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[SKJ]■世界キリスト教情報■第982信
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  2009年11月16日(月)     第982信(週刊・総合版)☆☆
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             = 目 次 =
   ▼聖公会からカトリック教会に入ることを望む人のための使徒憲章
   ▼ワシントン大司教区、同性間の結婚合法化に抵抗
   ▼大気圏外に知的生物が存在する可能性、バチカン認める
   ▼地球規模の思いやり運動訴える「憲章」、ネット上で公開
   ▼独教会の女性指導者登場は関係に懸念、とロシア正教会
   ▼教皇とキリル総主教の会談に可能性、ヒラリオン大主教
   ▼フィリピンでシノット神父釈放される
   ▼ルイス・パラウ氏が『革新的伝道会議』開催
   ▼リック・ウォレン牧師が迫害されるキリスト者のための伝道開始
   ▼ハガード氏、メディアの注目にびっくり
   ▼大衆伝道者トニー・アラモ被告に禁固175年
     ▼《メディア展望》

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◎聖公会からカトリック教会に入ることを望む人のための使徒憲章

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は、聖公会からカトリック教会に入ることを望む人々のための使徒憲章「アングリカノールム・チェティブス」を11月9日、公布した。バチカン(ローマ教皇庁)教理省長官ウィリアム・ジョセフ・レヴァダ枢機卿は10月20日、カトリック教会に入ることを希望する世界各地の聖公会の聖職者・信者のグループからの多くの要望に応えることを目的とした新しい文書が発布される旨を告げていた。
 公布された使徒憲章は、教会法上の組織の一つ、属人的司教区(オルディナリアーティ・ペルソナーリ)の設立を規定し、これによってこれまで聖公会に属していた信者がカトリック教会との完全な交わりに入ることを可能にすると共に、これらの信者がアングリカンの精神遺産と典礼の要素を保てるよう取り計らっている。
 全体で13章からなる使徒憲章は、属人的司教区内における結婚した司祭たちの存在の可能性を考慮しているが、これは司祭の独身性に関する教会の規律の変化を何ら意味するものではない。
 属人的司教区は、教理省によって一つの司教協議会の管区内に設立され、以前聖公会に属し、今はカトリック教会との完全な交わりに入った信者、聖職者、修道者、あるいは同司教区において洗礼の秘跡を受けた者によって構成される。これらの属人的司教区は、ミサをはじめ他の秘跡、聖務日課、その典礼行為を、ローマ典礼はもとより、教皇庁によって認可されたアングリカンの伝統的な典礼書に従って行うことができる。
 聖公会の助祭、司祭、司教で、教会法上の必要とされる条件を満たす者は、担当司教からカトリック教会の聖職志願者として受け入れられる。結婚している司祭は教皇パウロ6世の回勅「サチェルドタリス・チェリバトゥス」の規範を守り、結婚していない司祭は教会法の定める司祭の独身性に従わなければならない。
 オルディナリオは地域の教区の司教に意見を仰ぎ、教皇庁の許可を受けた上で、属人的司教区の信者の司牧のために「属人的小教区」を設立することができると述べている。
 憲章はこの他、神学生の育成、修道会の創立、教皇庁への定期訪問、オルディナリオを補佐する評議会の設立などについても定めている。□

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◎ワシントン大司教区、同性間の結婚合法化に抵抗

 【CJC=東京】米カトリック教会ワシントン大司教区は、同性間の結婚合法化提案を撤回しなければ、ホームレスへのシェルター提供などの社会奉仕を停止する、との意向を示しているが、ワシントン市議会側は受け入れない構え。同性間の結婚合法化案は12月にも成立すると見られ、市長も賛成している。
 カトリック系奉仕団体は、6万8000人にサービスを提供する契約を市と結んでいる。「結婚条例」は教会に同姓間の結婚式執行を求めてはいないが、カトリック系団体は市の資金を利用しており、大司教区は結婚した同性間のカップルへのサービス提供や養子縁組を迫られることを懸念している。
 大司教区としては、奉仕対象に同性間のカップルを入れたり、同性愛者たちの養子縁組容認に教会を適用除外することを望んでおり、それは教会の宗教の自由を守るためのものだ、としている。□

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◎大気圏外に知的生物が存在する可能性、バチカン認める

 【CJC=東京】バチカン(ローマ教皇庁)が天文学、物理学、生物学の専門家をカトリック信徒以外からも含めて30人を招き5日間にわたり会議を行った。バチカン天文台の責任者ホセ・ガブリエル・フネス神父(イエズス会)が司会進行を務めた。
 会議の運営関係者1人、米アリゾナ大学のクリス・インピー教授(天文学)は、会議の狙いを、宇宙における生命の研究という天文学の急成長分野における最近の研究を評価すること、と語った。
 会議では大気圏外に知的生物が存在する可能性を認めた。ガリレオ・ガリレイが天動説に挑戦したことを理由に異端審問に掛けられてから4世紀を経過している。カトリック教会の見解は、1600年に、他にも生物が存在することを予測したのを異端だとして哲学者ジョルダーノ・ブルノが火刑に処せられてから、急激に変化した。
 バチカン天文台は、宗教と科学の間の溝を埋める努力の最前線に立ってきた。今日ではビッグバン理論や進化論のような科学的構想を、長老格の聖職者も公然支持するようになっている。
 元司祭で歴史学者のポール・コリンズ氏は、エイリアンも、人は神に似せて作られたという信仰と両立することに何の問題もない、と語った。「全ての被造物は善と神の創造とを反映している。人類とは、私たちがもっとも充足して、完全に代表しているものであることを議論している。しかし全て創造は神が創造者であることを示している。だから地球外の生物も、人類以上に発達しているにせよ、そうでないにせよ、創造を示している」と言う。□

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◎地球規模の思いやり運動訴える「憲章」、ネット上で公開

 【CJC=東京】宗教の垣根を越えて世界中の人びとに寛大さと平和の実現を求める声明「思いやりの憲章」の内容が11月12日、インターネット上のウェブサイトで公開された。現在20の言語でダウンロード可能。AFP通信が報じた。
 「思いやりの憲章」は、元カトリック修道女で宗教学者のカレン・アームストロング氏が発起人となり起草されたもので、世界中の宗教指導者たちの協力を得て作成されている。憲章は、道徳と宗教の中心に思いやりを取り戻し、文化や宗教の多様性を受け入れる姿勢を育むよう呼びかけている。さらに、暴力や憎しみ、軽蔑をもたらすような聖典の解釈は正当なものではないという、古来の原則に立ち返ることも強く求めている。
 今回立ち上げられたウェブサイトは、この憲章が展開する草の根運動の内容を説明し、提唱者のメッセージを伝え、目標実現に向けて行動を起こす協力を要請するものとなっている。□
※思いやりの憲章のサイト=charterforcompassion.org

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◎独教会の女性指導者登場は関係に懸念、とロシア正教会

 【CJC=東京】ドイツ福音教会(EKD、信徒2400万人)常議員会議長にマルゴット・ケースマン氏が選出されたことに、ロシア正教会対外関係部門の責任者ヴォロコラムスクのヒラリオン大主教は同派との関係を危うくする、と懸念を明らかにした。
 ENI通信が報じた。□

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◎教皇とキリル総主教の会談に可能性、ヒラリオン大主教

 【CJC=東京】ロシア正教会とローマ・カトリック教会との間の関係は改善しつつあり、教皇ベネディクト十六世と『モスクワと全ロシアのキリル総主教』との会談も浮上してくる、とロシア正教会対外教会関係部門の責任者『ヴォロコラムスクのヒラリオン大主教』が、モスクワで11月12日、記者団に語った。
「時間や場所について特に計画されているわけではないが、準備したいとの思いは双方にある」と言う。
 会談に至るには、なお未解決の問題に関して共通の基盤を作ることも準備の一つ、と大司教は語った。未解決の一つがウクライナのユニエイト(東方帰一教会)と正教会信徒との問題。1990年代初めに、「微妙な教派間のバランスが崩れ、緊張関係が今もある」と言う。ただ正教会信徒のカトリックへの改宗問題は10年前ほどには注目されなくなった、と大司教は語った。□

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◎フィリピンでシノット神父釈放される

 【CJC=東京】フィリピン南部パガディアンで10月11日、過激派『モロ・イスラム教解放戦線』に誘拐された聖コロンバン宣教会のマイケル・シノット神父(79、アイルランド出身)が11月11日釈放された。
 神父は12日、母国アイルランドの国営放送に、「当面、自分はフィリピンに残り、自分の仕事に戻りたい。修道会の上長がどういう意見かは知らない。残ることは私の意志だ」と語った。□

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◎ルイス・パラウ氏が『革新的伝道会議』開催

 【CJC=東京】世界的な不況の中で、福音伝道の現状はどうか。大衆伝道者
ルイス・パラウ氏が米オレゴン州ポートランドで11月10~13日、『革新的
伝道会議』を開催した。米、英、独など10カ国以上から350人が参加した。
 福音に耳を傾ける人がいるのか、会議の結論はイエス・キリストの福音を述べ
伝えるのに今こそが絶好の時なのだ、ということだった。
 「福音への扉がこれほど開かれていることはこれまでなかった」と『次世代連
合』のティム・ロブネット代表は言う。□

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◎リック・ウォレン牧師が迫害されるキリスト者のための伝道開始

 【CJC=東京】米メガチャーチの中でも最大とされる『サドルバック教会』(カリフォルニア州レイクフォレスト)のリック・ウォレン主任牧師が、世界中の迫害されたキリスト者を支援する、新しいテーマ伝道を開始する、と11月8日発表した。同教会が連続開催しているフォーラム「迫害された教会のためのサドルバック市民フォーラム」で明らかにした。
 フォーラムには『倫理と政策センター』のマイケル・クロマティー副会長、『オープンドアーズUSA』のカール・ムーラー会長などが参加、地球上で数百万人を苦しめている迫害と宗教の自由について討議した。
 ウォレン氏は、招待者全員と個別に会談したほか、グループ討議を行った。そしてサドルバック教会が新たな「シグネチュア」宣教というテーマを定めた活動を開始する、と述べた。同教会はすでにエイズ感染者などを対象にした3テーマの伝道を行っている。□

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◎ハガード氏、メディアの注目にびっくり

 【CJC=東京】性的スキャンダルが原因で、自ら1985年に設立した『ニューライフ教会』主任牧師を2006年に辞任したテッド・ハガード氏、コロラド州コロラドスプリングスの自宅で祈祷会を始める、と明らかにしたところ、全米のメディアの注目を集めてしまった。
 そこで同氏は、ニューヨーク・タイムズ紙やCBSテレビなどからの要請に応え、11月12日の最初の祈祷会の前に記者会見をする、と9日発表した。ただ自宅内にはメディアは入れない。「パパラッチに囲まれるのはいやだ」からだと言う。しかし祈祷会の前後に集まった人たちに話しを聞くのは良いとか。
 「何も秘密はない」とハガード氏は現地紙ガゼットに語った。ただ祈祷会は地味にやろうとしていたので、注目が集まってびっくりした、と言う。
 85年に教会を始めた時も、地下室の集会に出席した人は20人ちょっとだった。ただ『ニューライフ教会』のようなものをまた始めるという考えはない、とハガード氏は語っている。□

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◎大衆伝道者トニー・アラモ被告に禁固175年

 【CJC=東京】米国の大衆伝道者トニー・アラモ被告(75)にアーカンザス州裁判所は11月13日、性行為目的で未成年者を州境を越えて連れ回したなどの10件に禁固175年の判決を下した。被告側弁護士は即時、控訴した。
 アラモ容疑者は『トニー・アラモ・クリスチャン・ミニストリーズ』を創設、指導している。有罪とされた各件ごとに刑期を積算すると175年になる。また罰金25万ドル(約2250万円)も科された。□

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 《メディア展望》
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  =カトリック新聞(11月15日)=http://www.cwjpn.com
★ホームレスを支援する会=各小教区からも多数参加=正式に始動――長崎
★貧しい人々、温暖化から救え=サグラダ・ファミリア教会に垂れ幕
★バチカン高官が指摘=移住者歓迎で示すカトリックの姿勢
★体験聞き意見交換=部落差別人権委員会・全国会議=東京
★「認知症」学び 分かち合う=老人施設協会 東北・北海道支部が職員研修
=仙台
★アジアで進む司牧方法=聖書分かち合う小共同体=AsIPA(アシパ)

  =キリスト新聞(11月14日)=http://www.kirishin.com
★学生がNGOのルーツたどり発表=先達との対話で描く“未来”=早稲田奉仕園シンポジウム
★第2回アフリカ特別シノドス=最終提案書を採択し終了
★ルーテル世界連盟=次期総幹事、チリのフンヘ氏
★キリスト教文化学会で薛恩峰氏講演=中国の歴史から教訓学ぶ
★徳島県自殺予防協会=保健文化賞を受賞=理事長近藤牧師が抱負語る
★恵泉女学園80周年記念式=“河井道の精神を継いで”

  =クリスチャン新聞(11月15日)=http://jpnews.org
★平和シンポ各地で=隔ての枠組みを超えて=平和目指す日米新政権に期待感
★月刊「現代宗教」発行人タク氏=韓国で猛威振るう異端=「日本に来ている」警告
★初のアジア・メシアニック・フォーラム開催=日本とイスラエルのユダヤ人伝道関係者討議
★宣教150年で日韓協力「世界宣教青年大会」=27~29日都内で「すっとAZRA」
★大阪女学院創立125周年祝う
★クリスチャントゥデイ 本紙報道を誹謗=韓国異端専門家を「異端」と中傷

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# by cjc-skj | 2009-11-16 11:30 | Trackback
[SKJ]■世界キリスト教情報■第981信
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  2009年11月9日(月)     第981信(週刊・総合版)☆☆
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《訂正》第980信で《◎ルーテル世界連盟次期総幹事にチリのマルチン・フンゲ氏》を《マルチン・フンヘ》に《◎ドイツ福音教会指導者に初の女性ケスマン監督》で、《マルゴット・ケスマン》を《マルゴット・ケースマン》に訂正します。(編)

             = 目 次 =
   ▼米で「同性愛者保護」法が成立
   ▽「同性愛者保護」法成立、米合同キリスト教会は歓迎
   ▼医療保険改革法案、米下院で可決
   ▼信仰と愛における真理に貢献する神学、教皇一般謁見
   ▼キング牧師の令嬢が米南部キリスト教指導会議の会長に
   ▼気候変動枠組み条約国会議へ国際カリタスなどがアピール
   ▼中国地下教会の司教に公認教会加入をバチカン勧告?
   ▼ブラジルの「イエス行進」に福音派150万人以上参加
   ▼ロンドンの青年集会で騒動、ボランテア襲われる
   ▼悪霊退散に頭蓋骨使わぬよう、ボリビア・カトリック教会が要請
     ▼《メディア展望》

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◎米で「同性愛者保護」法が成立

 【CJC=東京】バラク・オバマ米大統領は10月28日、人種や宗教に関する偏見が理由の「ヘイト・クライム(憎悪による犯罪)」を禁じた連邦法の対象を同性愛者らにも拡大する法案に署名した。「憎悪犯罪」は、人種や宗教などを理由に危害を加えるもので、連邦犯罪として厳しく処罰される。
 主要連邦法に同性愛者の権利保護が盛り込まれたのは初めて。1998年に同性愛を理由に殺害された白人マシュー・シェパードさんや黒人ジェームズ・バードさんの事件が、法整備の契機となった。
 法案をめぐっては、妊娠中絶や同性愛に反対する保守派の言論封じ込めに利用されるのではないかと、一部キリスト教団体から懸念も表明されていた。ジョージ・ブッシュ前大統領は同性愛に批判的な保守系団体などに配慮、拒否権行使も示唆していた。
 憎悪犯罪を禁じる連邦法は1968年に成立している。エリック・ホルダー司法長官は6月、「法案は(言葉ではなく)あくまでも暴力的行動を禁じるもの」と強調。上院司法委員会で、「米国ではここ10年、1時間に1件の割合で憎悪犯罪が起きている」と述べ、法案に批判的な共和党の理解を求めた。□

◎「同性愛者保護」法成立、米合同キリスト教会は歓迎

 【CJC=東京】バラク・オバマ米大統領が10月28日、人種や宗教に関する偏見が理由の「ヘイト・クライム(憎悪による犯罪)」を禁じた連邦法の対象を同性愛者らにも拡大する法案に署名したことに、合同キリスト教会(UCC)のジョフリー・ブラック議長は歓迎の意向を示している。
 同議長は、UCC総会が「1989年以来、『ヘイト・クライム』立法を支持、暴力の被害者への連帯と支援を表明、社会全体が暴力を減らすことで利益を得ることを認識して、全教会規模で暴力根絶のために活動するよう呼び掛けてきた」と指摘した。□

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◎医療保険改革法案、米下院で可決

 【CJC=東京】米下院本会議は11月7日、賛成220、反対215と過半数の218をわずか2票だけ上回るという僅差で、医療保険改革法案を可決した。法案には、国民皆保険を目指すため、バラク・オバマ大統領が主張してきた政府が関与する公的保険の創設が盛り込まれている。
 法案は、新たな公的保険の導入で保険市場の競争を活発化させ保険料高騰を防ぐ、低所得層向けの公的保険「メディケイド」の拡大などにより保険加入率を拡大する―などが柱になっている。
 4600万人以上ともいわれる無保険者を抱えた米医療制度がやがて行き詰まるのは明白。ただ法案に盛り込まれ公的医療保険の財政支出は、史上最大の財政赤字をさらに膨らませる要因でもある。一方、保険業界は、保険料が下がり利益が減ることを恐れ、議員への働きかけを強めており、先行きは不透明。
 また無保険者の中にいる不法移民も対象にすることへの市民の反感や、妊娠中絶にも保険を適用することに反対の声も出ている。□

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◎信仰と愛における真理に貢献する神学、教皇一般謁見

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は、バチカンで11月4日、水曜恒例の一般謁見を行い、カテケーシス(教会の教えの解説)で、教皇は中世のキリスト教著作家・思想家をテーマとしながら、修道院神学とスコラ神学を考察した。
 12世紀の神学の主要な流れである修道院神学とスコラ神学を対比して、教皇は前者をある意味で「心の神学」、後者を「理性の神学」と呼ぶことができると語った。
 教皇は当時この両派の間に生まれた議論を象徴するものとして、神学者クレルヴォーの聖ベルナルドとアベラールの間の論争を取り上げた。修道院神学を代表する聖ベルナルドは神学で「信仰」に重きを置き、一方、アベラールは「理性」をもとに理解しようと努めた。
 バチカン放送(日本語電子版)によると、教皇は、1140年のサンス公会議で、アベラールの教説のいくつかの誤りを指摘したのはベルナルドであったが、それは哲学の過剰な導入がアベラールの神学の教えを脆弱なものにする危険があったゆえ、と指摘した。一方で、教皇は後の成熟したスコラ神学の発展に対するアベラールの偉大な貢献にも言及された。
 教皇は、両者の神学的比較に、教会の健全な神学論議の有用性と必要を見出すと共に、教会の権威への謙遜な従順の大切さも指摘し、これらの神学研究が、教会の信仰を守り、愛における真理を勝利させるという目的は、今日も変わっていないと語った。□

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◎キング牧師の令嬢が米南部キリスト教指導会議の会長に

 【CJC=東京】米南部キリスト教指導会議(SCLC)理事会は10月30日、バーニス・キング氏(46)を第7代会長に選出した。同氏は故マーチン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の令嬢。対抗馬のウエンデル・グリッフェン氏(アーカンサス州控訴裁判事)に投票の結果、23票対15票で決定した。
 同会議はこの2月、在任5年にわたったチャールス・スティール会長が辞任して以来、バイロン・クレイ氏が暫定会長に就任していた。
 1957年に、故キング牧師やラルフ・デービッド・アバナシー氏、ジョセフ・ロワリー氏らが設立したSCLCは、一時は米国で最も協力な市民権運動団体と目されていたが、財政問題や内部紛争で影響力は低下している。
 バーニス・キング氏は迫力のある講演で知られ、著作もある。現在ジョージア州リソニアのニューバース・ミッショナリー教会牧師。故キング牧師、兄のキング・サード氏に次いでキング家からは3人目、女性としては最初の会長。□

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◎気候変動枠組み条約国会議へ国際カリタスなどがアピール

 【CJC=東京】京都議定書に続く2013年以後の温室効果ガス削減の国際的枠組みを協議するため、国連気候変動枠組み条約国会議(COP15)が12月7日からコペンハーゲンで開かれる。英、仏、ブラジルなど約40か国の首脳が出席する意向。
 国際カリタスやワールドビジョン、国際赤十字など10団体が、12月7日からコペンハーゲンで開かれる国連気候変動会議に向けアピール「気候変動、食糧不安、飢餓」と題するアピールを発表した。
 援助団体は「気候変動は、飢餓にさらされている10億人以上の苦難を救おうとする努力を無にしてしまい、食糧不安は貧困国の児童中心に毎年350万人を死に追いやる病気という地球規模の重荷の唯一最大の要因」としている。□

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◎中国地下教会の司教に公認教会加入をバチカン勧告?

 【CJC=東京】中国河北省保定のカトリック地下教会のフランシス・アンシュシン司教は、共産主義政権への反発を理由に10年間も獄中にあったが、意図に反して公認の天主教(カトリック)愛国会に加入した、とカトリック系アジア・ニュースが報じた。
 バチカン(ローマ教皇庁)側が、同司教に「地下から出る」よう勧告したという。中国政府が同司教が公認教会の一員となれば司教として認める意向という。□

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◎ブラジルの「イエス行進」に福音派150万人以上参加

 【CJC=東京】ブラジルのサンパウロで11月2日行われた「イエス行進」に福音派キリスト者150万人以上が参加した。今年が17回目になる行進、『キリストによる再生教会』が開催したもの。教会側はサンパウロ市中央にある広場に500万人が集まると予測していた。
 同教会は、5万6000米ドル(約500万円)を不正持ち込みしたとの容疑で5カ月間収監されていた米国からブラジルに8月帰国したエステヴァン・エルナンデス・フィルホ牧師夫妻が主宰している。
 ブラジルは最大のカトリック国とされているが、このところ福音派が増大している。2000年の調査では、74%がカトリックだったが、1990年は84%だった。一方で福音派は9%から15%。□

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◎ロンドンの青年集会で騒動、ボランテア襲われる

 【CJC=東京】英セブンスデー・アドベンチスト教会のボランテア、サイモン・サマビル氏(41)が10月28日、ロンドン南東部で3日間行われた青年集会に協力活動していた際、発生した騒ぎに巻き込まれた。午後9時過ぎに暴徒に襲われ、一時は生命も危ぶまれるところだったが、その後に持ち直した。
 青年集会は同派の南部イングランド会議と宣教団体『イエスと宣教』が共催し、毎晩100人を越す青年が参加していたが、最終日になって現地の不良青年約30人の邪魔が入った。
 サマビル氏は参加した青年たちを暴力から守ろうとして自分が襲撃の的になってしまい、ナイフ様のもので9回も刺されたという。
 警察は殺人容疑で16歳の少年をいったん逮捕したものの、捜査継続を条件に釈放した。□

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◎悪霊退散に頭蓋骨使わぬよう、ボリビア・カトリック教会が要請

 【CJC=東京】ボリビアのカトリック教会司教会議は10月30日、死者の霊を弔う「ナティタス」と呼ばれる宗教的な伝統行事で人間の頭蓋骨を祭ることをやめるよう訴えた。
 AFP通信によると、ボリビアでは11月8日がナティタス(「頭蓋骨の日」とも呼ばれる)にあたる。コロンブスの新大陸発見以前から行われていたとされ、頭蓋骨を花で飾り、帽子をかぶせ、ろうそくをともしてタバコやコカや飲み物を供え、家族を悪運から守ってくれるよう祈る。使用する頭蓋骨は、先祖のものであることも多い。
 だが、首都ラパスのエドモンド・アバストフロル大司教は、使われる頭蓋骨の多くは墓から盗掘され売買されたもので、先祖とは関係のない他人のものだとして、「死者を平和に眠らせるように」と呼びかけている。□

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 《メディア展望》
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  =カトリック新聞(11月8日)=http://www.cwjpn.com
★移住者と「痛み」も分かち合い=難民委=福岡で全国研修会開催
★ボランティア活動で学んだこと=カトリック高校の生徒が発表=仙台
★米国の教会=耳の不自由な信者のため=ゆるしの秘跡DVD制作
★中央協出版部から新刊2冊=『カトリック教会の諸宗教対話の手引き』=『キリシタン時代の司祭像に学ぶ』
★アフリカシノドス=回心と社会改革訴え閉幕=教皇も評価、参加者に謝意
★グロリア少年合唱団=音楽通して若者育成=鎌倉・雪ノ下教会発足50年、海外でも公演

  =キリスト新聞(11月7日)=http://www.kirishin.com
★「カルトの共通項は人権侵害」=紀藤正樹弁護士らシンポジウムで指摘=“救い”と“暴力”の関係問う=恵泉女学園大
★被害者が「小牧者訓練会」など提訴=裁判支援「モルデカイの会」発足
★教皇=聖公会からの加入認める=「使徒憲章」は後日発表
★日本キリスト教文化協会=キリスト教功労者を顕彰=第40回=赤星、高野、布能、一色の4氏
★簡単操作で低価格=聖書検索ソフト「こんなときにバイブル」 高齢者や未信徒でもOK
★教会に消火器 被害相次ぐ 兵庫 いずれもプロテスタント教会

  =クリスチャン新聞(11月8日)=http://jpnews.org
★日韓教会連合宣教=霊的復興到来に期待=クリスチャン新聞韓国支局開設記念セミナー
★「天皇制強化の一環」懸念=天皇在位20年記念式典 中止を要請
★第6回首都圏キリスト教大会=宣教150周年を記念=3実行委員長が福音語る
★牧師不祥事に第三者機関対応=香川地域牧師ら「人権問題相談所」設置
★聖学院大総合研究所が牧会支援策=悩める牧師に応える牧会相談電話を開設
★聖公会の礼典保ちカトリックへの加入可に=教皇「使徒憲章」を承認

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# by cjc-skj | 2009-11-09 13:26 | Trackback
[SKJ]■世界キリスト教情報■第980信
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  2009年11月2日(月)     第980信(週刊・総合版)☆☆
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             = 目 次 =
   ▼第2回アフリカ特別シノドス、最終提案書を採択し終了
   ▼バチカン正義と平和評議会新議長にタークソン枢機卿
   ▼教皇の聖公会受け入れ姿勢をキュンク神父が批判
   ▼米国務省が信教の自由に関する年次報告書、中国「一部改善」の評価も
   ▼マレーシアで神を「アラー」と訳した聖書1万5000冊押収
   ▼ルーテル世界連盟次期総幹事にチリのマルチン・フンゲ氏
   ▼ドイツ福音教会指導者に初の女性ケスマン監督
   ▼仏、サイエントロジー教会に組織的詐欺罪で罰金刑
   ▼16世紀の写本など65点をスミソニアン博物館展示
     ▼《メディア展望》

