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「すべての宗教社会にとって現在は危機的な状況と判断出来る。キリスト教とイスラム教では不信と疑念が双方にある。双方が接触する時は、いつも普遍的なメッセージ宣言の競り合いから始まる」とラマダン氏は語った。 ジュネーブでの会議は、宗教間の対話を越えて協働を探ろうとしたもので、それには対話の文化を助長する新たな教育、訓練、交流を含まれていた。 象徴的な活動として、行動継続のため、歴史の記憶の癒し、新たな組織やネットワークが提唱された。 WCCのサミュエル・コビア総幹事は「この会議は、私たちが対話を越えて、異教徒間の、また多宗教の協働という段階に進むことに役立つ」と語った。 これに対しラマダン氏は「このような会議に集まる人々は『ナイーブ』だ」と言い、相互信頼の場を広げるために、それぞれの領域で難局に立ち向かう「批判的な心」を打ち立てなければならない、と指摘した。 ウエブサイト『イスラム・オンライン』で発言しているエジプトの政治学者ヘバ・ラウーフ・エザット博士も、信仰に回帰する人は増えているが、必ずしも組織化された制度的な宗教に戻るわけではない、と指摘する。「真の抗争は文明間や宗教の間にあるのではなく、人間性と反人間性との間に存在する」と言う。 すべての人が一般的な人間の在り方を共有し、宗教の役割は、礼儀正しさを敵視する時代にあって「それを保持して、伸ばし、確かなものにする」ことなのだ。 同氏は、すべての信仰が一般的価値を共有し、伝統的価値を強調することでは同じ状況にある、と指摘した。 エザット氏は、改宗を否定することでは他のスピーカーと同意見だった。 会議運営責任者のハンス・ウッコ牧師は「会議が、対話を評価しようとし、より現実的で、また理想主義的でない関係を進展させる方法を探った点でユニークだった。関係者の関わりを確認したが、これは対話に対する私たちキリスト者の取り組みへに刺激を与える」と言う。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎現実無視した宗教間対話は失敗、とイスラム教学者 【ジュネーブ=ENI・CJC】人生の厳しい現実を取り扱わない陳腐な宗教間対話は失敗する、と欧州の著名なイスラム教学者タリク・ラマダン博士が、6月7~9日にジュネーブでWCC(世界教会協議会)が主催して開かれた「宗教間対話の危機」に関する国際会議で指摘した。「ここで互いを信頼することは簡単だが、日常生活ではそう行かない」と言う。 ラマダン氏は昨年、米ノートルダム大学(カトリック系)クロック平和研究所に、イスラム哲学と倫理を教えるように招かれたが、渡米直前に、米政府は国家安全を理由にビザを取り消した。 「すべての宗教社会にとって現在は危機的な状況と判断出来る。キリスト教とイスラム教では不信と疑念が双方にある。双方が接触する時は、いつも普遍的なメッセージ宣言の競り合いから始まる」とラマダン氏は語った。 ジュネーブでの会議は、宗教間の対話を越えて協働を探ろうとしたもので、それには対話の文化を助長する新たな教育、訓練、交流を含まれていた。 象徴的な活動として、行動継続のため、歴史の記憶の癒し、新たな組織やネットワークが提唱された。 WCCのサミュエル・コビア総幹事は「この会議は、私たちが対話を越えて、異教徒間の、また多宗教の協働という段階に進むことに役立つ」と語った。 これに対しラマダン氏は「このような会議に集まる人々は『ナイーブ』だ」と言い、相互信頼の場を広げるために、それぞれの領域で難局に立ち向かう「批判的な心」を打ち立てなければならない、と指摘した。 ウエブサイト『イスラム・オンライン』で発言しているエジプトの政治学者ヘバ・ラウーフ・エザット博士も、信仰に回帰する人は増えているが、必ずしも組織化された制度的な宗教に戻るわけではない、と指摘する。「真の抗争は文明間や宗教の間にあるのではなく、人間性と反人間性との間に存在する」と言う。 すべての人が一般的な人間の在り方を共有し、宗教の役割は、礼儀正しさを敵視する時代にあって「それを保持して、伸ばし、確かなものにする」ことなのだ。 同氏は、すべての信仰が一般的価値を共有し、伝統的価値を強調することでは同じ状況にある、と指摘した。 エザット氏は、改宗を否定することでは他のスピーカーと同意見だった。 会議運営責任者のハンス・ウッコ牧師は「会議が、対話を評価しようとし、より現実的で、また理想主義的でない関係を進展させる方法を探った点でユニークだった。