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┏週刊━━━━━ ┃世界 ┃キリスト教 ┃情報No.1583 ┗━━━━━━━ 2021.5.24 = 目 次 = ▼2021年の「テンプルトン賞」は霊長類学者ジェーン・グドール氏に ▼教皇、香港司教にイエズス会の周守仁神父を任命 ▼教皇がミャンマー人信者に特別ミサ、「イエスの祈りに注目を」 ▼教皇が一般謁見で「霊的生活の進歩と、忍耐力を養うこと」 ▼NYで暴行被害に遭ったフィリピン系女性、攻撃者を許し「彼のために祈った」と中国紙報道 ▼インドネシア中部テロでキリスト教徒の男性4人斬首 ▼《メディア展望》 ―――――――― ◎2021年の「テンプルトン賞」は霊長類学者ジェーン・グドール氏に 【CJC】米ジョン・テンプルトン財団は5月20日、「テンプルトン賞」の今年の授賞者に、チンパンジーの研究で知られる霊長類学者のジェーン・グドール氏(87)を選出したと発表した。 グドール氏は、野生のチンパンジーの行動調査を通して、それまで人類固有と考えられていた道具を使う能力がチンパンジーにも存在することを証明した。1977年、野生動物研究・教育・保護機関「ジェーン・グドール研究所」(JGI)を設立。2002年にコフィ・アナン国連事務総長より国連平和大使に任命された。2003年にエリザベス2世より霊長類学研究に対し大英帝国勲章を授与された。2007年、京都大学から名誉博士号を授与。 テンプルトン財団は、「その画期的な発見は、相互に結び付いた世界における人類の役割に対する理解を変えた」と授賞理由を説明。「彼女の提唱は、この地球上の生命を大切にするという人類の大きな目的を示している」と評価した。 故ジョン・テンプルトン氏によって1972年に設立された「テンプルトン賞」は、150万ドル(約1億6千万円)以上の賞金が贈られる世界最高額の年間個人賞であることから、「宗教界のノーベル賞」とも呼ばれている。 第1回の受賞者はマザー・テレサで、テゼ共同体の創立者であるブラザー・ロジェや米大衆伝道者のビリー・グラハム氏らが受賞している。昨年は、米国立衛生研究所(NIH)所長で信仰と科学の調和を目指す「バイオロゴス財団」の創設者フランシス・コリンズ氏が受賞した。 著作も多数あり、「罪なき殺し屋たち」(H・バン・ラービック共著、藤原英司訳=平凡社、1972)、「森の隣人:チンパンジーと私」(河合雅雄訳=平凡社、1973)、「野生チンパンジーの世界」(杉山幸丸、松沢哲郎監訳=ミネルヴァ書房、1990)、「チンパンジーの森へ――ジェーン・グドール自伝」(庄司絵里子訳=地人書館、1994)、「森の旅人」(フィリップ・バーマン共著、上野圭一訳、松沢哲郎監訳=角川書店、2000)、「リッキーとアンリ――みなしごチンパンジーと犬の友情物語」(赤尾秀子訳=BL出版、2005)、「ジェーン・グドールの健やかな食卓」(ゲリー・マカボイ、ゲイル・ハドソン共著、柳下貢崇、田中美佳子訳=日経BP社、2011)などが日本語に訳出されている。□ ―――――――― ◎教皇、香港司教にイエズス会の周守仁神父を任命 【CJC】教皇フランシスコは5月17日、香港の新たな司教としてイエズス会の周守仁神父(61)を任命した。ロイター通信が報じた。 バチカンと中国が対立し、香港の人権問題で西欧諸国の懸念が高まる中での大幅に遅れた任命となった。 周氏は、前司教の楊鳴章氏が2019年1月に死去して以降、代理責任者を務めた湯漢枢機卿の後を継ぐ。 香港のキリスト教徒は、香港の自由を擁護するために積極的に行動することを求める一派と、対立を抑えたい派で別れている。新しい司教はこうした緊張を和らげる必要がある、とロイター通信は指摘する。 高位聖職者は周氏が中間的な存在であると言う。米国で教育を受け香港のカトリック学校を長年監督した経験から、教会だけでなく広範なコミュニティとつながりがある。 バチカンと中国は、正式な外交関係を結んでいないが、昨2020年9月に中国の司教任命に関する暫定合意を2年間延長した。 