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◎第2回アフリカ特別シノドス、最終提案書を採択し終了

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世が招集した第2回『アフリカのための特別シノドス』(代表司教会議)は10月24日に最終提案書を採択し、25日、教皇司式のミサによって閉会した。シノドスでは『和解・正義・平和に奉仕するアフリカの教会“あなたがたは地の塩…世の光である(マタイ5・13~14)”』をテーマに、4日から、全体会議や分科会を通して発表や討議を行った。23日には、シノドス参加司教からの全教会へのメッセージとして『神の民へのメッセージ』を発表している。
 最終提案書は教皇に提出され、通常公表されないが、教皇は今回内容の公表を許可した。
 バチカン放送(日本語電子版)によると、57項目からなる提案は第一に、「教会的交わり」の大切さを強調。第1回アフリカ特別シノドスが「復活と希望のシノドス」であったのに対し、今回のシノドスを「新たな聖霊降臨のシノドス」と位置づけながら、教会という神の家族において協力し合い、使徒的貢献を通して、アフリカの和解と正義と平和、全人類のために働き、アフリカを苦しめている諸問題が繰り返されることのないように努力したいとしている。
 次に「和解」「正義」「平和」を、アフリカの発展に欠かせない要素として示している。
 さらに、シノドスは、水や土地をはじめ、環境や天然資源を保護し、搾取から守ることを訴えている他、武器取引、共通善のための責任ある政治、収賄との戦い、公正な選挙、移民・難民問題、民族間の尊重などのテーマにも言及している。
 司牧上の推進事項として、司教たちは第一に教会のアイデンティティーである「福音宣教」を挙げ、生活の中で行いと言葉を通して福音の価値を人々に証しすることで、アフリカの教会が「地の塩」「世の光」として「和解」「正義」「平和」に奉仕していくことを願っている。
 さらに、提案書は、聖体の秘跡と赦しの秘跡、み言葉の持つ力の重要性に触れると共に、アフリカの女性が家庭と社会の中で果たす大切な役割とその権利の保護、青少年教育に留意し、若者や子供たちを搾取や暴力・麻薬から守る必要、障害者への支援、エイズやマラリアとの闘い、麻薬とアルコール問題、受刑者への関心、死刑制度の廃止、人間育成と福音宣教に役立つメディアの使用などを課題として示している。
 バチカン放送によると、23日発表された『神の民へのメッセージ』は7部分42章から成り立っている。
 メッセージに含まれる多くのアピールには、司祭の独身性・貞潔・物質的財産から離脱、「神の外交官」としての信徒の役割、信徒の恒久的育成、学校教育の重要性などのテーマが取り上げられている。また政界に向けたアピールもあり、収賄と闘い、共通善のために働く聖なる政治家をアフリカは必要としていると、強調している。さらに、カトリックの家庭に対し、近代的な風潮が家庭を破壊することがないよう、また貧困と闘うよう政府に働きかけていかなければならないと述べている。
 家庭と関連して、シノドス参加司教たちは、カトリックの男性と女性の役割を確認し、特に男性の夫・父親としての責任ある役割を強調。命を受胎の瞬間から擁護し、子どもの教育に留意するよう呼びかけている。
 メッセージは国際社会に対して、アフリカを尊重と尊厳をもって見守り、経済システムや債務問題を見直し、同大陸の自然と資源を破壊、搾取することがないよう訴えている。
 司教たちはエイズ問題や、諸宗教間の対話、信仰の自由、民族間の和解、移民の受け入れなどの重要問題にも言及している。□

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◎バチカン正義と平和評議会新議長にタークソン枢機卿

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は10月24日、バチカン(ローマ教皇庁)正義と平和評議会議長レナート・ラファエレ・マルティーノ枢機卿の定年引退を承認、後任にピーター・コドゥオ・アピアー・タークソン枢機卿(ケープ・コースト大司教)を任命した。
 タークソン枢機卿は、1948年、ガーナ生まれ。
 教皇はまた、22日付で、同評議会の局長にマリオ・トーソ神父(サレジオ会)を任命した。同神父は、1950年、イタリア生まれ。同評議会顧問。
 なお同日付で、教皇は家庭評議会の局長に、教皇庁生命アカデミー副会長、モンシニョーレ・ジャン・ラフィッテを任命した。同師は、1952年生まれ、フランス出身。□

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◎教皇の聖公会受け入れ姿勢をキュンク神父が批判

 【CJC=東京】カトリックの反体制神学者ハンス・キュンク教授が、教皇ベネディクト十六世を批判した。教皇がこのほど、英国国教会(聖公会)の反主流派を受け入れる意向を示したことに、同教授はローマ紙レプブリカの10月28日付け論説で「釣り上げ」は、両派の一致を目指した長年の働きにそぐわず、「教会の一致に背く、聖職者の略奪だ」と主張している。
 バチカン(ローマ教皇庁)は聖職者独身制の重要性を強調しているが、聖公会司祭の受け入れに際しては適用しない、としている。ただ司教にはなれない。しかしキュンク氏は、既婚司祭の受け入れは、独身聖職者の間に憤まんを呼ぶ、と警告している。
 バチカン機関紙ロッセルバトレ・ロマノは10月28日、第1面で編集者がキュンク神父は「またも、ベネディクト十六世を根拠なしに厳しく批判した」と指摘した。□

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◎米国務省が信教の自由に関する年次報告書、中国「一部改善」の評価も

 【CJC=東京】米国務省は10月26日、世界各国の信教の自由に関する年次報告書2009年版を発表した。中国について、昨年に続き宗教弾圧などが「特に懸念される国」としたものの、一部宗教団体の活動規制が緩和されるなど一定の前進が見られる、と評価した。バラク・オバマ大統領の訪中を意識したものとも推測される。
 中国について報告書は「政府が脅威ではないと見なした宗教団体」の活動の自由が拡大したと評価、中国政府が4月に発表した「国家人権行動計画」にも言及している。一方で「宗教的信条や政治的意見の表明を分離独立運動と同一視」し、新疆ウイグル自治区やチベット自治区で「宗教活動を厳しく制限している」と指摘した。
 マイケル・ポズナー国務次官補(民主・人権・労働担当)は、この問題が「引き続き米中間での課題となる」としたものの、「有望な事例」としてキリスト教の活動が広がっていることを挙げた。
 米政府は今年1月、中国と北朝鮮、ミャンマー、イラン、サウジアラビアなど8カ国を昨年に続き「特に懸念される国」に指定している。
 報告書は、北朝鮮について「信教の自由への尊重を著しく欠く状況に変わりはない」と非難、またイランで「イスラム教シーア派以外の者は差別され、宗教的信条に基づく投獄や脅迫が報告されている」と言う。□

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◎マレーシアで神を「アラー」と訳した聖書1万5000冊押収

 【CJC=東京】インドネシアから輸入した聖書1万冊が、神が「アラー」と翻訳されているのを理由にマレーシア当局に押収されたと、教会関係者が10月29日語った。この3月にも5100冊がマレーシア聖書協会から押収されている。イスラム教徒が人口の6割以上を占めるマレーシアでは、イスラム教徒以外が「アラー」の語を使用することは禁止されている。
 マレーシア教会協議会総幹事のハーマン・シャストリ牧師によると、9月11日、ボルネオ島サラワク州の空港で、神を「アラー」と訳したインドネシア語版の聖書1万冊が押収された。
 同牧師は「聖書は信者の生活の一部。押収されなければならない理由はなにもない」と語った。「イスラム教徒を改宗させる目的で使用するのではないか」とのイスラム教関係者らの疑念については、「聖書は教会で使用されるものだ」と言う。
 「『アラー』は隣国インドネシアでは問題になっていないし、中東ではキリスト者も使用している。ほかの意図、例えば、イスラム教徒が人口の過半数を占めていることを強く印象付けたかったのではないか」と同牧師。AFP通信が報じた。
 カトリック教会は、マレーシアで発行するカトリック系新聞における「アラー」の使用をめぐり、政府と約2年間法廷で争った歴史がある。□

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◎ルーテル世界連盟次期総幹事にチリのマルチン・フンゲ氏

 【CJC=東京】ルーテル世界連盟(LWF)次期総幹事にチリのマルチン・フンゲ牧師(48)を10月26日選出した。
 LWFは22日から27日までジュネーブ郊外で常議員会を開催した。アフリカから初めて総幹事にイシュマエル・ノコ牧師が1994年選出された。後任となるフンゲ氏はLWF指導者としては、中南米から初選出。
 フンゲ氏は1980年から86年まで独ゲッチンゲンのゲオルグ・アウグスト大学でプロテスタント神学を学んだ。89年、チリ福音ルーテル教会(IELC)牧師に叙階、2000年までサンチアゴの2教会に奉仕した。1996年から2000年までIELC議長。同年9月からLWF宣教開発部門の中南米地域担当。不当な負債問題解消に取り組む地域教会の活動に貢献した。□

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◎ドイツ福音教会指導者に初の女性ケスマン監督

 【CJC=東京】ドイツ福音教会(EKD、信徒2400万人)はウルムで開催した総会で10月28日、マルゴット・ケスマン氏(51=ハノーバー教区監督)をヴォルフガング・フーバー常議員会議長の後任に選出した。同派議長としては女性で最初、またこれまでの最年少。
 ケスマン氏は142票中の132票の支持を得た。2007年に、26年間連れ添った夫に離婚を要求、話題となったが今回の選出には影響しなかったと見られる。
 同氏は、もっと多くの人を信仰に導く教会の長となりたい、と語った。
 総会では常議員14人定数のうち13人も選出された。残り1人は3分の2の信任を得られなかった。全員が選出されなかったのは、同派史上初めて。□

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◎仏、サイエントロジー教会に組織的詐欺罪で罰金刑

 【CJC=東京】仏裁判所は10月27日、1990年代に弱い立場にある信者から金銭をだまし取ったとして、新興宗教団体サイエントロジー教会の支部に、組織的詐欺罪で60万ユーロ(約8200万円)の罰金を言い渡した。AFP通信が報じた。仏では5月に改正された法律により、同宗教団体を即座に解散させることは出来ない。
 罰金を言い渡されたのは、パリにあるサイエントロジー・セレブリティーセンターと同センターの書店。同団体のフランス人指導者アラン・ローゼンベール被告にも、同罪で執行猶予2年、3万ユーロ(約410万円)の罰金を言い渡した。同教会側は控訴する意向。
 今回の裁判は、女性2人の訴えによるもの。1998年に人間の精神エネルギーを計測できるとする「エレクトロメーター」など、同教会の高価な製品を買わされて2万ユーロをだまし取られたとする人と、同年に、同教会の信者だった雇用主にテストを受けさせられ、プログラムに参加するよう強要されたが、拒否すると解雇された人。
 サイエントロジー教会は、トム・クルーズやジョン・トラボルタなどハリウッド・スターも入信している。□

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◎16世紀の写本など65点をスミソニアン博物館展示

 【CJC=東京】米ワシントンのスミソニアン博物館で、16世紀のペルシャやトルコのシャーやスルタン、一般のイスラム教徒らの手による貴重な書籍の展示会が開催されている。
 会場では、旧約聖書やコーランなどの写本、星座に登場する人物を描いた占星術書など65点が展示されている写本には、イスラム教の預言者からアダムとイブや聖母マリアなど聖書の登場人物までさまざまな人物が描かれているほか、星座や天体を象徴するシンボルなども含まれている。
 展示会は来年1月24日まで開催される。□

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 《メディア展望》
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  =カトリック新聞(11月1日)=http://www.cwjpn.com
★日本カトリック医療団体協議会 第1回大会=信仰と医療 多角的に=長崎
★教皇=特別な管轄区設立へ=転籍希望の聖公会信者受け入れるため
★宣教と学校の宗教教育めぐり 教皇庁教育省が書簡
★まず「傾聴」に徹する=統合失調症=教会の対応学ぶ=東京教区「こころのセミナー」
★友として寄り添う=孤独な悩みに顔の見える相談=東京自殺防止センター
★大阪教会管区部落差別人権活動センター=見えない女性差別=京都・河原町教会=対話集会で考える

  =キリスト新聞(10月31日・休刊)=http://www.kirishin.com

  =クリスチャン新聞(11月1日)=http://jpnews.org
★クリスチャントゥデイは「異端言論」=韓国主要2教団が総会決議=寄稿など規制、警戒呼びかけ=張氏を「再臨主」と教育
★ウィロークリーク教会ビル・ハイベル牧師=コーチングに初来日
★体力勝負の教会訪問=日基教団東京教区「北支区五十三次」
★聖化大会=「きよめの危機」問題提起=若返り模索 疑問も率直に
★朝祷会関東ブロック大会が第25回=新旧両教の記念年を覚え
★張氏を韓基総再調査=CBSテレビが報道

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# by cjc-skj | 2009-11-02 16:14 | Trackback
[SKJ]■世界キリスト教情報■第979信
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  2009年10月26日(月)     第979信(週刊・総合版)☆☆
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             = 目 次 =
   ▼聖公会から加入望む人のための使徒憲章を教皇が承認
   ▼ウエストミンスター大司教とカンタベリー大主教が共同声明
   ▼スウェーデン教会が同性愛結婚式を認める
   ▼コビアWCC総幹事ら北朝鮮を訪問
   ▼コビア総幹事、金永南・最高人民会議常任委員会委員長と会談
   ▼移住と若者が重点課題=カトリック・WCC合同作業グループ
   ▼英極右党首のBBC討論番組出演、抗議のデモも
   ▼ノーベル文学賞作家が聖書を「悪い道徳の手引書」と批判
   ▼英国の教会が大阪のビルの21~22階に再現
     ▼《メディア展望》

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◎聖公会から加入望む人のための使徒憲章を教皇が承認

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は、英国国教会(聖公会)からカトリック教会に入ることを望む聖職者・信者らに応えるための使徒憲章を承認した。バチカン放送(日本語電子版)によると、憲章は後日発表される。
 聖公会内部に、女性聖職や公然同性愛者の主教選出、同性愛者同士の結合祝福などに幻滅した人たちからカトリック教会加入の希望が出ている。
 バチカン(ローマ教皇庁)教理省(長官ウィリアム・ジョセフ・レヴァダ枢機卿)は、10月20日行なった記者発表で、憲章の概要を明らかにし、英国国教会のメンバーであることとこれまで守っていた典礼の多くをそのまま保持しつつ加入を認めることになる、と語った。
 憲章で、教皇は教会法上の組織の一つ、属人的司教区(オルディナリアーティ・ペルソナーリ)の形を導入する。この特別な司教区の設立で、聖公会に属していた信者がカトリック教会との完全相互聖餐関係に入ることを可能にすると同時に、これらの信者がアングリカンの精神遺産と典礼の要素を保つことができるようになる。
 これらの元聖公会信者の司牧的指導は属人的司教区によって保証され、その責任者は通常、元聖公会の聖職者から選ばれる。
 結婚している元聖公会の聖職者をカトリック司祭として叙階する可能性も出てきた。
 これらの司教区は、必要に応じて地域の司教協議会の意見を仰ぎ、この組織が世界各国の軍隊の隊員の司牧に当たる従軍司教区と何らかの形で似たものとなろう。□

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◎ウエストミンスター大司教とカンタベリー大主教が共同声明

 【CJC=東京】ロンドンで10月20日、カトリック教会のヴィンセント・ニコルズ・ウエストミンスター大司教と英国国教会(聖公会)のローワン・ウイリアムズ・カンタベリー大主教が、共同声明を発表した。
 バチカン放送(日本語電子版)によると、教皇ベネディクト十六世が近く公表する、聖公会からカトリック教会へ加入望む人のための『使徒憲章』は、両教会の伝統の間にある信仰、教理、精神性における本質的な一致のさらなる認識を示すもの、と声明は述べ、これまでの長いエキュメニカル対話の道のりがなければ、こうした認識も、完全な目に見える形での一致への希望を培うことも不可能であっただろうとしている。
 声明は、両教会をこれからも一致と宣教、英国とキリスト教教会全体の福音の証しにおいて共に成長させることを願ったものになっている。□

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◎スウェーデン教会が同性愛結婚式を認める

 【CJC=東京】スウェーデン教会(ルーテル派)が、式典の中で性的指向に中立的な姿勢を打ち出す中で、牧師が同性愛者同士の結婚式を司式することを認めた。これまでは法的に結合を認めるが正式な結婚としてではなかった。
 ストックホルムで開かれた総会で10月22日、決議が176票対62票で採択された。同性間の教会結婚式は11月1日から始めることにした。
 今年5月、スウェーデンでは同性愛者のカップルにも異性間と同様の結婚する権利を認める法律を制定した。教会は2000年に国教会制度から自立しており、教会内には結婚式は男女間のものに限るべきだとの意見もあって、一本化されてはいない。
 アンデシュ・ウェイリド総監督は決定を歓迎、「私としては正しい決定だ。ただあまりに早すぎたと思っている多くの人の気持ちも分かる」と22日の記者会見で語った。しかし重要で必要な決定であることを認めた。
 今回の決定は、同性愛者同士の結婚式司式を牧師に強制するものではない。ただその場合でも、教会は同性愛者も結婚出来ることを保証し、他教会の牧師に司式を依頼することになる。□

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◎コビアWCC総幹事ら北朝鮮を訪問

 【CJC=東京】世界教会協議会(WCC)のサミュエル・コビア総幹事らが10月17日、4日間の日程で北朝鮮を訪問した。朝鮮基督徒連盟の招請によるもの。
 WCCの公共の証プログラムと国際関係委員会のマシューズ・ジョージ・チュナカラ部長は、「教会、政府当局者と会見し、北朝鮮の教会の証について学ぶ」と語った。
 朝鮮基督徒連盟は政府の監督下にあるプロテスタント教会として1946年設立された。信徒数1万2000人という。□

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◎コビア総幹事、金永南・最高人民会議常任委員会委員長と会談

 【ジュネーブ=CJC】10月17日から北朝鮮を訪問している世界教会協議会(WCC)のサミュエル・コビア総幹事らは19日、平壌で金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員会委員長と約70分間会談した。
 金氏は、非核化問題は米国との直接折衝を通じて解決すべきだ、と語った。□

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◎移住と若者が重点課題=カトリック・WCC合同作業グループ

 【ジュネーブ=CJC】カトリック教会と世界教会協議会(WCC)の合同作業グループが10月12~19日、スペインのコルドバで年次会議を開催した。作業グループは、エキュメニズム(教会一致運動)の霊的根源と長年にわたる業績が確実に評価されているか、を集中的に取り扱っている。
 今回は移住問題が論議され、「キリスト者のエキュメニカルな関係を深めるための挑戦であり、好機」と認識された。
 作業グループでは「エキュメニカル運動の中で若者に対するリーダーシップと責任」も重要課題として取り上げた。□

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◎英極右党首のBBC討論番組出演、抗議のデモも

 【CJC=東京】英公営BBC放送の視聴者参加型の人気政治討論番組『クエスチョンタイム』に10月22日、移民排斥を唱える極右政党『英国民党』(BNP)のニック・グリフィン党首(50)が出演したが、ロンドンのBBC本社前などに殺到した抗議のデモ隊と警官隊が衝突して負傷者が出る騒ぎとなった。AFP通信が報じた。
 今年6月の欧州連合議会選挙でグリフィン党首ら2人が当選を果たし、得票率6・2%を得たことから、BBCは「公平であるのが『放送局の義務』」だとして、グリフィン党首を番組に招待したが、それが激しい議論を招いた。
 番組でグリフィン党首は、「わたしはナチスではない。ホロコースト(ユダヤ人虐殺)を否定する確信もない」と主張。むしろBNPが「あからさまに反ユダヤ主義の人種差別団体」になるのを押しとどめたことで、英国内のネオナチからは敵視されていると述べた。一方で、「わが国は基本的に英国的なキリスト教国でなければならない」とも述べている。□

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◎ノーベル文学賞作家が聖書を「悪い道徳の手引書」と批判

 【CJC=東京】1998年にノーベル文学賞を受賞したポルトガルのジョゼ・サラマーゴ氏(86)が10月18日、聖書を「悪いモラルの手引書」と非難するとともに「聖書がなかったら世界はもっと良くなるだろう」と発言し、物議を醸している。AFP通信が報じた。
 19日のポルトガルの通信社報道によると、サラマーゴ氏は、北部のペナフィエルで行われた新著『カイン』の出版会見で、「聖書は悪いモラルの手引書で、われわれの文化、そして生活様式にも強い影響を与えている。聖書がなかったらわれわれは今とは異なり、恐らくもっと良い人間になっていただろう」と語った。
 同書は、旧約聖書に出てくる、アダムとイブの息子で弟アベルを殺害した「カイン」の物語を風刺的に書き換えたもの。サラマーゴ氏は、神を「われわれの頭の中にだけ存在する残酷で嫉妬深くて鼻持ちならないもの」と表現するとともに、「旧約聖書を読まないカトリック教徒にとっては(この本が)問題だとは思わない。ユダヤ教徒は気分を害すかもしれないが、わたしにとってはどうでもいいこと」と話した。
 サラマーゴ氏は92年にも、「イエスがマグダラのマリアと性交して童貞を失い、世界を支配するために神に利用される」という内容の著書を発表、論議を呼んだことがある。□

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◎英国の教会が大阪のビルの21~22階に再現

 【CJC=東京】この7月、大阪・難波のホテル結婚式場に設置された英国の田舎の教会が、「日本で結婚式にふさわしいことを証明するもの」、と英公営BBCテレビが報じた。西部ヘレフォードシャー州ロス・オン・ワイ近郊ブロックハンプトンの『オールセインツ教会』が高層ビルの21~22階に再現された。複製は4分の3の大きさ。
 同教会のウイル・プリディー牧師は、デベロッパー(開発事業者)『ユーロピアン・コネクション社』が教会を訪れ、レーザーで計測していったと言う。
 ウェンディ夫人は「あの人たちはヘレフォードシャー州を旅行中に、道に迷ったのかどうかは知らないが、教会の前を通りがかった」と偶然の出会いだったことを語っている。
 その後、連絡があり、複製の許可を求めてきた。「教会評議会の同意を得て、複製を作った」と夫人、「素晴らしい。こんなことが出来るなんて。それも21階によ」と言う。□

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 《メディア展望》
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  =カトリック新聞(10月25日)=http://www.cwjpn.com
★正義と平和全国集会=流されず平和への道を=18の分科会=さいたま教区内外で
★労働者として共に福音を生きて=ACO(アセオ)40年目の全国大会=函館
★祈り中心に 教派超え=朝祷会関東ブロック大会開催
★アフリカシノドス=緊張克服で主導権を=民族間和解が筆頭課題
★比南部の教会とイスラム指導者=誘拐神父の解放訴え
★浦上(長崎)巡礼団も参加=岡山・鶴島=「四番崩れ」殉教者追悼

  =キリスト新聞(10月24日)=http://www.kirishin.com
★ドナルド・マッキム氏講演=キリストに基づく“務め”強調=日本キリスト教会神学校
★YMCA同盟=「地球市民」リーダー育成へ=国内外から青年60人が研修
★オバマ米大統領ノーベル平和賞受賞=交錯する期待と懸念
★ベー・チェチョルさん自伝出版でライブ=「声と信仰」回復を喜び語る
★『光の旅』への誘い=日本福音ルーテル東京教会
★ルーテル100周年=日野原重明氏が記念講演=「いのち」の生かし方説く

  =クリスチャン新聞(10月25日)=http://jpnews.org
★比・豪雨被害拡大=現地教会、キ教支援団体 緊急支援
★米福音ルーテル保守派=同性愛問題で独自の動き
★「新日本聖書刊行会」本格始動=新改訳大改定へ体制整う
★記念の年こそ聖霊の注ぎを=聖霊派諸教会が150周年フェスティバル
★ホーリネスの群れ委員長=八束潤一氏が急逝
★死者千人超 スマトラ沖地震=各救援団体が現地入り

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# by cjc-skj | 2009-10-26 15:01 | Trackback
[SKJ]■世界キリスト教情報■第978信
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  2009年10月19日(月)     第978信(週刊・総合版)☆☆
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             = 目 次 =
   ▼「神は創造者ではない」とオランダの旧約学者
   ▼フランクリン・グラハム氏が訪朝、金総書記に贈り物
   ▼スーダン南部で干ばつ深刻
   ▼『統一教会』が韓国で合同結婚式、7500組参加
   ▼スペインで大規模デモ、中絶の条件緩和に反対
   ▼バチカンがガリレオ展開催
   ▼ダンテの神曲が米でビデオゲームに
   ▼十字架にかけられたゴリラのろう人形
     ▼《メディア展望》

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◎「神は創造者ではない」とオランダの旧約学者

 【CJC=東京】英紙テレグラフによると、オランダの旧約学者エレン・ファン=ウォルデ氏(54)が創世記の冒頭の記述「初めに、神は天地を創造された。」(新共同訳)はヘブル語原典からの正確な訳出ではない、と主張している。
 聖書記者は、神が世界を創造したことを示唆しようとしたのではなく、実際に神が人間やけものを創造した時には「地」はすでに存在していた、と言う。
 ファン=ウォルデ氏はオランダ・ナイメーヘンの出身校のラットバウト大学で自説を講演することになっている。同氏はヘブル語原点を再検討し聖書全体の文脈の中で、さらに古代メソポタミアの創造物語などとも比較した。
 創世記の冒頭で使用されているヘブル語の動詞「バラ」は「創造」を意味するものではなく、「空間的に分ける」を意味しているとの結論に達した。第1章第1節は「初めに神は天と地を分けられた」と読むべきなのだ。
 今回の研究は、聖書の「初め」は時間としての始まりではなく、物語の始まりであることを示すものだ、と言う。神は創造されたのではなく、天から地を、海から陸を、鳥や地に満ちているものから海の怪物を、分けられた。
 これまで考えられてきた「クレアティオ・エクス・ニヒロ」(無からの創造)は誤解であり、神は、すでに存在していた地球を生物の住めるところとし、地と水を分け、暗闇に光をもたらしたのだ、と言う。
 同氏は、自らの見解が目新しいだけでなく、多くの宗教者の核心に触れるものだとして、活発な議論が展開されることを望むと語った。「わたし自身も傷つくかもしれない。自分を宗教的であり、創造者は信頼の対象として特別なものと見てきたからだ。その信頼は持ち続けたい」と語った。
 ラットバウト大学の報道担当は、「この新しい解釈は、これまで知られていた創造物語を完全に改革するものだ」と語った。同氏は「創造神という伝統的な見解は、もう維持できない」と付け加えた。□