関係者の関わりを確認したが、これは対話に対する私たちキリスト者の取り組みに刺激を与える」と言う。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎世界教会協議会使節がバチカン公式訪問 【ローマ=CJC】世界教会協議会(WCC)は、サムエル・コビア総幹事を団長とする使節団を6月12日から16日までの日程でバチカン(ローマ教皇庁)に派遣した。 訪問最終日の16日に行われる教皇ベネディクト十六世との会見をはじめ、教皇庁キリスト教一致評議会および諸宗教対話評議会の訪問、ローマの主要な教会めぐり、エキュメニカル活動に従事するカトリック諸団体との交流などが予定されている。 今回のバチカンへの使節訪問は、WCCと教皇庁キリスト教一致評議会の混成作業グループを通しての協働40周年を記念して企画された。□ ◎WCC総幹事が教皇への協力表明 【ローマ=ENI・CJC】世界教会協議会(WCC)のサミュエル・コビア総幹事は、同協議会のバチカン(ローマ教皇庁)訪問団の代表として、6月16日、教皇ベネディクト十六世と会見した。同総幹事は会談後、欧州でのキリスト教衰退とアフリカでの成長などの問題に取り組むためカトリック教会と共働したい、と語った。 「私たちは、価値が変わり、不確かな希望と関わりが崩壊してゆくという混乱した人類の状況のただ中で、明確な倫理の安定した場所を共に探求すべきだ」と、同総幹事は事前に用意された声明の中で指摘している。 記者会見でコビア総幹事は、WCCが、緊張がこのところ高まっているバチカンと正教会との関係改善に貢献出来れば、と語った。「WCCは、求められれば、正教会とローマ・カトリック教会の関係強化、深化に協力する用意がある」という。 東方正教会としては、伝統的に自らの領域としている地域、特にロシア始め旧ソ連地域でカトリック教会が「改宗」していることを問題視し、カトリック教会を非難して来た。 WCCに、ローマ・カトリック教会は加盟していないが、正教会はプロテスタント諸教会とともにWCCを構成している。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎伊、人工授精の条件緩和めぐる国民投票不成立 【CJC=東京】第三者の精子・卵子の提供禁止など、人工授精に厳しい条件を課しているイタリアで、法律緩和の是非をめぐる国民投票が6月12、13の両日行われたが、投票率が25・9%と、憲法の規定で成立に必要な有権者の過半数の投票を下回り、投票自体が無効となった。条件緩和に反対したバチカン(ローマ教皇庁)による投票ボイコット呼び掛けが投票率を大幅にダウンさせたとみられる。 欧州で最も厳しいとされる現行『生殖補助法』の(1)受精卵を使った研究の制限、(2)1回で受精させる卵子を3つまでに限定、(3)受精卵に新生児と同じ権利を付与、(4)第三者の精子・卵子の提供禁止―の4点の緩和の是非が問われた。 『生殖補助法』は2004年2月に成立した。その背景には、受精卵やヒト胚を命の始まりと見るカトリック教会の存在がある。しかし同胞成立時から、不妊治療の自由化のため規制撤廃を求めるなど、反対の声が強まり、今回の国民投票となったもの。 与党・中道右派連合の大半に加え、旧キリスト教民主党の流れをくむ野党政治家までが「棄権」を唱えたことに、教皇の影響力の大きさを指摘する見方もある。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎スペインで同性婚法案反対で大集会、司教がデモ行進の先頭に 【CJC=東京】スペインの首都マドリードで6月18日、同性同士の結婚を許可する法案に反対する集会が開かれた。スペイン各地から数万人が参加、デモ行進ではカトリック教会司教約20人が最前列に立つという異例の事態となった。 カトリック教会は原則的に政治不介入だが、同法案は教会の倫理と相いれないとして、反対の姿勢を明らかにしている。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎米サンフランシスコ教区の和解金2000万ドル超す 【CJC=東京】米カトリック教会サンフランシスコ大司教区は6月10日、司祭の性的虐待など15件の訴訟に2120万ドル(約23億円)支払うことで和解したことを明らかにした。 引退判事の仲介によるもの。なお約40件が調停中で、その支払いは660万ドル(約7億円)になると見られる。正式裁判にまで持ち込まれたケースもある。