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ディアは、半流動食でしか食事が出来ないなど、病状が悪化していると伝えてい る。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎教皇、『十字架の道行き』にバチカンの礼拝堂から参加 【CJC=東京】カトリック教会では3月25日はキリストの受難を記念する 『聖金曜日』。同日夜、ローマ市内の遺跡『コロッセオ』で『十字架の道行き』 が行われた。 バチカン放送によると、教皇ヨハネ・パウロ二世は、バチカン宮殿の礼拝堂で 祈られ、バチカンとコロッセオから交互に中継が行われた。 『十字架の道行き』は、キリストの受難を黙想しながら行う信心業。イエスが 死刑の宣告を受けてから、十字架上で最後を遂げ、墓に葬られるまでの過程を、 14場面に分け、各所ごとを黙想し祈る。 祈りの先導はカミッロ・ルイーニ枢機卿によって行われ、スマトラ島沖地震・ 津波の被災国や、スーダン、聖地などからの参加者らが代表として十字架を担っ た。 道行きの開始に、教皇のメッセージがルイーニ枢機卿によって伝えられた。こ の中で教皇は「キリストの身体である教会のために、私はキリストの苦しみの欠 けたけたところを私の肉体において補う」という使徒パウロの言葉と共に、自身 の苦しみを神のご計画の実現と御言葉の広がりのために捧げたいと述べ、すべて の参加者に祝福を送った。 道行きの最後、14番目の部分であ、コロッセオ会場で十字架を担うルイーニ 枢機卿に合わせて、教皇は礼拝堂の中で自ら十字架を高く掲げられ、共に道行き を締めくくった、とバチカン放送は伝えている。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎スコットランド聖公会は同性愛者聖職を禁止せず 【ロンドン=ENI・CJC】スコットランド聖公会では同性愛者が聖職者に なることは禁止されないと宣言、世界聖公会共同体を揺るがす論争を加熱させる ことになった。同聖公会はさらに、同性愛主教を実現した米聖公会と、同性間の 「結合」を祝福したカナダ聖公会の「隔離」を図る各聖公会指導者を批判した。 スコットランド聖公会主教会議は3月23日「スコットランド聖公会は、同性 の会員同士が密接な関係に入ること自体が、聖務の実行に障害となる、と一度も 見なしたことはない」とする声明を発表した。これまで主教が実践的な同性愛関 係にある人を聖職に任命したか言及してはいないが、「状況によって」聖職者が 同性愛関係にある人々を祝福したことは認めている。 聖公会共同体内での同性愛問題をめぐる論争に関して昨年出された『ウィンザ ー・レポート』と、2月に招集された各聖公会首座主教会議の結論へスコットラ ンド聖公会主教が応答したもの。 声明は「私たちは教会として、同性愛(レスビアンとゲイ)指向の人々の存在 が大きくなっていることと、性への態度としては、その人たちの神学や立脚点が 、結婚以外の禁欲ということ以上に重要だと意識している。私たちは双方を歓迎 する」と述べている。 スコットランド聖公会のローナ・フィンリー報道担当は、主教が同性愛者の聖 職任命問題で方針を表したはこれが初めてだ、と言う。 『レスビアンとゲイ・キリスト者運動』のリチャード・カーカー総幹事は、同 性愛問題がスコットランドでは何年間も「公開」されていた、として「共同体の 他の聖公会は、スコットランドの例に注目し、教会が“包括性”を実践しつつ一 致しているという事実に慰めを求めるべきだ」と語った。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎バチカン機関紙がシャイボさんの尊厳死判決を非難 【CJC=東京】バチカン(ローマ教皇庁)の機関紙『ロッセルバトレ・ロマ ノ』は、米フロリダ州の植物状態にある女性テリ・シャイボさん(41)の尊厳 死を認めた判決を非難した。 フランチェスコ・ヴァランテ署名の記事は、脳損傷を受けた女性の問題が政治 的、法律的な争いによって複雑にされたが、問題の本質は「1人の女性が飢えと 渇きで死にかかっている」ことだ、と指摘している。 