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◎フランクリン・グラハム氏が訪朝、金総書記に贈り物

 【CJC=東京】米国の著名な大衆伝道者ビリー・グラハム氏の息子フランクリン・グラハム氏が10月13日から15日まで、非政府組織(NGO)『サマリタンズ・パース』(サマリア人の財布)の会長として北朝鮮を訪問した。平壌国際空港では、6カ国協議の北朝鮮次席代表を務める李根外務省米州局長が出迎えた。朝鮮中央通信(KCNA)は「米朝関係進展の懸け橋の役割を果たしたい」との牧師の空港での発言を伝えた。金正日総書記への贈り物を持参した、とも報じている。北朝鮮メディアが第三国の首脳級要人以外の訪朝で、到着時の発言を紹介するのは異例。
 フランクリン氏の訪朝は3度目。父親のビリー氏は、1992年と94年に訪朝、故金日成総書記と会談した。
 フランクリン氏は北朝鮮高官らと会談、同団体が設立した医療施設を視察した。また、歯科医養成施設に19万ドル(約1700万円)相当の機器を寄贈する。
 朝鮮中央通信によると、最高人民会議常任委員会の金永大副委員長は14日、表敬訪問したフランクリン氏一行と平壌の万寿台議事堂で会見した。フランクリン氏は席上、父親ビリー・グラハム牧師からの金正日総書記へのあいさつを伝えるよう金永大副委員長に託した。同日、朴宜春外相もフランクリン氏一行と会見した。
 フランクリン氏が15日、経由地の北京で明らかにしたところでは、北朝鮮政府高官が同氏に対し、ボズワース米特別代表(北朝鮮問題担当)の訪朝を招請したことを確認した。北朝鮮政府に対する米政府のメッセージを伝えたとの見方は否定したが、帰国後、訪朝結果についてホワイトハウスに報告すると語った。□

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◎スーダン南部で干ばつ深刻

 【CJC=東京】AFP通信によると、内戦の痛手からの回復途上にあるスーダン南部の農村地域では現在、初夏の深刻な干ばつが原因で作物が育たず、100万人以上が草を食べて飢えをしのぐ状況に陥っている。
 イースト・エカトリア州ロビラモア村では、すり鉢代わりの石のくぼみで草をすりつぶし、細かい粉にする。「これをこうやって水に浸して、それから食べるんだ。毎日これを食べているよ」と住民。
 農民はソルガム(モロコシ)や雑穀、ピーナツなどを育てているが、5~6月の大干ばつで作物がほぼ全滅。地元の市場にも、果物や野菜は並んでいない。
 現地のカトリック教会で食糧確保と栄養指導を行っているデニス・オクム氏は「主食はソルガム。ソルガムができなければなにもない」と言う。
 世界食糧計画(WFP)によると、干ばつに加えて物価上昇や部族間抗争の増加で、南部スーダンに暮らす150万人の食糧事情が脅かされている。□

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◎『統一教会』が韓国で合同結婚式、7500組参加

 【CJC=東京】ソウル南方の牙山にある鮮文大学で10月14日、世界基督教統一神霊協会(統一教会)が文鮮明総裁の司式で国際合同結婚式を行った。故・朴正煕元大統領の二女パク・クンリョンさん(55)夫妻など韓国内外から7500組のカップルが参加した。電話インタビューでパクさんは「統一教会の奉仕精神と聖書の解釈に魅力を感じた」と語った、と韓国紙『中央日報』が報じている。
 今年1月31日、90歳の誕生日を迎え文氏は、最近、後継者構図を確定した。□

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◎スペインで大規模デモ、中絶の条件緩和に反対

 【CJC=東京】カトリック者が国民の大多数を占めるスペインの首都マドリードの独立広場で10月17日、政府が人工妊娠中絶の条件を緩和しようとしていることに対する大規模な抗議デモが行われた。
 デモにはあらゆる年代の人たちが参加し、家族での参加者も多かった。参加者らはヘリウムでふくらんだ白い風船300個を飛ばした。
 デモの参加者数について、主催団体側は150万人、市当局は120万人としている。国内メディアは警察情報として25万人と報じた。
 スペインでは1985年、中絶が非犯罪化され、特殊な場合に限り実施されてきた。今回の改正案はEU加盟国の大半で施行されている法律の内容に基づいて作成された。
 AFP通信によると、改正案は16歳以上の女性が求めた場合には妊娠14週以内、母体に危険がある場合もしくは胎児に異状があると診断された場合は22週以内、胎児に深刻で治癒不可能な疾患がある場合には22週以降の中絶を認めるもので、9月に閣議決定した。11月に議会で審議される見通し。
 ホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテロ首相は、同性愛者間の結婚、離婚の迅速化、性転換者の権利拡大などリベラルな社会政策を相次いで打ち出している。□

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◎バチカンがガリレオ展開催

 【CJC=東京】ガリレオ・ガリレイが初めて天体観測を行ってから400年となる国際天文年を記念する展示をバチカン(ローマ教皇庁)博物館が10月15日から行っている。コペルニクスによって天動説の誤りが指摘されていたものの、それが実証されたのはガリレオが望遠鏡で天体を観測したことによる。
 今では近代天文学の祖とされているガリレオだが、1616年と1633年の2回、ローマの異端審問所に呼び出され、地動説を唱えないことを宣誓させられた。
 教皇ヨハネ・パウロ二世が、教会の判断は誤りであり、カトリック者は科学に敵対するものではない、と宣言したのは1992年のこと。
 今回、ガリレオの発明した道具や天文学関係の資料が展示される。中には最初の発見を興奮して記した原典などもある。
 展示は来年1月までの予定。□

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◎ダンテの神曲が米でビデオゲームに

 【CJC=東京】米ビデオゲーム大手エレクトロニック・アーツ社が10月16日、ダンテ・アリギエーリの『神曲』地獄篇をビデオゲーム化することを明らかにした。
 「豊かで深遠な宇宙をビデオゲームにすることは、これまでで最高の興味ある挑戦的な計画」とストーリー作家のウイル・ロコス氏。「ダンテを暗い過去を持つ欠点のあるヒーローとし、自らの人生の愛を、恐ろしい運命から救おうという決意を描き直した。1人の男の地獄を再創造することは本当にユニークな経験だった」と言う。
 ゲームソフト「地獄編」は来年2月に欧米で発売される予定。Xボックス360、プレイステーション3、PSPなどで利用可能という。□

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◎十字架にかけられたゴリラのろう人形

 【CJC=東京】ロンドン西郊マリルボーンの、かつて教会として使われていた建物で「T驚異の時代」と題された現代美術の展示会が開催されたが、そこに十字架にはり付けにされたゴリラの作品などが展示された、とAFP通信が報じている。
 ポール・フライヤー氏の「支配特権」という作品で、マダム・タッソーろう人形館に展示されている人形の製作技術を使って作られ、人間の毛髪で仕上げられた。
 フライヤー氏は、展示会場が元教会であるだけにこの作品は論争や怒りを招くかもしれないが、作品の目的は絶滅危ぐ種ニシローランドゴリラの窮状を訴えることにあるとしている。
 フライヤー氏が米国の死刑囚に黒人が多すぎることを表現するために製作した、電気椅子に座った黒人のキリストの作品も展示された。□

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 《メディア展望》
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  =カトリック新聞(10月18日)=http://www.cwjpn.com
★全国広報担当者会議=地元メディアや他教区と=広報活動の連携探る
★ダミアン神父ら5人列聖=キリスト教的愛の「輝かしい模範」
★アジア・南太平洋自然災害=カトリックから支援続く
★「世界宣教の日」=教皇=惜しみない献金促す
★政策転換 どう対応?=カトリック学校法人理事長研修会=補助金カットが影響
★「霊的廃棄物」退けよ=教皇=アフリカの教会に訴え

  =キリスト新聞(10月17日)=http://www.kirishin.com
★聖学院大学=ニーバー研究の拠点に=センター新設で発足研究会=現代的意義を明らかに
★宗教者九条の和=第5回平和巡礼=“宗教者の本気”問う
★日基教団代田教会=隅谷三喜男記念シンポジウム 第2回=「教会の使命」を模索
★聖グレゴリオの家 宗教音楽研究所=創立30周年祝う
★台風・地震・津波=相次ぐ天災 キリスト教団体も救援活動
★教皇、パキスタン大統領と会見

  =クリスチャン新聞(10月18日)=http://jpnews.org
★カンタベリー大主教来日=「素足の宣教」を評価=日本聖公会宣教150周年記念礼拝
★東南アジア、南太平洋=台風・地震・津波、キリスト教団体も救援活動
★キム・ジュゴン氏逝く=韓国教会成長、世界宣教に貢献
★卞夫妻と教団、関連会社を提訴=被害女性4人=「性的自己決定権侵害」と
★「オバマ政権と米キリスト教」=初の女性総裁主教キャサリン・ショーリ氏語る
★人生の課題などをキーワード検索=CD-ROM「こんなときにバイブル」制作=定年5人組=得意分野ボランティア

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# by cjc-skj | 2009-10-19 18:41 | Trackback
[SKJ]■世界キリスト教情報■第977信
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  2009年10月12日(月)     第977信(週刊・総合版)☆☆
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             = 目 次 =
   ▼オバマ米大統領のノーベル平和賞受賞に期待と懸念
   ▼オバマ米大統領が聖公会聖ヨハネ教会の礼拝に
   ▼第2回アフリカ特別シノドス開幕
   ▼アフリカ系ローマ教皇誕生もあり得る、とタークソン枢機卿
   ▼教皇、ハンセン病救済につくしたダミアン神父らを列聖
   ▼米カトリック医療施設ではレイキ禁止
   ▼フィリピンで高齢神父誘拐される
     ▼《メディア展望》

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◎オバマ米大統領のノーベル平和賞受賞に期待と懸念

 【CJC=東京】ノルウェーのノーベル賞委員会は10月9日、2009年のノーベル平和賞をバラク・オバマ米大統領(48)に贈ると発表した。同氏が進める国際協調外交と「核なき世界」に向けた姿勢を評価し、「より良き未来に向けて人々に希望を与えた」ことを授賞理由に挙げている。
 「核なき世界」待望の国際世論のうねりが欧州を中心に広がりつつある中で、今年1月に就任したばかりのオバマ氏を選んだのは、核超大国が対話重視の国際協調路線を追求するという理想の実現を、小国ノルウェーの委員会が熱望していることの表れとも見られる。
 しかし核軍縮・不拡散に向けた動きは始まったばかり。アフガニスタンでの米国の対テロ戦争は泥沼化しつつあり、国内的には医療保険改革や雇用対策など難題に直面している中で高い支持率も、政治の現実を前に陰りが見え始めていた時だけに、受賞で「オバマブーム」復活となるか注目される。いずれにしてもオバマ氏への期待は、重圧としてのしかかることは必至。
 米国内では「オバマ政権は全世界の人々の希望を体現している」(カーター元大統領)などと歓迎の声が上がったが、保守派からは「大統領は受賞を辞退しろ」「ノーベル賞委員会は自らの権威を失墜させた」など強硬な批判が相次いだ。
 国際的にもキューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長が受賞を賞賛、ノーベル平和賞受賞者のダライ・ラマ十四世もオバマ大統領に同賞受賞を祝うメッセージを送るなど好意的な意向を示す一方、アフガニスタンの武装勢力タリバンは「(アフガンでの)暴力を激化させ、多くの民間人を殺害した」と厳しく非難している。
 ロシアの極右政党、自由民主党のジリノフスキー党首はオバマ氏に受賞を辞退するよう勧める書簡を送った。時がたてば米軍主導のイラク、アフガニスタンでの戦争などのため、平和賞ははく奪されるからだと説明している。
 キリスト教界では、バチカン(ローマ教皇庁)報道事務所受賞を歓迎する声明を発表した。「この最も重要な認知が、とても困難ではあるが、人類の未来に向けた基本的な関わりを最高に勇気付けるものであり、期待できる結果を生み出すことになろう」と言う。
 世界教会協議会(WCC)のサミュエル・コビア総幹事は、大統領に宛て歓迎の書簡を送った。「来年1月に就任する後継総幹事のオラフ・フィクセ=トゥヴェイト氏と共に、ノルウェーのノーベル委員会の決定に深く満足している」として、大統領の実父がケニア出身で、自らもケニア人であること、またトゥヴェイト氏もノルウェー人であることから、両国が今回の授賞に特別な関係があることを指摘した。
 書簡は、全能の神の祝福が続くように、との挨拶で締めくくっている。□

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◎オバマ米大統領が聖公会聖ヨハネ教会の礼拝に

 【CJC=東京】バラク・オバマ米大統領一家が10月11日、首都ワシントンの聖公会聖ヨハネ教会の礼拝に出席した。
 同教会はホワイトハウスから道路1本隔てた所にあり、警備面からも大統領の出席する教会になるのではないか、と見られている。
 教会側も第4代ジェームズ・マディスン大統領以来、歴代大統領が礼拝に来た、として「大統領席」と銘板を貼った座席を設けている。□

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◎第2回アフリカ特別シノドス開幕

 【CJC=東京】バチカン(ローマ教皇庁)で10月4日、第2回『アフリカのための特別シノドス』(代表司教会議)が、聖ペトロ大聖堂で教皇ベネディクト十六世司式のミサによって開幕した。今回のシノドスは「和解・正義・平和に奉仕するアフリカの教会『あなたがたは地の塩…世の光である(マタイ5・13~14)』」をテーマに25日まで開催される。
 シノドスにはアフリカ大陸全土を代表する枢機卿・司教、神学や宣教、典礼、司牧、経済、医療、女性問題など諸分野の専門家、またカトリック以外のキリスト教各派の使節が参加している。
 バチカン放送(日本語電子版)によると、会期中に20の全体会議、9回にわたる分科会が行なわれ、提案書採択を経て、最終日の教皇による閉会ミサをもって終了する。
 開会ミサの説教で、教皇は、創造主である神を称えるアフリカは、信仰と希望の危機にある世界に精神的息吹を送り出す「肺」であると述べた。一方で、この「肺」が今日、物質主義・相対主義・虚無主義や、政治経済的関心の混ざった様々な形の宗教的原理主義に脅かされていることを指摘した。
 第1回目のアフリカ特別シノドスは、教皇ヨハネ・パウロ二世によって1994年4月に行なわれた。□

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◎アフリカ系ローマ教皇誕生もあり得る、とタークソン枢機卿

 【CJC=東京】バチカン(ローマ教皇庁)の主にアフリカ出身者が着座する可能性はある、とガーナのピーター・コドゥウォ・アッピア・タークソン枢機卿が語った。
 同枢機卿は第2回アフリカ特別シノドス(代表司教会議)に参加するためバチカン(ローマ教皇庁)を訪問、10月5日の記者会見の際、黒人教皇の可能性に関する質問に答えた。バラク・オバマ米大統領や、コフィ・アナン前国連事務総長など世界の指導者に黒人が就任していることに触れ「神が教皇として黒人を望まれるなら、ありがたいことだ」と応じた。
 同枢機卿は第2回アフリカ特別シノドス(代表司教会議)の報告者を務めるが、ベネディクト十六世や故ヨハネ・パウロ二世も、教皇の座に就く前にシドノス報告者を経験しているところから、同枢機卿も現教皇ベネディクト十六世の有力な後継候補の1人と取り沙汰されている。□

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◎教皇、ハンセン病救済につくしたダミアン神父らを列聖

 【CJC=東京】キリストの愛の「輝かしい例」として、教皇ベネディクト十六世は10月11日、ダミアン・デ・ヴェウスター神父、ジャンヌ・ジュガン修道女ら5人を聖人に列した。
 サンピエトロ大聖堂で行われた当日のミサには世界各地からの巡礼が集まった。入りきれなかった人たちのために大広場に巨大スクリーンが設置され、それに見入る人も4万を越えた。
 5人の略歴が読み上げられた後に、教皇は列聖を発表、全体教会にとって聖性のモデルである、と宣言した。
 聖人に列せられたダミアン神父は1840年、ベルギーのトレメロ生まれ。24歳の時にハワイに派遣され、33歳からモロカイ島カラウパパにある聖フィロメナ教会の神父になった。カラウパパはハンセン病患者の隔離地。ダミアン神父は、献身的にハンセン病患者と接する内に自分も感染し、1889年死去。
 教皇は、最後まで「患者と共にいた患者」であることに「やすらぎを覚えていた」とし「彼は私たちを、私たちの目を、私たちの兄弟姉妹の人間性を損ない、そして今日もなお、私たちの奉仕という寛容と思いやり以上のものを必要とする『ハンセン病』を直視するよう招いている」と語った。
 ダミアン神父は、ハンセン病患者の、そして近年ではHIV/エイズの「仲裁者」と評価されている。バチカン(ローマ教皇庁)の列聖準備段階では、ダミアン神父を「あらゆる種類のはじき出された人たち、すなわちエイズなど治りにくい病気の患者、見捨てられた子どもたち、将来の見えない若者、搾取される女性、放置される高齢者、抑圧される少数者」の声と評価している。
 ジャンヌ・ジュガン修道女は高齢者への奉仕が評価された。高齢者の独特の場と貢献を現代社会が今も再発見している、として教皇は、同修道女が高齢者に人としてのキリストを認めることに優れていたとして、現代社会にとっての「灯台」だったと評価している。
 ジュガン修道女は『貧者のための小さな姉妹会』の創設者。1972年、北フランス生まれ。1839年に病気や視力を失った高齢女性の家を始めた。1879年死去。同会は現在も世界各地に「家」202箇所を設置、1万3000人以上の高齢者に奉仕している。
 その他、ジグムント・フェリンスキー元ワルシャワ大司教(『マリアの家族のフランシスコ姉妹会』の創設者)、フランシスコ・コル・ギタルト神父(スペインの『祝福された処女マリアのお告げのドミニコ姉妹会』の創設者)、ラファエル・アルナイズ・バロン神父(謙遜と祈りの生活で知られたスペインのトラピスト修道会士)が列聖された。
 教皇はまた、日本から訪問した広島・長崎の原爆被災者を祝福、「世界が、罪のない人の生命をあのように大量破壊することを決して二度と見ることのないように祈る」と語った。□

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◎米カトリック医療施設ではレイキ禁止

 【CJC=東京】米カトリック司教団は、教会が運営する病院や老人ホームなどで「レイキ」(霊気療法)実施を禁止する指針を発表した。カトリック者でレイキを実行している人もあり、米国で盛んになっている療法の禁止は混乱を招くことになりそう。
 「キリスト教信仰や自然科学から正当化されていない中で、レイキを信用するカトリック者は迷信の領域、信仰でも科学でもない領域に踏み込むことになる。迷信は、その人の宗教的感情を転換させることで神を拝むことを破壊し、誤った道を歩ませる」と指針は指摘している。
 指針を作成した教理委員会のロバート・マクマナス司教は、調査の結果、レイキが治癒を促進する医学的な根拠はないとの結論に達した、と言う。□

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◎フィリピンで高齢神父誘拐される

 【CJC=東京】フィリピン南部パガディアンで聖コロンバン宣教会のマイケル・シノット神父(78、アイルランド出身)が10月11日、同会本部前で誘拐された。
 銃を持った6人が押し入り、同神父を自動車に押し込めたという。居合わせた人は何も出来なかった。その後、海上をモーターボートでタクラン方向に連れ去られるのを猟師が見ていた。犯行声明はまだ出されていないが、同地で優勢なカトリック教会に反感を持つイスラム教過激派によるもの、と警察は見ている。
 聖コロンバン会は、同神父が庭を散歩中に誘拐されたことを確認、心臓疾患があるのに服用薬を所持していないことから、健康状態を懸念している。
 同神父は1957年に初めてフィリピンに派遣され、98年からは障がいを持つ子どもたちの学校に関わっている。
 フィリピン南部ではこれまでも外国人宣教師や旅行者が誘拐されているが、いずれもアルカイーダと連携しているアブサヤフ・グループによるものという。□

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 《メディア展望》
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  =カトリック新聞(10月11日)=http://www.cwjpn.com
★南太平洋・アジアで相次ぐ自然災害=カトリック援助団体 被災者支援急ぐ
★教皇、チェコを訪問=キリスト教的価値の再発見促す
★4月に完成した「新カトリック大事典」最終巻を教皇に献呈
★軍都被爆都市 広島で「九条の和」=教団教派超え シンポジウムと平和巡礼
★仙台中央地区=インターナショナル・ミサ=30カ国の500人参加
★千葉寺教会=3カ国の出会いを記念=千葉・御宿=メキシコ塔前で野外ミサ

  =キリスト新聞(10月10日)=http://www.kirishin.com
★日本聖公会=宣教150周年=カンタベリー大主教来日=青年信徒らと対話=「平和の実現は可能だ」
★ショーリ主教=米聖公会と政府の関係語る=“正義と平和”強調
★聖公会=「東アジアの平和」めぐりシンポ=韓・比・日の主教が教会の役割問う
★ルーテル学院=創立100周年で式典・礼拝=“神と人とに生きる”原点に
★ペシャワール会=中村哲氏、25年の現地活動を報告=アフガンに用水路完成
★米福音ルーテル=保守派が新組織憲章

  =クリスチャン新聞(10月11日)=http://jpnews.org
★第5回日本伝道会議=危機の時代こそ宣教協力を=「協」教派的伝道 模索を提言
★コロンビア=暴漢3人が牧師殺害
★フィリピン豪雨禍=ゴミ山の教会も被害深刻
★西本誠一郎めぐみ堂社長=強制わいせつで逮捕=和解成立し 不起訴
★「アイヌ文学の入り口」=知里幸恵記念館=10年開館へ=登別市
★プサンでWCC次期大会=韓国紙の社説が期待表明

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             = 目 次 =
   ▼台風・地震・津波、キリスト教団体も救援活動
   ▼イスラエルが『メシアニック・ジュー』抑圧、と英タイムズ紙
   ▼イスラエルのラビがパレスチナ市民への振る舞いで許し求める
   ▼教皇「イエスに関する著作の第2部、来春完成目指す」
   ▼教皇、チェコ司牧訪問終える
   ▼教皇、パキスタン大統領と会見
   ▼米テレビ伝道者ベニー・ヒン氏が英入国出来ず
   ▼スウェーデン牧師が酒気帯びで葬儀
     ▼《メディア展望》

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◎台風・地震・津波、キリスト教団体も救援活動

 【CJC=東京】フィリピンのルソン島を襲った台風16号(現地呼称「ケツァナ」「オンドイ」)の豪雨災害による死者は、9月29日に240人を超えた。行マニラ首都圏と周辺地域で被災した人は約61万人に上っている。
 国家災害調整協議会(NDCC)議長のギルベルト・テオドロ国防相は28日、グロリア・マカパガル・アロヨ大統領の名によって国際社会に緊急人道援助を呼びかけた。
 すでにユニセフ(国連児童基金)から食糧など1530万ペソ(約2890万円)が寄せられた。米政府も現金5万ドル(約450万円)やヘリコプター、ゴムボートなどを提供した。
 フィリピン赤十字社も寄付呼びかけを繰り返している。避難者には食糧以外に、マット、ブランケット、蚊帳、テント、歯磨き、石鹸、衛生ナプキン、シャンプー、タオル、アルコールなどが必要という。
 カトリック教会マニラ大司教区の社会活動部門の中心となっている救援組織『カリタス・マニラ』も寄付を呼び掛ける一方、1万家族5万人を対象に、教会、聖職者、社会活動部門やボランテアを動員して援助活動を展開している。
 英国に本拠を置く援助団体『クリスチャン・エイド』も食糧、飲料水、薬品などをマニラなどに送った。□

     ◇

 【CJC=東京】台風・地震・津波が相次いで東南アと南太平洋を襲った。フィリピン、サモア、米領サモア、インドネシアなどで死者多数を出し、被災者も正確な数を把握出来ないまま増え続けている。
 日本など各国政府や救援組織が緊急活動を展開する中で、キリスト教団体も救援活動を展開した。
 マグニチュード7・6の地震に見舞われたインドネシアの西スマトラで、被害の大きかったのはパダン・パリアマン地区(人口38万7500)とパダン市(同90万)と同市北方のパリアマン市(同7万7500)。パダン市では倒壊したビルの下敷きになった人も数千人と推定されている。
 パダン・パリアマン地区では1万戸以上が倒壊した。公共施設19箇所も被害が大きく、学校も50以上が破壊された。宗教施設も88箇所が損壊した。
 パダン市では家屋の半数が全半壊している。電話は不通、停電、空港も一時閉鎖された。再開後もジャカルタからの便は満員。
 同市最大で手術設備も完備していた病院も被害を受けた。救援団体のスタッフは、患者が廊下にまで溢れており、死体置き場も屋外に設けられた、と言う。医療援助が最重要だ。
 救援に協力しているアフスティヌス・ムデイハルトノ神父は、生存者の置かれた状況も深刻だとし、さらに北方50キロのパリアマン町では全戸が地震で破壊されている、と言う。
 『国際カリタス』は、パダンに向けて『カリタス・インドネシア』と共に救援・調査団を派遣する準備を進めている。ただ各地で道路も寸断され、被害調査もままならない。
 主要団体の各地での活動状況はCJC通信調べでは次の通り。
 ▽国際カリタス=『カリタス・フィリピン』はマニラ首都圏始め今回の台風で被害を受けた地域に救援を開始した。当面の目標を1万家族(5万人)に定めた。救援米650袋を買い付けたが、それでは全く不十分と見ている。
 台風はフィリピンに大被害をもたらした後、ベトナムをも襲撃した。『カリタス・ベトナム』は被害の大きかったクアンナム、ビンデイン地区に援助を集中している。
 『カリタス・サモア』は、「津波が襲来してから5~6時間で、救援活動を始めたが、被害はこれまでになく大規模だ」とスタッフのピーター・ベンディネッリ氏、生存者のために安全な場所を確保し、臨時のシェルターを提供している。「水不足が深刻だ。この温度と太陽の下、水なしでは長時間活動できない」と言う。大量の飲料水を買い付け、現地に輸送中。「トラックは食糧、水、衣料を満載して行き、帰りは病人やけが人を乗せてくる。ヴァン6台とトラック2台を動かしている。遠隔地には道路が不通でたどり着けない。被害はもっと大きいだろうが分からない」とベンディネリ氏。
 ▽ACT(教会行動一致)=フィリピンでは『国際ACT』は政府機関などからの援助が遅れている地域を中心に活動を展開している。洪水によるぬかるみが貧困層の衛生状態を悪化させる中で活動している。
 ベトナムではスタッフ3人が政府や地方組織に協力して活動している。飲料水を提供するほか、健康相談に当たっている。緊急援助がひとまず行き渡ったことから、早期復興に協力する。
 インドネシアでは、ACT加盟団体のYTBI、『ヤックム・救援ユニット』(YEU)と『教会世界奉仕』(CWS)の西スマトラ駐在スタッフが、地震発生から3日後には現地で救援活動を展開した。
 『ACT・インドネシア会議』が政府、国連機関、教会やNGO団体と救援活動を調整している。『プレスビテリアン災害援助』(PDA)のジャカルタ駐在レベッカ・ヤング氏が情報・連絡を担当している。世界各地からの援助連絡もある。『ルーテル世界救援』と『クリスチャン・エイド』の現地スタッフも協力している。
 ▽ワールド・ビジョン=国連やキリスト教救援団体と協力、アチェやジョクジャカルタ駐在の救援スタッフをペンガレンガンやタシクマラヤに派遣した。現在100万米ドル(約9000万円)募金を計画中。□

