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[SKJ]■世界キリスト教情報■第885信 [2007-12-31 13:27 by cjc-skj]
[SKJ]■世界キリスト教情報■第884信 [2007-12-24 16:48 by cjc-skj] [SKJ]■世界キリスト教情報■第883信 [2007-12-17 15:55 by cjc-skj] [SKJ]■世界キリスト教情報■第882信 [2007-12-10 13:50 by cjc-skj] [SKJ]■世界キリスト教情報■第881信 [2007-12-03 16:27 by cjc-skj]
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■■■ ■ ■■ ■■ 世界 ■■■ ■■■■ ■■■■ キリスト教 ■■■ ■ ■■■ ■■ ■■ 情報 ■■■ ■■■■■■■ ■■■■ ■■■■ ■■■■ (c)世界キリスト教情報 連絡先E-mail:cjc-skj@mail.goo.ne.jp ==================================== 2007年12月31日(月) 第885信(週刊・総合版)☆☆ ==================================== 《連絡》2007年最後の配信となりました。ご愛読を感謝します。 世界キリスト教情報を転載、掲示板に貼り出し、印刷保存などをされておられ る方に向けて、1行を36字に整形していないものや、「ワード」でニュースレ ター形式にしたものも用意しています。いずれかをご希望の方は上記連絡先まで お申し込み願います。ただしメールソフトが添付ファイルを受け取れるように設 定しておく必要があります。 2008年の配信は、ご挨拶を主体にした1月7日付けからお送り致します。 よいお年を迎えられますようお祈りいたします。(主宰者) = 目 次 = ▼クリスマス=衝突終息のベツレヘムに観光客増える ▼『ハマス』支配下のガザからも数百人がイスラエルに ▼バグダッドは静かなクリスマス ▼教皇、世界中の人々に利己主義を戒めるよう訴え ▼ベツレヘムの降誕教会で聖職者らが乱闘 ▼ブラジル東北部用水路工事に反対のカピオ司教、断食を中止 ▼インド・オリッサ州でヒンズー教徒が教会焼き打ち、26人死傷 ▼米誌『クリスチャニティ・ツデー』が10大宗教ニュース選定 ▼《情報レムナント》 ▼《メディア展望》 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎クリスマス=衝突終息のベツレヘムに観光客増える 【CJC=東京】世界各地で12月24日夜から25日にかけ、主イエス・キ リストの降誕を祝うクリスマスの礼拝や行事が行われた。降誕の地とされるヨル ダン川西岸のパレスチナ自治区ベツレヘムでは、2000年秋に始まったイスラ エルとパレスチナの衝突もほぼ終息、和平交渉の7年ぶりの再開などもあり、ク リスマス期間中にベツレヘムを訪れる巡礼や観光客数は前年の倍4~6万と推定 されている。 中心部のマンガー広場は24日、パレードやコンサートで終日にぎわった。建 物はイルミネーションで輝き、ホテルはどこも予約で満杯になった。観光業は前 年比60%の伸びを示している。 ビクトル・バタルセ市長は12月中旬の記者会見で、イスラエルが建設した分 離壁などの影響で住民生活は「極めて困難」としながらも、巡礼者や観光客数の 回復が「助けになっている」と語った。 イエスが生まれた馬小屋があったという場所に建てられている聖誕教会に隣接 する聖カテリナ教会では25日午前0時、世界中から集まった数千人の信者を前 に、ミッシェル・サバー総大司教(ラテン典礼)がアラビア語でミサを行った。 総大司教は「神の地である当地が、ある者にとっては命の地であり、別の者にと っては死、排斥、占領、政治的牢獄の地であってはならない」と説教し、「歴史 の主たる神の名においてここに集まった者すべてが、この地に命、尊厳、平穏を 見いだすことができなければならない」と語りかけた。 ミサにはパレスチナ自治政府のマフムード・アッバス議長も参列した。アッバ ス議長はイスラエルのエフド・オルメルト首相との間で和平交渉再開に合意して いる。 議長はミサに先立ち、記者団に「パレスチナ人にとって、新年が独立と繁栄の 年になることを願う」と語った。 クリスマスムードの中でも、数十年に及ぶ紛争の歴史は各所に刻み込まれてい る。分離壁の高いゲートや壁のベツレヘム側に沿って続く金網で囲まれた通路を 観光客は見ることになった。 イスラエル政府の発表によると、今年10月末までにベツレヘムを訪れた観光 客は34万人で、レバノン紛争で落ち込んだ昨年の20万人を大きく上回った。 1990年代には年間約100万人の観光客でにぎわったが、2001年には第 2次インティファーダ(対イスラエル蜂起)が発生して10分の1程度に減少、 その後も、低迷が続いていた。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎『ハマス』支配下のガザからも数百人がイスラエルに 【CJC=東京】イスラム原理主義組織『ハマス』の支配下にあるパレスチナ 自治区ガザでは、10月にキリスト教活動家が射殺された事件が未解決で、約3 000人のキリスト者はクリスマス行事を控えめにしている。それでも数百人が クリスマスを祝おうと、特別許可証を得て、厳重な警備が敷かれた検問所を通過、 イスラエルに向かった。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎バグダッドは静かなクリスマス 【CJC=東京】爆弾テロも減り、治安が改善したとされるイラクの首都バグ ダッド。国の全人口のわずか3%にすぎない少数派のキリスト者は静かにクリス マスを迎え、平和を祈った。 「近所をアルカーイダが支配した時は、とても危険だったからクリスマスどこ ろじゃなかった。でも今回は皆が集まってお祝いする」と言う市民。まだ教会に は行けなくても心に余裕が生まれた感じだ。 治安の改善傾向は街の景気にも反映、隣国シリアに逃れていた難民の帰還が進 んでいる。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎教皇、世界中の人々に利己主義を戒めるよう訴え 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は12月25日0時、バチカンのサ ンピエトロ寺院でクリスマスのミサを行い、「人は自分自身の物事のためにすべ ての空間や時間を強く求め、他の人には何も残されない」と指摘、利己主義を抑 制し、貧困など苦境にあえぐ他者を思いやる気持ちの大切さを説き、世界中の人 々に利己主義を戒めるよう訴えた。 教皇は地球について「ひどい扱いを受け、汚染されている。将来が脅かされて いる」と述べ、地球温暖化や環境汚染をもたらしている物質文明の弊害を警告し た。 イタリア語で行われた教皇のメッセージは、世界42か国にテレビ中継された。 同日正午、教皇はサンピエトロ大聖堂の中央バルコニーから恒例のクリスマス ・メッセージ「ウルビ・エト・オルビ」(ラテン語で「ローマと世界に」の意味) を読み上げ、世界各地で自然災害を引き起こしている地球環境問題への取り組み や紛争が続くソマリア、イラク、アフガニスタンなどの国・地域名を挙げ、「苦 しむ人々に安心が訪れ、持続的な解決策が見つかることを望む」と訴えた。 教皇はこの後、日本語を含む63か国語で、キリストの生誕を祝う言葉を述べ た。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ベツレヘムの降誕教会で聖職者らが乱闘 【CJC=東京】イエス・キリスト降誕の地に建てられたとされるヨルダン川 西岸地区ベツレヘムの聖誕教会で12月27日、ギリシャ正教会とアルメニア教 会の聖職者らが清掃中に乱闘となり、4人が顔などに軽傷を負った。 聖誕教会は、ギリシャ正教会、アルメニア教会、カトリック教会の三者が共同 で管理している。 この日、正教会の1月に祝うクリスマスを控え清掃作業の最中にギリシャ正教 会の聖職者らがアルメニア教会の管理区域に立ち入ったことをきっかけに口論と なり、すぐにギリシャ側50人、アルメニア側30人が取っ組み合いをしたり、 ほうきを振り回す騒ぎが1時間以上も続いた。パレスチナの警察官が警棒や盾な どを持って両者の間に割って入り、騒ぎを収めた。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ブラジル東北部用水路工事に反対のカピオ司教、断食を中止 【CJC=東京】ブラジル東北部の乾燥地帯へサンフランシスコ川の水を流す 大型用水路工事に反対して11月27日から断食抗議を行っていたルイズ・フラ ビオ・カピオ司教(61)は、ブラジル最高裁が12月19日、分流工事を認め る判決を言い渡したことをを伝えられると失神、意識が戻ると深い失望を示した。 