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世界教会協議会(WCC)のサミュエル・コビア総幹事は「平和はすべての人ために正義を達成する唯一の方法である。今回のように暴力が、故意に民間人を対象として恐怖を巻き起こすことをねらうことは、人間性に対する罪だ。罪のない人々の殺害を正当化できるものなどどこにもない」と述べた。 世界改革教会連盟のセトリ・ニョミ総幹事は「この無意味で卑劣な行為は、生命、平和、良好な社会関係を評価出来ない人でなければ行えない。信仰者はすべて、そのような行為に反対の声を上げ、平和な社会建設の好例を示すべきだ」と言う。 英国国教会(聖公会)の最高指導者カンタベリー大主教ローアン・ウィリアムズ氏は、宗教間対話集会のためイギリス北部を訪問していたが、「まず第一に私の個人的な同情と弔慰を、今苦しみ嘆き悲しんでいる人たちに示したい」と語った。 ウイリアム氏は「今朝、ウェストヨークシャーでイスラム教徒の同僚と友人と過ごしていたが、私たちは皆、この悪魔を非難することで、またこれら被害者に同情することで一致した」と語った。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎フィリピン司教会議はアロヨ大統領辞任求めず 【CJC=東京】フィリピンのグロリア・マカパガル・アロヨ大統領に対する退陣要求の声が高まる中、7月9日からマニラでフィリピン・カトリック司教協議会定期総会が始まった。全国から91人が参加した。総会では新会長を選出するほか、大統領選での不正疑惑に揺れるアロヨ政権に対し、どのような姿勢を取るか注目されたが10日、「辞任を要求しない」とする声明を発表した。 朝日新聞によると、司教協議会は「現在の状況の中で、アロヨ大統領に関して、キリストの福音が命じる、具体的な唯一の選択肢はないと我々は信じる。それゆえ、我々は彼女の辞任を求めないことを包括的な決定として宣言する」とした。その上で「彼女がそうした(辞任)要求を捨て去ることを我々が奨励しているのでもない。というのは、我々は彼女に非暴力的な方法で辞任を求めることや弾劾の訴えをすることは、キリストの福音に反することではないと認識しているからだ」と声明で述べた。 フィリピンのカトリック教徒は、人口の8割以上を占めるところから、教会の動向は政治的に大きな影響力を持つ。 一方、フィリピン国軍のエフレン・アブ参謀総長は9日、軍部隊に対し、政治的中立を維持するよう命令、「この困難な政治問題は、合法的かつ平和裏に解決されねばならない」と述べ、軍幹部らが政治的な行動をとらないよう要請した。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎温州の『地下教会』聖職者が6年間の軟禁から釈放 【CJC=東京】中国東部浙江省の温州で非公認カトリック教会(地下教会)のヴィンセント・コン・グォクン神父(34)が約6年に及ぶ拘留の後に6月8日釈放されたことが分かった。病気のためと見られる。 1999年10月20日以来、同神父は軟禁状態に置かれていた。神父は逮捕2年前の1997年8月31日に司祭に叙階されている。 5年8カ月の拘留は温州地域の聖職者としては2番目に長い。温州地域ではジェームズ・リン・シリ司教が1999年9月に逮捕され、公認教会の大聖堂に軟禁されれているほか、ディン・ザオファ神父も2001年1月以来軟禁されたまま。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ウズベク政府、キリスト者を抑圧 【CJC=東京】中央アジア・ウズベキスタンのカリモフ政権が、新たにプロテスタント系教会に対する抑圧に乗り出した模様、と読売新聞が報じた。 警察幹部の1人は「キリスト者は米国に魂を売ったので射殺する」と信者を脅したという。 ウエブ・サイトから同紙が得た情報では、首都タシケントに近いアングレンなど3都市で教会が閉鎖された。タシケントでは先月、牧師、信者計20人が警察に尋問され、うち4人が殴るけるの暴行を受けた。19歳の男性信者は警官や留置場の同房者たちにより、暴行や拷問を受け、信仰を捨てるよう強要された。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎北朝鮮が2000年以後も地下教会を摘発、処刑 【CJC=東京】韓国紙『中央日報』によると、北朝鮮が2000年以後にも地下教会を摘発し、関連者を処刑していることがわかった。 