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◎イスラエルが『メシアニック・ジュー』抑圧、と英タイムズ紙

 【CJC=東京】イスラエルがユダヤ教超正統派集団を『メシアニック・ジュー』抑圧に利用し、イスラエルに居住することを阻止しようとしているのではないか、と英紙タイムズが報じている。
 イエスを救世主と信じ、ユダヤ人をキリスト教に改宗させようという「ユダヤ人をキリストへ」運動を展開することがイスラエル政府から非難され、嫌がらせや脅迫を受けてきた。
 内務省当局者は、ヤドエルアキムという反融合団体が、ユダヤ教の霊的本拠地であるイスラエルにメシアニック・ジューが居住することを阻止ししようと、同省と協力していることを認めた。「ヤドエルアキムが内務省と直接協力していることは前から知られている。市民規定の決定に明確な役割を果たしている」と言う。□

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◎イスラエルのラビがパレスチナ市民への振る舞いで許し求める

 【CJC=東京】イスラエルの『人権のためのラビ』代表ラビ・アリク・アッシャーマンが9月27日、ユダヤ教以外の信仰者い対する振る舞いを反省し、ユダヤ教の名において人々への対応を誤ったことで神に許し求めるようユダヤ人に呼び掛けた。
 「非ユダヤ人に対する振る舞い方を、神と私たちの宗教に掛けて反省する」とラビ・アッシャーマンがENI通信に語ったもの。「ユダヤ教の名において人々に対する扱いを間違うなら、それは神の名を傷つける」と言う。□

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◎教皇「イエスに関する著作の第2部、来春完成目指す」

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世はチェコ訪問途上の9月26日、機中で同行記者団に、イエスに関する著作の第二部に取り掛かっており、2010年春までには完成させたい、と語った。
 教皇は、この夏の手首の骨折が完治してはいない、として「右手も使っており、大事なことは出来る。食べることも出来るし、書くことも出来る。考えは書くことでまとまる。だから6週間も書くことが出来なかったことは本当につらく、忍耐の時だった」と言い、著作についてはなお手を入れなければならないので、来春にまで完成出来ればと、ただこれは希望!」と語った。□

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◎教皇、チェコ司牧訪問終える

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は、チェコ司牧訪問最終日の9月28日、同国の保護聖人・聖ヴァーツラフの殉教地、スタラ・ボレスラフを訪問した。この日は同国の国民祝日。
 バチカン放送(日本語電子版)によると、教皇は聖ヴァーツラフが殉教した場所の上に建てられたバジリカを訪問。地下聖堂の同聖人の聖遺物の前で祈った後、郊外の緑地帯で、およそ4万5000人の巡礼者と共にミサを捧げた。
 チェコ国内だけでなく近隣のスロバキア、ポーランド、ドイツ、オーストリアなどから多数の青年が前日から現地入りし、ゆるしの秘跡を受け、聖体礼拝などに出席、テントで一夜を明かしてミサに参加した。
 教皇はミサの説教で、今日においても聖性は可能なのか、むしろ現代の人が求めているのは地上的な成功と栄光ではないのかと問いかけながら、しかし、こうした目的の追求は長くは続かず、歴史が証明しているように、多くの権力者は、その成功の絶頂の後、突然それを失うことになった、と語った。
 また教皇はミサの後半、若者たちへのメッセージで、幸せの追求と不安の入り混じった青年たちの気持ちを理解しつつ、聖アウグスティヌスの経験のように、本当に確かなもの、すなわちイエス・キリストと出会い、心を開くことで、人生に新しい地平線を開いて欲しいと要望した。
 教皇は同日午後、プラハのルズィニエ国際空港で行なわれた送別式で、3日間の訪問を振り返り、ヴァーツラフ・クラウス大統領はじめ同国関係者に心からの感謝を述べた。
 教皇は同日夜、ローマ郊外カステルガンドルフォに帰着した。□

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◎教皇、パキスタン大統領と会見

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は、ローマ近郊カステルガンドルフォで10月1日、パキスタンのアーシフ・アリ・ザルダリ大統領と会談した。
 バチカン放送(日本語電子版)によると、会談では、パキスタンの現状、特にテロに対する闘いと、国民全体の調和を目指した寛容な社会の構築がテーマとなった。また、教育・医療・福祉活動などを通した同国でのカトリック教会の社会的貢献にも話題が及んだ。
 教皇は、パキスタン各地で最近発生しているキリスト教共同体に対する暴力行為について、宗教を理由としたあらゆる形の差別をなくし、すべての市民の権利尊重を推進するよう、求めたものと見られる。
 ザルダリ大統領はバチカン国務長官タルチジオ・ベルトーネ枢機卿および外務局長ドミニク・マンベルティ大司教とも会見した。□

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◎米テレビ伝道者ベニー・ヒン氏が英入国出来ず

 【CJC=東京】米テキサス州のテレビ伝道者ベニー・ヒン氏が自家用機でロンドン近郊のスタンステッド空港に10月2日着陸したが、入国を拒否された。宗教聖職者の入国に関する新規則による、という。伝道集会開催には英国の教会の同意書が必要だが、それを得ていなかったのが理由とされている。
 ヒン氏は、同空港を飛び立ち、今度はロンドン北方のルートン空港に着陸を試みたが、ここでも拒否され、フランスに向かった。
 同氏は同日夜から3日間、イーストロンドンのドックランドで大伝道集会を行う計画で、すでにペンテコステ派キリスト者数千人が英国内だけでなく欧州各地から集まり、ホテルも満員の所も出ていた。
 会場に集まった数千人に、主催者側はヒン氏が姿を現わさない理由を明らかにしないまま、別の牧師が説教し、献金を求めた。
 ブリストルから来た参会者の1人は「これまで何回も来たのに、今度はダメというのはおかしい。ホテル代もかかっているのに」と不満顔。
 昨年11月に施行された新規制の目的は、過激主義を排除し、宗教的憎悪を教える人の入国を阻止することにある、という。□

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◎スウェーデン牧師が酒気帯びで葬儀

 【CJC=東京】スウェーデンで、酒気を帯びた牧師に親族の葬儀を執り行われた遺族が30万スウェーデン・クローナ(約380万円)の慰謝料を求めている。スウェーデン教会(ルーテル派)が10月2日明らかにした、とAFP通信が報じている。
 遺族がスウェーデン教会に宛てて送った手紙によると、この牧師は故人の娘の手にキスをした上、20歳になる孫娘をおおげさに抱きしめたといい、遺族はこの行動も非難している。
 親族は慰謝料のほか、葬儀費用の返却も要求している。スウェーデン教会はAFP通信に、この訴えを受理したことを認め、現在調査中だと語った。□

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 《メディア展望》
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  =カトリック新聞(10月4日)=http://www.cwjpn.com
★宣教再開から150年=函館・元町教会=創立時振り返り、感謝
★深堀敏司教が逝去=最期まで「神のみ旨」思い
★関東でも同時期に東京・神奈川で「教会復活」
横浜教区の歴史家 高木一雄さんに聞く
★長崎=カンタベリー大主教迎え=共に 平和祈る集い
★「信頼の安らぎ」大切に=トラピスト=吉元邦彦・新大修道院長の祝福式
★カトリック学校教職員の養成目的=「東北塾」を設立

  =キリスト新聞(10月3日)=http://www.kirishin.com
★日本の賛美歌に一石=南米・アルゼンチンの作家 パブロ・ソーサ氏来日講演=日本賛美歌学会
★「“正しい戦争”ではなかった」=帰還米兵、イラクでの体験を証言
★カトリック神学会=「日本の思想からキリスト教へ」=黒住眞氏、大学での信仰形成問う
★WCRP日本委 理事・評議員会で決定 「公益財団法人」目指す方針
★米プロテスタント諸派=女性牧師の“勢い”倍増

  =クリスチャン新聞(10月4日・休刊)=http://jpnews.org

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# by cjc-skj | 2009-10-05 12:23 | Trackback
[SKJ]■世界キリスト教情報■第974信
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  2009年9月21日(月)    第974信(週刊・総合版)☆☆
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             = 目 次 =
   ▼米プロテスタント諸派で女性牧師の勢い倍増
   ▼全米で「バック・トゥー・チャーチ・サンデー」運動展開
   ▼教皇、来年春にマルタを司牧訪問へ
   ▼ロシア正教会代表がバチカン訪問
   ▼貧困者向け薬品に偽物の可能性、とバチカン高官
   ▼独教会のフーバー監督ら北朝鮮を訪問
   ▼独ニーダーザクセン州の大学でイスラム教聖職者訓練へ
   ▼仏の新法はサイエントロジー教会を解散不可能に
   ▼コロンビアで牧師が暴漢3人に殺害される
     ▼《メディア展望》

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◎米プロテスタント諸派で女性牧師の勢い倍増

 【CJC=東京】米プロテスタント諸教会の指導的立場にある先任女性聖職者(牧師)の数がこの10年で倍増したものの、僅か10%とバーナ調査グループ(本部・カリフォルニア州ヴェンチュラ)が発表した。1990年代初めから99年までは5%に留まっていたが、以後は微増に転じ、2009年には10%になった。
 女性牧師の58%が、アメリカン・バプテスト教会、合同キリスト教会、聖公会、福音ルーテル教会、合同メソジスト教会、長老教会(PCUSA)などのいわゆる「主流派」で活動しているのに、男性は23%なのが理由の一つと見られる。
 調査では、女性牧師の年齢は、中央値で見るとこの10年で50歳から55歳に上昇したが、男性牧師は48歳から52歳と高齢化が進んでいることも明らかになった。
 学歴では女性が高く、神学校の学位を保持しているのは77%と4分の3を超えているが、男性は63%と3分の2以下。
 その一方、謝儀の面では2009年でも女性牧師が4万5300ドル(約430万円)なのに男性は4万8600ドル(約450万円)。ただ上昇率はこの10年で30%と男性の21%を大きく上回り、その差は縮小している。
 謝儀の男女間格差の理由の一つは、牧会している教会の規模の違いもある。男性の場合、成人の礼拝出席数が平均103人以上の教会なのに、女性牧師は81人となっている。□

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◎全米で「バック・トゥー・チャーチ・サンデー」運動展開

 【CJC=東京】全米の教会員が「教会から離れた」家族や友人を礼拝に誘う日として9月13日を「バック・トゥー・チャーチ・サンデー」とする運動が展開された。特別礼拝を行った教会もあった、と宣教通信ANSが報じている。礼拝に誘われた人は70万人を超えたという。
 イリノイ州ネイパービルの『いのちのことば・ルーテル教会』の会員は7日のレーバーデー(労働の日)に展示した飾りつけの前に集まった。
 協賛した教会の中には礼拝出席数が25~30%増加したところもある。ある牧師は平均155人が220人に増えたと語り、150人が196人になったところもあるが、60人が10人増えただけのところも。
 アウトリーチ社が行った調査では、礼拝に出席した人の多くは教会と福音に好感を持ったようだ。
 「超満員などということは長い間なかった」「駐車場所を確保するのが一苦労だった。神に感謝」という感激もあれば「新しい教会の友と素晴らしい時だった。食事を共にし、お互いに知り合った」との声が聞かれた。□

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◎教皇、来年春にマルタを司牧訪問へ

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世が来年春マルタを訪問することが明らかになった。マルタ司教団が、教皇の司牧訪問は2010年4月の予定と発表した。教皇はマルタの司教らとジョージ・アベラ大統領から招待されている。
 訪問は、使徒パウロがローマに護送される途中、船が難破しマルタ島に上陸してから1950周年を機に行なわれる。
 『使徒言行録』には以下のような記述がある。パウロは裁判を受けるためローマに送られるが、パウロらを乗せた船は途中暴風雨にあって漂流し、その後マルタ島に打ち上げられる。マルタの住民は彼らを大変親切にもてなした。パウロはローマに再出発するまで同地に3カ月留まった。
 パウロのマルタ上陸は紀元60年頃とされている。
 前教皇ヨハネ・パウロ二世は、1990年と2001年の2回マルタを訪れている。□

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◎ロシア正教会代表がバチカン訪問

 【CJC=東京】ロシア正教会モスクワ総主教座の諸教会対話責任者、ヴォロコラムスクのイラリオン大主教が9月15~20日、バチカン(ローマ教皇庁)を訪問した。バチカンのキリスト教一致推進評議会の招きによるもの。
 大主教はローマ滞在中、教皇ベネディクト十六世との会見のほか、同評議会議長ヴァルター・カスパー枢機卿、国務長官タルチジオ・ベルトーネ枢機卿、東方教会省長官レオナルド・サンドリ枢機卿、文化評議会議長ジャンフランコ・ラヴァージ大司教らと会談する。
 スモレンスクとカリーニングラード府主教時代に諸教会対話責任者を務め今年2月にモスクワ総主教に着座したキリル1世の後任として、イラリオン大主教がローマを訪れるのは今回が初めて。
 教皇庁は、同大主教の訪問を機会に、両教会間の友好関係と相互理解・尊重・協力が深まることを期待している、とバチカン放送(日本語電子版)は報じている。□

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◎貧困者向け薬品に偽物の可能性、とバチカン高官

 【CJC=東京】アフリカで販売されている薬品の約半数は偽物の可能性がある、とバチカン(ローマ教皇庁)保健従事者評議会議長のジグムント・ジモフスキ大司教が指摘した。薬品の安全の分野での薬剤師の倫理と意識をテーマに、ポーランドのポズナニで9月11~14日行われたカトリック薬剤師国際連合の会議で14日発言した。
 大司教の指摘は、世界保健機関(WHO)の調査によるもの。バチカン機関紙ロッセルバトレ・ロマノが伝えるところでは、アフリカの複数の国では6割が偽物だという。
 WHOは東南アやラテンアメリカ(中南米)では3割が偽物の可能性がある、としている。
 大司教は「薬品のごまかしや偽造はまず子どもに影響を与える。偽物の抗生物質やワクチンが引き起こす健康障害は重大だ。アフリカの子どもたちの呼吸器病による死の多くは、有効成分がないのに高価で売られている偽の抗生物質が処方されているからだ」と指摘した。
 大司教は、カトリック薬剤師に「勇気をもって薬品の偽造を非難し、その配布に反対する」よう呼びかけている。□

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◎独教会のフーバー監督ら北朝鮮を訪問

 【CJC=東京】北朝鮮を訪問しているドイツ福音教会(EKD)の指導者ウォルフガング・フーバー監督はピョンヤンの鳳水教会の礼拝で、「人よりも」神に従うべき、と述べた。ENI通信が9月15日報じた。
 金正日氏については言及しなかったが、フーバー氏は使徒言行録(5・29)を引用して、「人間に従うよりも、神に従わなくてはなりません 」(新共同訳)と述べた。
 フーバー氏が引率したドイツ・プロテスタント教会代表団は、北朝鮮の朝鮮基督徒連盟の招待で4日間訪問した。同氏は訪問中、カン・ヨンソプ議長と会談した。その後、韓国を訪問した。□

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◎独ニーダーザクセン州の大学でイスラム教聖職者訓練へ

 【CJC=東京】独ニーダーザクセン州はオスナブリュック大学で来年からイマム(イスラム教聖職者)訓練を開始する。現在、公立大学に設置されているカトリック、ルーテル派、ユダヤ教聖職者向け神学学位取得コースと同様のものとなる。ドイツ通信(DPA)が報じた。
 ドイツ語を話すイマムを訓練するコース自体、初めて。ウーヴェ・シューネマン州内務長官は、終了生が、これまで3年契約で各モスクで教えていたトルコ人の祈祷指導者に代わることになる、という。
 州財政負担でコースを開設するのは、イスラム教徒移住者をドイツの生活に溶け込ませることが重要だから、と同長官。いくつかのモスクでイマム導入に関心を示しているという。オスナブリュック、ブラウンシュヴァイク、ゲッティンゲンの各大学の学者が授業細目を作成中。□

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◎仏の新法はサイエントロジー教会を解散不可能に

 【CJC=東京】ロイター通信によると、フランスで成立した新法で、サイエントロジー教会は現在パリ地裁で行われている訴訟で詐欺行為を認定されても、解散させられることはなくなった。
 新法を提出した与党国民運動連合(UMP)のジャン=ルック・ワルスマン議員は声明で、新法による最大の罰則はフランス国内での活動禁止であり、これは解散しても別の名称で活動継続するのを阻止したものだ、と述べている。
 詐欺行為を否定する教会側は、9月14日、訴訟は「中傷」で、すでに被害は重大だ、と述べた。□

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◎コロンビアで牧師が暴漢3人に殺害される

 【CJC=東京】信仰の自由を中心にした人権擁護団体『クリスチャン・ソリダリティ・ワールドワイド』(CSW)によると、内戦が続いているコロンビア西北部コルドバ県マラニョナルで9月6日、国際フォースクエア福音教団(ICFG)のラファエル・ヴェラスケス牧師(41)が、覆面の3人に射殺された。
 ヴェラスケス氏がモンテリバノ村で礼拝をした後のことで、武装した3人が同氏の自宅に押し入り、夫人と教会青年6人の面前で射殺したという。
 コロンビア全土で武装勢力による組織的な宗教的迫害が起きており、信仰の自由が脅かされている。
 コルドバ県では少なくとも牧師15人がこの半年、家族も殺すと脅迫されており、活動している現場から離れた人も出ている。強制的に閉鎖された教会は200カ所以上に上り、この3年で殺害された牧師は35人を超えている。
 (注)国際フォースクエア福音教団(ICFG)は米ロサンゼルスに本部を置くペンテコステ派教会。日本を含め世界142カ国で宣教し、教会員数400万以上という。□

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 《メディア展望》
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  =カトリック新聞(9月20日)=http://www.cwjpn.com
★司教協議会=聖職者の裁判員辞退=最高裁へ文書提出
★全国典礼担当者会議=長野=典礼暦年の意味 再確認
★日本カトリック教育学会=「連携」の可能性探る=仙台
★ブラジル人司牧者集う=難民移住移動者委=情報交換し、優先課題探る
★東京教区=心の問題でセミナー=初回は「うつ病」テーマに
★インドネシア=バンドン教区=地震被災者のため 支援基金立ち上げへ

  =キリスト新聞(9月19日)=http://www.kirishin.com
★青森地裁=裁判員の牧師 実名公表=「更生への願いこめた懲役15年」=澁谷友光さん 判決直前に裁判長へ進言
★英語『新国際訳』聖書が改定版=“語法の変化に即応する責任”
★ルーテル学院=100周年連続神学講演会でM・ルート博士=エキュメニズムの展望語る
★出版販売協会=「物語のパターンを幼い頃から」=夏期例会で松岡享子氏・吉井康文氏が対談
★キ政連=会員候補者3人が当選=衆議院選挙
★WCC予算、10年度は縮小必至

  =クリスチャン新聞(9月20日)=http://jpnews.org
★「クリスチャン情報ブック」宣教調査=帰国者クリスチャンがいる教会は3割=約2割が海外に姉妹教会
★信仰×芸術 描き続け=個展で出合える「安富ブルー」
★性教育は聖書科授業で=キリスト教主義学校調査=実践には大きな壁
★主と共に東海道500キロ完歩=祈り祈られ58教会を訪問
★人身売買問題に特別チーム=世界福音同盟が組織化
★『リフォームド神学事典』の編者ドナルド・マッキム博士来日講演

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# by cjc-skj | 2009-09-29 21:27 | Trackback
[SKJ]■世界キリスト教情報■第975信
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  2009年9月28日(月)    第975信(週刊・総合版)☆☆
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             = 目 次 =
   ▼教皇、チェコを司牧訪問、新著作も示唆
   ▼カトリック大事典の新版を教皇に献呈
   ▼米福音ルーテルの保守派が新組織憲章採択
   ▼十字架のネックレスが看護師の行動を規制
     ▼《メディア展望》

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◎教皇、チェコを司牧訪問、新著作も示唆

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は9月26日、チェコ共和国への司牧訪問を3日間の日程で開始した。教皇としての海外司牧訪問は、イタリアを別として13回目。「キリストの愛は、私たちの力」をテーマに、プラハ、ブルノ、スタラ・ボレスラフの3都市を訪れる日程。
 教皇は26日午前、プラハのルズィニエ国際空港に到着、ヴァーツラフ・クラウス大統領と共に歓迎式に臨んだ。
 バチカン放送(日本語電子版)によると、青年たちから伝統的な贈り物としてパンと塩を受け取った教皇は、それに聖書的な象徴を見出しながら、チェコの文化に根ざすキリスト教の影響と、聖チリロ・聖メトジオの宣教に始まる同地のキリスト教の歴史を想起した。
 1989年11月のビロード革命からまもなく20周年を迎えることに言及、思想や文化の自由が言動共に制限された困難な時代に対し、同国が平和的に終止符を打ち、自由を勝ち取ることができたことを教皇は歓迎した。
 一方で、教皇は40年にわたる政治的抑圧の時代、聖ヴァーツラフや聖ヨハネ・ネポムクに代表されるチェコの教会の過去の殉教の歴史と同様に、前世紀に教会が受けた迫害と、それに対し勇気をもって信仰の火を守り続けた多くの聖職者・修道者・信者らを想起した。
 教皇は、宗教の自由が取り戻された今、チェコの文化を作り上げたキリスト教の伝統を再発見して欲しいと要望、新しい千年期の様々な挑戦を前に、社会の発展と人間の尊厳に欠かせない、福音の真理と希望の声を聞かせて欲しいと信者たちを激励した。
 歓迎式の後、教皇はプラハ市内の「勝利の聖母教会」を訪問、プラハ市長はじめチェコ司教協議会会長ら教会関係者、そして大勢の信徒に迎えられた。
 教皇は「プラハの幼きイエス像」の前で祈りを捧げた。教皇は、家庭の安定は社会と人類の真の発展のための重要な要素と強調、特に子どもの将来のために多くの努力をしなければならない若い家庭、病気や不和など様々な事情で苦しむ家庭など、世界中の家庭を幼きイエスに託して祈った、とバチカン放送は伝えている。
 木製の47センチの幼きイエス像は、様々な信者が寄贈した美しい衣装でも知られる。
 教皇はその後、大統領府プラハ城にクラウス大統領を表敬訪問し、大統領との個人会談の後、首相とも会見した。続いてチェコ政府関係者や同国駐在の外交官と会見、教皇は真理と自由をテーマに講演、真理だけが自由と人類の総合的な発展を保証すると述べた。
 さらにプラハ城の一角にある聖ヴィート司教座大聖堂で、教皇と同国のカトリック司祭・修道者・神学生・教会運動関係者らとの夕べの祈りが行われた。
 この集いで教皇は、チェコにおける教会の歴史と古今の殉教者たちの証しを思いおこしながら、キリストとの個人的な出会いと深い絆だけがキリスト教的召命を実現するための霊的な力を与え、キリストの愛だけが試練の中の使徒的活動を可能にしてくれると強調した。
 27日、教皇は南部ブルノを訪問、空港脇の広場で野外ミサを行った。
 会場にはチェコ国内だけでなくスロバキア、オーストリア、ポーランド、ドイツなど近隣諸国から12万人(教会側推計)が集まった。
 参加者は歌い、チェコとバチカンの国旗を振るなど、今回訪問のハイライトとも言える盛り上がりを見せた。18人が脱水症状を呈し救急隊が出動した。騎馬警官が落馬して負傷するなどの事故もあった。
 ドイツ出身の教皇は、このミサではイタリア語で演説、チェコ語に通訳された。教皇は、技術の進歩だけでは「社会の倫理的福祉は保証されない」として「人は物質的抑圧から自由にされるべきだが、より大事なことは、霊に影響を及ぼす悪から救われなければならない」と語りかけた。
 プラハに戻った教皇はキリスト教各派代表と会談した。「ヨーロッパの正義、自由、社会的責任は、文化的法律的示度と共に、自らの思想を保持し、将来の世代に継承させるためにあり、それはキリスト教という資産によって形成されたものだ」として教皇は、ヨーロッパの宗教的根源が「霊的倫理的な栄養を与え、他の文化や宗教で育った人との対話を意義あるものにする」と語った。
 教皇は、チェコでは国民的英雄とされている15世紀の宗教改革者ヤン・フスにも言及、彼が提起した問題についての議論は、キリスト教一致への探求にとってだけでなく、「全ヨーロッパ社会の利益のため」でもある、と語った。
 チェコは欧州の中では非宗教的な国家の一つ。1991年には1000万人口の中で450万人が教会に属すとしていたものが、2001年には330万人に低下している。最近の調査では回答者の半数が神を信じていない、という。
 1948年、当時のチェコスロバキアに成立した共産主義政権は徹底的に教会を抑圧、全財産を没収、聖職者多数に迫害を加えた。教会は国家の監督下でだけ活動が認められた歴史がある。
 AP通信によると、教皇は訪問途上の機中で、新たな著作を進めており、来春には完成させたい、と語った。□

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◎カトリック大事典の新版を教皇に献呈

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は9月23日の一般会見の際、このほど30年がかりで日本で完成したカトリック大事典4巻を受け取った。
 バチカン(ローマ教皇庁)教育省元局長のジュセッペ・ピタウ大司教(元上智大学学長)が編纂の意図を説明した。□