記事はさらにシャイボさ んが、単なる医療ではなく、苦痛緩和医療も否定されたのだ、と主張、生きなが らえる価値がない人生だ、という判断をあえて行う人の「優生学的な精神状態」 を非難した。また「病気の時も健康な時も、彼女を愛し敬うと一度は誓った夫」 にも批判の目を向けている。 そして、テリ・シャイボさんの死の「緩慢な、激しい苦痛」が「人類の苦痛」 の徴なのであろう、と結論している。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎延命装置外されたテリ・シャイボさん、復活祭で10日目に 【ニューヨーク=CJC】植物状態の中、夫の意向で栄養補給装置を外された フロリダ州の女性テリ・シャイボさん(41)は復活祭の3月27日で10日目 を迎えた。主要テレビはトップニュースで状態悪化などと報じているが、詳しい 状況は不明。 テリさんが過ごすホスピス周辺では、延命装置を再び装着するよう求める宗教 関係団体などの集会が続いている。 テリさんの両親は同装置の再装着を求めて州や連邦裁判所に相次いで提訴した ものの全て棄却された。 有力週刊誌『タイム』が27日発表した世論調査結果では、回答者のうち保守 派の基盤とされるキリスト教福音派の市民の間でも「延命装置の撤去支持」が5 3%で、反対は41%だった。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎教皇の主張に疑義示す神学者、倫理学者も 【CJC=東京】植物状態のテリ・シャイボさん(41)の両親ボブ・シンド ラー、メアリ・シンドラー夫妻はカトリック。その娘の延命を願う動きは、バチ カン(ローマ教皇庁)の機関紙『ロッセルヴァトレ・ロマノ』でも支持されるな ど、栄養補給装置を外すことに教会の公式な反対姿勢は変わらないが、倫理学者 や神学者の中には、教会の伝統的な教義や近代医療に対応した生命倫理基準と矛 盾していると主張する人も出てきた。シャイボさんの現状と永続的な介護による 不必要な負担を長引かせる方が、道徳的に問題だというもの。 米紙『シカゴ・トリビューン』によると「彼女は確実に植物状態である。処置 の全ては生物学的な状況維持以上のものではない。それは生命から邪神を作り出 すことに近い。偶像崇拝に似ているように思える」と、マサチューセッツ州ウー スターの『ウースター・ポリテクニック研究所』のトーマス・シャノン教授(宗 教、社会倫理)は語っている。 昨年、教皇ヨハネ・パウロ二世は、無能力状態の患者から栄養補給装置を外す のは不道徳であり不当な「省略による安楽死」だ、と指摘した。さらに「永続的 な植物状態」という医学上の分類は侮辱的だ、と述べた。 「植物状態が1年以上持続した後には回復の望みがほとんどないとしても、そ れで患者に食物や水を与えるという最低限の介護の放棄や中断を倫理的に正当化 出来るわけではない」と、教皇は言う。 デプレーンズの『シーズンズ・ホスピス』のスーザン・ドラン所長は、教皇の 声明でカトリックの同僚の動揺ぶりを思い出したが、結局バチカンの方針は効果 がほとんどなかったと言う。「率直に言って、家族や愛する人たちと病室の中に いる時、そこではカトリックであるとかルーテル派であるとかは問題ではない。 個々の判断で決まる。『教皇の言われたことは知っているが、これは母が5年前 に私に言ったことだ』と言われればそれまでだ」とドラン所長は語った。 教皇の教義解釈は神学者を驚かせた。「異常な療法を用いる義務は全くないと 言う伝統は、少なくとも1500年代にさかのぼる」として、最近の教会の教説 は、患者の改善される状況とは不釣り合いなほどに家族や共同体に負担がかかる のなら、治療を止めるべきだとしていた、とシャノン教授は指摘している。 ノースウェスタン大学医学部のローリー・ゾロス教授は、連邦議会の介入は個 々の家族の決定への見当違いの押し付けだとして、植物状態の患者の回復のかす かな可能性を強調すると、誤った希望が生まれ、それでなくえも壊れやすい医師 と患者の関係が脅かされるかもしれない、と言う。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎聖書全巻のクリオール語への訳出完了 【CJC=東京】ランス・トレムレット、グウェン・トレムレット両氏が、聖 書全巻のクリオール語への訳出を43年掛けて完了したことを明らかにした。