20日に行われたソブラジーニョ教会でのミサに車椅子で出席したカピオ司教 は、断食は中止するが、これからも戦っていく、と語った。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎インド・オリッサ州でヒンズー教徒が教会焼き打ち、26人死傷 【CJC=東京】インドのPTI通信報道として時事通信が報じたところによ ると、同国東部のオリッサ州中部カンダマル地区で12月24日以降、ヒンズー 教至上主義団体のデモ隊がキリスト教会や州政府閣僚の自宅などを焼き打ちする 事件が相次いだ。25日に地区の4つの町に夜間外出禁止令が敷かれたが、家屋 への放火などが続き、26日までに1人が死亡、25人が負傷した。 ヒンズー教聖職者の原理主義組織『世界ヒンズー協会』(VHP)の指導者が 何者かに襲撃されたのが発端で、VHPが抗議デモを組織したところ、一部が暴 徒化したと見られる。教会12カ所のほか、キリスト教系組織が運営する孤児院 も破壊されたという。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎米誌『クリスチャニティ・ツデー』が10大宗教ニュース選定 【CJC=東京】米国の著名な大衆伝道者ビリー・グラハム氏が創設した雑誌 『クリスチャニティ・ツデー』が2007年の10大宗教ニュースを選定した。 同誌のテッド・オルセン編集長は「本誌が選定したものは、大見出しで報じられ たものばかりではないが、福音派の生活、思想、使命に影響するものがほとんど だ」と言う。 同誌選定の10大宗教ニュースは次の通り。 (1)タリバンが韓国宣教チームを拘束、2人殺害、(2)無神論者のリチャー ド・ドーキンス氏(神の妄想)とクリストファー・ヒッチンズ氏(神は偉大では ない)がベストセラー入り、(3)大統領選に信仰問題が浮上、(4)ビリー・ グラハム氏の夫人が87歳で死去、(5)聖公会が聖書と同性愛めぐって大揺れ、 (6)トルコでキリスト者3人が拷問死、(7)宗教右派のジェリー・フォルウ エル氏とD・ジェームズ・ケネディ氏死去、(8)福音主義神学会のフランシス ・バックウイズ会長がカトリックに改宗、(9)環境問題からの米福音同盟指導 者リチャード・サイジック氏追放要求失敗、(10)連邦最高裁が2003年の 部分出産中絶禁止法を支持。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 《情報レムナント》 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ▽大韓基督教会京都教会の礼拝堂・ホール改築 在日大韓基督教会京都教会(京都市右京区西院北矢掛町)が創立80周年を機 に進めてきた教会堂の改築工事が、このほど完了した。約300席の大礼拝堂に 加えて、多目的ホールや会議室を新たに整備し、地域住民の交流拠点として広く 開放していく。 新しい教会堂は鉄筋コンクリート5階建て、延べ約1600平方メートル。2 階建てだった旧教会堂と隣接の牧師館を取り壊して一つの建物にし、エレベータ ーをつけるなど高齢者にも使いやすくした。5億円にのぼる費用は信者が出し合 った。 朴龍洙牧師(43)は「民族教会としてだけでなく、地域社会の誰もが集い、 心豊かな人生を送れるような交流拠点になれば」と話している。(京都新聞=1 2月24日) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 《メディア展望》 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― =カトリック新聞(12月30日・休刊)=http://www.cwjpn.com =キリスト新聞(12月29日・休刊)=http://www.kirishin.com =クリスチャン新聞(12月23/30日・既報)=http://jpnews.org =リバイバル新聞(12月30日・休刊)=http://www.revival.co.jp ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ●世界キリスト教情報●ご案内 ☆活動のご紹介は http://homepage2.nifty.com/cjc-skj/ ☆既刊号をご覧頂くには http://cjcskj.exblog.jp/ ☆記事検索は『教会と神学』(小原克博氏制作)をご利用願います。 http://www.kohara.ac/church/news/index.htm ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ■
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今年6月にはバチカンでローマ教皇ベネディクト十六世と会見するなど、同氏が やがて改宗すると取りざたされていた。 国教会は16世紀、国王ヘンリー八世の離婚をローマ教皇から反対されたこと をきっかけにカトリックから分離して創設、英国王を最高権威とし、首相は国王 の名代として大主教を任命する立場にある。そのためブレア氏は首相在任中、信 仰について明らかにすることを避けてきた。 カトリック教会は「トニー・ブレア氏をカトリック教会に迎え入れることを非 常に嬉しく思う」との声明を出した。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎カトリック司祭、トルコで刺される 【CJC=東京】トルコ西部エーゲ海岸のイズミルでカトリック教会でアドリ アーノ・フランチーニ司祭が12月16日、教会構内で腹部を刺され、病院に運 ばれ手術を受けた。国営アナトリア通信が報じた。 警察は20代初めの男性を容疑者として拘留した。男性は司祭に近づき、キリ スト教について知りたいと話しかけたが、すぐに論争となり、男性が司祭を刺し たという。動機は不明。警察が3人を拘留したとの情報もある。 フランチーニ司祭はエフェススの聖マリア教会主任だが、イズミルの教会に出 掛けた際に刺された。 2006年2月、イスラム教の始祖ムハンマド(マホメッド)の戯画を欧州各 紙が掲載したことにイスラム世界が反発、イスラム教が優勢なトルコでも、キリ スト者を狙った攻撃が続発している。まず黒海沿岸のトラブゾンの教会で祈って いたカトリック司祭を、当時16歳の少年が射殺して以来、イズミルで司祭が襲 撃、脅迫されたり、黒海の港町サムスンで別の司祭が刺されている。この11月 にはアッシリア典礼司祭が東南部で誘拐された。この司祭は治安部隊により救出 されている。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎教皇、6歳イタリア人少女の列福へ 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世が、6歳のイタリア人少女アントニ エッタ・メオちゃんの列福を承認したことが明らかになった。列福への第一歩で ある「英雄的な徳」がアントニエッタちゃんに備わっていると認めたもの。実現 すれば、幼少期に死亡して殉教者となった者たちを除くと最も若い列福者となる。 イタリアの『カトリック・アクション』代表との恒例のクリスマス会見の際に明 らかにした。教皇は、聖性は老若男女全てのためにある、としてローマ生まれの アントニエッタちゃんに言及、列聖省が列福に向けて彼女の英雄的な行為に関す る文書を公表した。 「ネノリーナ」の愛称で知られるアントニエッタちゃんは、5歳半のときに骨 肉腫のため片脚を切断する手術を受け、1937年に死去した。 「元気に明るく」暮らし、イエス・キリストや聖母マリア、聖霊にあてて「1 00通を超える手紙」を記し、「イエスと超常的な一体感を感じながら」短い命 を終えたとされる。 AFP通信がバチカン放送報道として伝えるところでは、アントニエッタちゃ んは「幼いイエス」にあて、「幼きイエス様。聖人で善人のイエス様。どうかあ なたのお恵みで、わたしの脚を元通りにしてください。元通りにすることをお望 みでないのなら、わたしはこのままでかまいません」と書いたという。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎バチカン生命アカデミー所長が万能細胞の成功を称賛 【CJC=東京】京都大と米ウィスコンシン大がそれぞれ人の皮膚から万能細 胞をつくったことについて、バチカン(ローマ教皇庁)生命アカデミー所長のエ リオ・スグレッチャ司教は「人(受精卵)を殺さず、たくさんの病気を治すこと につながる重要な発見だ」と称賛した。12月22日、バチカン放送(ウェブ版) が伝えた。 