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┏週刊━━━━━
┃世界 ┃キリスト教 ┃情報 No.1325 ┗━━━━━━━ 2016.6.13 (連絡先:ckoriyama@gmail.com=ご連絡いただく際は「@」を半角にしてください。) = 目 次 = ▼ソウル都心で性的少数者の権利めぐり対立 ▼教皇が7月27日からポーランド訪問 ▼教皇フランシスコ「カナの婚宴は神の限りない憐れみ、愛のしるし」 ▼米フロリダ州で銃乱射、史上最悪の犠牲 ▼エルサレムの聖墳墓が修復工事に着手 ▼ムハマド・アリ氏、故郷で追悼式 ▼≪メディア展望≫ ―――――――― ◎ソウル都心で性的少数者の権利めぐり対立 【CJC=東京】6月11日夕、ソウル都心の中区市庁前広場周辺は、光化門通りをはさんで広場側に『クィア(性的少数者)文化フェスティバル』の参加者、徳寿宮前には同性愛反対集会の参加者が集まり、それぞれ「アウト」と書かれたプラカードを掲げスローガンを叫んだ。 『中央日報』(日本語電子版)によると、『クィア文化フェスティバル』は2000年に始まり、今年で17回目。昨年80団体が参加した性的マイノリティのサークルと彼らを支持する団体は今年104団体に増えた。主催者側推定で約5万人、警察推定で8000人が参加した。 聖公会大学クィアサークルのキム・ソクビンさん(23)は「聖公会大学内にクィアサークルが作られては解散されるなど浮沈を体験し、今年は「私はあなたのお祭りをお祝いします」というプラカードを持ってソウル広場を回り他の性的マイノリティを励ました。性的マイノリティの父母の会の会員(48)は「韓国の父母の会は作られて2年ほどになる。親に拒否された性的マイノリティの自殺率が高く、今年からフリーハグの集まりをするために参加した」と話している。 ソウル広場では『性的少数者父母会』が「ありのままの姿を愛している」という気持ちを込めたフリーハグのイベントを行った 『ハンギョレ新聞』は、イベント運営委員の活動名ポミさん(50)が、ブースに立ち寄った学生をしばらく抱き寄せたと伝えた。さらに、立ち寄った人たちに両手の親指を立てながら「愛しています。よく来ましたね。がんばってね」と話しかけた。 ポミさんは「ハグされた何人かの人は、自分の母親のように感じたのか泣きだす人もいて、親に(性的少数者という事実を)堂々と話して認められたらどんなに素晴らしいか、考えていたみたいです」と話した。ブース付近に設置されたメモ板には「いつかは話すつもりです…嘘をつかずに」「性的少数者の父母会があるのを知って驚きました。ありがとうございます」というメッセージが残されていたという。 一方、徳寿宮の大漢門前では韓国キリスト教総連合会などが主管した『ソウル広場同性愛祭り反対国民大会』の参加者1700人が反対のスローガンを掲げ続けた。ヤン・ヒョンモ牧師は「聖書では同性愛は罪悪としている。われわれも許可を受けて集会をすることで表現の自由を尊重してほしい」と話した。□ ―――――――― ◎教皇が7月27日からポーランド訪問 【CJC=東京】教皇フランシスコは7月27日から5日間、ポーランド訪問する。バチカン(ローマ教皇庁)報道事務所が6月9日、訪問の詳細を発表した。 7月27日、教皇はポーランド第二の都市クラクフに到着、アンジェイ・ドゥダ大統領と会談、ヴァヴェル城で外交団に演説、続いて大聖堂で司教団にも演説する。クラクフは教皇聖ヨハネ・パウロ2世が大司教を務めていた。 翌28日、教皇はチェンストホヴァの「黒い聖母」聖堂を訪問、ポーランドのキリスト教化1050周年を記念するミサを行う。クラクフに戻って、「世界青年の日」行事のためブロニア公園に集まった青年たちに語り掛ける。 29日、教皇はアウシュビッツ収容所を訪問、演説を行う。