ア ボリジニ(オーストラリア先住民)の言語では初めて。 両氏は60年代前半にタスマニア聖公会の関係宣教団体『教会宣教協会』(C MS)の協力を得て、豪ニューサウスウェールズからノーザンテリトリーに、大 工と教師として移住した。この17年間は翻訳に専念した。この6月にはダービ ンへ移り、聖書印刷の準備に取り掛かると言う。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎『ナショナル・カトリック・レポーター』発行人兼CEOにラリヴィー修道女 【CJC=東京】米有力カトリック週刊誌『ナショナル・カトリック・レポー ター』を発行する同名の出版社役員会は3月12日、同社発行人兼CEOに聖ア ンヌ女子修道会のリタ・C・ラリヴィー修道女を任命した。同社のトップに女性 が就任するのは初めてのこと。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 《メディア展望》 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― =カトリック新聞(3月27日)=http://www.cwjpn.com ★過酷…祖国でも日本でも=アフリカ難民ピーターさんに聞く ★学校が好きになった=不登校の子どもたちのために=京都・「聖母の小さな学 校」の実践 ★「一人で抱え込まないで」=NPO法人「生と死を考える会」が講演会=「助 けられ上手」になろう =キリスト新聞(3月26日)=http://www.kirishin.com ★月刊誌『信徒の友』創刊40周年記念感謝会=“言葉と音楽の本質は祈り”= ゲーテとバッハを主軸に小塩節氏が講演 ★女性の自己確立と解放を促す場=「女子校は時代おくれか」をテーマに講演会 =キリスト教学校教育懇談会が主催 ★日本ケズィック・コンベンション=箱根の山に500人集う ★「心の飢餓」を考える=日本国際飢餓対策機構=万博にパビリオン出展 =クリスチャン新聞(3月27日)=http://csd-news.gospeljapan.com ★小説『塩狩峠』のモデル長野政雄さん=キリストの愛で人の命を守った=しの ぶ会に全国から100人 ★帰国者フォローの課題浮き彫り=海外日本人伝道関係者らが懇談 ★東海地震、その時に…=稼働停止署名呼びかけ=原発の危険性訴える野町真理 牧師 =リバイバル新聞(3月27日)=http://www.revival.co.jp ★『5つの目的』が自首へと導く=殺人犯に人質女性が読み聞かせ ★教団教派超えてスポーツ大会=インターナショナル・スポーツ・フェスティバ ル=汗流して心一つに ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 《デスク・メモ》朝日新聞によると、「ペット供養」は人の供養と同じ宗教行 為で、課税されるべきではないとして、愛知県春日井市の宗教法人「慈妙院」( 渡辺円猛(えんみょう)住職)が税務当局を相手取り、供養料への課税約500 万円の取り消しを求めた訴訟の判決が3月24日、名古屋地裁であった。加藤幸 雄裁判長は「ペット供養はビジネスとして民間業者が行う葬祭業と類似しており 、同様に課税されるべきだ」と、寺側の訴えを退けた。寺院でのペット供養の課 税をめぐる司法の判断は初めてという。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ●世界キリスト教情報●ご案内 ☆内容などのご紹介は http://www.geocities.jp/ckoriyama/ ☆既刊号をご覧頂くには http://cjcskj.exblog.jp/ http://blog.melma.com/00110137/ ☆記事検索は『教会と神学』(小原克博氏制作)をご利用願います。 http://www.kohara.ac/church/news/index.htm ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ■
by cjc-skj
| 2005-03-29 13:30
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