バチカンは、生命は卵子が受精したときに始まるという考え方に立ち、受精卵 を壊してつくる胚性幹細胞(ES細胞)による研究には強く反対してきた。公的 機関である生命アカデミー所長が、今回の研究を論評するのは初めて。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎サンフランシスコ川を守れ カピオ司教の断食抗議なお届かず 【CJC=東京】ブラジル東北部の乾燥地帯へサンフランシスコ川の水を流す 大型用水路工事に反対してカトリック教会ソブラディノ教区のルイズ・フラビオ ・カピオ司教(61)が11月27日断食抗議を開始した。 工事は、サンフランシスコ川の分流により半乾燥地域をかんがいする全長72 0キロにおよぶ用水路を建設するもので、総工費30億米ドル(約3400億円) とされる大規模な水力発電計画の一環として行われる。人造湖も建設される。 政府は12月17日、司教に、計画の影響を受ける地域住民のための追加的な 措置を実施する用意があると伝えたが、司教は不十分だとして政府の申し出を拒 否、21日目の同日からは水をのむだけで点滴注射を中止した。ブラジル全土で 数多くの同情断食が行われている。 司教は体重が8キロ減った上、腎不全を起こしかけており、バチカン(ローマ 教皇庁)やブラジル・カトリック教会も断食中止を促しているという。 司教がルーラ大統領に提出した要望は、サンフランシスコ川の工事即刻中止、 陸軍設営隊の撤収、荒廃したサンフランシスコ川の流れ、沿岸などの復旧、ジャ グアリーベ、ピラニャス・アスー、パルナイーバの3河川の手入れ、東北部の開 発プランの具体化など8項目。 首都ブラジリアでは分流反対デモが18日に行われた。約300人が三権広場 及び最高裁判所前に集まった。自由社会主義党(PSOL)のエロイーザ・エレ ナ党首(前大統領候補)も参加した。 上院は同日、ジョゼ・ネリー上院議員提案により、断食スト対策委員会設置を 決めた。大統領は、工事を2008年1月7日まで中止した。 一方、ブラジル最高裁は19日、分流工事を認める判決を言い渡した。この工 事について、下級裁判所は、環境にどれほどの影響を及ぼすかについての調査が 正確に実施されなかったとして工事の中止を命じていた。最高裁判決は、この決 定を覆すものとなった。 司教は最高裁の決定を伝えられると失神、意識が戻ると深い失望を示したとい う。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎国連総会、北朝鮮の人権状況を3年連続非難 【CJC=東京】国連総会は12月18日、日本など51カ国が共同提案した、 北朝鮮の人権状況を非難する決議案を賛成101、反対22、棄権59で採択し た。 決議は、「組織的に広範で重大な人権侵害」が続いているとし、拉致問題につ いて「深刻な懸念」を表明。被害者の即時帰還を含む緊急解決を北朝鮮に求めた。 総会は、3年連続して同種決議を採択したことになる。賛成数は、05年の8 8、06年の99を超えて今回が最多だった。 中国、ロシア、イラン、ベトナム、インドネシアなどが反対、昨年賛成した韓 国は今年、拉致問題についての表現などを緩めるよう修正を求めたが実現せず、 棄権した。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎米教会会計が10万ドル横領 【CJC=東京】米ノースカロライナ州シャーロットのクイーン・オブ・アポ ストルズ・カトリック教会のイヴリン・フランシス・グレーアム会計(73)は 12月13日、同教会銀行口座から10万4290ドル(約1182万円)を横 領したとして逮捕された。グレーアム会計は2001年に就任していたが、この ほど解任された。 警察の発表によると、2004年以降、自分の名前や、他人名儀で小切手85 枚に署名、現金を引き出していた。 教会の信者が会計資料の食い違いに気付いたことから、シャーロット教区は1 1月に同教会の監査を始めた。今後さらに横領額は増加するものと見られている。 □ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎世界最小の聖書をイスラエルの大学が開発 【CJC=東京】イスラエルの工科大学『テクニオン』が12月18日、ピン の頭よりも小さい、世界最小の聖書を作成したと発表した。イスラエルの大学だ けあって聖書と言っても、キリスト教の側から見ると「旧約」で、金でコーティ ングされた0・5ミリメートル四方のシリコンチップに、ヘブライ文字30万8 428語が埋め込まれているという。 ギネス・ブックが記録している世界最小聖書の50分の1より小さい。 AFP通信が、研究チームを率いる物理学博士課程のオハド・ゾハル氏の話と して伝えるところでは、この聖書は、ガリウムイオンのビームをシリコンチップ 表面の微細な粒子に照射し文字を彫り込むことで実現した。チームは今後、この 聖書が「人間の眼で読めるように」、チップの写真を引き伸ばしたポスターを作 成したい考え。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 《情報レムナント》 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ▽「謎のサンタさんに感謝」 Xマスケーキ留学生に届く 長崎ウエスレヤン大 諫早市の長崎ウエスレヤン大学の留学生たちに毎年届けられている「謎のサン タさん」からのクリスマスケーキが今年も届き、19日、同大学で留学生たちに 渡された。 謎のサンタさんのプレゼントは1983年から届けられており贈り主は不明。 98年に「終了します」との手紙が届いたが、その後も別の人物が代理人を通し て続けているという。今年も留学生の人数を確認する電話があり、アジアを中心 とした留学生約110人分のケーキが届いた。 この日は留学生約80人がチャペルに集まり、賛美歌を斉唱した後、森泰一郎 学長からケーキが手渡された。韓国の女性留学生金主恩(キムジュウン)さん (21)は「帰国後もこの温かい気持ちを分かち合える人になりたい。勉強して 将来は日本と韓国の文化理解を支える役目を果たします」と感激していた。(西 日本新聞=12月20日) ▽京都暁星高で「学校クリスマス」、フィリピン支援の取り組み報告 京都府宮津市獅子崎の京都暁星高で22日、「学校クリスマス」が開かれ、生 徒がフィリピンの人の生活を支援するチャリティー活動への取り組みを発表した。 最初に、歩いた距離に応じて地元企業などから寄付金をもらう募金活動「ウォ ーカソン」の報告があった。今年は11月に約230人の生徒らが26キロを歩 き、約2000人から約240万円が集まった。 続いて、寄付金の一部で行った秋のフィリピン・ワークキャンプの様子を紹介。 生徒が現地で植林や井戸建設を行う様子を写真で上映した。 また、キリスト降誕の様子を描いた劇や賛美歌でクリスマスを祝った。(京都 新聞=12月23日) ▽修道院に古典ギターの調べ 諏訪清陵高生Xマスコン 富士見町富士見ケ丘の「三位一体ベネディクト修道院」は22日、諏訪清陵高 校古典ギター部によるクリスマスコンサートを開いた。3年目の今回は初めて聖 堂で行い、同部は厳かな雰囲気の中で7曲を演奏。地域住民ら約40人が古典ギ ターの調べを堪能した。 開かれた修道院への一環として企画した。同部と修道院との橋渡しをしたのは、 同窓生で東京芸大音楽環境創造科1年の中新田風子さん(19)=同町小六。高校 時代、修道院で司祭から英語を習っていたことが縁で、勧められミニコンサート を開いたことがきっかけ。 同部の梯(かけはし)留美部長(16)=茅野市中大塩=は「聖堂ということで 初めは緊張したが、アンコールを2回も受けて感激しました」と高鳴る気持ちを 抑えながら語った。(長野日報=12月23日) ▽160人のサンタが大合唱 名古屋駅前のタワーズガーデン JR名古屋駅前(名古屋市中村区)のタワーズガーデンで23日夜、高校生か ら80代までの市民ら約160人がサンタクロース姿でクリスマスソングを披露 し、クリスマスムードを盛り上げた。 名古屋YMCA(同市東区)が4年前に始めたクリスマス企画。5回目となる 今年は、YMCAの会員に公募の市民約80人が加わり、11月末から練習を重 ねてきた。道行く人たちにも歌詞カードを配り、大勢の親子連れやカップルらが 足を止めて一緒に口ずさんでいた。(中日新聞=12月24日) ▽「青い目の人形」平和願う心受け継ぐ 横手南小で80年式典 日米親善を願い「青い目の人形」が米国から日本に贈られて今年で80年。そ れを記念して秋田県横手市の横手南小(高橋俊一校長)で、「『青い目の人形』 来日80周年記念式典」が開かれた。新たな親善人形も米国から届き、児童らは 平和への願いを心に刻んだ。 主催したのは横手市の横手かまくらボランティア協会=浅利尚介会長(91) =。