クラクフに戻り、小児病院を訪問後、ブロニア公園で、世界青年の日のため、「十字架の道行き」を導く。 30日、クラクフの『いつくしみの聖堂』を訪問、若者たちの告解を聴いた後、近くの聖ヨハネ・パウロ2世聖堂を訪問、聖職者、修道者、神学生たちのミサを行う。 同日夕、教皇は近郊のキャンプス・ミセルコルデイエで『世界青年の日』参加者の祈祷会を導く。 31日、『世界青年の日』閉会ミサを行い、ボランティアへ演説したのち、ローマへ帰国の途に着く。□ ―――――――― ◎教皇フランシスコ「カナの婚宴は神の限りない憐れみ、愛のしるし」 【CJC=東京】バチカン放送(日本語電子版)によると、教皇フランシスコは6月8日、水曜恒例の教皇一般接見の席上、福音書に語られるカナの婚宴のエピソードを解説しながら、カナの婚宴の出来事は単にキリストの奇跡を語るだけではなくキリストの救いのみ業の神秘とキリストの教会への愛、そしてキリスト者に託された使命について教えている、と語った。全世界から集まった2万人以上の巡礼者たちが教皇の言葉に耳を傾けた。 教皇は「カナの婚宴のエピソードは大変豊かな教えを含んでいる。単に水を葡萄酒に替えたという奇跡だけではなく、この奇跡を通して神と神の民の間に結ばれる新しい愛の契約について語っている」と指摘した。 「わたしたちの信仰の基盤には、キリストがわたしたちをご自分に深く一致させてくれるキリストの愛と慈しみの業がある。キリスト教生活とはキリストのこの愛に答えることにほかならない。神と人間は、旧約聖書の雅歌でうたわれている愛し合うもの同士が出会い求め合い愛し合うように出会い愛し合うのだ」として、カナの婚宴の席上キリストが奇跡的に水を葡萄酒に変えたということはキリストがモーセの律法を喜びの源である福音に変えたということ」と教皇は指摘した。□ ―――――――― ◎米フロリダ州で銃乱射、史上最悪の犠牲 【CJC=東京】米南部フロリダ州オーランドのゲイ(男性同性愛者)が集まるナイトクラブ『パルス』で6月12日午前2時頃、銃乱射事件が起き、約50人が死亡、53人が負傷した。米国史上最悪の大規模な無差別銃乱射事件となった。 大勢の同性愛者でにぎわうなか、犯人が発砲、警察と屋外で銃撃戦となった後、人質を取りクラブ内に立てこもった。警察は屋内に押し入り、犯人を射殺した。犯人はライフルや拳銃のほか、爆発の恐れがありそうな機器を身につけていた。 米CNNテレビによると、犯人はオマール・サディーキ・マティーン(29)。アフガニスタン系米国人という。 バラク・オバマ大統領は、「何十人という罪のない人たちが無残に殺された」今回の事件は、アメリカでいかに簡単に殺傷力の高い武器を手に入れて大勢を殺せるか、あらためて認識させるものだと指摘した。事件を「テロ(恐怖)とヘイト(憎悪)の行為」だと強く非難、米国民が「悲しみと怒りと、自分たちを守ろうという決意」で一致団結していると語った。 過激派勢力のいわゆる『イスラム国』が犯行声明を出しているが、関与の程度は不明。同派系通信社『アマク』は、「戦闘員」による行為と表明している。 米NBCニュースは、マティーン容疑者が銃撃前に警察に電話をかけ、『イスラム国』に忠誠を誓ったと伝えている。 米イスラム関係評議会協会(CAIR)のニハド・アワド会長は、政治家がこの事件で「得点」したり「恐怖を悪用」すべきでないと釘を刺し、「今は団結と信仰の時だ」と述べた。 米国で近年起きた乱射事件としては、2007年に32人が犠牲になったバージニア工科大学銃撃が最多だったが、今回の死傷者数はそれを超えている。□ ―――――――― ◎エルサレムの聖墳墓が修復工事に着手 【CJC=東京】エルサレムの聖墳墓教会で、「エディクラ」の保存と強化のための修復工事が6月6日始まった。「エディクラ」は、イエスの遺体が安置されたとされる墓を取り囲む、小さな空間。 修復は、1808年に火災で壊滅の危機に直面、1810年に工事が行われて以来のこと。 