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ヨハネ・パウロ二世の列福調査を正式開始へ 【CJC=東京】前ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世(84歳で死去)を「聖人」とするため、バチカン(ローマ教皇庁)が6月28日から、その前段となる列福調査を正式に開始する。毎日新聞が報じた。 列福調査は原則として死後5年経過しないと始められないとされてきたが、4月2日の前教皇死去後、「早く聖人に」という声が沸き起こり、教皇ベネディクト十六世は規定を免じ、速やかな列福調査開始を6月3日許可している。 調査開始の式典が28日夜、ローマのサンジョバンニ・イン・ラテラーノ大聖堂で営まれる。 列聖された最後の教皇はピオ十世(在位1903~14年)。ピオ九世(同1846~78年)とヨハネス二十三世(同1958~63年)は現在、列聖調査中。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ウズベキスタンのタシケントでバプテスト教会手入れ 【CJC=東京】ウズベキスタン警察は6月12日、首都タシケントのベタニア・バプテスト教会を捜索、礼拝中の牧師2人、信徒4人を拘留した。信教の自由を擁護する米国の監視団体『バルナバ・ファンド』が報じた。 警察は、6人の逮捕前に、その建物内では教会の集会は許されない、と宣言した。私服警官は、建物内で献金箱とキリスト教書を捜す一方、信者を脅迫、威圧し、居合わせた全員の住所、氏名を記録した。また警察は子どもが礼拝に出席するのは違法として、その捜査も行ったが、たまたま子どもたちは当時別に集会を行っていた。それが警察を失望させて、信者への取り調べが厳しくなった、という。 ニコライ・シェフチェンコ牧師とセルゲイ・クリプノフ牧師は信者4人と共に連行された。警察が、教会の集会に関する釈明書を書くよう要求したが、シェフチェンコ牧師らは拒否、弁護士との接見を要求しを拒否した。 警察は、教会が閉鎖され、牧師たちは投獄され、拷問される、と脅迫を続けた。調書に署名するまでは釈放しない、と脅かされたが、6人は拒否を貫き通し、結局同日夕に釈放された。 ウズベキスタンの法律では、同一容疑で3回逮捕されると、罰金では済まず懲役刑に処せられる。 ベタニア教会は、バプテスト派だが、正式認可されていない。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ドイツで在宅教育に固執するキリスト者の親に禁固刑 【パーデルボルン(独)=IDEA・CJC】ドイツのノルトライン・ウェストファーレン州パーデルボルン地区教育委員会は、子どもを公立学校に入れず自宅で自主教育を行っている親に、公立学校入学を強制している。 パーデルボルン地裁はこのほど在宅教育を行っているバプテストの夫妻に禁固10日の判決を下した。夫妻は、子どもを公共学校に入れないことに日本円で7万円相当の罰金を科せられたが、支払いを拒否したため。 ロシアでドイツ系市民として居住していた夫妻はドイツに移住して来た。しかしドイツ公教育における性教育と宗教教育に不満だった。 ノルトライン・ウェストファーレン州だけ見ても、26組の親が、延べ42人の子どもを自宅で教育したことから訴訟になっている。 バプテストなど福音派の認可私立学校設立の準備も進められている。 家庭で学校教育を代行する在宅教育はドイツでは違法。信仰や良心の理由でも認められない。それにも関わらず、キリスト者やイスラム教徒の親の中にはあえて子どもを自宅で教育する例が、全ドイツで500人以上に達している。 公教育厳守という点では、欧州諸国の中で、ドイツは再右翼。仏、英、伊、スイス、オーストリアの各国も公教育を義務化しているものの、親に教育の形を選ぶ余地を残している。 ドイツの在宅教育推進派は、公教育の強制は親の権利の侵害と主張する。ストラスブールの欧州人権法廷への提訴も視野に入っている。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎カンタベリー大主教がメディアの自覚促す 【ロンドン=ENI・CJC】カンタベリー大主教ローワン・ウイリアムズ氏が6月15日、報道メディア関係者らの集まりで、メディアは自ら過ちを犯すことを認める心構えを持つことで公共(社会的な)の信頼を確立するよう訴えた。 ジャーナリズムの働きには、自己批判が必要だ、とする大主教の背後には、米ニューズウイーク誌のグアンアタナモ基地でのイスラム教聖典『コーラン』侮辱事件をめぐる誤報問題など、最近のメディアの報道姿勢への懸念があると見られる。