国際親善活動などに取り組んでいる同会が、“人形来日”80周年を機に、 人形に込められた平和への願いを再確認しようと企画。国際ボランティア活動に 積極的に取り組んできた同小が会場となった。 青い目の人形は1927年、シドニー・ギューリック牧師の提唱により、米国 から1万2739体が贈られた。そのうち秋田県には145体が届いたが、戦争 による対米感情悪化からほとんどが処分され、現存するのは11体だけ。式典で は、その11体が体育館に並べられ、児童360人や一般市民100人と“対面” した。 また、浅利会長を通じ、会の開催を知ったギューリック牧師の孫から新しい親 善人形「ドナ」ちゃんが同小に贈られた。(河北新報=12月23日) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 《メディア展望》 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― =カトリック新聞(12月23日)=http://www.cwjpn.com ★教理省新文書 他宗教への敬意強調=宣教の義務・権利で「注記」 ★「国境なき医師団」の貫戸朋子さん 「戦場の降誕祭」語る=それでも生き抜 く難民 ★“お寺さん”と歳末募金=奈良教会・大安寺=長年続く協力 ★福岡=門司教会が100周年=宣教会に感謝、献金 ★死刑の執行で首相らに抗議=日本カトリック正義と平和協議会 =キリスト新聞(12月25日)=http://www.kirishin.com ★“9条”堅持で平和に寄与=9条アジア宗教者会議=豊かな人間世界の実現へ ★東京基督教大学=「記憶・和解・共生」でシンポ=“キリスト者市民”の責任 問う ★“国のために”集団自決=教科書検定撤回求め集会=金城重明氏が証言 ★在日人権資料センターが完成=獲得闘争の拠点に=北九州=故崔昌華牧師の遺 志継いで ★北星学園120周年 女子中高で一色義子氏「愛と信仰の継承」 =クリスチャン新聞(12月23/30日)=http://jpnews.org ★9条で世界平和目指す=「9条アジア宗教者会義」開催 ★歌う「人間クリスマス・ツリー」=恵みシャレー軽井沢でイベント ★連盟主導から協力伝道へ=日本バプテスト連盟結成60周年=自立と協力テー マに記念集会 ★「ピースメーカーになれるように」と=国会クリスマス晩餐会2007=石破 防衛相もスピーチ ★「台湾を治めることは権利と義務」=台湾の国連加盟活動を推進する羅榮光氏 =リバイバル新聞(12月23日)=http://www.revival.co.jp ★友情を得る牧師たち=第1期を終える「コーチング関東」 ★ラブレボin宮崎=ライブハウスで賛美 ★極寒のロシアで奮闘=技術宣教師の仕事=未信者が自動車修理に列をなす ★献金着服、全国報道=日基教団・東海教区の元会計担当 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ●世界キリスト教情報●ご案内 ☆活動のご紹介は http://homepage2.nifty.com/cjc-skj/ ☆既刊号をご覧頂くには http://cjcskj.exblog.jp/ ☆記事検索は『教会と神学』(小原克博氏制作)をご利用願います。 http://www.kohara.ac/church/news/index.htm ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ■
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今夏初めに外国人労働者100人以上が国外追放処分を受けたが、実態は「家 の教会」と連帯して宗教活動を行っていたため。「家の教会」は「悪魔的なカル ト集団」扱いされているのだ。 8月以来拘留されているキリスト者ビジネスマンのゾウ・ヘン氏は、2トンも の聖書を配布のため持ち込んだことが違法商行為とされ、有罪となれば禁固15 年の判決を受ける可能性がある。 一方で、公認のプロテスタント団体『中国基督教三自愛国運動委員会』が運営 している『愛徳印刷』が創設後25年間で聖書4000万冊以上を印刷している こととの関係を理解させることは困難だ。『愛徳印刷』は近く近代的な設備の導 入が予定されているが、それは中国で最大規模の一つになる。今では輸出用に各 国語の聖書を印刷しているが、今後は中国語聖書の印刷を増強するという。 中国のキリスト者の数について、『愛徳印刷』が2004年に、1800万と 推定したことがある。しかし米国に本拠を置く宗教の自由監視団体『対華援助協 会』が2007年初めに報じた所では、国務院国家宗教事務局のイエ・シアオウ ェン局長が、北京大学と中国社会科学院での内部会合で「中国のキリスト者の数 は1億3000万に達した」と語っている。カトリック、プロテスタント双方を 含んでいると見られるが、さらに大多数が非公認の地下教会「家の教会」のメン バーと推定されている。 国際的な宗教の自由に関する米国務省レポート2006年版は、中国政府の公 式管理を拒否するキリスト者、イスラム教徒、チベット仏教徒などを迫害するな ど、宗教信仰の自由尊重が実現していない、と指摘した。バチカン(ローマ教皇 庁)の高位聖職者が北京を訪問、国交正常化について意見を交換したとも伝えら れ、北京五輪を控え中国がキリスト教への対策をどう打ち出すか注目される。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎中国山東省でキリスト教指導者約270人逮捕 【CJC=東京】中国山東省で地下プロテスタント教会指導者が12月7日、 聖書研究を行っていたところを、「違法な宗教集会」を行っていたとして、公安 当局によって約270人が逮捕、14日現在、200人は「査問税」として30 0元(約4600円)を支払い釈放されたが、なお70人が拘留されたまま。米 国に本拠を置く人権擁護団体『対華援助協会』が報じた。 中国政府は、プロテスタントに関しては三自愛国運動だけを認め、外国人宣教 師を排除すると共に、中国人指導者を「違法行為」を理由に投獄して来た。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎香港で最高齢110歳の神父が死去 【CJC=東京】華僑向けの通信『中国新聞社』が12月12日報じたところ では、香港で最高齢者で神父の高師謙さん(110)が11日午前、所属してい る修道院で死去した。 高さんは1897年に福建省福州市で生まれ。1915年に洗礼を受け、同省 で布教に当たった。49年の中華人民共和国成立以降は台湾やマレーシアなど海 外を中心に布教活動を行い、72年から香港在住。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎教皇、定期訪問の日本司教団と会見 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は、12月15日、定期訪問のため バチカンを訪れていた日本の司教団と会見した。 司教らは10日から定期訪問を始め、使徒ペトロ、パウロの墓前ミサ、バチカ ンの各省・評議会・委員会等訪問、また日本の福音宣教に従事している修道会の 代表者らとの集いなどの後、訪問最終日に教皇と団体接見した。 バチカン放送(日本語電子版)によると、教皇は挨拶の冒頭、故濱尾文郎枢機 卿を想起、司教団に改めて弔慰を伝えた。教皇庁移住移動者司牧評議会議長をも 務めた同枢機卿の長年にわたる教会への奉仕に教皇は感謝を表すると共に、日本 の教会と教皇庁の交わりの絆を体現した同枢機卿の冥福を祈った。 続いて教皇は現在の日本のカトリック教会の状況をふまえ、司牧的指針を示し た。 教皇は、キリストを勇気をもって告げることは今日も教会の最優先事項である ことに変わりはないと述べ、日本の教会の課題は、キリストのメッセージを現代 社会の文化の中にもたらすための新たな道を追求することであり、人口に対し信 者の占める割合は少なくとも、信仰という宝を日本社会全体と分かち合っていく べきだ、と語った。 世界は希望のメッセージを必要としており、高度に発展した国々においても、 多くの人々が経済的成功と技術の発達だけでは心を満たせないと感じていると指 摘した教皇は、家族や社会における愛の実践は人々をキリストとの出会いに導き、 それは日本が遺産として受け継いできたすべての気高く良きものにさらなる力を 与えることになるだろうと述べた。 教皇は特に世俗的な現代文化の中で脆い希望に生きる青少年たちを神に導く必 要を説き、信仰を見出した若者たちの中から司祭や修道者への召し出しがより多 く生まれるよう、活発に召命を推進し、祈るよう希望した。 