司教任命に詳しい聖職者は「正式な外交関係がなく、バチカンが暫定合意に対して不安を抱いていることから、次の司教は信者を守りつつ、双方の懐疑心を和らげるため向こう数年間重要な役割を担う」と述べている。□ ―――――――― ◎教皇がミャンマー人信者に特別ミサ、「イエスの祈りに注目を」 【CJC】教皇フランシスコは5月16日、イタリアに住むミャンマー人信者に向けてバチカンの聖ペトロ(サン・ピエトロ)大聖堂で特別ミサを実施し、ミャンマーの人々は悪魔を前に失望し、分裂を許してはならないと述べた。バチカン・ニュース始め現地駐在記者の報道を紹介する。 これまでミャンマー情勢と市民の置かれた状況に心を寄せられてきた教皇は、同国の平和を祈るために、ローマ在住のミャンマー出身の信者たちと共に、このミサをとり行われた。ミサ中の第一、第二朗読などの聖歌には、ビルマ語が使用された。 教皇は説教で、特にイエスが「彼らを守ってください」(ヨハネ17・11)と祈っておられることに注目。イエスの祈りにある、「守る」という動詞を取り上げながら、ミャンマーが暴力と紛争と弾圧に覆われた今、わたしたちは何を「守る」ように呼ばれているのだろうか、と問いかけた。 イエスはご自身に世のすべての罪を引き受けながら、今この時もわたしたちを愛し、わたしたちのために祈っておられる、と教皇は話した。 ミャンマーでは2月1日のクーデターで軍政が権力を掌握、抗議活動は流血を伴う弾圧を受けている。ミャンマーは仏教国で、カトリック信者は80万人に満たない。2017年に同国を訪れた教皇は、繰り返しこのクーデターを非難している。□ ―――――――― ◎教皇が一般謁見で「霊的生活の進歩と、忍耐力を養うこと」 【CJC】教皇フランシスコは5月19日、バチカンの聖ダマソの(コルティーレ・ディ・サン・ダマソ)を会場に、水曜恒例の一般謁見を行った。バチカン・ニュースが報じた。 先週より、教皇は信者の参加を得て一般謁見を行われている。 謁見中のカテケーシスで、教皇は「キリスト教的祈り」をめぐり、祈りの中で経験する「散漫・心の潤いの欠如・倦怠感」の問題について考察された。 祈る時、よく体験する困難として、教皇はまず「散漫」を挙げられた。 祈りにはしばしば散漫さが紛れ込むものであり、実際、人間の思考は一つのところに留まっていることは難しい、と教皇は述べた。 散漫さ自体には罪はないが、それとは戦うべきである、と述べた教皇は、キリスト教信仰の遺産である、「つねに目覚めている」という徳を、散漫に対抗するものとして示された。 そして、教皇は、イエスはよく花婿の到着や主人の帰りを待つ者のたとえを通して、主の再臨を目覚めて待つことの大切さを弟子たちに説いていることを指摘。 それがいつかは知らなくても、わたしたちの貴重なそれぞれの瞬間を散漫さの中に無駄に費やしてはならない、と教皇は語り、主が帰って来られた時、真に重要なことのために集中し勤勉に働いている姿を見られるしもべたちは幸いである、と説かれた。 次に、教皇は、祈りにおける「心の潤いの欠如」を見つめられた。 教皇はこの状態について、「放心状態での祈りの中で、思考や記憶や感情、霊的なものさえ、味気ないものに感じられることがある。それは、イエスとともに死の苦悩と墓の中にじっと踏みとどまる純粋な信仰のひとときである」と説明。 なぜ心が乾いた状態になるのか、多くの場合、わたしたちにはその理由はわからないが、その原因が自分自身であることもあれば、ある種の内的・外的生活の状況において神がそうした状態を許される場合もある、と話された。 そして、教皇は、多くの霊性の師たちの信仰生活とは、慰めと苦悩を交互に体験することにあったと振り返った。 最後に、祈りの際の「倦怠感(怠惰)」について、教皇は、それは祈りにおける真の誘惑であるのみならず、キリスト教生活そのものに対抗する誘惑である、と話された。 精神の高揚の後で、意気消沈してしまう傾向に対し、いったいどうしたらよいのだろうか。教皇は倦怠感に陥らないためには、つねに歩み続けることを学ばなければならない、と強調。 霊的生活の進歩とは、恍惚状態を増すことにあるのではなく、困難の時に忍耐する力を養うことにある、と述べ、つねに歩み、疲れた時は少し立ち止まり、また忍耐をもって歩み始めることが大切、と語った。 