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◎米福音ルーテルの保守派が新組織憲章採択

 【CJC=東京】『ルサランCORE』を結成している米福音ルーテル教会(ELCA、信徒470万人)の保守派1200人がインジアナ州フィッシャーズで会合、新グループの憲章を9月26日採択した。またELCA内に留まるか離脱するかを1年掛けて検討、来年に態度を決定することにした。
 ELCA総会が、同性愛関係にある人が聖職につくこと、またその際に独身を保つという条件を撤回することを決定したのを受け、保守派が独自の動きに出たもので、中にはすぐにも離脱すべきだ、との強硬論も出ている。CORE議長のポウル・スプリング牧師は、すでに離脱を決定した教会もあるが、離脱する意向のない教会もある、と記者会見で語った。
 COREの集会は2008年にも行われたが、その時の出席者は300人だった。今回は参加者急増のため会場も1000人収容のカトリック教会に切り替えたが、それでも登録を1200人で締め切ったという。□

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◎十字架のネックレスが看護師の行動を規制

 【CJC=東京】英デヴォン州エグゼターの看護師シャーリー・チャプリン氏(54)がこの7月第一線の勤務から外されたのは、十字架のネックレスを外すようにとの指示を拒否したからだ、と言う。
 病院を運営している王立デヴォン・エグゼター・NHS財団は、健康と安全上の理由だとしていたが、チャプリン氏は自分の信仰に対する干渉だ、と反発している。□

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 《メディア展望》
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  =カトリック新聞(9月27日)=http://www.cwjpn.com
★「移住者に連帯を」=教皇=世界難民移住移動者の日に
★移住者の子どもの教育施設=閉鎖計画に現場の教会関係者ら反発=タイ南部
★日本聖公会宣教150周年=英国国教会 カンタベリー大主教来日=岡田大司教らと懇談
★日本カトリック神学会=過去・現在の思想踏まえ 神学の可能性探る=東京
★真の信仰は愛と奉仕伴う=教皇が指摘
★環境部会が会議=正平協=活動の在り方検討

  =キリスト新聞(9月26日)=http://www.kirishin.com
★ニカイア信条の意義を再評価=“多様性における一致”問う=教職者らが教派超えシンポ=日本聖書神学校
★3党連立で鳩山政権が始動
★カルヴァン生誕500年記念講演会=ヤン・ロールス教授=“教会秩序”への関心に着目
★“死刑を止めよう”=『過ち訂正する余地残すべき』=寛永寺「祈りの集い」に10宗派・団体
★日本・中東アフリカ文化経済交流会=「アフリカ援助」問い直す
★ダーウィン映画上映見送り=米 進化論へ根強い批判で

  =クリスチャン新聞(9月27日)=http://jpnews.org
★牧師=裁判員に「単なる裁きではない」=青森地裁判決=被告の更正に期待込め
★カトリック聖職者は裁判員辞退=教会法に抵触、守秘義務と相容れない
★大阪から海外にも響いた=平和願う9条の鐘
★ティーンチャレンジ一般社団法人格を取得=薬物依存更正に弾み
★人生は絶望で終わらない=ベー・チェチョルさん自伝出版=『奇跡の歌』
★韓国政府、イスラム圏での改宗活動規制を検討

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# by cjc-skj | 2009-09-28 14:24 | Trackback(1)
[SKJ]■世界キリスト教情報■第973信
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  2009年9月14日(月)    第973信(週刊・総合版)☆☆
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             = 目 次 =
   ▼WCCの指導層には女性が絶対的に不足
   ▼ENI通信にWCC中央委が非難と応答
   ▼韓国政府、イスラム圏での改宗活動規制を検討
   ▼ダーウィン描いた映画、進化論への批判強い米では上映見送りへ
   ▼シナイ写本の一部、学生が聖カタリナ修道院で偶然発見
   ▼イスラエル考古学者が反ローマ拠点跡から貨幣など発見
     ▼《メディア展望》

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◎WCCの指導層には女性が絶対的に不足

 【ジュネーブ=CJC】8月27日から9月2日までジュネーブで開催された世界教会協議会(WCC)中央委で、メアリー・タンナー、オフェリア・オルテガ、バーニス・パウエル・ジャクソンの女性議長三人が、指導層に女性が絶対的に不足していることに懸念と不満を表明した。
 10月1日現在では全員が男性になる、として、選考委員会報告書に「地域的、信仰的、性別のバランスを取るよう、そして特に指導層のあらゆるレベルで女性が存在するよう、中央委が意識する」という趣旨を盛り込むよう提案した。□

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◎ENI通信にWCC中央委が非難と応答

 【CJC=東京】エキュメニカル(教会一致)運動を主体に、プロテスタント教会の情報を伝えてきたENI通信が、創設主要団体の世界教会協議会(WCC)中央委員会で9月1日に非難の放火を浴びた。米長老教会(PCUSA)通信のジェリー・L・ファンマルテル氏が中央委の会期中にENI通信に寄稿した記事からその経緯を見た。
 中央委は8月26日から9月2日まで、ジュネーブで開催されたが、WCC批判は9月1日のサミュエル・コビア総幹事通常報告に対する発言の中で出された。
 ENI通信は1994年に、ジュネーブのエキュメニカル・センターに本部を置くWCC、ルーテル世界連盟(LWF)、世界改革教会連盟、欧州教会会議が出資して発足した独立通信社。
 「ENI通信についての多くの不満を聞いている」としてカナダ長老教会牧師のウイリアム・イングラム氏は、「多くの記事は全く不正確…WCCに関して不十分で、歪んだ展望を与える」と断言した。ただ同氏は具体例を全く挙げていない。
 これに対しENI通信常議員会議長でもあるデンマーク福音ルーテル教会牧師のアンデルス・ガデガアルド氏は、「こういった批判をこれまで聞いたことがない。それが一般的な感じというのなら、それを知りたいし、常議員会で協議出来る」と答えた。
 今年末に総幹事を退任するコビア氏は、「長らくENIのWCC報道に懸念を持っていたが、この18カ月は非常に悪くなった」と語った。
 2008年2月、前回の中央委会合の時に、ENI通信は、コビア氏が米国の資格のない大学から博士号を受けた、と報じたが、それは元来ドイツのキリスト教通信EPDが報じたもの。
 それを受けた形で、コビア氏は、「個人的な理由」のために、WCC総幹事として2期目を務める意図はない、と述べたことから後継者探索が始まり、8月27日にノルウェー教会のオラフ・フィクセ・トゥヴェイト氏が次期総幹事に選出された。
 「ENIは、その報道が不正確で刺激的だというWCCの懸念に関心を払わなかった」とコビア氏は言う。一例として、同氏の後継者候補の氏名を報じたことを挙げている。
 探索委員会は、その手続に従い、氏名を明かさなかった。コビア氏は中央委で、WCC役員によって表明されたENI報道についての懸念はピーター・ケニー「編集長の偶然の不在」に遭遇した、と語った。
 しかし、米合同キリスト教会議長のジョン・トーマス牧師(中央委員)は、「私たちを不快にする時でさえ、私たちを分析、評価する独立メディアによってよいサービスを受けている」と発言した。「単なるマウスピースとしてでなく、私たちに責任があると考えている。正確さと客観性を求めるにしても、私たちへの批判を真剣に受け止める必要がある」として、ENI通信はWCCの信頼性に貢献していると言う。
 中央委での議論を受けて、ENI通信のケニー編集長は、問題の通信社が、総幹事に予想される候補の名前を報じた後で、すでに秘密でなくなっているのは明らかなのに、WCC役員との会合に呼び出されたと語った。出席したのはWCCの議長、副議長2人、コビア総幹事と広報部長だった。
 ケニー編集長は、「総幹事の“偶然の不在”という言葉遣いに驚いた。私は1時間も会談し、彼らの懸念を注意深く聞き、WCCのような国際機関の選考過程における透明性と秘密の問題を議論したのだから」と述べている。□

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◎韓国政府、イスラム圏での改宗活動規制を検討

 【CJC=東京】韓国政府外交通商部が、イスラム圏でプロテスタント各派が行っている積極的な宣教活動の規制を検討している、とカトリック系UCAN通信が報じている。
 この7、8月にイラン、ヨルダン、イエメンで韓国民約80人が国外退去処分を受けているが、そのほとんどがキリスト教伝道が理由になっている。これら各国では禁止行為とされている。
 外交通商部は8月21日、韓国世界宣教協議会(KWMA)に書簡を送ったが、微妙な問題だとしてUCAN通信に内容を明らかにしなかった。
 しかしUCAN通信は、国外退去処分を受けた人、特に中東で活動している宣教師の旅券を無効にするか、再発行を規制する、と書簡で警告したものと見ている。カトリック教会は同様の書簡を受け取っていない。
 日刊紙『朝鮮日報』は8月27日、外交当局筋が、積極的な宣教活動の結果、韓国人旅行者まで襲撃されることを懸念している、と述べた、と報じている。□

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◎ダーウィン描いた映画、進化論への批判強い米では上映見送りへ

 【CJC=東京】進化論を確立したとして著名なチャールズ・ダーウィン生誕200年に当たり、その生涯を描いた映画『クリエーション』が英国で制作された。世界各国で上映が予定され、今年のトロント映画祭にも出品されたが、米国では上映される見込みが薄い。
 映画は、『種の起源』の筆者ダーウィンが、10歳の愛嬢アニーに死なれ信仰を失うなどの苦悩を描いたもの。キリスト教右派の影響が大きい米国では進化論も厳しい批判にさらされており、上映した際の反発の強さを理由に配給会社は「米国民にとって矛盾が多過ぎる」と配給を拒否した。 この2月にギャラップ社が行った調査では、米国で進化論を信じるのは39%に留まっている。ダーウィンにも「人種差別主義者」との批判があるという。
 キリスト教の観点から映画を評論するサイト『ムービーガイド』は、ダーウィンを「人種差別主義者、偏見を持つ人、大量殺人を後世に残した1800年代の自然主義者」と決め付け、その「未熟な」理論がアドルフ・ヒットラーに影響を与え、「残虐行為、人道への犯罪、クローニング、遺伝子工学」などを生み出した、と指摘している。他にも進化論を「1世紀以上にわたる試みにも関わらず、それを支持する証拠のない馬鹿げた理論」と否定するなど米国のキリスト教サイトは盛り上がりを見せている。
 製作者ジェレミー・トーマス氏は『種の起源』が公刊されてから150年経ってなおこのような態度が示されることに「これが直面していることだ。2009年に、驚きだ」と語った。□

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◎シナイ写本の一部、学生が聖カタリナ修道院で偶然発見

 【CJC=東京】現存する聖書写本としては最古のものの一つとされるシナイ写本の一部が、エジプトのシナイ半島にある聖カタリナ修道院でこのほど偶然に発見された。
 ギリシャの学生ニコラス・サリス氏(30)が、18世紀の文書に関する博士課程の研究のため同修道院で調査をしていた際、綴じ込みの中に隠れていた断片を発見した。
 シナイ写本は、大英博物館などの提唱で、断片をつなぎ合わせた写本をネット上に公開する計画がこの7月実現したが、同氏がこの計画に参加していたことから、断片がシナイ写本の一部であることがすぐに判断出来たという。書体と各欄の高さが決め手となり、未発見の部分であることも分かった。
 断片はヨシュア記の冒頭部分と一致している。発見は修道院ライブラリアンのジュスティン神父によって確認された。
 同神父によると、他の綴じ込みの中にも写本がありそうだが、損傷なしに見つけ出す技術が修道院にはない。シナイ写本を使った綴じ込みは他にも18点はある。
 シナイ写本は、皇帝コンスタンティヌスの要求で330年から350年の間に書かれた、という伝承がある。バチカン写本とともに、最古の写本と考えられている。ドイツの学者コンスタンティン・フォン・ティッシェンドルフが1844年に同修道院で発見し、10年間にわたって多数の断片を持ち返った。
 さまざまな経緯を経て現在は大英図書館、独ライプチヒ大学図書館、聖カタリナ修道院、ロシア・サンクトペテルスブルグの国立図書館の4カ所に分散、所有されている。同修道院では1975年に新たなページが多数発見され、エジプト政府がこれを保管している。□

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◎イスラエル考古学者が反ローマ拠点跡から貨幣など発見

 【CJC=東京】イスラエルの考古学者が、ローマ帝国支配に対するユダヤ人最後の抵抗とされるバルコクバの反乱の際に、ユダヤ側戦士の避難場所と見られる洞穴から当時の貨幣などを発見した。
 ヘブライ大学地理学部洞穴調査隊のアモス・フラムキン教授、ボアズ・ラングフォード教授、バルイラン大学のボアズ・ジッス教授、ハナン・エシェル教授らが発見したものでイスラエル政府自然公園局が支援している。
 9月9日、ヘブライ大学で行われた記者会見では、発見された貨幣、鉄製の武具、貯蔵用のカメ、灯油ランプ、水差し、銀のイアリング、ガラス瓶なども展示された。
 貨幣は金、銀、銅貨合わせて120枚あり、保存状態は良好という。そのほとんどはローマ帝国のものだが、戦士たちはそれに自分たちのしるしを刻印している。
 反乱の際、戦士たちは戦場から遠く離れた荒野に逃れたとされていたが、今回の洞穴はエルサレムの西郊にあり、当時も人口が多かったと見られる場所にも戦士が隠れていたことを裏付けるものという。□

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 《メディア展望》
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  =カトリック新聞(9月13日)=http://www.cwjpn.com
★日本の教会の宣教課題=信徒に「問い掛け」準備へ=常任司教委員会で決定
★大阪教区=カトリック学校盛り上げるため 初の教員養成会開く=時間をかけて意見交換=逆境をバネに、課題に向き合う
★豪雨被災者支援ボランティアチーム=佐用教会に活動拠点=兵庫
★那覇教区=離島の訪問始める=外国籍信徒の司牧に向け
★耳の不自由な人の=教会内の役割について=バチカンが会議開催へ
★カリタスジャパン=現地プロジェクトを視察=栽培法を改良、収入増に=ケニア・ウガンダで農業支援

  =キリスト新聞(9月12日)=http://www.kirishin.com
★WCC中央委=新総幹事にトゥヴェイト氏=ノルウェー教会牧師 初代以来、最年少
★米ユダヤ委員会がコビア氏を非難
★性教育は聖書科でこそ=第2回研究大会=キリスト教学校での調査報告
★AIDS文化フォーラ=「病いと死」の意味問う=宗教とエイズ=プロテスタントの牧師が初登壇
★東北アジアの平和のため=韓日基督議員連盟が創立10周年で礼拝
★ドイツ=教会税廃止の方向へ?=教会法専門家の納税忌避が引き金
★世界福音同盟=人身売買で特別委

  =クリスチャン新聞(9月13日)=http://jpnews.org
★弱者配慮する公正社会を=民主党・土肥隆一議員=「政権交代後の日本」語る
★大リーガーから洗礼受けた!
★幻に示され歩む伝道=阿久戸光晴・聖学院大学長が講演=日本伝道の幻を語る会
★日本ホーリネス教団=交通事故逮捕の牧師に停職6か月=教団委員会も「連帯責任」謝罪
★キリスト者医科連盟=野田聖子大臣の靖国神社参拝に抗議
★進化論が日本伝道を困難に=創造論啓発で日韓連携セミナー

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# by cjc-skj | 2009-09-14 17:50 | Trackback
[SKJ]■世界キリスト教情報■第972信
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  2009年9月7日(月)    第972信(週刊・総合版)☆☆
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             = 目 次 =
   ▼英語『新国際訳』聖書が11年に改定版
   ▼WCC次回大会は2013年に釜山で
   ▼韓国紙社説がWCC大会への期待表明
   ▼WCC予算、2010年度は縮小必至
   ▼「神の愛が多くの悪から世界を救う」=教皇がバチカンで一般接見
   ▼「イスラエルは神に逆らう罪」との発言に米ユダヤ委員会がWCC総幹事批判
     ▼《メディア展望》

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◎英語『新国際訳』聖書が11年に改定版

 【CJC=東京】英語『新国際訳』聖書(NIV)が2011年に改定版を発行することになった。イングランド王ジェームズ1世の命令で翻訳された欽定訳聖書が1611年に刊行されてから400年、英語聖書の訳出が米国で盛んになり、しかも今回は全世界の英語使用者を意識した訳出を心がけているという。
 米国のゾンダーバン出版社、『ビブリカ』(国際聖書協会とセンド・ザ・ライトの後身)、NIVの聖書翻訳委員会(CBT)が9月1日、イリノイ州パロスハイツのトリニティ・クリスチャン・カレッジで共同記者会見を行い発表した。同地はNIV訳出の動きの拠点とも言える所。
 NIV改定のスポンサーは『ビブリカ』で、版権も所有する。ゾンダーバン社が発行元になる。翻訳委は、様々な教派、地域出身の15人で構成されている。
 ゾンダーバン社によると、改定版の刊行に伴い元版と、05年に刊行した現代国際訳(TNIV)の刊行は取り止める。TNIVは英語の中の性差のある表現を撤廃し、現実に即したものとして刊行されたが、賛否両論が激しく戦わされている。
 「時を経て、英語も変化する中で、NIVはますます時代遅れになっている。そのことは当初から予想されていたもので、それに応える義務がある。NIVを世界中の英語を話す人たちが理解出来るように守り続けることを欲するなら、その人たちが今使っている語彙を受け入れ、それを重んじなければならない」と『ビブリカ』のキース・ダンビー会長は述べた。
 翻訳委のダグラス・ムー議長は、「NIVが1978年に刊行されて以来、英語は商業とコミュニケーションの分野で基本的に国際語となった。その結果、語法の変化も急速に進んでいる。この現実が、私たちに、理解を徹底させるためにはNIVもそれに即応する責任を担わせることになった。委員会として、この課題に対する私たちの応答は、当時の一般人が話している言葉であるヘブル語、アラム語、ギリシャ語などで書いた元々の聖書記者の例に従うことだ。新約聖書が『コイネー』という共通ギリシャ語で書かれたように、私たちのNIVへの狙いは、共通英語としての『コイネー』とでも呼べるものに訳出することだ。2011年版は、NIVの本来の価値を今日の読者のために守り強めることが全てだ。正確さは元より、原著者が、英語を話すとしたら、今日の世界規模の英語を話す受け手のためになしたようにしようということだ」と述べた。
 一方で、翻訳委は、改定が頻繁すぎると、それによって引き起こされる問題も考慮している、としてムー氏は「聖書を現代英語に対応させることと、人々は2~3年ごとに新しい聖書を購入しなければならなくなることとのバランスを慎重に検討しなければならない」と言う。
 9月2日の会見では、性差に中立的に訳出されたTNIVが焦点となった。
 ゾンダーバン社のモエ・ガーキンス社長は「TNIVは影響力があったものの、福音派を分裂させた。新NIVを2011年に刊行したら、TNIVの刊行は止める」と語った。
 『聖書における男性と女性協議会』のランディ・スティンソン会長は、TNIV刊行停止を称賛、「ゾンダーバン社と『ビブリカ』が誤りを認め、福音派にこの数年、論議を巻き起こしたことを認識したのは、非常に謙虚なことだ」とニュース発表で述べている。
 スティンソン氏は、ムー氏と会談し、性的に中立が言語の正確さについて真剣に検討されることを信じる、と語った。スティンソン氏が非難した変更の中には、聖書の意味を全く変えてしまったものもある、と言う。□

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◎WCC次回大会は2013年に釜山で

 【ジュネーブ=ENI・CJC】世界教会協議会(WCC)中央委員会は8月31日、2013年大会を韓国の釜山で開催することを決めた。投票は非公開だったが、最終的に絞られたダマスカスを退け、70票対59票で釜山に決まった。
 当初は両都市の他、アディスアベバ、ギリシャのロードスの名も上がっていた。□

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◎韓国紙社説がWCC大会への期待表明

 【CJC=東京】韓国紙「朝鮮日報」は9月2日付け社説で、世界教会協議会(WCC)の第10回大会が2013年に釜山(プサン)で開催されることになったのを取り上げ、「韓国プロテスタントの歴史上めったにない慶事であり、アジア・プロテスタントの発展と躍動性を世界にアピールする絶好の機会」と指摘した。
 開催地候補として最終的に釜山とシリアのダマスカスが残り、その中で釜山が選ばれたのは、「宣教120年で世界プロテスタント史に類例のない成長を遂げた韓国教会の躍動する姿に注目したためだ。19世紀後半の迫害と排斥の中で普及した教会の種は、1世紀でプロテスタント人口870万人、世界10大教会のうち七つが韓国にあるほどまでに大きく成長した」からだ、と言う。
 同紙はさらに、韓国の教会がこれを契機に、質的跳躍を成し遂げなければならないとして、「韓国プロテスタントは、世界が驚くほどの成長を遂げる過程で、理念、教理、宣教方法をめぐっていくつもの分派に分かれ、対立・かっとうを引き起こしてきた。世界教会共同体の和合と共栄を目標とするこの大イベントに向けて力を合わせて準備する過程から、韓国教会の分裂と対立を乗り越え、世界の教会と共に人権、貧困、核、環境、人種問題や国際紛争、暴力克服など人類共通の課題について互いに深い関心を共有できるようにすべきだ」と主張、さらに、参加する世界の教会指導者たちに、「プロテスタント、仏教、カトリック、円仏教などさまざまな宗教が共存する多宗教国家の模範を作り上げる姿を見せられるようにすべきだ」と述べている。□

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◎WCC予算、2010年度は縮小必至

 【ジュネーブ=CJC】世界教会会議(WCC)はジュネーブで開催していた中央委を終了、2010年1月に新総幹事が就任、13年に第10回大会を韓国の釜山で開催することへ向けて準備に入るが、2010年度の予算縮小も迫られている。
 中央委は08年の監査報告と09年予算修正案を承認した。財務部長報告は、09年前半が厳しかったとしている。
 この6月、支出3870万スイス・フランの予算は、収入予測の減少に合わせ100万スイス・フラン削減に修正された。加盟教会の負担金、献金が減少、さらにスイス・フランの上昇による、実質収入減が拍車をかけている。
 中央委財務委員会のディーン・アンダース・ガデガアルド委員長は「09年後半にはさらに寄付金などの減少が予想される」と言う。さらに10年の収入は5~10%減少が予想される。
 10年の予算規模は現在3550万スイス・フランと見込まれている。予算案は11月1日までに提出され、10年2月に常議員会で最終決定される。□

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◎「神の愛が多くの悪から世界を救う」=教皇がバチカンで一般接見

 【CJC=東京】9月2日、バチカン(ローマ教皇庁)のパウロ六世一般接見ホールは、教皇の話に耳を傾けその祝福を受けようと世界各国から集まってきた8千人の信徒や巡礼者で一杯になった。ローマ郊外カステルガンドルフォの夏の教皇宮殿に滞在中の教皇ベネディクト十六世もヘリコプターでこの日の一般接見のためバチカンに到着した。
 バチカン放送(日本語電子版)によると、教皇は、夏の期間しばらく中止されていた教会の偉大な教父たちについてのカテケシス(教会の教えの解説)を行った。教皇はこの日は中世フランスの偉大な修道院長聖オドについて解説した。
 聖オドは若くしてフランス、クリューニー・ベネディクト会修道院に入り厳しい修徳生活を送り、後に同修道院の大院長に選ばれた。当時中世ヨーロッパの各地を害していた悪徳に力強く戦い、特にキリストの聖体への真の信仰を鼓舞するための多くの教えを残している。
 教皇はその後、第二次世界大戦勃発70周年を想起し、戦争の不条理、無意味さ残酷さなどを指摘しながら、すべての人々が神に赦しと平和と和解の精神を祈り求めるように勧め、現代の世界は愛と理解と交わりの精神を必要としていることを強調した。さらにキリストとその福音、愛と真理に土台を置く世界の再建に力をあわせて皆で心を一つにして励もう、と呼びかけた。
 一般接見を終えた教皇は、カステルガンドルフォに戻った。□

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◎「イスラエルは神に逆らう罪」との発言に米ユダヤ委員会がWCC総幹事批判

 【CJC=東京】米ユダヤ委員会(AJC)が世界教会協議会(WCC)のサミュエル・コビア総幹事を非難した。同氏がイスラエルのパレスチナ「占領」を「神に逆らう罪」と宣言したことが理由。
 「コビア牧師は、イスラエルに関して、西岸地区にイスラエルが駐在する根源を無視し、WCCが定期的に発する偽善的な声明を繰り返した」とAJCの宗教間問題国際担当のラビ・デービッド・ローズンが8月28日、ニューヨークで声明を発表した。
 ENI通信によると、コビア氏は26日、ジュネーブで開催されているWCC中央委への総幹事報告で、「全ての人にとって60年以上にわたる占領とそれに並行する屈辱は、経済的・政治的犯罪であるだけでなく、反ユダヤ主義のような、神にさからう罪だ」と語った。コビア氏は2009年末で総幹事を退任することになっており、今回の中央委での総幹事報告は最後のもの。
 コビア氏は、WCCが1948年にアムステルダムでの設立大会で、反ユダヤ主義を「神に逆らう罪」と宣言したことに触れ、「占領も神に逆らう罪と言う用意があるか」と述べた。
 一方ラビ・ローズンは、、「コビア牧師は意図的に、紛争の根源にあるイスラエルの存在自体への暴力的な否定を無視し、テロやイスラエル市民の大多数の、それはパレスチナ市民のほとんどのものでもあるが、両国の解決の上に平和的に生存するという熱望の実現を阻む誘因について言及していない」とし「西岸がイスラエル統治下に入ったのは、1967年のアラブ諸国によるユダヤ人国家根絶の試みの結果であることを想起しなければならない」と指摘した。
 ラビ・ローズンは「イスラエルは他人を統治しようとしているのではない。むしろイスラエルは、平和と安全とを引き換えに西岸地区の大半から撤退することを、パレスチナ市民と直接交渉したいと再三提案している」と言う。
 AJCは、「全世界でユダヤ人の権利を保つために米国の1906年に設立された、『米国のユダヤ人社会の全域』を結集する擁護組織としては最古のものの一つ。
 コビア氏は、任期中に訪問した地域について言及、中東地域で平和を探求することが緊急に必要であることを指摘、「中東で戦争と暴力という状況の下で、人々は自身と家族の安全を必死に求めている」と語った。□

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 《メディア展望》
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  =カトリック新聞(9月6日)=http://www.cwjpn.com
★部落差別人権委=夏季合宿で「と場(じょう)」訪れ=差別の現実と向き合う
★教皇=国連会議控え 世界の指導者に=環境と自然の保護促す
★韓国の枢機卿=故キム元大統領を称賛「キリスト者の模範」
★募金総額3000万円=炊き出しや医療援助に=社会司教委/カリタスジャパン=いのちを守るための緊急アピール
★昨年の列福に“刺激”され 熊本で=キリシタン史研究会発足
★古文書、東京で発見=キリシタン殉教者の記録=イエズス会の髙祖敏明神父が研究・解説

