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┏週刊━━━━━ ┃世界 ┃キリスト教 ┃情報No.1606 ┗━━━━━━━ 2021.11.1 = 目 次 = ▼米大統領、就任後初の教皇謁見へ=気候変動など話題に ▼米大統領、妊娠中絶論争の中で教皇と異例の長時間謁見 ▼米大統領、ローマの教会で聖体拝領受ける 米国内では異論も ▼韓国の文大統領、欧州歴訪中にバイデン氏と会談も ▼教皇、COP26会議の実りを祈る ▼教皇がインド首相の訪印招請受け入れ ▼《メディア展望》 ―――――――― ◎米大統領、就任後初の教皇謁見へ=気候変動など話題に 【CJC】バチカン市発ロイター通信によると、ジョー・バイデン米大統領が10月29日、バチカン(ローマ教皇庁)で就任以来初めて教皇フランシスコに私的に接見する。ジェイク・サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)が26日、記者団に明らかにした。この場で気候変動や移民、所得格差などについて意見交換すると述べたが、物議をかもしている妊娠中絶問題が含まれるかどうかは不明。 バイデン大統領は敬けんなカトリック教徒で、定期的にミサに出席し、大統領執務室のデスクの後ろには教皇の写真を飾っている。 人工妊娠中絶については、個人的には反対だが、選挙で選ばれた指導者として自身の考えを強制できないと発言している。保守派のカトリック系メディアや司教たちはこの立場を批判し、民主的に選ばれた大統領にはミサの中核である聖体拝領を禁止すべきとの声もある。□ ―――――――― ◎米大統領、妊娠中絶論争の中で教皇と異例の長時間謁見 【CJC】バイデン米大統領は10月29日、バチカン(ローマ教皇庁)で教皇フランシスコと私的に謁見した。カトリック教徒のバイデン氏が人工妊娠中絶権を支持していることが米国内で論争になっている中、バチカンによると会談は1時間15分と異例の長時間となったことに、世界のメディアが注目している。 2017年のトランプ前大統領との会談は約30分間、14年のオバマ元大統領との会談は約50分間だった。 中南米出身としては初のローマ教皇と米国史上2人目のカトリック教徒の大統領との会談は、中絶問題に教会内で激しい議論がある中で実施された。 ミサに定期的に出席し、執務室に教皇の写真を飾っている大統領は個人的には人工中絶に反対しているが、公選の指導者として個人的意見を強制はできない立場。 教皇は9月、米国の聖体拝領の議論に関し、中絶は「殺人」だと記者団に述べていた。しかし、教皇は米国のカトリック司教たちがこの問題を司牧的ではなく、政治的に扱っている、と批判したようだ。□ ―――――――― ◎米大統領、ローマの教会で聖体拝領受ける 米国内では異論も 【CJC】ローマ発ロイター通信によると、バイデン米大統領は10月30日、ローマの米大使館近くにある聖パトリック教会でミサに参列、聖体拝領を受けた。内部の人物が明らかにした。大統領はローマで開催された20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に出席していた。 前日には教皇フランシスコに謁見、その後、教皇から聖体拝領を認められる「良きカトリック教徒」だと言われたと明らかにした。 大統領が人工妊娠中絶の権利を擁護する姿勢を示していることから、米国の保守派カトリック司教らは大統領の聖体拝領を認めないよう求めている。大統領はワシントンで定期的にミサに参列して聖体拝領を受けており、ワシントン大司教でもあるウィルトン・グレゴリー枢機卿はこれを阻止する措置を取っていない。□ ―――――――― ◎韓国の文大統領、欧州歴訪中にバイデン氏と会談も 【CJC】ソウル発聯合ニュースは、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が10月28日~11月5日の欧州歴訪中にジョー・バイデン米大統領と会談する可能性があることが25日分かったと報じている。 文大統領は今回の歴訪で、バチカンを公式訪問するほか、イタリア・ローマで開かれる20カ国・地域首脳会議(G20サミット)や英グラスゴーで開催される国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)に出席。英国訪問後はハンガリーを国賓訪問する。 韓国青瓦台(大統領府)高官はこの日、記者団に対し、歴訪中に韓米首脳会談が開催される可能性について、「G20やCOP26などで、どのような形であれ会う可能性があると予想する」と述べた。 