韓国統一研究院が最近発刊した「2005北朝鮮人権白書」で明らかにされたもので、北朝鮮は2001年、南浦(ナンポ)で宗教を伝道したとして摘発された5人を銃殺したという。 ただ北朝鮮は昨年4~5月、刑法および刑事訴訟法改正を通じて罪刑法定主義を強化するなど国際社会の人権改善要求を一部受け入れる姿勢を見せている。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎北朝鮮の『宗教人協議会』が米国務省のビザ取り消しを非難 【CJC=東京】在京の新聞『朝鮮新報』によると、北朝鮮の『朝鮮宗教人協議会』スポークスマンは7月7日、米国のキリスト教団体などが主催する「朝鮮半島の平和のための国際会議」に出席する同協議会代表団のビザを米国務省が取り消したことを非難した。 同協議会は、宗教人・学者代表団を派遣することにし、4月、米国務省から公式にビザ承認通知を受け取り、米国入国に必要なすべての手続きを終えたが、米国務省は、代表団の出発を数日後に控えた時に、妥当な理由もなく、すでに承認した代表団の入国を一方的に取り消し、不許可にした、という。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎米『パックス・クリスティ』がイラク戦争終結促す公開書簡 【CJC=東京】米カトリック平和運動団体『パックス・クリスティ』は、イラク戦争終結を政府に要請するよう信徒に求める公開書簡を配布している。書簡は同団体のウエブ・サイトにも掲出され、支持者が名前を書き加えられる仕組み。 報道担当者は7月6日、書簡がカトリック雑誌の9月号に掲載されるよう手配しており、地域レベルでも教区紙に掲載を働き掛けるよう期待している、と語った。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎イスラエル政府が教皇を聖地訪問へ招待 【エルサレム=ENI・CJC】イスラエル政府が教ベネデxクト十六世を聖地訪問へ招待した。聖座(バチカン)との関係強化を望む徴と見られる。 アリエル・シャロン首相からの招待は7月6日、ダリア・イツジク情報相がバチカン(ローマ教皇庁)を訪問、教皇と会見した際に行われた。また同情報相は、故教皇ヨハネ・パウロ二世の聖地訪問記念切手の初版を教皇に贈呈した。 会見に同席したイスラエルのオベド・ベンフル大使は、教皇は招請に前向きな姿勢で「外国訪問の約束はすでに長いリストになっているが、イスラエルは優先」と語ったことを明らかにした。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎マイスナー枢機卿が教皇のユダヤ教会堂訪問決定を評価 【CJC=東京】ドイツのケルンで8月18日から21日までカトリック教会の『世界青年の日』が行われるが、教皇ベネディクト十六世がその際にユダヤ教会堂訪問を決定したことは重要な意思表示だ、とケルンのヨアヒム・マイスナー枢機卿が7月5日、バチカン放送に語った。 「ドイツ出身の教皇が初めて母国を訪問、また第二次世界大戦終結60回記念」の時に、ケルンのユダヤ人共同体の招きに応じるという決定は大きい、として「ホロコースト(ユダヤ人大虐殺)は今もドイツでは出血の止まらない傷だ。教皇の決定は重要な意思表示だ」と枢機卿は語った。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎学校での宗教教育、バチカンはロシア正教会を支持 【CJC=東京】バチカン(ローマ教皇庁)は、ロシアの学校で宗教教育を行う問題で、ロシア正教会を支持する意向を明らかにした。 アントニオ・メンニニ教皇使節が、正教会モスクワ総主教座の対外関係部門の次席責任者マルコ主教の要請に答え、同主教宛に送られた声明で明らかになった。 ロシア連邦法は、学校に宗教を持ち込むことを禁止し、憲法は教会と国家の分離を認めている。 正教会は、「正教会の文化基盤」を教える課程を高校に導入するよう正式に要求している。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ルーマニア正教会が見習い修道女虐待で司祭追放 【ジュネーブ=ENI・CJC】ルーマニア正教会は、修道女見習いのマリチカ・イリーナ・コルニチさん(23)を、悪魔払いの儀式の中で十字架に磔にしたダニエル・ペトル・コロゲアヌ司祭(29)を追放した。