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎エルサレムで2000年前のナツメヤシの種発芽 【CJC=東京】エルサレムの『ルイス・ボリック・ナチュラルメディシン・リサーチ・センター』が、荒野の中の古戦場マサダから発掘された2000年前のナツメヤシの種子を発芽させることに成功した。炭素年代測定法により1940年から2040年前のものと判定された。順調に生育すれば30年後には実を結ぶことになる。 同センターのサラ・サロン研究員は、ナツメヤシが現在の種類とは少し異なるため、新物質が発見される可能性もあり、そうなれば新薬開発につながる可能性もある、と言う。 ハスの種子では、日本の大賀一郎博士が1951年、千葉県検見川で発掘された2000年前の1粒発芽させている。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 《情報レムナント》 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎人身取引で教会に協力要請 7月にはロシア・東欧へ 政府は人身取引の撲滅に向け、被害女性の送り出し国に外務省の担当者らを派遣し、被害を未然に防ぐよう協力を求めている。 相手国政府に悪質ブローカーの取り締まり強化を要請するほか、各国の教会に対して、ミサなどの機会に「甘い話に乗らないように」と呼び掛けてほしいと訴える。 フィリピンでは、1月にマニラで開かれた司教会議に外務省の角茂樹国際社会協力部参事官が出向いて協力を求め、快諾を得た。ロシア、東欧でもロシア正教会などの全面協力を取り付けたい考えだ。(共同通信ニュース速報) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 《メディア展望》 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― =カトリック新聞(6月19日)=http://www.cwjpn.com ★ペーパードーム 台湾へ=震災から10年 神戸・たかとり=“新生”の象徴に別れと感謝 ★アジアと世界の平和目指し=京都 済州(チェジュ/韓国)姉妹教区に ★第40回ナイチンゲール記章=信徒の徳永さんに=アフリカの医療・HIV感染防止に貢献 ★今後の教会一致運動=「司教職理解」カギに=カトリック/NCC対話集会 =キリスト新聞(6月18日)=http://www.kirishin.com ★賀川豊彦献身100年を記念し=2009年に記念事業=第1回実行委員会開催 ★アルセンヌ氏=1カ月の期限付き仮釈放=「在留特別許可」求め署名活動継続 ★セクシュアルハラスメント裁判=大阪高裁判決で原告女性が勝訴 ★カトリック・NCC=『エキュメニカル運動の再構築』主題=西原廉太、増田琴両氏が発言 =クリスチャン新聞(6月19日)=http://csd-news.gospeljapan.com ★牧師がカフェで「神の愛」=韓国カフェ「ミント」社長来日=母の心で人を潤す ★第20回日本福音同盟総会=戦後60年沖縄宣言受けて声明を採択=憲法9条 守ること誓う ★カトリック/NCC対話集会=聖公会大主教が教皇葬儀参列のわけ=ジェンダーから見るエキュメニカル =リバイバル新聞(6月19日)=http://www.revival.co.jp ★ジャカルタ=「トランスフォーメーション」で国際会議=ジョージ・オーティスJr師、世界の状況語る ★「日本民族総福音化運動協議会」設立=日本文化を重視し福音の本質伝える ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ●世界キリスト教情報●ご案内 ☆活動内容などのご紹介は http://www17.ocn.ne.jp/~cjc/ ☆既刊号をご覧頂くには http://cjcskj.exblog.jp/ http://blog.melma.com/00110137/ ☆記事検索は『教会と神学』(小原克博氏制作)をご利用願います。 http://www.kohara.ac/church/news/index.htm ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ■
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| 2005-06-20 13:54
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