さらに、日本の教会における外国籍信徒の増加に言及された教皇は、これを教 会を豊かにし、神の民の真の普遍性を体験する機会とするよう期待、これらの人 々を皆温かく受け入れることで、日本の教会は彼らから大きな賜物を受けるだろ うと語った。またこれと共に、普遍の教会の典礼と規律が保たれるよう留意を促 した。 教皇は、188人日本殉教者の列福は、キリストの証人の力と強さを日本の歴 史の中で明示するものであると述べ、ペトロ岐部とその仲間たちの雄弁な証しを 日本の教会と共に神に感謝したいと述べた。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎英アーティストが「分離壁」に作品展示 【CJC=東京】米CNNテレビ(日本語電子版)によると、政治的なストリ ートアートなどで知られる英国の芸術家「バンクシー」氏がこのほど、パレスチ ナ自治区ヨルダン川西岸の聖地ベツレヘム付近の「分離壁」で、クリスマスに合 わせた展示イベントを開始した。 イスラエルは「テロリストの侵入を防ぐため」として、西岸との境界線付近に 「分離壁」を建設している。バンクシー氏はこの壁にグラフィティ(落書き)ア ートとして、「防弾ベストを着たハト」「身分証明書をチェックされるロバ」な どを描いた。 バンクシー氏の本名や年齢は不詳。毎年12月には芸術家仲間とともに、ロン ドン中心街の小さな店舗内に設けたギャラリーで「Santa’s Ghett o(サンタのスラム街)」と題したイベントを開催してきたが、今年はその会場 をベツレヘムに移した形。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ブラジルで疎水工事反対、司教が断食抗議 【CJC=東京】ブラジルの報字紙『サンパウロ新聞』によると、サンフラン シスコ河大型疎水工事に反対して、ルイス・カピオ司教が11月下旬から断食を 始めたが、2週間目の12月11日、連邦ブラジリア地方裁(TRF)は同工事 の中止の仮裁定を決めた。 カピオ司教は、仮裁定が出ても工事が中止されない可能性もあるため断食を続 ける、と語っている。 医師の診断結果は「普通」だが、司教自身は衰弱を感じていると言う。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎英で教会の屋根盗難被害が急増、価格高騰が影響か 【CJC=東京】鉛や銅の国際価格高騰が影響してか、英国では鉛で作られた 教会の屋根を引き剥がす窃盗事件が増加している。 英国国教会の95%、約1万7000教会と契約しているエクレシアスティカ ル保険会社が12月11日に明らかにしたところでは、英全土で1日あたり6件 に上っている。このままでは保険料引き上げも止むを得ないという。 同社によると、被害に遭った教会からの保険金申請件数は、2005年は80 件、保険金支払い総額33万ポンド(約7260万円)だったのが、その後1年 間で2100件以上に急増、支払い総額も750万ポンド(約16億5000万 円)に達した。盗難されたのは鉛の屋根だけでなく、銅像や鐘、銅製の避雷針な どに及んでいる。 農村部の教会は、ひと気が少なく特に狙われやすいが、被害は都市部でも顕著 で、ロンドンでは1ヵ月に6軒もの被害が報告された教区もある。 窃盗現場を目撃されても工事をしているものと思われ、まず通報されないとい う。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎マニラ、路上でのクリスマスキャロル禁止 【CJC=東京】フィリピンのマニラ首都圏開発庁は12月9日、街頭でクリ スマスキャロルを歌うことを「安全上の理由で」禁止するとともに、違反者は検 挙すると警告した。AFP通信が報じた。 同庁のバヤニ・フェルナンド長官はラジオで、この禁止令は子どもと運転手を 守るためのものと説明している。 マニラでは毎年クリスマスシーズンに、スラムの子どもたちなどが「にわか聖 歌隊」となり、交通量の多い道路の交差点でクリスマスキャロルを歌い、信号待 ちをしている車の間を行き来して運転手らにお金をせびる。しかし、前年にはそ うした子ども1人がトラックにはねられて死亡している。 同長官は、道端でクリスマスキャロルを歌う子どもたちにお金をめぐむことは 「子どもたちを道路にとどめて交通事故の危険度を増す行為」だとして、子ども にではなく「慈善団体」に寄付するよう市民に呼び掛けた。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 《情報レムナント》 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ▽幕末、室蘭に隠れキリシタン=野中さんが調査cjc-skj@mail.goo.ne.jp 幕末の隠れキリシタンが室蘭の絵鞆に逃れて来ていた―。キリスト教の殉教史 研究に取り組む野中勝年さん(68)=室蘭市中島町=が、そんな史実をうかがわ せる資料をこのほど確認。「室蘭の歴史の新たな1ページになるのでは」と、今 後さらに裏付けを進める考えだ。 キリスト教信者の野中さんは約10年前から「日本切支丹(キリシタン)迫害 ・殉教史年表」の作成に取り組んでいる。今回の史実はフランス・パリに本部を 置く「パリ外国宣教会」の宣教報告書から見つけた。翻訳は知人のフランス人神 父が行った。(室蘭民報=12月13日) ▽一足早くXマスコンサート満喫=東かがわの病院 香川県東かがわ市川東の坂本病院ロビーで13日、クリスマスコンサートがあ り、香川県出身で東京二期会、四国二期会会員のテノール歌手、吉見佳晃さんが 患者や職員らに得意の歌声を披露した。 引き続き、オリーブメイツコーラスグループによる合唱、宣教神学院生らがワ ールドミュージックなどを演奏。コンサート冒頭には、三本松カトリック教会の ネルソン神父が、クリスマスについて来場者に語りかけた。(四国新聞=12月 14日) ▽礼拝堂から和の調べ 尺八と琴が協演 郡山の教会 国の登録有形文化財に指定されている福島県郡山市の日本基督教団郡山細沼教 会で15日、尺八と琴によるコンサートが開かれ、歴史ある礼拝堂に和の音色が 響き渡った。 HATORIメンバーの郡司荘山さん(56)は「教会で演奏するのは初めて。 ミスマッチと思ったが響きも良く、広く尺八を知ってもらう機会になった」と話 した。 細沼教会は1929年に建設された。市民に広く開放されており、クリスマス までパイプオルガンやジャズのコンサートが開かれる。(河北新報=12月15 日) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 《メディア展望》 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― =カトリック新聞(12月16日)=http://www.cwjpn.com ★幼稚園後継者養成へ=「連盟」主催で研修会開く=運営の基本から福音的価値 観まで ★「家庭がない」子らと向き合って=瑞宝双光章受章=イエズス会エルナンデス 修道士 ★「聖書講座 楽しい」=溝部司教が開設、若者に好評=高松教区4県に広がる 勢い ★会員制キリスト教専門図書館 聖三木図書館=新しくなってオープン=東京 ★キリスト教諸団体 死刑執行に抗議 =キリスト新聞(12月15日・休刊)=http://www.kirishin.com =クリスチャン新聞(12月16日)=http://jpnews.org ★『ちいろばの心』=榎本保郎牧師召天30周年を記念=伝道の生涯偲んで ★よみがえる殉教の悲劇=音楽劇「アグネス」初演 ★韓流伝道にわいた1年=ラブ・ソナタ仙台に2千300人=東北に大きなイン パクト ★バングラデシュ大型サイクロン被害=生活へのダメージ大 ★第48回バックストン聖会=「神の前に自らを規定せよ」を引用 =リバイバル新聞(12月16日)=http://www.revival.co.jp ★神の国中心の教会へ JCGI全国合同研修会=牧師・宣教師ら120人が参 加 ★スーダン=逮捕の女性教師が釈放=ぬいぐるみに「ムハンマド」 ★国会議員が降誕祝う=国会クリスマス晩餐会2007=石破防衛相もスピーチ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ●世界キリスト教情報●ご案内 ☆活動のご紹介は http://homepage2.nifty.com/cjc-skj/ ☆既刊号をご覧頂くには http://cjcskj.exblog.jp/ ☆記事検索は『教会と神学』(小原克博氏制作)をご利用願います。 http://www.kohara.ac/church/news/index.htm ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ■
