに再会して、彼らは忘れられていないのだと伝えるのは大きな喜びだ」。ブロークンヒルの自宅に近い小さな空港でロイターの取材に応じたシュリンプトン牧師は、そう語った。 それぞれパブ1軒しかない数々の町、羊や牛を飼育する牧場、先住民コミュニティー、少数の生徒しかいない学校で構成された緩やかなネットワークにとっては、パンデミックもまた、5年近くにわたる干ばつに続く、相次ぐ逆境の一つにすぎない。 「このあたりの人の多くは頑健でタフだが、弱いところもある。何人かは干ばつで打ちのめされてしまった」と語るのは、プンカリーという小さな町で何年もシュリンプトン牧師に宿を提供してきた元パブ店主のジョシュ・シアードさん。町の外に立つ看板には「人口84人」とある。だが地元の人は「今はずっと少ない」と教えてくれるだろう。 プンカリーの公立学校の生徒は5人。自宅のインターネット接続環境は芳しくなく、ロックダウン中はオンラインでの学習や友達付き合いに不自由していた。彼らが年末の表彰式の日をワクワクしながら待っているのは、もっぱら出席する人物ゆえだ。 「ディスコミュージックをかけて皆で踊る、賞をもらう、お芝居を演じる、といったことは分かっていても、あと数日というときに彼らが口にするのは、『パードレ・デーブはいつ来るの?』という言葉だ」とこの学校のアリソン・キング教頭は語った。 シュリンプトン牧師は、この2年間、社会的な交流に課せられた制限によって影響を受けたという点では、自分も信徒たちと同じだと述べ、今回の訪問は「よりよい時代、もっと明るい未来」の始まりになるだろうと語った。 「誰かと一緒にいることを楽しみ、都会を遠く離れた土地に住む人からは、昨年のクリスマスとは違って家族と再会できることを心待ちにしている、という声が届いている」。□ ―――――――― ◎韓国の「オミクロン株」感染者計246人に、新たに12人確認 【CJC】ソウル発聯合ニュースによると、韓国の中央防疫対策本部は12月23日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染者が12人増え、計246人になったと発表した。 新たに感染が確認された12人のうち海外からの入国者が8人。7人は米国から、1人は英国から入国した。米国では「オミクロン株」が「デルタ株」に代わり主流になっており、英国でも「オミクロン株」の感染者が急増している。ほかの4人は国内で感染が確認された。 国内の各地で海外からの入国者を起点とする「オミクロン株」の感染が広がっている。防疫当局によると、ナイジェリアを訪問した牧師夫婦が通う仁川市の教会に関連して70人以上、イランからの入国者を通じて全羅北道などで60人以上の感染がそれぞれ確認された。□ ―――――――― ◎サグラダ・ファミリア「聖母マリアの塔」完成、先端の星に点灯 【CJC】AFP通信報道によると、スペイン・バルセロナで建設中のサグラダ・ファミリア(聖家族)教会で2番目に高い「聖母マリアの塔」が完成し、12月8日、塔の先端に設置された重さ5・5トンの星の飾りが塔とともにライトアップされた。 建築家アントニ・ガウディが設計したサグラダ・ファミリアは、1882年に着工され、完成すれば18の尖塔(せんとう)がそびえ立つ予定。 最も高い尖塔は172メートルで、聖母マリアの塔はそれに次ぐ138メートル。すでに完成した九つの塔の中では最も高く、尖塔の完成は1976年以来。□ ―――――――― 《メディア展望》 =カトリック新聞(12月26日)=http://www.cwjpn.com/cwjpn/ ▼仙台教区に新司教=教皇、ガクタン被選司教を任命 ▼2021年度第2回臨時司教総会=来年度活動方針など報告 ▼正義と平和全国集会2021大阪大会=すべてのいのちを守ろう=30の分科会を配信 1200人が参加 =KiriShin(12月25日)=http://www.kirishin.com ▼「日めくりアドヴェントカレンダー」=降誕を祝い余韻楽しむ=イラストレーター yme graphics/三輪義也さんインタビュー ▼季刊「Ministry」=年明け50号で区切り=他誌と一線画する12年の歩み ▼天草四郎が島原城を自ら案内=最新技術と声優のコラボで新たな客層を開拓 ▼日本国際ギデオン協会70周年に問う(早川東助=同協会元全国会長) ▼韓国で感染が本格化か=接触者も「オミクロン」確定判定 =クリスチャン新聞(12月19日・26日)既出=http://クリスチャン新 聞.com ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ■
by cjc-skj
| 2021-12-27 23:49
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