教皇は、ヨブほどの聖性と忍耐を持たないわたしたちでも、悲嘆の末に、天に向かっていくつもの「なぜ?」を叫べば、神はきっとわたしたちに答えてくださるだろう、と話した。 神に対して、少し腹を立て「なぜ?」と問うことは、御父の心をわたしたちの惨めさや困難に引き付けることになる、と述べた教皇は、わたしたちの時には激しく苦渋に満ちた言葉も、神は父の愛をもって耳を傾け、それを一つの信仰の行為、一つの祈りとして受け入れてくださるだろう、と説いた。□ ―――――――― ◎NYで暴行被害に遭ったフィリピン系女性、攻撃者を許し「彼のために祈った」と中国紙報道 【CJC】在京の通信社レコード・チャイナが、中国紙・環球時報が伝えたとして、米ニューヨーク市中心部のマンハッタンでホームレスの男に蹴り倒されるなどの暴行を受けたフィリピン系女性ビルマ・カリさんがこのほど、攻撃者を許したとした上で、「彼が祈りを必要としていると感じたので、私は彼のために祈った」などと語った、と紹介している。 65歳のカリさんは今年3月29日、教会に向かう途中で38歳のホームレスの男から頭を蹴られるなどの暴行を受けた。現場前のビルの中には警備員もいたが、全く助けようとしない様子を収めた動画が公開され、米社会に衝撃が広がった。 カリさんは「身体的には順調に回復しているが、精神的、感情的にはまだ正常な状態に戻っていない」とも話している。□ ―――――――― ◎インドネシア中部テロでキリスト教徒の男性4人斬首 【CJC】世界最大のイスラム教国インドネシアの一部地域では近年、キリスト教徒を狙ったテロ事件が続発している。中部スラウェシ州で5月11日、キリスト教徒の男性4人が斬首されるテロが発生した、とキリスト教迫害監視団体「オープン・ドアーズ」インドネシア支部が報じた。 テロはスラウェシ州ポソ県カリマゴ村で発生、過激派組織「イスラム国」と関係があるとされるインドネシアのテロ組織「東インドネシアのムジャヒディン」(MIT)の犯行と見られている。 年齢は42歳から61歳という犠牲者のうち2人はママサトラジャ教会のメンバー。別の1人はトラジャ教会のメンバーで、残り1人は同じ地域のカトリック教会から来ていた。 オープン・ドアーズは、キリスト教徒に対する迫害が厳しい50カ国をまとめた「ワールド・ウォッチ・リスト」を毎年発表しており、インドネシアは現在47位にランクされている。□ ―――――――― 《メディア展望》 =カトリック新聞(5月23日)=http://www.cwjpn.com/cwjpn/ ▼聖地の教会指導者、武力衝突の拡大を憂慮 ▼教皇、全世界に訴える=ワクチン特許放棄の支持=利益より公衆衛生優先を ▼教皇、祈りの力を説く=対面の一般謁見を再開 ▼教皇、「カテキスタは召命」=公式な奉仕職として制定 ▼第33回校長・理事長・総長管区長の集い=「いつくしみ」の神学=若松英輔氏が講演 =KiriShin(5月21日)=http://www.kirishin.com ▼入管法改悪に抗議=キリスト者も連帯の〝シットイン〟=「人道に反する問題」 ▼日韓NCCが共同声明=汚染水海洋放出計画の撤回求める ▼国民投票法改訂案の強行採決と原発再稼働に日本YWCAが抗議 ▼首相・閣僚の真榊奉納に抗議=NCC靖国問題委が声明 ▼聖職者に愛国義務=強まる宗教「中国化」 =クリスチャン新聞(5月23日)=http://クリスチャン新聞.com ▼岡山に新書店 「Le Livre 街の灯」 ▼憲法9条は『神の国』にふさわしい=ヤスクニ学習会「若者と考える憲法改正と教会」=山口陽一・東京基督教大学学長が講演 ▼ローザンヌ神学部会「コロナ禍」ウェビナー=信仰、希望、愛の実践を=オンラインで開催 ▼福音主義神学会=今春は研究会をオンライン開催 ▼教文館で「星野富弘花の詩画展2021」=「危機」の毎日で生まれる表現 ―――――――― ■
by cjc-skj
| 2021-05-24 13:48
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