また「殺人」が行われた修道院を閉鎖した。 「教会は、十分な教育を受けていないこの奇妙な人物による異常な行為を非難する。今回の事件は、正教会の教義とは無関係で、ルーマニアの修道院の歴史でかつて起きたことがない」と、ブカレスト総主教座のコステル・ストイカ報道担当が6月22日述べた。 コロゲアヌ司祭は、ルーマニア北東部ブコヴィナ地方のヴァスルイ聖トリニティ修道院の霊的指導者。 ストイカ司祭は、コロゲアヌ司祭の犯行が明らかになった翌日に同司祭は修道会から追放された、と語った。 事件はルーマニア国内に衝撃を与えている。正教会フシ教区は、問題の司祭の精神鑑定を警察に要求している。「この不幸な司祭、修道院ではなく彼自身の行為に従事していたことははっきりしている。正教会ではとても認められないことだ、とメディアに説明するのに苦心している。ただルーマニア正教会のイメージを損なったことは確かだ」と、ストイカ司祭は語った。 国営ロムプレス通信は、6月15日に救急車が修道院に到着した際、見習い修道女が脱水症状にあり窒息死していた、と報じている。見習い修道女は3日間、地下倉庫に食物も水も与えられず十字架に鎖でつながれており、悲鳴を上げさせないようタオルが口に詰められていた。問題の司祭と修道女4人が、この3月に入会したばかりの見習い修道女から悪霊を追い出そうとしていたという。 地元当局は6月22日、司祭と修道女を拘留、捜査の間、修道院に活動停止を求めた。5人は殺害容疑で起訴されている。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎米司法省、公立学校利用で教会を支持 【ニューヨーク=CJC】米国司法省は、宗教団体が公立学校の校舎で礼拝を行う権利を認めるようニューヨークの連邦裁判所に要請している。これまでの判例では、宗教団体は他団体と同様、公立学校利用を認める一方、宗教的利用が違法な差別を行うことは禁止しており、その結果、新たに形成されたものを中心に1万以上の集会が全米の公立校舎で礼拝するまでになっている。 一時利用もある一方、自前の会堂を建設する費用を節約する目的のものも多い。 司法省は、ニューヨーク市教育局を相手どって提訴した『ブロンクス信仰の家』を支持したもの。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎米合同キリスト教会が同性間の「結婚」認める 【CJC=東京】合同キリスト教会(UCC、信徒数130万)はアトランタで開催した総会で7月4日、同性間の「結婚」を異性間の結婚と同様に認める議案を約8割の賛成で可決した。同性間結婚を公式に認めた教派はUCCが米国で最初。 同議案は、結婚式の規定で「性別によって差別しない」としており、同性愛者を性別の一つとしたもの。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎科学データは進化のデザインを支持、とシェンブルン枢機卿 【CJC=東京】「生命デザインに関する確かな証拠を否定する進化論の立場は科学ではなくイデオロギー」であり、カトリックの教えと相容れない。ウイーンのクリストフ・シェンブルン枢機卿が7月7日付けの米紙『ニューヨーク・タイムズ』への寄稿で指摘した。多くの科学者が「近代科学で発見された目的とデザインに関する確かな証拠を避け」たがっている、と言う。 「“偶然と必然”の結果としてデザインの出現を説明しようとする理論は科学などではなく、教皇ヨハネ・パウロが指摘したように人知の後退だ」と説明、さらに教皇ベネディクト十六世も同じ見解だ、と枢機卿は説明している。 米公立学校で交わされている、創造が知的デザインの結果である、と科学の授業で教えることをめぐる議論には寄稿は触れていない。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 《ですく・めも》 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎岐阜空襲から60年、平和の誓い新たに/打鐘や資料展で記憶継承 一九四五(昭和二十)年七月九日、米軍の空襲によって市街地のほとんどが焼け野原となり、約九百人が犠牲者となった岐阜空襲。それからちょうど六十年目の九日、岐阜市内では空襲で犠牲になった人たちの冥福を祈るなど、さまざまな行事が行われ、市民が平和への誓いを新たにした。 九日午前九時には、市民らが寺院や教会の鐘をつく「平和の鐘」事業が行われた。