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■■■ ■ ■■ ■■ 世界 ■■■ ■■■■ ■■■■ キリスト教 ■■■ ■ ■■■ ■■ ■■ 情報 ■■■ ■■■■■■■ ■■■■ ■■■■ ■■■■ (c)世界キリスト教情報 連絡先E-mail:cjc-skj@mail.goo.ne.jp ==================================== 2007年12月10日(月) 第882信(週刊・総合版)☆☆ ==================================== = 目 次 = ▼バチカン外務局次長が中国政府と北京で会合説 ▼米コロラド州の教会関連施設2カ所で連続発砲 ▼P・ロバートソン氏、CBN放送の実権を息子に移譲 ▼ルルドの聖母出現150周年記念年に免償規定 ▼「人類家族=平和の共同体」来年の世界平和の日テーマ ▼ノルウェー宣教団、同性愛問題で教会から「独立」 ▼ドイツで『サイエントロジー教会』禁止の動き ▼バチカン美術館の新館長にパオルッチ教授 ▼映画『ライラの冒険=黄金の羅針盤』を米カトリック教会が非難 ▼《情報レムナント》 ▼《メディア展望》 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎バチカン外務局次長が中国政府と北京で会合説 【CJC=東京】12月5日付の香港紙『サウスチャイナ・モーニング・ポス ト』によると、バチカン(ローマ教皇庁)と中国が11月下旬、関係改善に向け て北京で会合を行った。バチカン代表団にはピエトロ・パロリン外務局次長も含 まれていたという。中国側は国務院国家宗教事務局関係者が出席したとみられる。 この会合は11月初めに行われる予定だったが、教皇ベネディクト十六世が12 月にチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ十四世と会談する、と報じられたこと から延期されていた。会合直後に教皇とダライ・ラマとの会談中止が明らかにさ れている。 バチカンと中国の関係改善への障害の一つが司教任命。教皇だけが任命権を有 するとのバチカンの主張を、中国側は内政干渉だと反発、これまで独自任命を続 けてきた。バチカン側は一部を追認する形を採ってきたが。昆明、安徽、徐州の 各教区司教については認めない状態が続いていた。 バチカンが承認した中国政府公認の「天主教(カトリック)愛国会」司教とし て、最近では11月30日就任した、湖北省宜昌教区のフランシス・呂守旺司教 (41)に次いで、12月4日にはジョセフ・甘俊邱司祭(43)の広州司教の 就任式が、広州市内の石室教会で行われた。 5日付の香港各紙によると、4日早朝に行われた就任戴冠式は山東省臨沂の房 与耀司教が司式、広東省各教区から集った信徒ら1300人が参列した。中国側 からは天主教愛国会や党中央統戦部の幹部らが出席した。 昨年10月、愛国会司教団とバチカンが甘氏を広州教区新司教にほぼ同時に推 薦、バチカンは1月に正式の任命許可を出したものの、愛国会司教会議は11月 21日になってようやく認可したという。広州司教の座は約10年間空席だった。 甘新司教は「独自任命された司教の約8割は教皇庁が認定した」と話している。 □ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎米コロラド州の教会関連施設2カ所で連続発砲 【CJC=東京】米西部のコロラド州の教会関連施設2カ所で12月9日、発 砲事件が相次いで発生、犯人1人を含む4人が死亡した。警察は同一人物による 犯行の可能性もあるとみて捜査している。 この日午前0時半ごろ、デンバー市郊外アルバダにある福音派系の宣教師教育 施設『ユース・ウイズ・ア・ミッション』に男が訪れ宿泊できるか尋ねたが、断 られると応対した女性らに銃を乱射して逃走した。ここで職員の男女2人が死亡、 2人が負傷した。逃走した犯人は20歳くらいの白人男性とみられる。 さらに同日午後、同市から約110キロ離れたコロラドスプリングズの『ニュ ー・ライフ・チャーチ』で、礼拝を終えて教会から出てきた信者らに黒ずくめの 男が自動小銃を乱射、1人が死亡、4人が重軽傷を負った。犯人は教会の警備員 に射殺された。 『ニュー・ライフ・チャーチ』は米空軍士官学校に近く、信者1万4000人 の「メガチャーチ」。創設者テッド・ハガード牧師は昨年、麻薬購入疑惑で辞任 した。同氏は書簡で「性的な不徳」を認め、自身が「うそつき」だったと述べて いた。 『ユース・ウイズ・ア・ミッション』は『ニュー・ライフ・チャーチ』の構内 にも事務所を設けているが、2件の発砲事件の関連性は今のところ不明で、アル バダとコロラドスプリングズの警察当局が協力して捜査に当たっている。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎P・ロバートソン氏、CBN放送の実権を息子に移譲 【CJC=東京】米国の有力宗教放送『クリスチャン・ブロードキャスティン グ・ネットワーク』(CBN)は1960年の創設以来、パット・ロバートソン 牧師(77)が務めていた代表執行役員(CEO)の職を辞任する意向を示し、 理事会は12月3日、息子のゴードン・ロバートソン氏を全会一致で後任に選出 した。パット氏は理事長職には留まる。ゴードン氏は副理事長に就任する。 ゴードン氏は、CBNのデジタル展開を主導することになると見られる。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ルルドの聖母出現150周年記念年に免償規定 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は、ルルドの聖母出現150周年を 機会とした免償規定を発布した。 バチカン放送(日本語電子版)によると、2008年2月11日にルルドのマ ッサビエルの洞窟における聖母出現150周年を迎えるにあたり、カトリック教 会は12月8日の無原罪の聖マリアの日から来年の同日までの1年間を記念年と して祝う。 内赦院を通して発布された免償規定には、この記念年の期間、ある一定条件を 満たした者に免償が与えられる旨が記されている。 免償とは、すでに赦された罪に伴う、有限の罰の免除で、全免償と部分免償が あるが、今回は有限の罰のすべてを免除する全免償。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎「人類家族=平和の共同体」来年の世界平和の日テーマ 【CJC=東京】2008年1月1日の第41回世界平和の日に向けた教皇ベ ネディクト十六世のメッセージのタイトルは「人類家族=平和の共同体」と12 月4日、明らかになった。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ノルウェー宣教団、同性愛問題で教会から「独立」 【オスロ=ENI・CJC】ノルウェーの海外宣教では最大の団体『ノルウェ ー・ルーテル・ミッション(NLM)』が、ノルウェー教会(ルーテル派)から 独立した。国営NRK放送が11月30日報じた。 NLMのオラ・トゥルアン総幹事は、ノルウェー教会総会が11月16日に同 性愛者でも正式な結合関係にあるものなら、聖職者になれると決定したことが、 独立の理由だと述べている。ただNLMのメンバー5万人に教会離脱を求めるも のではなく、また新教会を結成する意図もないと言う。 トゥルアン総幹事は、メンバーの多くが教会員ではあるが、NLMがこれまで も正式にノルウェー教会の中にあったことはないのだ、と指摘している。「しか し私たちは、教会を離脱するメンバーにどう対応するか、さまざまな方法を検討 中だ」と日刊紙『ヴァアルト・ランド』に語った。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ドイツで『サイエントロジー教会』禁止の動き 【CJC=東京】米国で生まれた『サイエントロジー教会』を宗教団体とは認 めない動きがドイツで出ている。人権を侵害する集団だとして、ハンブルグ公安 当局が禁止に動いている。このほど開かれた公安当局の会合で提議されたことが 12月3日明らかになった。 ドイツ連邦政府は、「サイエントロジー」が弱者を利用、宗教を装って扇動す る営利事業と見なしている。 本拠の米国では1993年に非課税の宗教法人として承認されたほか、英、豪、 加などでは宗教法人として認められている。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎バチカン美術館の新館長にパオルッチ教授 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は12月4日、バチカン美術館の新 館長に美術研究家アントニオ・パオルッチ教授を任命した。 バチカン放送(日本語電子版)によると、パオルッチ教授は1939年イタリ ア・リミニ生まれ。