  =キリスト新聞(9月5日)=http://www.kirishin.com
★「終わらない希望を」=8・15各地で集会
★金大中元大統領追悼礼拝=飯島信NCC総幹事も弔辞=“希望ある韓日関係築こう”
★米福音ルーテル/合同メソジスト=完全相互聖餐関係へ
★20年目の節目で記念論集=全国キリスト教学校人権教育研究協議会「人権教育セミナー」=辛淑玉氏が講演
★高校野球での「君が代」独唱で抗議
★8・6=“苦しめる隣人と共に”=被爆地・広島で宗教者らが集会

  =クリスチャン新聞(9月6日)=http://jpnews.org
★家族が思い一つに=宣教病院船アフリカマーシー号=福音とインフラ携え西アフリカ・ベナンへ
★9月9日=9条生かす「平和の鐘撞き」=大阪府下で賛同者募る
★金大中氏「神に託した信仰」偲ぶ=飯島信NCC総幹事が追悼礼拝で弔辞
★新教の自由・平和 考え聞かせて=香川キリスト者の会がアンケート調査=総選挙立候補者の政見一覧手作り
★音楽コンクール優勝者に選抜野球で「君が代」独唱=全国キリスト教学校人権教育研究協議会、毎日新聞社に抗議=「事実上の強制」
★女の赤ちゃんを守れ!=インドのアート=緊急絵画展・講演

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# by cjc-skj | 2009-09-07 16:59 | Trackback
[SKJ]■世界キリスト教情報■第971信
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  2009年8月31日(月)    第971信(週刊・総合版)☆☆
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             = 目 次 =
   ▼WCC次期総幹事にノルウェー教会のトゥヴェイト牧師
   ▽オラフ・フィクセ・トゥヴェイト氏略歴
   ▼ノコ・LWF総幹事がトゥヴェイト氏選出に歓迎の声明
   ▼WCC次期大会は合同大会にはならず
   ▼ドイツで教会税方式の財政問題が浮上
   ▼教皇に「第二バチカン公会議」の改革計画ない、とベルトーネ枢機卿
   ▼韓国がキリスト教宣教団体メンバーの中東地域旅行制限を検討
   ▼パキスタンでキリスト者8人誘拐=インド通信社
     ▼《編集めも》
     ▼《メディア展望》

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◎WCC次期総幹事にノルウェー教会のトゥヴェイト牧師

 【ジュネーブ=CJC】世界教会協議会(WCC)は本部ジュネーブで開催した中央委員会で8月27日、次期総幹事にノルウェー・ルーテル教会のオラフ・フィクセ・トゥヴェイト牧師(48)を選出した。
 トゥヴェイト氏は、WCC61年の歴史の中で初代のウイレム・A・ヴィサートゥフト氏以来、最年少の総幹事。
 同氏は受諾演説で「この務めを神の召しだ、と本当に感じている。私たちは共になすべきことがたくさんあると思う」と語り、一致の精神を強調、中央委員に引き続き祈ってほしい、と訴えた。
 2002年以来、同氏はノルウェー教会協議会のエキュメニカル・国際関係部門の総幹事を務めている。WCCでは信仰職制委員。
 04年に就任したサミュエル・コビア総幹事が08年2月に、任期満了と共に再任を求めず退任する意向を示したことから、後任候補選考の委員会が設けられ、最終的にトゥヴェイト氏と韓国のパク・ソンウォン氏に絞られていた。
中央委は8月26日から9月2日までの日程で、WCC本部のあるエキュメニカル・センターで開催した。□

◎オラフ・フィクセ・トゥヴェイト氏略歴

 1960年11月24日生まれ。
 87~88年、兵役義務に服し、陸軍従軍牧師。
 88~91年、ノルウェー教会メレ教区ハラムの教会担任牧師。
 99~2000年、ノルウェー教会教理委員会幹事
 2001~02年、ノルウェー教会政教関係委員会幹事。
 02年~、ノルウェー教会エキュメニカル・国際関係部門総幹事。
 ノルウェー教会協議会理事・常議員。WCCでは信仰職制委員。パレスチナ・イスラエル・エキュメニカル・フォーラム中核グループの共同議長。(CJC)□

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◎ノコ・LWF総幹事がトゥヴェイト氏選出に歓迎の声明

 【CJC=東京】ルーテル世界連盟(LWF)のイシュマエル・ノコ総幹事は世界教会協議会(WCC)新総幹事に選出されたオラフ・フィクセ・トゥヴェイト氏に歓迎の意向を声明で明らかにした。
 「神学者であり実践者でもある。深い信仰、謙虚な姿勢、率直な発言の人でもある。これらの経験と賜の全てが役に立ち、またWCCを引っ張って行くためにもなる」と言う。□

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◎WCC次期大会は合同大会にはならず

 【CJC=東京】世界教会協議会(WCC)は次期大会を2013年に予定しているが、非加盟教派や団体の参加によって規模拡大が予想される。しかし世界改革教会連盟(WARC)やルーテル世界連盟(LWF)との合同大会にはならない、とジュネーブのエキュメニカル・センターで開催中の中央委で明らかにされた。
 合同大会構想は2006年にブラジルのポルトアレグレで開催された大会でサミュエル・コビア総幹事が提唱、WARCやLWFからも好意的な反応が出ていた。しかし「最近、WARC、LWF双方がこの構想に、新たな情勢変化に直面して、再検討するようになった」と拡大大会検討グループの「サッシマのゲンナディオス」府主教が語った。
 合同大会計画に代わる提案が10以上中央委に提出された。中には、「友愛精神」とWCCの特質となった合意で決定するという方式を保持しつつ「より広範囲なエキュメニカル運動との協働を強める」より開かれた大会を呼び掛けたものがある。
 WCCには正教会、英国国教会、プロテスタント諸教会の349教会が加盟している。ローマ・カトリック教会は加盟してはいないものの、いくつかの委員会のメンバーにはなっている。
 加盟教会の多くはWARCやLWFといった世界組織にも加盟しているところから、新たな包括団体結成案が出され、それへの一歩として合同大会構想が提唱されたもの。
 ドイツ福音教会(EKD)のハイケ・ボシエン牧師は自らの期待が「出された提案より高い」と指摘した。同氏はWCC次期大会がもっとインパクトがあり、メディアの関心を強く惹くようなものになって欲しいと言う。□

※《編集めも》参照。

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◎ドイツで教会税方式の財政問題が浮上

 【CJC=東京】ドイツで長年の慣行となっている教会税が廃止の方向に進む可能性が出てきた。きっかけは、教会法の専門家が納税忌避のため「教会という公的組織」を離脱するが、「信者の交わりとしての教会」に留まる、と主張したこと。カトリック教会、ルーテル教会、復古カトリック教会信徒だと登録したドイツ市民は、所得税の8~9%を源泉徴収され、これが各教会に交付される。教会税が廃止されれば、ドイツの教会が財政的に窮地に追い込まれることは必至だ。
 バーデン・ヴュルテンベルク州フライブルクの行政裁判所はこの7月、カトリック教会に留まるものの、もう教会税は納入しないと主張したハルトムート・ザップ氏の訴えに有利に判示した。
 2004年までフライブルク大学で教会法を講じていたツァップ氏は、カトリック者が、税金を支払いたくないため教会を去ったものの、受洗は有効だから、秘跡を受け続けられると主張した。
 現制度の下で、納税中止を望むカトリック者は、「教会という公的組織からの離脱」を希望すると記した書類に署名する必要があるが、それは結果として破門されることになる。
 ツァップ氏は、書類に署名したものの、「信者の交わりとしての教会」に留まることを望むとの宣言を書き込むことを主張した。フライブルク大司教区は、同氏が書き入れた宣言は無効だ、と訴えた。同氏に有利な判示が出されたが、大司教区側は再審を要請する構え。
 有力紙『南ドイツ新聞』はこのほど「教会税への弔鐘」という特集を掲載した。現行の教会税方式は長続きしそうにない、として「世俗国家がそのように重要な霊的な結果をもたらすことで協働するのか」と疑問を投げ掛けている。
 ドイツ司教団は、「教会という公的組織」と「信者の交わりとしての教会」を区別することは不可能で、現行税制を逃れる署名は破門を意味する、と主張している。
 ツァップ氏は、税制の有効性を問題にするよりも、バチカン(ローマ教皇庁)に教会税制度の改革し、教会員の条件にしないことを望んでいる。
 教皇庁が06年に出した文書は、教会を離脱したいとの要求は責任ある権威(すなわち教会)によって受け入れられなければならず、国家にはそのような要求を承諾する能力がないとしている。
 ドイツ・カトリック教会は2008年には56億ユーロ(約7530億円)の教会税収入があり、世界でも財政的に余裕のある教会の一つ。司祭始め数千人の従業員の給料が支払われ、カリタスなどの奉仕団体を援助している。□

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◎教皇に「第二バチカン公会議」の改革計画ない、とベルトーネ枢機卿

 【CJC=東京】バチカン(ローマ教皇庁)国務長官のタルチジオ・ベルトーネ枢機卿が、第二バチカン公会議の典礼改革を「改革」するとの推測報道は「作り話に過ぎない」と機関紙ロッセルバトレ・ロマノとのインタビューで語った。教皇が第二バチカンに逆行しつつある、と一部で懸念されているが、との質問に答えた。
 同枢機卿は、「正教会や東方教会との理解を深めた関係」、ユダヤ教やイスラム教徒の対話開始など第二バチカン公会議の重要なポイントのいくつかは教皇が推進したものだ、と指摘している。
 また司教たちと積極的な関係を教皇が持ってきたとして、「ベネディクト十六世は、私たちを神の言葉の根源に、福音的は律法と教会の生命の核であるイエス、私たちが知り、愛し、あがめ、まねる存在に立ち返ることを呼び掛けているのだ」と述べた。□

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◎韓国がキリスト教宣教団体メンバーの中東地域旅行制限を検討

 【CJC=東京】韓国外交通商部は8月27日、キリスト教宣教団体メンバーの中東地域旅行制限を検討していることを明らかにした。宣教活動が反感を買い、宣教団体だけでなく韓国市民自体にテロ攻撃を招きかねないことを考慮してのものという。
 公式筋は「宣教団体の活動が現地の感情を刺激し、過激派のアルカイーダやタリーバンの攻撃の目標になっている。一般市民の安全も脅かされる可能性が高い」と述べている。
 国外に派遣されている宣教者は約1万9000人と、韓国は最多クラス。この所、イラン、ヨルダン、イエメンなどで、禁止されている改宗活動を行ったとして国外退去処分を受ける事例が増加している。□

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◎パキスタンでキリスト者8人誘拐=インド通信社

 【CJC=東京】インド国営PTI通信によると、パキスタンのワジリスタン地方で少数派キリスト者8人が旅行中に誘拐された。時間は明らかでないが、少数民族関係相のシャバズ・バッティ氏が8月27日、誘拐を非難、関係当局に安全救出と、事態を至急報告するよう、指示した。
 パキスタン辺境の部族支配地域では、無法化したところもあり、ヒンズー教徒、シーク教徒、キリスト者など少数派が身代金目当てに過激派に狙われる事態が発生している。□

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 《編集めも》
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☆「金銭に執着すると地獄に落ちる」などの文言で多額の献金をさせたのは違法と米国の宗教法人「セインツ・オブ・グローリー教会」や日本側の担当者らに計約8500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は8月28日、約7800万円の支払いを命じた。(共同通信)
☆2013年のWCC第10回大会開催候補地も今回中央委で決定。候補地は釜山、ダマスカス、アディスアベバが上がっている。9月2日までに決定。

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 《メディア展望》
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  =カトリック新聞(8月30日)=http://www.cwjpn.com
★第9回FABC総会=聖体の希望 どう生きるか=アジアの司教ら 意見交換
★司祭の平均年齢62・18歳=中央協秘書室広報が統計発表
★スリランカの司教ら=タミル人30万人の解放求める
★日韓学生交流会 韓国・大田で=歴史学び 平和考える
★ワールドワイド・マリッジエンカウンター(WWME)=東京でアジア会議=12カ国から夫婦と司祭参加
★台湾の台風水害被災者支援=緊急募金を受付=カリタスジャパン

  =キリスト新聞(8月29日・休刊)=http://www.kirishin.com

  =クリスチャン新聞(8月30日)=http://jpnews.org
★人権教育を現場へ発信=全国キリスト教学校人権教育研究協議会=教職員の交流の場 セミナー20回に
★日本伝道会議 登録締め切り迫る参加者3割が信徒--第5回日本伝道会議 登録締め切り迫る
★核廃絶の機運に期待=「背景にキング牧師の十字架」=千鳥ヶ淵 平和祈祷会で関田寛雄氏
★平和遺族会全国連絡会=侵略正当化「田母神論」9条支持の世論が止める=西川重則氏 国会傍聴10年を報告
★すべての民の平和を祈る教会であれ=改革派西部中会委員会8・15集会
★日韓関係史から「平和」=関西クリスチャン罪責告白者会

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# by cjc-skj | 2009-08-31 13:23 | Trackback
[SKJ]■世界キリスト教情報■第970信
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  2009年8月24日(月)    第970信(週刊・総合版)☆☆
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             = 目 次 =
   ▼世界福音同盟が人身売買に特別チームを組織
   ▼米ルター派とメソジストが完全相互聖餐関係へ
   ▽米福音ルーテル教会が同性愛教職認める、保守派に離脱の動きも
   ▼聖公会共同体の『一致・信仰・職制部門』長にカナダの女性司祭
   ▼カナダ合同教会、イスラエル・ボイコットに踏み込まず
   ▼米修道女はバチカン調査の透明性に疑念
   ▼米フロリダ州南部でカトリック14教会閉鎖へ
   ▼キリスト教に改宗した娘殺す、とイスラム教徒の父親
     ▼《メディア展望》

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◎世界福音同盟が人身売買に特別チームを組織

 【ニューヨーク=CJC】世界福音同盟(WEA)が人身売買問題に対処する特別チーム(タスクフォース)を組織したことが明らかになった。全世界4億2000万人の福音派キリスト者を擁するWEA加盟教会の間に意識を向上させようという。
 タスクフォースは人身売買問題コミッショナーのクリスチーナ・マクミラン氏が長となり、加盟教会とその指導者たちが人身売買の被害者を援護するのに必要な戦略を展開し効果的に行動することで、人身売買を防ごうというもの。メンバーはWEA女性委員会から、エイリーン・スチュアート=ルード委員長の他、ジェニファー・レムヒルト・チュンハグ氏(スウェーデン)、ジョスリン・ダーストン氏(カナダ)が選ばれた。マクミラン氏は救世軍の国際社会正義委員会の委員長も務めている。
 WEA国際部門のジョフ・タニクリフ担当は「毎年、1分間に1人以上が国外に売買されている。このWEAの働きが地球社会を、意義のある、効果的で聖書的な応答が出来るよう動かすことが希望であり、祈りだ。キリストに従うものとして、世界規模の悲惨な不正を終わらせるために出来ることは何でもやらなければならない」と語っている。□

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◎米ルター派とメソジストが完全相互聖餐関係へ

 【ニューヨーク=CJC】米プロテスタントの2大教派、福音ルーテル教会(ELCA=信徒数460万人)と合同メソジスト教会(UMC=同1100万人)がフルコミュニオン(完全相互聖餐)関係に入ることになった。両派ともに同性愛についての内部対立が深刻化している最中。
 ELCAは8月20日、ミネアポリスで開催した大会で958票対51票で「合意」を採択した。
 教職、宣教などを「共有」することで、長年にわたる教勢退潮に歯止めがかかるものと期待されている。UMSは昨年すでに総会で「合意」を圧倒的多数で採択している。
 UMSの海外教会には他派と同様な合意に達した所もあるが、米国では初めて。一方、ELCAはすでに5教派とフルコミュニオン関係に入っている。
 フルコミュニオン関係に入ると、双方が相手方の教職を受け入れ、洗礼と聖餐を有効なものと認め、宣教などで密接に協力することになる。
 RNS通信によると、双方の指導者は、「合意」の意味は合同ではないと強調している。それぞれが別個の組織であり、自身の規則に束縛されることに変わりはない。
 ELCAのマーク・ハンソン総裁監督は、双方が主流派として「高齢化、教勢減少、多元社会の中での高すぎる評価」といった問題を抱えている、と17日語っていた。
 ハンソン氏は、これでルーテル派があらゆる共同体に教会を設け、全大学に教職を配置したり、あらゆる国に宣教師を派遣し、政治問題について首都ワシントンで大きな声を上げなければならない、ということはなくなる、と語った。
 UMSの監督協議会会長グレゴリー・パーマー氏は、「教職の互換性は、常任者の配置が難しい場所で宣教を維持するために非常に重要であり、特に教勢減少の厳しい都市部や遠隔地の教会にとっては有意義だ」と言う。
 ELCAは、聖公会(英国国教会)とフルコミュニオン関係に入ってすでに9年。双方に利益があった、として「非常に中身のある関係だ」と聖公会の指導者クリストファー・エプティング主教は語っている。□

◎米福音ルーテル教会が同性愛教職認める、保守派に離脱の動きも

 【CJC=東京】米福音ルーテル教会(ELCA=信徒数460万人、1万教会)はミネアポリスで開いた大会で8月21日、生涯1対1の関係を維持するという条件で、同性愛者の教職を認める決定を559票対451票で行った。8年がかりで同性愛行為を聖書が禁じているかどうか研究、審議してきたものだけに、涙を流す議員も目立った。
 内容は、同性間の結婚に特に言及してはいないが、同性愛者を牧師として招こうとする教会は「責任のある生涯にわたり1対1の関係を維持する、同性間の関係を正式に認め、支持し、受け入れる」ように、と記している。
 ELCAは米国第7位の大教派なだけに、今回の決定は他教派の同性愛への対応にも影響しそうだ。
 マーク・ハンソン総裁監督は、長い間疎外感を味わい変革が遅すぎると思っていた側と、かつては中心課題だったが今では周辺的なものになったと思う側の双方に一致を訴え、「互いに離れ離れになったら悲劇だ」と投票直後に語った。保守派は、離脱して独自の教派を設立するかもしれない、との意向を示している。 □

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◎聖公会共同体の『一致・信仰・職制部門』長にカナダの女性司祭

 【トロント=ENI・CJC】聖公会共同体は、教会一致や教義上の問題を扱う『一致・信仰・職制部門』長にカナダ・トロントの女性アリソン・バーネット・ドーサン司祭を任命した。
 同司祭は1995年以来、カナダ・アングリカン教会の信仰・礼拝・宣教部門の長。
 女性聖職を認めない教派もあり、聖公会共同体内の管区にも女性教職を受け入れない所もあることから、今回の任命を大胆と懸念する向きもある。□

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◎カナダ合同教会、イスラエル・ボイコットに踏み込まず

 【トロント=ENI・CJC】カナダ合同教会は8月9~15日にブリティッシュ・コロンビア州ケローナで開催した常議員会で新議長にマルディ・ティンダル氏を14日選出した。
 今回の常議員会は、イスラエルのパレスチナ人への政策を南アのアパルトヘイトに比較されるものとして、イスラエル・ボイコットを打ち出すか注目された。カナダ・ユダヤ人会議などは、反ユダヤ主義だとして教会を非難していた。
 常議員会は最終的には決議せず、加盟教会に問題を「学び、認識し、祈る」こと、中東での紛争終結に役立つものならボイコットも考慮することを勧めるに留まった。
 ティンダル氏は常議員会後、「全土の共同体に関わる目に見える存在として信頼を受けている。それを無駄にしてはならない」とカナダ通信に語った。□

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◎米修道女はバチカン調査の透明性に疑念

 【CJC=東京】米国のカトリック修道女団体『女子宗教者指導会議』(LCWR)は8月10日、バチカン(ローマ教皇庁)が行い、それに協力した「調査」について疑念を表明した。修道会総長・管区長など約800人で構成される同会議は、調査の「動機と経費について完全公開されていない」と指摘している。報道担当のアンマリー・サンダース修道女は「透明性がない」とAP通信に語った。
 バチカン教理省はLCWR関係者に新たに「教義的調査」を行うと2月20日、書簡で通知、同省長官のウイリアム・ジョセフ・レヴァダ枢機卿からの書簡をLCWRは3月10日受領している。レヴァダ枢機卿は、その書簡で、初め2001年に最初の教義面での関心を抱いてから調査に着手していた、ことを明らかにした。
 調査は、米国内で活動している修道女約5万9000人を対象にしたもの。教義への関わり方で不公正な質問があったなど、評価への疑念を私的に表明した人もいるものの、ほとんどはコメントには慎重だった。
 ただ8月初めニューオーリンズで開かれた同会議大会で、会長を退任するJ・ローラ・ダンブロスキー修道女が、福音を創造的に生き抜くことへの挑戦だ、と調査を評価、修道女にとって「決定的な時」だ、と語った。
 バチカンの報告書は341修道会の指導者に送付されたという。「生活の質について純粋な関わりについて建設的な評価」を目的としたものだ、とされているが、質問の中には、教会に不誠実だと推定される懸念を確認するためのものもあったという。
 バチカンはLCWR自体についても「教義上の評価」を公表した、とAP通信は報じている。□

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◎米フロリダ州南部でカトリック14教会閉鎖へ

 【CJC=東京】米カトリック教会マイアミ大司教区はフロリダ州南部の14教会(小教区)を閉鎖することにした。9月中に小教区を合併するという。
 ジョン・ファヴァローラ大司教が声明で、信徒の不満は分かるし、自分にとっても非常に困難な決定だった、と明らかにした。
 大司教区は、青年宣教事務所を閉鎖、教会学校も行政認可学校に切り替えるという。妊婦センターへの補助金も打ち切る。
 信徒の間では廃止反対の請願、抗議の動きや徹夜祈祷会を開いたりしていた。□

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◎キリスト教に改宗した娘殺す、とイスラム教徒の父親

 【CJC=東京】米オハイオ州に住む原理派イスラム教徒が、キリスト教に改宗した17歳の娘リフカ・ベリーさんを殺すと語った。経典クルアーン(コーラン)やムハンマドの言行録ハディースによると、他の信仰に改宗することは“背教”であり不名誉だから、と言う。
 リフカさんは7月に家出していたが、警察が携帯電話やコンピューターの記録から、フロリダ州オーランドにあるグローバル・レヴォリューション教会のブレイク・ロレンツ牧師のもとにいることを突き止めた。2人はインターネット上の「フェースブック・プレヤー・グループ」で知り合ったという。
 リフカさんの家族はスリランカ出身。脅迫などは絶対していない、と語っているが、フロリダ州当局は身柄を家族のもとに送り返すか、オハイオ州の社会福祉関係者に委ねるか検討中。結論が出るまでリフカさんはフロリダ州で保護下に置かれる。□

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 《メディア展望》
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  =カトリック新聞(8月23日)=http://www.cwjpn.com
★教皇、被災者のため祈る=フィリピン、台湾、中国、日本の台風、地震被害で
★魂に触れる授業目指し=宗教・倫理担当者がワークショップ
★兵庫・佐用教会 豪雨で犠牲者=焼津教会(静岡)は地震で壁にひび
★トーラン枢機卿=神社本庁も訪問
★平和旬間などでも披露=楽しく「賛美の歌」=高松教区が練習会
★教皇=「悪の極端な象徴」=ナチス強制収容所で指摘

  =キリスト新聞(8月22日・休刊)=http://www.kirishin.com

  =クリスチャン新聞(8月23日)=http://jpnews.org
★総選挙前 国のために祈る=未曾有の危機、指導者に執り成しを=病める高齢社会に焦点
★東海道、歩いて伝道スタート=Walk With Jesus=雨ニモ、地震ニモ負ケズ…
★8月6日・広島=核廃絶へ願い新た=証言・在韓被爆者に示された愛 心の傷は今なお癒されず
★同盟基督平和祈祷会=抵抗権は「神の秩序維持」=渡辺信夫氏=「君が代」伴奏拒否を積極評価
★JECA平和祈祷会で安藤肇氏=教会は「国家の良心」に=政府に反対意見言う自由必要
★もう限界だった、と知った=牧師の本音を出せる「牧会塾」後期へ

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# by cjc-skj | 2009-08-24 14:47 | Trackback
[SKJ]■世界キリスト教情報■第969信
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  2009年8月17日(月)    第969信(週刊・総合版)☆☆
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             = 目 次 =
   ▼米聖公会は世界共同体で準会員的役割に、とカンタベリー大主教
   ▼イスラム教との関係重視、とWCC次期総幹事候補トゥヴェイト氏
   ▼教皇が一般謁見でアジアの台風・日本の地震被害に見舞いの言葉
   ▼ホロコーストへの米国務省対応をバチカン紙批判
   ▼バチカン紙がスイスと米国の銀行取り決めを歓迎
   ▼『平和のための牧師』会長がカストロ前国家評議会議長と会見
   ▼イタリア中部地震で崩壊した教会のがれきの下からフレスコ画
   ▼創造博物館が「無神論者」を招待
     ▼《メディア展望》

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◎米聖公会は世界共同体で準会員的役割に、とカンタベリー大主教

 【CJC=東京】英国国教会(聖公会)の霊的最高指導者カンタベリー大主教のローワン・ウイリアムズ氏が、米聖公会が同性愛主教の叙階と同性間の結合祝福を容認する決定をしたのを受け、聖公会共同体の中で準会員的な役割を担うことを認めることになろう、と自らのブログに7月27日掲出した声明で示唆した。
 米キリスト教週刊誌クリスチャン・センチュリーによると、ウイリアムズ氏は声明で、聖公会がカリフォルニア州アナハイムで開催した総会で同性愛賛成の決定をしたことに「非常に重要な不安がすでに表明されている」と述べた。
 「外側の闇に投げ捨てられる懸念はない」が米聖公会などは、同性愛に関する見解が世界共同体を代表するものとはならず、エキュメニカルなまた教派間の対話では後列に座らなければならないことになる、とウイリアムズ氏は語った。
 世界共同体の中で多くの教会は同性愛を罪とし聖書的でない、として反対している。
 「これらのことを、近い将来に明確にすることに役立つ。ただ考えればそれだけ理想から遠ざかる。それらを分裂とか破門といった破滅的な用語ではなく、単にあるがままに、アングリカンであることの二つのスタイルとして語るのだ」と言う。
 ウイリアムズ氏は、2路線型の仕組みは「確実にやり遂げる必要がある」が、共同体内の姉妹教会の間で最近担われたような「宣教と奉仕の協力」といったものも含まれる、と語った。
 ウイリアムズ氏の声明に、米聖公会側の反応はまだないものの、常議員のマーク・ハリス氏は自らのブログ「プレリューディアム」で、大主教は「上手に、いつもの含みのあるスタイルで、誰もごまかされないこと、すなわち米聖公会は囲いからさまよい出た、と語った」と述べている。□