モルタルを塗り替え、柱を強化して「エディクラ」全体を補強する。工事には8カ月から1年かかると見られる。 修復が大幅に遅れたのは、聖墳墓教会の所有権や管轄権をめぐってカトリック教会、アルメニア使徒教会、ギリシャ正教会の3教派間に対立があったため。 イスラエル考古庁が同教会を危険建造物と見なし、2015年、一時閉館して以来、3教派も修復を黙認せざるを得なくなり、作業に取り掛かれるようになった。 修復工事費用は300万ドル(約3億2000万円)かかるとされ、3教派が分担するという。□ ―――――――― ◎ムハマド・アリ氏、故郷で追悼式 【CJC=東京】6月3日に74歳で死去したボクシングの元ヘビー級世界王者、ムハマド・アリ氏の追悼式が10日、故郷のケンタッキー州ルイビルで行なわれた。 式場の巨大アリーナのKFCヤム!センターでではビル・クリントン元大統領やスポーツキャスターのブライアント・ガンベル氏、コメディアンのビリー・クリスタル氏らが弔辞を読み上げた。クリントン氏は2001年、アリさんに大統領市民勲章を授与している。 イスラム教の聖典コーランが読み上げられたほか、プロテスタント、カトリック、ユダヤ教、仏教、モルモン教の関係者も参列した。 米テレビCNNによると、追悼式の前には、大勢の支持者がルイビル市の通りを埋め尽くした。葬儀の車列は記念博物館のアリ・センターや幼少期の自宅のほか、アリさんが卒業した高校や初練習を行ったジムを巡回、最後にケーブヒル墓地に到着し、近親者が見守るなか埋葬された。□ ―――――――― 《メディア展望》 =カトリック新聞(6月12日)=http://www.cwjpn.com ★教皇フランシスコ=良い司祭は「良い羊飼い」のように=手を汚して働く ★「助祭の集い」ミサで語る=教皇フランシスコ=教会の用事を優先せず いつも人に仕える者に ★長崎・大浦天主堂=国内初のバジリカに ★青年ら“夜間巡礼”=サレジアン・ユース・デー=都内を19キロ ★「カフェ・デ・モンク」(熊本)=お坊さん 牧師さん 被災地で傾聴 =キリスト新聞(6月11日)=http://www.kirishin.com ★平和つくり出す歩みを=安保法制廃止と改憲阻止へ各地で集会=対米追随の「戦後70年談話」 ★西南学院が創立100周年を記念=卒業生の医師・中村哲氏が講演 ★〝伝道者育成の業に応えたい〟=創立70年の日本聖書神学校が「再建募金」 ★聖書における「笑い」の特質とは」=京都で日本キリスト教文学会全国大会 ★寺社フェス「向源」に1万5千人=東京で宗教音楽めぐるレクチャーも =クリスチャン新聞(6月12日)=http://クリスチャン新聞.com ★練馬バプテスト教会 桜台こども食堂=教会が食事を提供 CSの経験生き=クリスチャンこそ本物が ★各伝道団体が出展、講演=伝道団体連絡協議会フェス ★『賢者の生活リズム』のケン・シゲマツ氏=異質な人受容し霊的に再生=健全な教会形成の秘訣語る ★日本聖書神学校創立70周年=「悔い改めつつ再建の道を」 ★子どもに寄り添い続けた30年の歩み=書籍『隣る人』出版記念映画上映会 ―――――――― ◆世界キリスト教情報◆ご案内 ☆ニュースレター(PDF)・メールマガジン(整形テキスト)・同報メール(無整形テキスト)などのお申し込み・お問い合わせは ckoriyama★gmail.com までご連絡ください。活動自体のご案内もいたします。アドレスの★印は半角の@に置き換えてください。 ☆既刊号は下の各サイトでご覧いただけます。 ・ニュースレター=PDF 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| 2016-06-13 23:49
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