イタリア美術史家ロベルト・ロンギに師事した後、文化財管 理の分野に入り、ベネチア、ヴェローナ、フィレンツェおよびトスカーナ州など の文化財保護官を歴任。95年から96年までイタリア政府・文化財省大臣。9 7年のイタリア中部地震で大きな被害を受けたアッシジの聖フランシスコ大聖堂 修復の監督も務めた。 教皇はまた、バチカン美術館前館長のフランチェスコ・ブラネッリ氏を教皇庁 教会文化財委員会局長および教皇庁キリスト教考古学委員会監督に任命した。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎映画『ライラの冒険=黄金の羅針盤』を米カトリック教会が非難 【CJC=東京】不可知論者である英作家フィリップ・プルマンのファンタジ ー小説を映画化した『ライラの冒険 黄金の羅針盤』に対し、米カトリック教会 から反宗教的とする抗議の声が上がっている。 同著は、少女ライラ・ベラクアがユニークな登場人物に出会いながら、“善対 悪”の戦いに引き込まれていく様子を描く。悪は「マジステリアム」と呼ばれる 教会として描かれている。その信奉者は、英国中から孤児を誘拐し、凍える北の 荒れ地で恐ろしい実験をするために服従させている。 集客対策もあってか、映画では宗教団体に対する批判は抑えられている。クリ ス・ワイツ監督は英紙『デイリー・テレグラフ』に、「小説ではマジステリアム は、道を踏み外してしまったカトリック教会を意味しているが、それを映画に期 待しても叶えられない」と述べている。 映画では不適切な部分が削除されたものの、『カトリック連盟』から非難の声 が上がり、作品を攻撃するチラシが配られている。同連盟は、映画『ダ・ヴィン チ・コード』に対しても抗議運動を展開した。 米司教協議会は、映画の「反教権的な内容、典型的なオカルト的要素、未婚の 母から生まれた子ども、ウイスキーをがぶ飲みするようなクマ」といった部分を 非難する一方、「映画という観点だけでは、“善対悪”という伝統的な闘いと権 威主義の否定を描いた面白い冒険物語に見える」と評価している。□ (注=日本では同作品は2008年3月1日公開予定) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 《情報レムナント》 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ▽キリシタンの歴史探索 五島で「奥浦さるく」 キリスト教信者が多い五島市奥浦地区を住民自身が探訪するイベント「奥浦さ るく」(同地区青少年健全育成協議会など主催)が二日開かれ、児童生徒や大人 約八十人が歩き回って古里への認識を深めた。 地元の堂崎教会が来年、献堂百周年を迎えるため、キリスト教にスポットを当 てたコースを設定した。(長崎新聞=12月4日) ▽日本基督教団東海教区の元会計担当、献金6900万円着服 プロテスタントの宗教法人「日本基督(キリスト)教団」東海教区(甲府市) の元会計担当の70歳代の男性信徒が、教団への献金約6900万円を着服して いたことが8日、分かった。 同教区は、男性信徒が着服した金の返済を始めていたことなどから、昨年開い た総会で、刑事告訴しないことを決めている。 (読売新聞12月8日) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 《メディア展望》 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― =カトリック新聞(12月9日)=http://www.cwjpn.com ★「神なくして希望はない」=教皇 新しい回勅を発表 ★9条アジア宗教者会議=“9条”の重要性再確認=アジア各国の宗教者が連帯 ★難民委・長崎管区セミナー=九州各地の外国籍信徒と共に 生きた信仰分かち 合う ★聖公会・カトリック=合意声明の邦訳 刊行=内容はマリアの教義、信心 ★列福式まであと1年=長崎で拡大実行委全国の教区からも参加 =キリスト新聞(12月8日)=http://www.kirishin.com ★教科書にのっていないアフリカ=ワールド・ビジョン・ジャパンが体験型イベ ント=子ども救う喜びを ★バングラデシュ・サイクロン被害=緊急支援を開始=国際飢餓対策機構・ワー ルドビジョン ★「できること、すべきこと」模索=教育同盟学校代表者会議 教育基本法改定 でシンポ ★スピリチュアル・霊感被害110番=弁護士に宗教者協力 ★日基教団部落解放センター25周年=遠藤富寿氏「現代の預言者として」 =クリスチャン新聞(12月9日)=http://jpnews.org ★スピリチュアルブームの被害深刻=弁護士らが電話相談110番=12月4日 実施 ★夜空を彩るイルミネーション=東京・聖学院でクリスマスツリー点灯式 ★地球規模のキリスト者フォーラム=対話の場に評価と懸念=広範囲の諸教派共 通の課題に取り組む ★いのちの詩画と書の世界=「星野富弘・相田みつを展」開幕 ★日本基督教団=「『米軍再編成』に抗議し反対声明 =リバイバル新聞(12月9日)=http://www.revival.co.jp ★「受け皿が充実し始めた」=DNJ=帰国者大会=関係団体の連携が進む ★日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団中央聖書神学校が通信科=来年度か ら開講 ★祈りで聖霊の嵐を!=全日本大リバイバル全国祈り大聖会 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ●世界キリスト教情報●ご案内 ☆活動のご紹介は http://homepage2.nifty.com/cjc-skj/ ☆既刊号をご覧頂くには http://cjcskj.exblog.jp/ ☆記事検索は『教会と神学』(小原克博氏制作)をご利用願います。 http://www.kohara.ac/church/news/index.htm ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ■
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宣言は、教皇の出身地ドイツでもプロテスタントから厳しい批判を浴び、カト リック司教の中に懸念を生じさせた。 ドイツ司教会議会長のカール・レーマン枢機卿は10月の会議の演説で宣言を 批判した。11月初めに開かれたルーテル派監督会議で、ドレスデン=マイセン 教区のヨアヒム・ライネルト司教は、カトリック教会を代表して、ルーテル派が 声明に疑問を呈することは正当だ、と語っている。 カスパー枢機卿はまた、ペンテコステ派の教勢増加の背景を考察するよう教会 に促した。 ペンテコステ派とカリスマ派が現在、世界中で約4億人に達し、キリスト教で はカトリックに次ぐ大グループになったことに注目して、カスパー枢機卿は、カ トリック教会を離れる人が多数に上る理由を、司牧的に、そして批判的に検討し なければならない、と主張した。「ペンテコステ派の問題を問うことから始める のではなく、自らの司牧の短所が何なのかを問わなければならない。典礼、教理、 司牧、霊的革新によってどのように対応出来るかだ」と言う。 枢機卿は演説の後、記者団に、聖公会共同体は「非常に難しい状況」にある、 と述べた。米聖公会が2003年に公然同性愛者のジーン・ロビンソン氏をニュ ーハンプシャー司教に任命したことから生じた混迷は解消しないまま今日に至っ ており、「速やかに解決することを願う」と言う。 プロテスタント教会との関係について、困難さを増しているのは、プロテスタ ント側の「内部分裂」と「新しい倫理的問題で分裂が進む」ためだ、と述べた。 正教会との関係は、イタリアのラベンナで10月に行われた協議の際、正教会 側が教皇の首位性を認めたことで進展したものの、全正教会裁知問題で、コンス タンチノープルのエキュメニカル総主教座と競合しているロシア正教会の地位も 視野に入れなければならない、と枢機卿は指摘した。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎キリスト教的希望についての教皇回勅「スペ・サルヴィ」発布 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は、11月30日(使徒聖アンデレ の祝日)、回勅「スペ・サルヴィ」を発布した。 「スペ・サルヴィ(意味:希望によって救われた)」は2006年1月に発表 された同教皇の最初の回勅「デウス・カリタス・エスト(邦訳:神は愛)」に続 くもの。 バチカン放送(日本語電子版)によると、ローマの信徒への手紙8・24「私 たちは希望によって救われているのです(スペ・サルヴィ・ファクティ・スーム ス)」という使徒パウロの言葉で始まるこの回勅を通し、教皇はキリスト教的希 望についての教えを示した。 