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◎イスラム教との関係重視、とWCC次期総幹事候補トゥヴェイト氏

 【ジュネーブ=ENI・CJC】世界教会協議会(WCC)次期総幹事候補の1人、ノルウェー・ルーテル教会のオラフ・フィクセ=トゥヴェイト牧師(48)が、WCCはイスラム教との関係とイスラム教が優勢な地域のキリスト者を支援することにもっと注意を払うべきだと思う、と語った。「イスラム教が支配的な国で、イスラム教との関係を維持しなければならない教会を孤立させてはいけない」と同氏が8月13日付けの独週刊紙ライニッシャー・メルクールとのインタビューで述べたもの。
 「欧州でも、イスラム教徒の隣人との対話の重要性は増している」と言うトゥヴェイト氏はノルウェー教会のエキュメニカル国際関係協議会の総幹事を2002年から務めている。「軽率なコメント」で緊張を増すことのないようにするのが重要だと言う。同氏はWCC次期総幹事候補として調査委員会が指名した2人の中の1人。もう1人の韓国のパク・ソンウォン牧師
 WCC・パレスチナ・イスラエル・エキュメニカル・フォーラムの中核グループの共同議長を務めるトゥヴェイト氏は、中東のような地域のキリスト者にとっては、イスラム教徒との交渉では世界教会の支援が重要だ、と指摘した。□

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◎教皇が一般謁見でアジアの台風・日本の地震被害に見舞いの言葉

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は、カステルガンドルフォの離宮で8月12日、水曜恒例の一般謁見を行なった。
 集まった巡礼者への挨拶で、教皇は台風による豪雨で深刻な打撃を受けたフィリピン、台湾、中国南東部、そして日本に見舞いの言葉を述べた。特に日本の地震による被害に気遣いを示した。
 教皇は、困難な状況に置かれたすべての被災者たちと、亡くなった人々のために祈ると共に、被災地への連帯と援助を呼びかけた。
 バチカン放送(日本語電子版)によると、謁見中のカテケーシス(教会の教えの解説)で、教皇は典礼暦で15日に祝われる聖母の被昇天と、現在開催中の「司祭年」を踏まえ、「司祭たちの母」としての聖母マリアをテーマに講話を行った。
 教皇は聖母と司祭職の結びつきが受肉の神秘に深く根ざしていると強調、第2バチカン公会議がマリアを「最高永遠の司祭の母、使徒の女王、司祭的役務の保護者」(『司祭の役務と生活に関する教令、18』)として示していることを指摘した。□

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◎ホロコーストへの米国務省対応をバチカン紙批判

 【CJC=東京】バチカン(ローマ教皇庁)機関紙ロッセルバトレ・ロマノは8月14日付け、ラファエレ・アレッサンドリニ署名論文で、米国務省の官僚主義的な無関心と、ホロコースト(ナチ政権によるユダヤ人虐殺)が行われていることが明らかになってからも18カ月もの間、行動を起こさなかったことを強く批判した。
 1948年にイタリアで発行されたユダヤ系雑誌の論文と、故ヘンリー・モーゲンソー財務長官の日記を引用して、論文は、ユダヤ人数百万人を絶滅するというナチの計画について42年8月には国務省は知らされていた、と指摘している。
 教皇ピウス十二世を「ヒットラーの教皇」とするのは「根本的な誤り」だとして、アレッサンドリニ論文は、ユダヤ人がバチカンの援助の下で修道院に匿われていた時に、米国務省が行動しなかった、と指摘した。□

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◎バチカン紙がスイスと米国の銀行取り決めを歓迎

 【CJC=東京】バチカン機関紙ロッセルバトレ・ロマノは8月13日、銀行に厳格な守秘義務を課すスイスの銀行に、脱税者の情報提供を求めていた米国とスイス政府が「倫理的金融」契約を締結したことを歓迎した。
 同紙は、契約を「税金逃れへの戦いと、管理強化された財務への方向へ大きな進展」と評価している。教皇ベネディクト十六世が示した倫理的金融のモデルへ向けての一歩だ、と言う。
 教皇はこの7月、回勅「カリタス・イン・ヴェリターテ」を発表したが、そこでも「しばしば株主の指示のみに答える経営者」に対し、教皇は金融資産の投機的利用を避けるよう呼びかけている。
 契約の詳細は明らかにされていないが、税務当局である米内国歳入庁(IRS)は5万2千人の米国人がスイス大手銀行UBSの協力を得て脱税した疑いがあるとして、UBSを提訴していた。UBSは12日、米司法省と和解した。スイス政府の了解の下に行われたと見られる和解には、顧客名簿の一部をIRSに提出することが含まれ、1万人程度の情報が開示されるという。□

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◎『平和のための牧師』会長がカストロ前国家評議会議長と会見

 【CJC=東京】中南米で抑圧されている人たちの正義と自決を支援するキリスト教人権擁護団体『コミュニティ組織のための超教派基金』(IFCO、本部ニューヨーク)/『平和のための牧師』を創設、会長を務めるルシアス・ウォーカー牧師が、フィデル・カストロ前国家評議会議長と会見したことが、同団体の公式ウェブサイトで明らかになった。同牧師は第20回「平和のための牧師キャラバン」がキューバで開催されるのを機会に訪問したもの。ラウル・カストロ議長とも会談した。
 フィデル氏が13日に83歳の誕生日を迎えたことを記念してか、カストロ氏の近影2枚も同サイトに掲出された。写真のカストロ氏はほほえみを浮かべ、健康状態も良好な様子だが、以前よりやせた感じ。
 今回のキャラバンには130人が参加、市民に人道援助物資132トンを届けることが出来たと言う。
 『平和のための牧師』はIFCOの活動の一環。IFCOは1967年以来、人種、社会、経済各面での正義実現のために活動している。92年からは米国のキューバ経済制裁の解除を働き掛けるとともに、同国へ人道援助を始め、これまでに累計3132トンを超えている。□

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◎イタリア中部地震で崩壊した教会のがれきの下からフレスコ画

 【CJC=東京】4月のイタリア中部地震の震源に近く壊滅的な被害を受けたオンナ村で8月11日、崩壊した聖ピエトロ=アポストロ教会のがれき除去作業中に15世紀のフレスコ画が発見された。近郊ラクイラの文化財保護当局が12日、発表した。
 フレスコ画は修復作業のため崩れた壁を撤去していた際、彩色された部分が見つかったのだ。調査の結果、石こう壁の下に4平方メートル以上にもなる大きなフレスコ画が隠れていたことがわかった、とAFP通信が報じている。
 イエス・キリストの上に聖母マリアを配置し、周りを天使たちが舞って2人の血を集めているという構図・図柄ともに珍しいもので、専門家らは強い関心を寄せている、と言う。□

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◎創造博物館が「無神論者」を招待

 【CJC=東京】米ケンタッキー州ピーターズバーグにある創造博物館は、世界が創世記の記述通りに創造された、という創造説を普及する目的で2007年5月に開設されたが、いわゆる無神論者を見学に招待することを企画した。「世俗学生連合」(SSA、本部オハイオ州コロンバス)がこれに応じ、科学者、学生、世俗論者など304人が8月7日に同博物館を訪問した。
 宣教通信ANSによると、同日に発表された声明で、創造博物館の共同設立者マーク・ローイ氏は「誰でも歓迎する。世界史(起源を含め)の、他のほとんどすべての自然史博物館や公立学校の科学授業で示されるものと違う見方を提供しており、キリスト教信仰に懐疑的な人たちの訪問を特に促進する」と指摘、「彼らが創造博物館を見学し、反対側の証拠を調べる批評の能力で、独断的な見解の再評価につながるだろうと確信する」と述べた。
 訪問はほぼ順調に進んだが、一部の撮影を止めるようにとの博物館長の要求を拒否したビデオカメラマンが退去を命じられた。また展示物や天体物理学者ジェイソン・ライル氏の講演にあざけりの声も上がったという。
 ローイ氏は「その人たちは、たぶん教会に出席することを考えさえしないだろう。彼らはここで福音のメッセージを受け取った!」と述べている。
 2700万ドル(約26億円)掛けて設立された創造博物館は開館以来入館者は82万人を超えたという。□

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 《メディア展望》
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  =カトリック新聞(8月16日)=http://www.cwjpn.com
★64年目の祈り 共に=広島へ 全国、海外から巡礼者
★命の大切さ伝えたい=長谷川神父ら“被爆証言”
★長崎の願い 1000の光に=被爆マリア像先頭に行列
★教皇庁諸宗教対話評議会議長トーラン枢機卿来日=比叡山で平和祈る
★宣教最前線に立つ使命=幼稚園連盟=東京で教職員研修大会
★短期契約社員らが組合(千葉・船橋)=日系 ブラジル人に退職金=きっかけは教会での労働勉強会

  =キリスト新聞(8月15日)=http://www.kirishin.com
★田母神氏講演「ヒロシマの平和を疑う」=広島県宗教連盟=市長の「日程変更」要請に賛同
★日本YWCA=「選挙に行こう」呼びかけキャンペーン=「9条」で各政党が回答
★VIP東大=だんな雄作氏、進藤龍也氏らが講演
★国連=キリスト教団体のオブザーバー資格拒否=「会員数非公開」で論議

  =クリスチャン新聞(8月16日)=http://jpnews.org
★横浜開国博Y+150=つながりの森開催中=「国内の自然素材=竹を見直そう」=「環境保全に一役」=プロデューサーの牧師提案
★今年も配布=「ムスリム世界のための30日の祈り」=新疆ウイグル地区のためにも=YWAMアジアセンター大阪が発行
★次期政権は拉致問題解決を=横田早紀江さん囲み祈る
★「戦争の神」靖国合祀は恥辱=訴訟支援の弁護士が韓国人遺族の心語る
★02日韓W杯組織委員長 朴世直氏急逝=文化・宣教交流の架け橋に
★バイブルキャンプに新型インフルの影響

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# by cjc-skj | 2009-08-17 10:11 | Trackback
[SKJ]■世界キリスト教情報■第968信
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   (c)世界キリスト教情報   連絡先E-mail:cjc-skj@mail.goo.ne.jp
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  2009年8月10日(月)    第968信(週刊・総合版)☆☆
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             = 目 次 =
   ▼東西両独統一20周年に記念行事を、と教会指導者が呼び掛け
   ▼イラクのキリスト者攻撃は意図的、と世界学生キリスト者連盟
   ▼パキスタンのキリスト者殺害を教会指導者が憂慮
   ▼パキスタンのキリスト者殺害を教会指導者が憂慮
   ▼英カトリック教会大司教がSNSに懸念
   ▼米でカトリック教会堂がペンテコステ系に身売り
   ▼豪で「エホバの証人」信者が救命措置拒否の権利認められる
   ▼「主が忍耐心を教えようとした」と教皇が自らの骨折でジョーク
     ▼《メディア展望》

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◎東西両独統一20周年に記念行事を、と教会指導者が呼び掛け

 【ハノーバー(独)=ENI・CJC】ドイツ福音教会(EKD)は、1989年の東欧諸国の共産主義終焉とベルリンの壁崩壊につながった「平和革命」を憶えるよう呼び掛けた。
 「中東欧の様々な国で、教会は変革のための動力として重要な役を果たしてきた」とドイツ最大のプロテスタント教会連合組織であるEKDの指導者ウォルフガング・フーバー監督は、礼拝と記念式典のためのインターネット資料集の中で指摘している。
 共産党政権下の東独で「自由と一致への道を備えたのは特にプロテスタント教会だった」とフーバー氏は述べている。同氏はかつて東西を分ける壁のあったベルリン地区の監督。
 東独の1989年の平和的な蜂起は、「プロテスタント改革」と重なって来た。教会のメンバーが主要な役を果たし、平和と変革を求める祈祷会から街頭デモが続いたのだ。
 フーバー氏は、教会のメンバーが民主的構成への道を開く会談で果たした重要な役割について、さらに1990年に東独議会議員の最初の自由選挙で、キリスト者が選出されたことを指摘した。
 プロテスタント通信EPDは、記念のために次の三つの日付を挙げている。
 ▽10月3日=90年の東西ドイツ統一、▽10月9日=民主化への転機となった東独ライプチヒでの大衆デモ20周年、▽11月9日=ベルリンの壁開放20周年。
 インターネット資料集には、89年の事態に関する参考情報など、礼拝や記念式典の提案などが含まれている。□

※参考
EKDのサイト(ドイツ語)=www.ekd.de/friedlicherevolution

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◎イラクのキリスト者攻撃は意図的、と世界学生キリスト者連盟

 【ジュネーブ=ENI・CJC】この7月にイラクでキリスト教社会を襲った一連の事件は、意図的に組織されたものだが、同国政府は十分な注意を払わず、メディアの関心も引かなかった、とする声明を世界学生キリスト者連盟(WSCF)が8月1日発表した。声明にはホレイシオ・メソネス議長とマイケル・ウォレス総幹事が署名している。
 「7月12日、7教会が手製の爆破装置や爆薬を積んだ自動車などによる襲撃を受けたが、これは慎重に計画されたテロ攻撃だ。犯人は、信者たちがミサなどに出席している最中に攻撃して被害を最大にしようと計画していた。死者8人、負傷者32人を出した」と言う。
 襲撃された教会はハート・カルデア教会、聖ペトルス・ポルス・シリア正教会、聖ギルギス・カルデア教会、聖マタイ・シリア正教会など、教派もさまざま。13日には、北部モスルで「処女ファティマ・シリア・カトリック教会」も襲撃された。
 イラク警察は、教会警備を展開しているが、米軍の2003年侵攻以来、繰り返されて来た教会襲撃の一環、と声明は指摘している。□

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◎パキスタンのキリスト者殺害を教会指導者が憂慮

 【CJC=東京】パキスタン・パンジャブ州で8月1日、イスラム教過激派がキリスト者の40戸を焼き討ち、女性4人、幼児1人を含む8人が焼死した。イスラム教の聖典コーランを冒涜したからだ、と言う。
 英国国教会の霊的最高指導者カンタベリー大主教ローワン・ウイリアムズ氏は、パキスタン政府に、同国内の「小さく弱い」少数派キリスト者を保護するよう要請した。
 「パキスタンでのキリスト者に対する最近の残虐行為は、世界中のあらゆる信仰者にとって想像の外のものだ」と大主教は声明で指摘している。
 「パンジャブ州の司法責任者は、今回のような行動は真正のイスラム教徒の行動ではなく、本物の信仰を乱用し、普遍な人間性を冒涜するものであり、断固とした非難に値する。パキスタンとその市民を愛する人は、その信仰に関わらず、発生した暴力によって国全体が傷ついた、と感じている」と大主教は述べた。
 教皇ベネディクト十六世は、今回の殺害を「深く悲しんでいる」とし、パキスタンのキリスト者に哀悼の意を評した。
 パキスタン政府筋は4日、襲撃の背後にアルカイーダとタリバン関係者がいる、と語った。ロイター通信が報じた。
 パキスタンは人口1億7000万。イスラム教が圧倒的に優勢で、キリスト教を含む少数宗教者は約4%。□

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◎パキスタンのキリスト者殺害を教会指導者が憂慮

 【CJC=東京】パキスタン・パンジャブ州で8月1日、イスラム教過激派がキリスト者の40戸を焼き討ち、女性4人、幼児1人を含む8人が焼死した。イスラム教の聖典コーランを冒涜したからだ、と言う。
 英国国教会の霊的最高指導者カンタベリー大主教ローワン・ウイリアムズ氏は、パキスタン政府に、同国内の「小さく弱い」少数派キリスト者を保護するよう要請した。
 「パキスタンでのキリスト者に対する最近の残虐行為は、世界中のあらゆる信仰者にとって想像の外のものだ」と大主教は声明で指摘している。
 「パンジャブ州の司法責任者は、今回のような行動は真正のイスラム教徒の行動ではなく、本物の信仰を乱用し、普遍な人間性を冒涜するものであり、断固とした非難に値する。パキスタンとその市民を愛する人は、その信仰に関わらず、発生した暴力によって国全体が傷ついた、と感じている」と大主教は述べた。
 教皇ベネディクト十六世は、今回の殺害を「深く悲しんでいる」とし、パキスタンのキリスト者に哀悼の意を評した。
 パキスタン政府筋は4日、襲撃の背後にアルカイーダとタリバン関係者がいる、と語った。ロイター通信が報じた。
 パキスタンは人口1億7000万。イスラム教が圧倒的に優勢で、キリスト教を含む少数宗教者は約4%。□

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◎英カトリック教会大司教がSNSに懸念

 【CJC=東京】英カトリック教会の指導者、イングランド・ウェールズ・カトリック司教協議会のビンセント・ニコルズ会長(ウェストミンスター大司教)は、流行しているソーシャルネットワーキングサービス(SNS)への懸念を表明した。
 8月2日付の日曜紙サンデー・テレグラフに掲載されたインタビューのなかで、ネット上の人間関係は一方的に突然切られてしまい、衝撃を受けた若者が自殺する引き金にもなっている、と同大司教は述べた。
 「努力して築き上げた友情は長続きする」として、インターネットや携帯電話が「非人間的な社会を形成している」と警告した。
 フェースブックやマイスペースなどに関しても、「調和のとれたコミュニケーションではなく、円滑な社会を形成することはできない」と語った。□

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◎米でカトリック教会堂がペンテコステ系に身売り

 【CJC=東京】米マサチューセッツ州ウースターのカトリック聖マーガレット・メアリー教会は昨年閉鎖されたが、このほど教会堂がペンテコステ派の『アパルーム・ファミリー・インターナショナル教会』に譲渡されることになった。米紙ボストン・ヘラルドが報じた。
 聖マーガレット・メアリー教会は、ロバート・マクマナス司教が、司祭不足や信徒の居住事情が変化したことを理由に閉鎖した5教会の一つ。同教会の信徒は現在シュルーズベリーの聖アンヌ教会に参加している。ただ同教会も売却される予定。
 同司教は、教会堂が譲渡されてからも礼拝の場所として使われることに満足している、と語った。
 聖マーガレット・メアリー教会は、最初メソジスト教会だったが、1923年、カトリック教会が所有した。□

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◎豪で「エホバの証人」信者が救命措置拒否の権利認められる

 【CJC=東京】オーストラリア・ニューサウスウエールズ州で、瀕死の「エホバの証人」信者が、信仰を理由に救命措置を拒否する権利が認められた。同国のAAP通信が報じた。
 「A氏」とだけ明らかにされた男性は70歳台。7月1日にハンター・アンド・ニューイングランド地区ヘルスサービスの病院に敗血症で呼吸困難になり搬入された時は無意識状態だった。
 措置を受けたものの、患者は腎臓疾患が悪化、14日までには人工呼吸器を取り付けられ、腎臓透析を受けて生存状況にあった。
 同日、A氏が、透析を拒否する意思を示し、署名した2008年8月19日付けの書類が提出された。病院は州最高裁に、A氏の医療拒否を受け入れることが合法か判断を求めた。
 ロバート・マクドゥガル判事は、A氏の指示は「その意思によって、死ぬかもしれないかも知れないが」守られるべきだ、と判断した。□

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◎「主が忍耐心を教えようとした」と教皇が自らの骨折でジョーク

 【CJC=東京】この7月に手首を骨折した教皇ベネディクト十六世が記者団に、「主が私に堪え忍ぶことを教えようとした」と自らのけがについてジョークを飛ばした、とAFP通信が報じている。
 教皇は17日、休暇のため訪れたアオスタで転倒して右手首を骨折。記者会見した28日も腕はギプスで固定されていた。ただ担当医によると経過は良好だという。
 「私が転んだとき残念ながら守護天使がけがを防いでくれなかったのは、『上』からの思し召しに従ったためだろう」と教皇は記者団に語った。「主は私にもっと忍耐心と謙虚さを持つべきだと理解させ、もっと多くの時間を祈りと瞑想に捧げることを望んだのだろう」と語った教皇は、例年9月後半まで滞在する山荘があるカステルガンドルフォに向かった。□

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 《メディア展望》
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  =カトリック新聞(8月9日)=http://www.cwjpn.com
★カトリック障害者連絡協議会 新潟大会=生活から信仰見直す=全国の仲間が交流と学び
★08年 カトリック教会現勢 発表=信者数、4416人増=成人洗礼 5年前の9%減
★公式巡礼団 11月にバチカンへ=188福者の聖遺物=教皇に献呈
★患者の“声”聴く大切さ=7つの講演通して学ぶ=日本カトリック医療関連学生セミナー
★青年労働者連盟60周年=JOC=大阪で記念大会開く
★上智学院・聖母学園=合併協定を締結

  =キリスト新聞(8月8日)=http://www.kirishin.com
★信頼できる大人との出会いを=ひと特集=雑誌「VOICES」通して“声”伝える 橘ジュンさん
★青山学院=135周年で青山キャンパス再開発計画=文化創造し社会に発信
★東京キリスト教学園=教会教職養成へ新課程=基督神学校は募集停止
★司教協議会会長=平和旬間メッセージ=「核廃絶の努力に期待」
★南ア改革派教会指導者が語る=「カルヴァンの遺産、今も重く」
★英シンクタンクが提言=「非武装集団」にも従軍牧師を

  =クリスチャン新聞(8月9日)=http://jpnews.org
★内戦で傷つく子どもにマンガ聖書1千万冊を=新生宣教団=ウガンダ伝道プロジェクト
★8・15は「いのちありがとうの日」=終戦の日を新たな希望の日に
★精神科医・平山正実氏=「自死者の名誉回復宣言」発案=偏見捨て 遺族をケアの対象に
★神の愛と癒し 日本に届けたい=韓国のCCM歌手ソン・ジョンミさん
★聖学院大=1日牧会サマーセミナー=牧師自身の癒しと自己開示のために
★追い詰められる統一協会=被害総額20年で1千億円超=戦後最長の詐欺商法根絶を=霊感商法全国弁連が各省に申し入れ

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# by cjc-skj | 2009-08-10 16:32 | Trackback
[SKJ]■世界キリスト教情報■第967信
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  2009年8月3日(月)     第967信(週刊・総合版)☆☆
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〔訂正〕
 7月27日付け第966信の《2013年にも抜本的改革を、欧州教会会議》の本文第3節で《代議員約300人のほか500l人が参加した。》の5001人は500人の誤りです。

             = 目 次 =
   ▼国連がキリスト教団体のオブザーバー資格認可申請を拒否
   ▼英で新型ウイルス流行、キリスト教会にも影響
   ▼「サッカーに宗教は持ち込めないのはおかしい」
   ▼教皇、聖骸布公開を機にトリノ訪問へ
   ▼教皇、北伊での休暇終え夏の離宮カステルガンドルフォへ
   ▼聖ピオ十世会の指導者が今秋にもバチカンと協議開始を予測
   ▼「ハリー・ポッターと謎のプリンス」をバチカン紙が称賛
   ▼同性愛主教を認めた米聖公会は分派になる、と英神学者
   ▼南アのバス会社がキリスト教映画の車内上映強行
     ▼《メディア展望》

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◎国連がキリスト教団体のオブザーバー資格認可申請を拒否

 【CJC=東京】国連経済社会理事会(ECOSOC)は、ジュネーブで開催した会議で7月27日、NGO(非政府組織)『ダイナミック・クリスチャン・ワールド・ミッション』(本部・米カリフォルニア州ガーデナ)の国連オブザーバー資格認可申請を23票対22票で拒否した。
 同団体は韓国と米カリフォルニア州ではNGOとして認められている。ロシア、キルギスタンなどで教育を通じキリスト教を伝えることを目的としているという。
 国連憲章第71条では、NGOがオブザーバーとして参加することが規定されている。1946年に経済社会理事会のNGO協議制度がつくられた。開発、環境、人権等において顕著な活動をし、一定の資格要件を満たすNGOに対し、審査の上、「協議的地位」を認めるというもの。認可された団体は一般に「国連NGO」と呼ばれる。
 同団体が2007年に認可申請した際、キム・キュンスー会長は、米、露、韓、日、キルギスタンの会員数を明らかにしたが、中国の会員については「宗教活動が自由ではない」ことを理由に提示しなかった。
 中国は、同団体に中国内のメンバーの名前と所在の公表を要求したが、それに応じなかったことを「非礼」と反発、認可に反対した。
 米国のジョン・サッミス代表は、特定の国の会員の名前や住所を提示する義務はないとして、今回は認可を要求しないが、申請を非政府組織(NGO)委員会に差し戻し、条件を満たしているか再検討することを求めた。中国のワン・クン代表は、委員会の権威を損なうとして反対、同団体が質問に正面から答えないのは、無責任であり、委員会に敬意を払うものではない、として国連活動に貢献する能力があるとは思えない、と主張した。
 ロシア、エジプト、キューバ、パキスタン、スーダンなども疑念を表明、インド、インドネシア、中国、マレーシアなどが反対票を投じた。キューバ代表は、キリスト教NGOは「言い逃れ戦術」を取る、と述べた。一方、米、加、仏、独、日本などは認可に賛成した。
 キム会長は28日、韓国で通訳を通じ、社会主義国である中国の立場は理解するが、国連がそのまま同意するべきではなかった、と語った。同団体は中国に宗教的な目的で入ろうとするものではなく、「発展を助ける道を見出そう」としており、政治には関わらない関係を結びたいと言い、将来には認可されることを期待する、と語った。□

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◎英で新型ウイルス流行、キリスト教会にも影響

 【CJC=東京】新型ウイルス。冬場を迎え南半球で拡大が懸念されているが、英国でも衰えを見せない。7月後半の1週間で患者が10万人発生、前週の5万5000人からほぼ倍増した。死者も31人出ている。英国が国際航空路線のハブ(核心)なことが一因と見られる。
 キリスト教会の日常活動にも影響が出始めた。ミサや聖餐の実施法も変更を迫られている。
 英国国教会は23日、聖餐杯から皆が飲むことを止めるよう主教に通達を出した。保健省から飲食に際して共用食器を使わないようにとの勧告が出たのに対応した。
 カンタベリーとヨークの大主教は、新型ウイルスの爆発的流行が止むまでは、礼拝も公衆衛生の側面を考慮する必要がある、と指摘した。
 ロンドン近郊チェルムズフォード教会では、会堂に入る前にコップの水を空けるように勧めている。流行が収まるまでの措置だ、と言う。「コップの中の水は、感染源となり、ウイルスの伝染経路になる」からだ。
 カトリック教会も聖体のワインを出すのを止めた。聖杯からの伝染を防止するため。□

