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┏週刊━━━━━
┃世界 ┃キリスト教 ┃情報No.1366 ┗━━━━━━━ 2017.3.27 (連絡先:ckoriyama@gmail.com=ご連絡いただく際は「@」を半角にしてください。) ≪訂正連絡≫ 3月20日付け≪米の慈善団体『コンパッション』がインドから全面撤退≫の本文第2節に≪毎月350万ドル(約4000万円)≫とあるのを≪毎月350万ドル(約4億円)≫に訂正します。 = 目 次 = ▼聖墳墓教会の「イエス・キリストの墓」修復終え一般公開 ▼教皇がミラノ大司教区を日帰りで司牧訪問 ▼将来像ないEUの崩壊を教皇懸念 ▼エジプトへ18回目の教皇司牧訪問 ▼教皇が来年の訪日検討へ ▼インドネシアで教会建設に抗議する住民と警官隊衝突 ▼≪メディア展望≫ ―――――――― ◎聖墳墓教会の「イエス・キリストの墓」修復終え一般公開 【CJC】エルサレムの旧市街にある聖墳墓教会で、イエス・キリストの墓があるとされる聖堂「エディクラ」の修復が 世界中から何千人もの信者が集まるイースターを控え完了し、このほど一般に公開された。 聖墳墓教会は、イエス・キリストが十字架に架けられたゴルゴダの丘とされる場所に336年に建設され、その後、増改築が繰り返されてきた。 教会の中心部にある聖堂は、倒壊の危険があるとの指摘を受け、共同で管理する6宗派の協議が行われ、2016年6月から修復作業が始まった。 エディクラは石灰岩と大理石でできた構造物で、4世紀以来、十字架にかけられたキリストが埋葬された場所と伝えられてきた。 米メディア『CNN』などによると、修復プロジェクトは『ワールド・モニュメント財団』(WMF=本部ニューヨーク)が監修し、ギリシャのアテネ国立技術大学の研究者率いる幅広い専門家や技術者のチームが9カ月がかりで作業を行ってきた。 作業は信者の祈りを妨げないよう、主に夜間に実施した。まず土台部分を修復し、続いて欠け落ちた石積みを元の場所に戻してチタン製の支えで固定した。 2016年10月には、墓を覆っていた大理石板が500年ぶりに取り外されていた。米専門誌『ナショナル・ジオグラフィック』のクリスティン・ロメイ考古学担当記者は当時CNNの取材に、「現代史上初めて、墓から大理石を取り外し、イエス・キリストの遺体が置かれたと伝えられる岩を調べることができた」と話している。 聖墳墓教会はキリスト教のカトリックやギリシャ正教会など6宗派にとっての聖地となっている。宗派間の中立性を保つため、教会の鍵はイスラム教徒の一家が何世代にもわたって引き継いできた。 エディクラはこれまで少なくとも4回、破壊されており、現在の建物は1810年、ギリシャの建築家が火災で損傷した構造を再建した。 WMFによると、今回の修復にかかった費用の総額345万ユーロ(約4億円)は個人からの寄付でまかなった。 2018年にはエディクラの構造の長期的な安定を確保し、湿気による損傷が繰り返されることを防ぐため、第2段階の修復作業を行う予定。□ ―――――――― ◎教皇がミラノ大司教区を日帰りで司牧訪問 【CJC】教皇フランシスコは3月25日、北イタリアのミラノ大司教区を日帰りで司牧訪問した。バチカン放送(日本語電子版)によると、教皇はミラノとモンツァの2都市に赴かれた。 25日朝、ローマ・フィウミチーノ空港を出発、ミラノ・リナーテ空港に到着した教皇は、まずミラノ市東部郊外フォルラニーニ地区を訪れた。 同地区は1960年代前半の都市計画に従って開発された集合住宅地。教皇はこの一角の「カーセ・ビアンケ(白い住宅)」と呼ばれる高層団地の家庭3軒を訪問。ここに住むお年寄りや病者を見舞い、イスラム教徒の家族たちと対話された。 団地の広場で行われた集いで、教皇は住民たちから手作りのストラ(祭服の一部をなす帯状の布)と、広場にある聖母像を描いた額を贈呈された。 