全文50章、内容は「序章」「信仰とは希望である」「新約聖書と初代教会に おける信仰に基づいた希望の概念」「永遠のいのちとは?」「キリスト者の希望 は個人主義的か?」「現代におけるキリスト教信仰=希望の変化」「キリスト教 的希望の真の姿」「希望を学び鍛える場」「希望の星、マリア」の各部に分かれ る。 キリスト教信仰にとっての贖いとは、私たちが現実に立ち向かえるだけの信頼 に値する希望を与えられたという意味においてもたらされるものであり、それゆ えキリスト者の特徴は「未来に希望を持ち…彼らの人生は虚無のうちに終わらな いと知っている」ことであると教皇は指摘する。 一方で、現代の信仰の危機は、キリスト教的希望の危機であると見る教皇は、 現代の人々は失われた楽園を信仰によってではなく科学技術の進歩によって取り 戻そうとしているとし、現代人の希望は「発展における信仰」「理性の王国」に 基づくものと指摘する。 教皇は、「人は科学を通して贖われるのでなく、愛を通して贖われる」のであ り、「あらゆる失望に打ち勝つ人間の偉大な希望は、私たちを愛され、最後まで 愛し抜かれる神だけである」と強調している。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎米国人は「進化論」より「悪魔」信じる=ハリス調査 【CJC=東京】米ハリス調査社が11月29日発表した統計によると、米国 では「ダーウィンの進化論」よりも「悪魔の存在」を信じる人の数が多いことが 明らかになった。11月7~13日に、米国の成人2455人を対象に調査した。 ロイター通信によると、全体の82%が神の存在を信じていることが分かった ほか、奇跡を信じている人が79%、天国を信じる人が75%、地獄や悪魔を信 じる人は62%となった。 一方、ダーウィンの進化論を信じていると答えたのは全体の42%にとどまっ た。キリスト教の教派別では、カトリックで43%、プロテスタントで30%、 ボーンアゲイン派で16%が進化論を信じると回答した。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎カンタベリー大主教、米外交を批判 【CJC=東京】英国国教会の霊的最高指導者カンタベリー大主教ローワン・ ウイリアムズ氏がイスラム教誌『エミル』で、米国の外交を批判した。 同氏は、米国の力の行使を、かつての大英帝国の植民地収奪より悪質だとし、 2001年9月11日の同時多発テロの際に世界中から寄せられた道徳的支持を 米国は失った、と言う。 昨年末、ウイリアムズ氏は英タイムズ紙に、米国主導型連合がイラク情勢に無 知で長期的展望を示せないことが、中東全域のキリスト者の生命を危機にさらし ている、と痛烈な批判を寄せていた。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎『エイズと教会に関するサミット』第3回が11月31日閉幕 【CJC=東京】米カリフォルニア州レイクフォレストのメガチャーチ『サド ルバック・バレー・コミュニティー教会』で開かれていた『エイズと教会に関す るサドルバック・グローバル・サミット』第3回が11月31日閉幕した。主催 者のリック・ウォレン牧師はケイ夫人と共に、1700人を超えた参加者に、教 会が愛をもってエイズに立ち向かうよう訴えた。 「エイズを抱えている人に、目に見えない神を見えるようにする。それが私た ちの目標だ。症状について知られていないことは多くあるが、知るべきことは病 気になった人には六つのことが必要だ。受容、希望、支援、介護する人、家族、 そして私たちだ」と言う。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ヒラリー選挙事務所のろう城犯は神父暴行事件裁判の原告 【CJC=東京】来年の米大統領選の民主党の有力候補、ヒラリー・ロダム・ クリントン上院議員の選挙事務所に11月30日にろう城し投降した男が、20 02年にカトリック司祭に性的暴行を受けたとして訴訟を起こしていたことが分 かった。 CNNテレビによると、ニューハンプシャー州サマーズワース在住のリーラン ド・アイゼンバーグ容疑者は02年9月、ボストン大司教区のバーナード・ロー 元大司教を相手取って訴訟を起こしている。 同容疑者は当時21歳前後で、教会に支援を求め、自立するまでの措置として 塗装工として雇われ、部屋と食事をあてがわれたが、ある聖職者からポルノを見 せられ、性的暴行を受けた。酒場で酔っていたところ、聖職者によって車に連れ 込まれ、意識を失っている最中に暴行されたこともあったと主張している。□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 《情報レムナント》 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ▽弘前城雪灯籠まつり=大雪像に弘前昇天教会と角み呉服店 弘前城雪燈籠まつり運営委員会が30日、弘前市立観光館で開かれ、来年2月 8日に開幕する第32回の祭り実施計画を決めた。四の丸イベント会場のメーン となる大雪像は、弘前市山道町の「弘前昇天教会」と同市土手町にあった「角み 呉服店」を採用。和と洋の古い建物が数多く残る全国でも珍しい弘前市の特徴を 演出し、県内外からの集客を狙う。祭りは2月8日から11日までの4日間。 (陸奥新報=12月1日) ▽平和のカード描いたコンテスト入賞作品727点を長崎YMCAで展示 平和なクリスマスを祈り世界中にクリスマスカードを届けようと、長崎市の長 崎YMCAなどが県内の子どもたちに募集した第29回「平和の使者」クリスマ スカードコンテストの表彰式が2日、長崎市東山手町の活水女子大であった。 入選663人の作品を含むすべての入賞作品計727点は5日まで長崎YMC Aで展示。その後、長崎市の浜屋百貨店、佐世保市の佐世保玉屋などで各地区の 入賞作品をそれぞれ展示する。(西日本新聞・長崎=12月3日) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 《メディア展望》 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― =カトリック新聞(12月2日)=http://www.cwjpn.com ★サイクロン被害=カリタス避難所に数万人=なお緊急援助必要=バングラデシ ュ ★信徒宣教者の使命 深める=JLMM(日本カトリック信徒宣教者会)=タイ で「全体会議」開催 ★日米研究チーム=ヒトの皮膚から万能細胞作製=教会指導者らが称賛 ★改正入国管理・難民認定法に=難民委など撤廃を要望 ★イスラエルパレスチナ問題解決の道探る=諸宗教者ら、東京でシンポ =キリスト新聞(12月1日)=http://www.kirishin.com ★青年が教会訪ね祈る=雨の中、自転車で完走=日基教団東京・北支区=「五十 三次」・第1回新宿区編 ★“教会は国の壁越える”=在日大韓・外キ協が「指紋採取」に抗議 ★死=観念的に認めるな=クリスチャンアカデミー・関東=碑文谷創氏が講演 ★同志社女子大が大阪信愛女学院高と教育連携で協定5校目 ★「他宗教に尊敬の念を」=ダライ・ラマが伊勢訪問 =クリスチャン新聞(12月2日)=http://jpnews.org ★エホバの証人被害者集会=輸血問題で研究生放置=現役「証人」体験語る ★バングラディシュのサイクロン被害に各団体が緊急支援 ★「神の国の働き人」の交流の場=今年もCPI(チャーチ・プランティング・ インスティチュート)開催=今後は各地でのセミナーに移行 ★「日韓で在日、日本人の若者に福音を」=ラップで神様を賛美=日韓青少年の ためのワーシップ・フェスティバル2007 ★アッセンブリー教団総会開催=「ろう伝道師制度整備」 =リバイバル新聞(12月2日)=http://www.revival.co.jp ★ディアスポラ宣教=米・欧・亜の連携めざす=米国と欧州で邦人牧師セミナー ★正統教会への期待の声=エホバの証人被害者全国集会=求められる教会側の対 応=正しい神の言葉でケアを ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ●世界キリスト教情報●ご案内 ☆活動のご紹介は http://homepage2.nifty.com/cjc-skj/ ☆既刊号をご覧頂くには http://cjcskj.exblog.jp/ ☆記事検索は『教会と神学』(小原克博氏制作)をご利用願います。 http://www.kohara.ac/church/news/index.htm ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ■
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