ただ、「具体的な日程が決まったわけではない。韓米首脳会談も決まったことはない」と説明した。公式会談ではない略式会談になる可能性も念頭に置いたものと受け止められる。 青瓦台によると、文大統領は10月29日午前にバチカンで教皇フランシスコと会談し、30日午前から2日間、G20サミットに出席する。□ ―――――――― ◎教皇、COP26会議の実りを祈る 【CJC】教皇フランシスコは、10月31日の日曜正午の祈りで、同日、英国グラスゴーで開幕した国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)が有意義なものとなることを希望された。バチカン・ニュース(日本語)によって紹介する。 地球の叫びと貧しい人々の叫びが聞き入られるように祈ろう、と教皇は招きつつ、この会議が未来の世代に具体的な希望を与える有効な回答をもたらすことができるよう願った。 この会議に合わせ、「ラウダート・シ」をテーマにした写真の展覧会が、同日、バチカンの聖ペトロ(サン・ピエトロ)広場の柱廊で始まったことを教皇は紹介した。 COP26会議と、教皇フランシスコのエコロジーを扱った回勅「ラウダート・シ」を背景に、「変化を生むための感動」をタイトルに掲げる写真展は、バングラディシュ出身の写真家、アサフ・ウド・ダウラ氏の作品を、作家・演出家、リア・ジョヴァナッツィ・ベルトラミ氏による構成で展示したもので、聖ペトロ広場の左柱廊を会場に、11月8日まで開催されている。□ ※画像参考=バチカンで開催の写真展「変化を生むための感動」の作品の1点 https://www.vaticannews.va/content/dam/vaticannews/multimedia/2021/10/28/122015903_965771733922523_1153238435040528761_n.jpg/_jcr_content/renditions/cq5dam.thumbnail.cropped.1000.563.jpeg ―――――――― ◎教皇がインド首相の訪印招請受け入れ 【CJC】バチカン市発ロイター通信によると、教皇フランシスコが10月30日、インドのモディ首相の訪印招請を受け入れたことが分かった。 ローマで開催された20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に出席したモディ首相が、インド首相としては20年超ぶりにローマ教皇に謁見し、その際に招請したという。2017年にも訪印が模索されたが、とん挫した経緯があり、インドとバチカン(ローマ教皇庁)の関係の変化がうかがわれる。 インドは人口の80%がヒンドゥー教徒。カトリック教徒は、人口の約1・5%に当たる2000万人。 教皇は2016年、翌年のバングラデシュ訪問とともに「ほぼ確実に」インドを訪れると発言していたが、インドのカトリック教徒の指導者たちが首相を説得できず、実現しなかった。□ ―――――――― 《メディア展望》 =カトリック新聞(10月31日)=http://www.cwjpn.com/cwjpn/ ▼シノドス準備期間の歩み=全世界の教区で始まる ▼教皇、奇跡を認定=ヨハネ・パウロ1世列福へ ▼教皇、一般謁見を再開=自由は押し付けないこと ▼CD=フランシス・コーイ『ヴァイオリン協奏曲、他』 =KiriShin(10月21日・既報再録)=http://www.kirishin.com ▼〝変わるものと変わらないもの〟=日基教団東中野教会=コロナ禍めぐりオンラインでセミナー ▼世界代表司教会議で教皇が開会ミサ ▼日本同盟基督教団=宣教130周年記念大会で宣言発表 ▼「靖国神社に真榊奉納しないで」=NCC靖国問題委ほか岸田首相に声明 ▼「憲法9条を平和賞に推す会」=岩村義雄氏らが報告 =クリスチャン新聞(10月31日)=http://クリスチャン新聞.com ▼武雄・熱海での災害支援活動を報告=コロナ持ち込まない支援心がけ=全キ災第4回会合 ▼ハンガーゼロ「オンライン世界食料デー大会」配信=楽しみながら〝飢餓〟を知る ▼COP26気候サミットのため=8テーマで「創造的な祈り」 ▼岸田首相、閣僚ら靖国神社へ=「真榊」奉納=バプ連靖国委ら中止要請 ▼アフガニスタン難民援助に中東の教会は懸命 ―――――――― ■
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| 2021-11-01 21:01
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