教皇は、人々の信仰や祈り、苦労や涙が織り込まれたストラを、「人々に選ばれ人々に奉仕する」「キリストの賜物としての司祭職」のしるしとして、感謝をもって受け取った。 住民に愛されているこの聖母像について教皇は、「ミラノに来ると大聖堂の頂上の聖母像に迎えられるが、すでにミラノの入口で、聖母に迎えられて嬉しく思います」と述べた。 教皇は「最近修復を受けたばかりのこの聖母像のように、罪びとであるわたしたちから成る教会もまた絶えず修復されていく必要があります」と述べ、「特にこの四旬節にあたり、わたしたちも神のいつくしみによって心の修復、清めを願いましょう」と呼びかけた。 その後、教皇はミラノ中心部にある大聖堂(ドゥオーモ)に向かった。大聖堂に到着した教皇は、まず地下にある聖カルロ・ボロメオ(1538~1584)の墓前で祈った。 続いて、聖堂内に集ったミラノ大司教区の司祭、修道者、助祭、カテキスタらと、質疑応答形式で対話を行った。 世俗化し、多様化、多民族化、多宗教化した今日の社会の中で、教会の宣教に困難を感じるという1人の司祭の言葉に、教皇は「挑戦を恐れてはいけません。挑戦はわたしたちを成長させます」「むしろ、恐れるべきなのは、挑戦のない信仰です。一見無難にまとまった信仰、水で薄めたような信仰は役に立ちません。」と答えた。 多様化した社会を恐れず、その中で「教会は一つであること、だがその経験は様々な形をとる」ことを忘れないようにと教皇は述べ、これを教会の豊かさと認識するよう励ました。 教皇は今回のミラノ大司教区訪問の記念としてミサ用のカリスを贈った。一方、ミラノ大司教アンジェロ・スコラ枢機卿は、同教区は、教皇の名前で50軒の家を貧しい人々のために用意したと発表した。 教会関係者との集いの後、教皇は大聖堂前広場を埋めた市民に挨拶をおくり、正午の「お告げの祈り」を共に唱えた。 教皇は特別車「パパ・モービレ」で広場を回りながら、市民の熱心な歓迎に応え、祝福を与えた。 教皇は、正午過ぎ、サン・ヴィットーレ刑務所を訪問、刑務所のホールに集った約130人の受刑者をはじめ、所内をまわりながら他の受刑者や警官、職員、800人以上と会い、励ましの言葉や祝福を与えた。 受刑者らへの言葉で教皇は、わたしたちは皆罪びとであり、神に裁いてもらう存在であることを強調。神に裁きをまかせると共に、自分の罪と惨めさを見つめなければならないと述べた。 教皇は、マタイによる福音書の「お前たちは、わたしが飢えていた時に食べさせ、喉が渇いた時に飲ませ、...牢にいたときに訪ねてくれた」というイエスの言葉を思い起こしながら、「わたしにとって、皆さんはイエスです」と話した。 「格子の彼方を見つめること」の必要を説く教皇は、格子の向こうに大きく開く地平線、そこに人生や希望を求めるよう招きの言葉を述べた。 この後、教皇は代表の受刑者らと昼食を共にし、一人ひとりの話に耳を傾けられた。 日程の最後に教皇は『サン・シロ球技場』で青年やその両親、関係者など8万人と出会われた。教皇は質疑応答などさまざまな出会いの最後に「弱い者いじめ」を警告、いじめる側には絶対に立たないよう、また誰かがいじめの被害者にならないようにする、と主に約束することを求めた。□ ―――――――― ◎将来像ないEUの崩壊を教皇懸念 【CJC】英国を除く欧州連合(EU)27カ国の首脳らは3月24日、バチカン(ローマ教皇庁)を訪問し、教皇フランシスコと会談した。 25日からローマで首脳会議を開き、英離脱後のEU将来像を協議するのを控える首脳たちに、域内で勢いづいているポピュリズム(大衆迎合主義)で揺らぐEUに対し、新たな将来像を描けなければ「長期的には死に向かうリスクにさらされる」と、教皇は結束を呼び掛けた。□ ―――――――― ◎エジプトへ18回目の教皇司牧訪問 【CJC】バチカン(ローマ教皇庁)報道事務所のグレッグ・バーク所長が3月18日発表した声明によると、教皇フランシスコは4月28~29日、エジプト・アラブ共和国を司牧訪問する。 