岐阜市内を中心とする百三十三カ所から鐘の音が鳴り響き、戦災の記憶を鐘の音で語り継いだ。(岐阜新聞7月10日) ◎青森県重宝に弘前の聖鐘を追加 県教委は六日、既に建造物として県重宝に指定していた弘前市山道町の日本聖公会弘前昇天教会教会堂の「聖鐘(せいしょう)」一口を追加指定した。 弘前昇天教会の聖鐘は最大直径四百ミリ、高さ四百二十ミリ。教会堂は一九九三年に県重宝に指定されたが、鐘については明記されていなかった。修復時の調査などで米国ニューヨーク州のメネフライ社が一九二〇年に制作したこと、教会建設当初から設置されたものであることなどが分かり、教会堂は釣り鐘があって初めて機能を果たす施設であることも考慮、今回追加指定となった。(陸奥新報7月7日) ◎戦後60年の原点:戦火の証人 カトリック・松が峰教会 市民の憩いの場となっている公園、ミサの行われる教会……。何気ない生活の場に、60年前の戦争の記憶が刻まれている。県内に残る戦火の証人を訪ねた。 大谷石の壁のあちこちが、墨をぶちまけたように変色していた。 淡青緑色の大谷石造りの聖堂で知られる「カトリック松が峰教会」。ジャン・ワレ神父(71)は黒い石壁を指差した。「あの日、教会も燃えました。石の壁や柱だけがかろうじて残ったのです」。45年7月12日深夜から未明にかけての、宇都宮空襲による猛火の傷跡だった。 松が峰教会は8月6日から15日を「平和週間」とし、7日に「国際・平和ミサ」を予定する。ワレ神父は「日々のミサの中でも世界平和のために祈っているが、7月からは戦争と平和についても語り、犠牲者のために祈りたい」と話す。(毎日新聞7月5日=栃木) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 《メディア展望》 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― =カトリック新聞(7月10日)=http://www.cwjpn.com ★カリタスジャパン=新潟 震災被災地を視察=9教区から担当者参加=仮設住宅など訪問 ★教皇が公布「カトリック教会のカテキズム綱要」=教えの要約 読みやすく ★7月10日 船員の日=バチカンの評議会と日本の難民委=メッセージを発表 ★ヤマト運輸元社長=小倉昌男さん逝去=ルワンダ救援に「ヤマト便」提供 =キリスト新聞(7月9日)=http://www.kirishin.com ★G8サミット前に白いバンドで連帯=スコットランド教会「貧困を過去のものに」 ★戦後60年テーマに連続プログラム=高里鈴代、天野文子両氏が講演 ★マリア=キリストにある恩寵と希望=ローマ・カトリックと聖公会が合意文書 ★映画「マザー・テレサ」今夏公開=主役のオリビアさん来日“役作りの思い”語る =クリスチャン新聞(7月10日)=http://csd-news.gospeljapan.com ★サーファーは神を感じている=千葉でサーファー伝道するデビッド・リビィさん ★みことばを家庭のオアシスに=JEA女性委員会リトリート ★福音の前に差別無し=自衛隊宣教会が伝道大会 ★WCCが「宗教間対話の危機」会議を主催=批判的なイスラムも参加 =リバイバル新聞(7月10日)=http://www.revival.co.jp ★東アジアが世界宣教の核に!=韓国キャンパス・クルセード・フォー・クライスト夏期修練会を開催=大雨の中、講師も学生も燃える ★教会の女児に米兵わいせつ=日曜日、教会に通う途中で ★「神さまによる絶対的な安心」=進行性難病の西村隆さんが講演 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ●世界キリスト教情報●ご案内 ☆活動内容などのご紹介は http://www17.ocn.ne.jp/~cjc/ ☆既刊号をご覧頂くには http://cjcskj.exblog.jp/ http://blog.melma.com/00110137/ ☆記事検索は『教会と神学』(小原克博氏制作)をご利用願います。 http://www.kohara.ac/church/news/index.htm ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ■
by cjc-skj
| 2005-07-11 13:44
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