エジプトのアブドル・ファッターフ・アッ=シシ大統領、カトリック教会の司教団、コプト教会のタワドロス2世教皇、『アル=アズハル』モスクの大イマーム、シェイク・アフマド・モハメッド・エル=タイイブからの招請に応え、カイロ訪問を決めた。 教皇がイタリア以外の外国を訪問するのは18回目。□ ―――――――― ◎教皇が来年の訪日検討へ 【CJC】河井克行首相補佐官は、3月22日から24日まで、バチカン(ローマ教皇庁)を訪問、要人との会談を行った。。 河井補佐官は22日、ピエトロ・パロリン国務長官らと会談した。河井氏は、教皇フランシスコの早期訪日を希望し、被爆地の広島市と長崎市、東日本大震災被災地への訪問を期待しているとの安倍晋三首相の意向を伝達した模様。 これに対し、バチカン側は「来年の教皇訪日に向け前向きに検討する」と応じた。在バチカン日本大使館が発表した。□ ―――――――― ◎インドネシアで教会建設に抗議する住民と警官隊衝突 【CJC】インドネシア西ジャワ州ブカシ市で3月24日、キリスト教会の建設に反対する地元ムスリム数百人が抗議集会を開いた。暴徒化した参加者と警官隊が衝突し、少なくとも警官5人が負傷した。 現地邦字紙『じゃかるた新聞』が地元メディアによるとして、問題の教会はブカシ市カリアバンで建設中のサンタ・クララ教会。6500平方メートルの敷地に2016年11月に着工し、現在の工事進展率は約6割と報じている。 同市から教会の建設許可(IMB)が出た15年6月ごろ、反対運動が始まった。ラフマット・エフェンディ市長は、一貫して「建設は合法」との立場を取り、16日にも「建設中止要求は、断固として拒否する。建設許可を取り消すぐらいなら、自分を(銃器で)撃って自殺した方がましだ」と発言した。 同紙によると、ムスリムのラフマット市長は10年の就任以降、宗教間対話の組織を12郡、56村に設けるなど、寛容さで知られる。ことし1月には、キリスト教団体から「宗教的寛容の父」の称号を贈られた。□ ―――――――― 《メディア展望》 =カトリック新聞(3月26日)=http://www.cwjpn.com/cwjpn/ ★教皇、事業者に警告=雇用を奪うのは「重罪」 ★教皇、ローマの小教区訪問=「私が怖いもの?」=子どもたちの質問に答える ★南米ベネズエラ=教会と政府の関係悪化 ★新しい支援体制へ=大槌ベース閉じ拠点移す=岩手=長崎教会管区 ★4月から共学化=浜松海の星高等学校=校名も「浜松聖星高等学校」へ =キリスト新聞(3月25日)=http://www.kirishin.com ★東日本大震災から6年=心の整理やっと=痛み消えぬが希望を=各地の教会で追悼の催し ★「宗教者に言論の自由を」=米国国家朝餐祈祷会でトランプ大統領語る ★公正求めるフィリピンの女性覚え=「世界祈祷日」に全国で祈りささげる ★「ノンクリスチャンが担う教育とは」=キリスト教学校教育同盟がアンケート ★熊本地震から1周年=聖公会の支援室が体制変更 =クリスチャン新聞(3月26日)=http://クリスチャン新聞.com ★震災から6年=気仙沼で「追悼記念会 愛と希望のコンサート」=心の復興 これからが本番 ★親子の不安に光が差した=子ども保養プロジェクトふくしまHOPE=新段階へ ★日基教団救援対策本部本年3月で解散=日常でできること続く ★中国が韓国人宣教師を数十人規模で追放 ★原登氏逝去=日本キリスト伝道会設立 ―――――――― ◆世界キリスト教情報◆ご案内 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| 2017-03-27 22:02
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