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◎「サッカーに宗教は持ち込めないのはおかしい」

 【CJC=東京】国際サッカー連盟(FIFA)のジョセフ・ブラッター会長が、カトリック教会から手厳しい非難を浴びている。カトリック通信CNAによると、同会長はこの6月に南アで行われたコンフェデレーション・カップで優勝したブラジル・チームが肩を寄せ合いながら祈ったのを受け、そのような行動は「危険」であり、「サッカーに宗教が関わる場はない」として、2010年のワールド・カップでは宗教的表現を禁止する、と語ったもの。
 これに対し『ヨハネ・パウロ二世スポーツ財団』のエッディオ・コンスタンティーニ会長が、「キリスト教信仰とカトリック教会が何世紀にもわたり護ってきた倫理価値をスポーツから奪うのは誤りだ。ブラッター会長や連盟は間違っている」と批判した。□

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◎教皇、聖骸布公開を機にトリノ訪問へ

 【ローマ=CJC】バチカン(ローマ教皇庁)の報道担当フェデリコ・ロンバルディ神父は7月28日、教皇ベネディクト十六世が聖骸布公開を機にトリノを訪問する可能性がある、と語った。
 教皇は2008年6月、聖骸布を10年春に公開する、と発表している。実現すれば2000年以来、10年ぶり。
 教皇は、26日、トリノ大司教セヴェリノ・ポレット枢機卿と会食した際、訪問の意図を明かした。ただ正確な日程は明らかにされていない。□

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◎教皇、北伊での休暇終え夏の離宮カステルガンドルフォへ

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は7月29日、北イタリアでの夏期休暇を終え、ローマ郊外カステルガンドルフォの離宮に入った。
 教皇は7月13日からヴァレ・ダオスタ州のレ・コンブで夏季休暇を過ごしていた。滞在中、教皇は右手首を骨折されたが、経過は順調だった。
 レ・コンブを後にするにあたり、最終日、教皇は関係者に心からの挨拶を述べ、トリノ経由、空路ローマに到着、同日夜、郊外にあるカステルガンドルフォに入った。□

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◎聖ピオ十世会の指導者が今秋にもバチカンと協議開始を予測

 【CJC=東京】カトリック保守派『聖ピオ十世会』の会長ベルナール・フェレイ司教が、今秋にもバチカン(ローマ教皇庁)当局と直接協議を始めることを望んでいる、と語った。故マルセル・ルフェーブル司教が創設した同会は、聖座との関係が絶縁しているが、教義上の問題で合意に達することを目指すと言う。
 イタリアのカトリック系通信とのインタビューで、フェレイ司教は協議をいつから行うか、日程は確定していないが、合意に到達できる、と楽観的な見方を明らかにした。
 ただ第二バチカン公会議で定められた教説についてこれまで批判して来た点で妥協するつもりはない、と語っている。□

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◎「ハリー・ポッターと謎のプリンス」をバチカン紙が称賛

 【CJC=東京】イギリスの児童文学作家J・K・ローリング原作の映画「ハリー・ポッターと謎のプリンス」を、バチカン(ローマ教皇庁)機関紙ロッセルバトレ・ロマノが文化欄の批評で、善が悪に打ち勝つべきであることと、「それが時には犠牲が必要」なことを明確にした、と称賛した。ただ原作者のJ・K・ローリングは超越的な存在について全く触れていない、と批判している。
 2003年に、教理省長官ヨーゼフ・ラッツィンガー枢機卿(現教皇ベネディクト十六世)は、ハリー・ポッター」シリーズには、子どもたちのキリスト教信仰を損ないかねない「巧みな誘惑」が含まれていると警告した。□

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◎同性愛主教を認めた米聖公会は分派になる、と英神学者

 【CJC=東京】米聖公会総会が7月14日、同性愛主教の叙階停止措置を解除することを決定したこと受け、新約聖書学者の英ダラム主教ニコラス・トーマス・ライト氏が15日、米聖公会は、、『聖公会共同体』から明らかに離脱、正式に「分派」を形成することになる、と英紙タイムズで指摘した。「貞節」はキリスト者にとって、自由に選択できるものではない、とも主張している。
 ライト氏は、イエス・キリスト復活の史実性に関する研究で知られ、信徒向けにも多数の著作がある。□

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◎南アのバス会社がキリスト教映画の車内上映強行

 【ケープタウン=ENI・CJC】南アの国内バス路線を運行するインターケイプ交通社が、乗客から苦情が出ているもののキリスト教映画の車内上映を継続する、と発表した。同社はバス65台を所有、月間6万~10万人を輸送している。
 「わが社は信仰厚いし、キリスト教を基盤にした娯楽を提供すべきだと信じている」と同社のアドレ・ザンドバーグ報道担当は語った。
 車内上映を請け負っているハンブル・パイ・エンタテインメント社は、乗客15万人に調査した結果、25%は「完全に満足」ではなかったが、苦情を言った人は僅か3人だった、と言う。
 ハンブル・パイ社のピート・ルー部長は、キリスト者だという南ア市民の8割のために提供している、と語った。映画を見ることを強制されるわけではなく、家族の価値を強調する内容は性的にきわどいものや暴力的なものを避けている、と言う。現地紙スターが7月24日報じた。
 乗客は車内のテレビ・スクリーンを操作出来ない。上映されるのは、創造論者の見方に立って野生生活を記録したドキュメンタリー形式のものや、映画、音楽、広告など。
 現地のケープトーク・ラジオに7月24日電話して来た女性は、ポートエリザベスからケープタウンまでの800キロのバス旅行で、見なければならなかった「ゴスペル」番組で不愉快だった、と言う。
 インターネット・サイトにも乗客が、「旅のほとんどで、一連の過激なキリスト教宣伝、それも粗雑で不誠実なものから逃れられなかった」と書き込んでいる。
 両社の担当者が出した声明では「巨大映画会社がやっているように誰かのノドに何でも流し込むことを強制してはいない。オカルト、性、魔法を強制してもいない。それを受け入れるかどうかは自分で決めることが出来る」と述べている。□

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 《メディア展望》
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  =カトリック新聞(8月2日・休刊)=http://www.cwjpn.com

  =キリスト新聞(8月1日)=http://www.kirishin.com
★日基教団教区総会=教区内で意見対立も=「連帯金」問題など新たな争点に
★米聖公会=同性愛主教叙階停止を解除=同性間の結合も祝福へ向けて検討
★離脱8グループが新教派設立=「北米アングリカン教会」
★地域に開かれた“ミッション”を=聖トマス大「募集停止」で市民らがシンポ
★平山正実氏ら専門家「自死遺族を理解して!」=“名誉回復宣言”を作成
★欧州教会会議=2010年を移住者と連帯強化する年に

  =クリスチャン新聞(8月2日)=http://jpnews.org
★シンポ地方伝道 佐渡で初開催=教会閉鎖統合の中 離島伝道の志継いで
★新潟中越沖地震から2年=今年も再起礼拝=全壊教会再建まで続ける
★バプテスト同盟=按手礼20年ぶり改訂=執行主体を教会に移行
★バラ宣教師のひ孫も祝辞=宣教150年記念晩餐会
★教会あるのは有人離島の5%だけ=過疎地平均を上回る離島の老齢化、人口減
★四川地震での再建活動=教会ボランティア拡大

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# by cjc-skj | 2009-08-03 13:34 | Trackback
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  2009年7月27日(月)      第966信(週刊・総合版)☆☆
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《お詫びとお知らせ》
 7月20日付け第965信の《メディア展望》でキリスト新聞とクリスチャン新聞については誤って前号分を掲載しました。改めて前第965信分も併せて掲載します。ご迷惑をお掛けしましたことをお詫びします。(主宰者)


             = 目 次 =
   ▼2013年にも抜本的改革を、欧州教会会議
   ▼カルヴァンの遺産は今も南アに重荷
   ▼「非武装集団」にも従軍牧師を、と英シンクタンク
   ▼北朝鮮がキリスト者女性を処刑か
   ▼イラクでキリスト者男性殺害、AFP通信報道
   ▼アクロポリス博物館が正教会の抗議受け映画の場面カット
     ▼《メディア展望》

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◎2013年にも抜本的改革を、欧州教会会議

 【CJC=東京】欧州教会会議(CEC)総会は7月17日、組織の抜本的改革の検討に着手する作業委員会を設けることを、賛成238、反対27、保留6で決めた。2011年末までに草案をまとめ、加盟教会の検討に委ね、3年に繰り上げて開催する次期総会で報告を求め、再審議することにした。
 作業委員会では、CECの目的、構想、戦略目標の設定、組織などを全面的に見直す。
 総会は15日から21日まで、フランスのリヨンで開催、加盟120教会の代議員約300人のほか500l人が参加した。加盟教会は、主に英国国教会(アングリカン)、プロテスタント、正教会で1959年に、当時の冷戦下にあって東西間の懸け橋になることを目指して結成された。
 ただ近年、CECは、欧州の新たな状況に適応するのが困難になっている、とドイツ福音教会のマルチン・シンデヒュッテ監督は、初日、参加者に語った。作業グループ設立は、「教会の証しが欧州連合だけでなく欧州全体に、文化的、社会的、政治的発展の中で聞かれるようにすることだ」と言う。
 コリン・ウイリアムズ総幹事は7月18日、記者団に加盟教会との協議について、CECがより明確な戦略に立つ、首尾一貫した組織であるべきだ、との声が上がっていることを明らかにした。
 「CECの変革が必要なことは皆気づいている。50年を経て根本的な改革が必要なのだ」と議長団の1人、正教会サッシマのゲンナディオス府主教も語っている。□

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◎カルヴァンの遺産は今も南アに重荷

 【CJC=東京】16世紀の宗教改革者ジャン・カルヴァンの生誕500年を記念する催しが世界各地で催された。その中で南アでは教会に止まらず、国家・社会の深部に至るまで、カルヴァンの影響は大きく、今日でもなおその渦中にある。
 南アに欧州から入植したのはオランダ改革派教会の信徒だった。南ア最大の悲劇とも言えるアパルトヘイト(人種隔離政策)をカルヴァンの教えを援用して神学的な基礎付けをしたのも同派の神学者だった。現在でも、白人主体の教派では、それを否定していないところがあるほど。ただ一方でアパルトヘイトを強く批判、反対する動きが同派の中から出て来たことも確かだ。
 1685年、フランスで信仰の自由を保証した「ナントの勅令」がルイ14世によって廃止されたのを受け、厳格なカルヴァン主義者であるユグノー派がオランダに脱出した。オランダ東インド会社の手配で、5年間の予定で南アに移住することになった。インドネシア入植者のために野菜や果物を補給するため、ということで農場と農機具は用意されていたが、中には医師、教師、牧師、弁護士もおり、結局、カープスタット(ケープタウン)を中心に南アに腰を落ち着けることになった。
 勤勉という労働倫理を推奨したカルヴァンの影響を受け、南アのユグノー派は教会と経済に重要な役割を果たし、国の将来を左右するようになった。
 ユグノー派によって始められた南ア改革派教会は19世紀末までに、黒人、混血、インド系、白人と人種によって分離されるようになり、20世紀に入ってそれぞれの教会を形成するようになった。
 1948年、ダニエル・マラン牧師が首相となり、「隔離」という伝統的な人種政策を、与党の政策とした。60年代に入って、改革派教会のベイヤーズ・ノーデ牧師らが反アパルトヘイト活動を精力的に行った。彼自身、白人優越主義の秘密結社『ブレーデルボンド』のメンバーでもあったが、60年のシャープビル虐殺事件をきっかけに、反人種隔離活動に参加、63年には教会を追放され、政府から公的な場での演説禁止などの処分を受けた。改革派神学者の革新派は黒人も白人もノーデ氏を支援したが、政府側から非難の的とされた。
 ノーデ氏は、反アパルトヘイト闘争の先鋒だったアフリカ民族会議(ANC)に加わり、94年には白人与党との政権交渉に、ANCから唯一の白人として参加した。
 先ごろ、米改革派教会総会で南ア・ステレンボッシュ大学のラッセル・ボットマン牧師は、学生時代に、カルヴァン主義によって正当化されていたアパルトヘイト神学とどのように決別したか、を語った。「78年春のある日、アパルトヘイトは、異なった人種間の不和を出発点にしており、それはイエス・キリストの和解の福音の核心と対立するものなのだ、との結論に達した」と言う。
 82年には、世界改革教会連盟がカナダのオタワで開催した常議員会でアラン・ブーサク牧師が議長に選出された。当時ブーサク氏は、混血のオランダ改革派教会議長だった。ブーサク氏は、カルヴァンとカール・バルトの教義に関する神学的理解を展開した。キリスト者はキリストの福音の核心において和解の証人であるという神学理解は、もはや南半球の一角のものではなく、改革派の伝統と教会を通じて超教派的な課題だ、とボットマン氏は語った。
 同大学のディルク・スミット教授は、80年代から90年代に黒人系改革派教会が反アパルトヘイト闘争で果たした役割について、「アパルトヘイト政府の正当性について、教会が声なき人の声となることについて、公共の場面に積極的に参画することの限界について、良心的兵役拒否など市民としての不服従の権利について、非暴力抵抗の可能な形態について、自由のための暴力と武力闘争の正当性についてまでも、当時は激しい議論を交わした。これらの議論の中で、弱者を守り、圧制に抵抗するため、為政者の責任に関するカルヴァンの信念は重要な役割を果たした」と語った。
 スミット氏は、南アで今日カルヴァンを覚えるということは、ただ彼を賞賛することを意味しているのではなく、今なお有効なその遺産と伝統に立脚している、と言う。同大学で8月30日から9月2日まで「カルヴァン09会議」を開催する。□

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◎「非武装集団」にも従軍牧師を、と英シンクタンク

 【CJC=東京】英国国教会で主教削減論が出ている中で、最高指導者カンタベリー大主教が、スティーブ・ヴェンナー氏を「従軍主教」に任命すると発表した。キリスト教シンクタンクの『エクレシア』がこれを受けて、「非武装集団」に従軍牧師がいても良いのではないか、と提案している。米宣教通信ANSが報じた。
 欧米などのいわゆるキリスト教国では、従軍牧師(司祭)制度をとっている所が多い。
 『エクレシア』は平和運動団体『クリスチャン・ピースメイカー・チームズ』と協同している所から、今回の提案を、教会指導者が平和建設へのキリスト者の関わりを重要視していることを強調するのに役立つ、と示唆している。
 キリスト者は、世界各地で平和建設、調停、非暴力的な紛争解決に関わっている。さらにそのような活動の重要性を政策決定者が強く意識するようになっている、と『エクレシア』は指摘する。
 『エクレシア』のジョナサン・バートリー共同ディレクターは「非暴力の平和建設者の活動は、戦闘地域の危険や恐怖の中で行われることも多く、現代の陰の功績の一つだ。そのような英雄的な活動がもっと認められるようにならなければ残念。教会が平和のメッセージを口にしながら、公式に認知するのが軍隊だけ、というのは不手際もはなはだしい」と言う。
 『エクレシア』は、英国国教会で、戦略的な平和建設の重要性について意識が強まっている、と見る。ウエイクフィールド主教は7月初め上院で初めて演説したが、その際、紛争防止を優先するよう政府に提案、国際的な保護の問題に「国家中心」が行過ぎないよう警告した。
 『エクレシア』が取り上げた非暴力構想には、紛争状態にある人たちが平和建設するのを支援、訓練する『レスポンディング・トゥー・コンフリクト』、『クリスチャン・ピースメイカー・チームズ』、『エキュメニカル・アカンパニメント・プログラム・イン・イスラエル・アンド・パレスタイン』(EAPPI)、『ピース・ブリゲイズ・インターナショナル』などがある。□

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◎北朝鮮がキリスト者女性を処刑か

 【CJC=東京】北朝鮮では所有が禁止されている聖書を配布したとして、キリスト者のリ・ヒョンオクさん(33)が、この6月16日、中国との国境付近の竜川で公開処刑された、と韓国の活動家が7月24日語ったとAP通信などが報じている
 リさんは韓国と米国のためにスパイ行為も行い、反体制派を組織したことで告発された、と韓国の人権擁護グループが、北朝鮮から得た資料を元に語った。リさんの夫、子ども、両親も政治犯収容所に送られた、と言う。公営の北朝鮮中央通信の報道はない。□

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◎イラクでキリスト者男性殺害、AFP通信報道

 【CJC=東京】政情不安が伝えられるイラク北部モスル郊外で、飲料メーカー経営者の兄弟アラ・バシル氏(30)が7月26日射殺された。AFP通信が報じた。同氏はキリスト者だが、殺害原因がその信仰にあったのかは不明。モスルでは昨年10月、キリスト者がイスラム教過激派の襲撃を恐れて2275家族が脱出、郊外のタルキーフに独自の集落を作ったという。
 事件はモスルとタルキーフを結ぶ道路の中間にある飲料メーカーの工場で起きた。襲撃者が守衛を殴打、責任者を出せと要求していた所にバシル氏が出てきたので、射殺、逃走した。
 2003年の米軍侵攻以来、イラク全土で80万人いたキリスト者数百人が殺害されたと見られ、教会も襲撃されている。3分の1以上のキリスト者が出国したと推定されている。□

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◎アクロポリス博物館が正教会の抗議受け映画の場面カット

 【CJC=東京】ギリシャにこの6月に開設された『アクロポリス博物館』。入館者にパルテノンの歴史とキリスト者による破壊を説明する映画を製作したが、全編13分の一部、1分40秒のアニメを早くも削除することになった。同館が7月26日明らかにした、とロイター通信が報じている。
 現地メディアは、同国で圧倒的な影響力を持つギリシャ正教会が抗議した、と報じたが教会側の公式発表はない。
 「かつて聖職者が大理石を破壊したそのことを今回は映画に行った。これでは自分の名を外さなくてはならない」と製作者のコスタ・ガヴラス氏はテレビで語っている。
 『アクロポリス博物館』は、1806年に英国のロード・エルギンがパルテノンから持ち去った大理石の彫刻を取り戻し収蔵する目的で計画されたが、訴訟が長引き、開館も大幅に遅れた。「エルギン・マーブル」と呼ばれる彫刻は大英博物館に陳列された。□

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 《メディア展望》
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  =カトリック新聞(7月26日)=http://www.cwjpn.com
★第2回人権シンポジウム=すべての人の人権を守るために=3司教 教会の使命提起
★船員の心に触れる=訪船司牧 横浜港で初の研修会
★「疲れない」共同体に=外国籍信徒と失業者支援=静岡 磐田教会と掛川教会
★日本の青年=イスラエルパレスチナ訪問へ=出発前、東京で「友好の集い」=平和をつくる子ども交流プロジェクト
★半数以上は非信徒=「若者と聖書」の集い広がる=高松教区
★イラクで教会爆破7件=4人死亡、30人以上負傷

  =キリスト新聞(7月18日)=http://www.kirishin.com
★“プロテスタント宣教”=琉球伝道ぬきに語れない=饒平名氏「今も差別の意識と構造」
★ジュネーヴ礼拝式を再現=カルヴァン生誕500年で記念集会
★日基教団=創立記念日礼拝に300人=山北議長「教会はただ伝道のため」
★金沢=ヴォーリズ設計の清泉幼稚園=建て替え「歴史継承」
★パウロの遺骨発見?=墓の調査で教皇が言及
★大英図書館=現存する最古の聖書:シナイ写本がネット公開
  (7月25日)
★150年目の課題と現実=「説教」と「女子教育」の役割語る=基調講演で加藤常昭氏・湊晶子氏
★“平和と調和の源として信仰を”=歓迎レセプションでリリマッセ副議長
★第52回日本バプテスト同盟総会=「按手礼」で20年ぶりの改正
★出版販売協会が5年ぶり新人研修=平野克己氏“神の言葉に誠実に”
★日基教団富士見町教会が地域再開発に参画=13年度、新教会堂完成目指す
★ジュネーヴ=カルヴァン生誕500年記念礼拝=ニオミ総幹事「正義に関心集中すべき」

  =クリスチャン新聞(7月19日)=http://jpnews.org
★カルヴァン生誕500年記念し 晩年の礼拝 再現=練られた公同の祈り=ジュネーヴ詩篇歌を体感
★ソマリア=過激武装勢力が子ども2人を処刑
★日本宗教連盟=「いのちの尊厳」慎重審議を=臓器移植法改正で2次臨調要請
★最古の聖書 シナイ写本=大英図書館がネット公開
★ソドムは死海の北東部にあったか
★「英国がイスラム国家になる?」
  (7月26日)
★日本プロテスタント宣教150周年記念大会=諸派が一つに船出=先人の労苦心に刻み
★イラク=6教会相次ぎ襲撃
★不可能が可能に=旭川ゴスペルナイト=10教会で3千人会場の伝道大会実現
★デントン・ロッツ氏に「宗教の自由国際賞」
★宗教改革ゆかりのジュネーヴで=カルヴァン生誕500年記念礼拝=市長、カトリック関係者も出席
★米長老派神学校学部長に修道女

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# by cjc-skj | 2009-07-27 11:01
[SKJ]■世界キリスト教情報■第965信
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  2009年7月20日(月)      第965信(週刊・総合版)☆☆
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             = 目 次 =
   ▼米聖公会は同性愛主教叙階停止を解除
   ▼2010年を移住者との連帯の年に、と欧州教会会議
   ▼「キリスト教中世欧州」へ抵抗を、とルーマニア正教会指導者
   ▼教皇、北伊ヴァレ・ダオスタでの夏期休暇に
   ▽教皇が静養先で転倒、右手首を骨折
   ▼「修道女」は研究サンプルに最良、とドイツの科学者
   ▼100言語の手書き聖書作成、イスラエル外務省も支援
   ▼宗教右派を批判したキャスターのウォルター・クロンカイト氏死去
     ▼《メディア展望》

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◎米聖公会は同性愛主教叙階停止を解除

 【CJC=東京】米聖公会は7月8日から17日まで、カリフォルニア州アナハイムで開催した総会で14日、同性愛主教の叙階を3年前から停止していた措置を解除することを、圧倒的多数の賛成で決定した。世界聖公会共同体に属する各聖公会からは、一致のためには叙階禁止が必要だという警告を押し切ってのこと。
 3年に1回開かれる総会では、「聖公会内のいかなる聖職にも」同性愛者がその生涯を捧げるよう「神は召し出されまたこれからも召される」と、出席した主教、司祭、信徒代表の大多数が主張した。
 総会の信徒と司祭で構成される部会では7割以上が停止撤回を採択、主教部会では2対1の割合だった。
 ニューハンプシャー教区の公然同性愛者ジーン・ロビンソン主教は、「これは、教会のために喜ぶべき日だ。いやもっと具体的には、全てを完全に包括することを再度支持した聖公会にとって喜ぶべき日だ」と自らのブログに書き込んだ。
 また最終日の17日、各州で民間人同士の結合を合法的に認知している所では、司祭が同性間の結合を祝福することを認めた。世界聖公会共同体内部での抗争がさらに深刻化することは必至だ。
 総会は、同性間の結合を祝福する典礼制定を検討し、2012年の次回総会に報告することを決めた。これが進めば米聖公会では結婚の定義を変更することになろう。現在は、結婚の正式定義は1人の男性と1人の女性との一つの結合、とされている。
 米国では現在、主流派の中では合同キリスト教会(UCC)が同性愛者間の結婚を認めている。福音ルーテル教会も8月の総会で認める可能性がある。一方、福音派やモルモン教会などは同性愛関係を罪とし聖書で禁止されている、という立場。
 ロビンソン氏が2003年に主教に叙階されたことは、全世界7700万人を擁する聖公会共同体に激論を呼ぶことになった。特に信徒が急増している南半球では同性愛は罪深く、聖書の教えに反するという見方が多い。
 霊的最高指導者カンタベリー大主教ローワン・ウィリアムズ氏は、2008年夏、世界から主教600人が集まったランベス会議で、同性愛主教停止が解除されたら、それは共同体にとって「重大な危機」を迎える、と警告していた。
 今回総会で、ウィリアムズ氏は「共同体の中の多数と共に、分裂へ向かわせるような決定をしないことを望み、祈る」と述べていた。
 2003年のロビンソン主教選出以来、世界聖公会では指導的な大主教や国際組織の多くがこれ以上同性愛主教を選出したり、叙階しないよう警告を発していた。
 すでに、南半球の大主教を初めとした何人かが、同性愛に親和的な方策に反対して米聖公会との関係を断ち切っている。米国内でも、4教区が同性愛方策に反対、数十の教区が離脱して6月22日、並行組織『北米アングリカン教会』を設立した。
 シンクタンク『アングリカン・コミュニオン研究所』は、「米聖公会はすでに世界聖公会の大多数との交わりから外れている」と言い、さらに多くの教区が聖公会を離脱する、と予測した。
 米聖公会の公式メディア『エピスコパル・ライフ』によると、アラバマ教区のヘンリー・パーリー主教は、停止措置解除に反対、「包括的な教会であることを私たちのために切望しているが、分裂した教会を望むものではない」と語った。「この問題に取り組むには、より大きな聖公会共同体の一部であることが必要だ」と言う。
 同性愛主教に関する決定はまた米聖公会の会員に、聖公会共同体に「可能な最大限まで参加する」思いを起こさせ、一方で世界の聖公会には米聖公会が2007年をとって見ると世界共同体予算の3分の1にあたる66万ドル(約6億5000万円)を負担していることを気づかせることになった。
 カサリン・ジェファート=ショリ総裁監督が選出されて以来、同性愛者が主教候補とされた教区もあるが、実際には選出されていない。ジェファート=ショリ氏は7月13日に停止解除に賛成投票した。
 同性愛に親和的なグループ『インテグリティ・USA』回答のスーザン・ラッセル司祭は、今回の決定が「米聖公会の“カミングアウト”(公然化)過程に1歩を進めたものであり、神の包括的な愛が、公然化されていないまま実施されている信仰の共同体を求めている人たちに『来て見てください』と強く訴えるものになる」と指摘した。□

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◎2010年を移住者との連帯の年に、と欧州教会会議

 【CJC=東京】欧州教会会議(CEC)は7月15日から7日間の日程で、6年に1回の大会をフランスのリヨンで開催した。ジャン=アルノール・ドクレルモン会長は、「移住者について考える時、欧州は他の地域なしでもやって行けると思い込むべきではない」と開会に際し、記者団に語った。
 2010年を移住者、難民、少数民族などとの連帯を強化する年と定め、共同体をより包容的なものとするよう努力し、より安全な社会を作り出すのを助ける、という『2010計画』を今回大会では協議することになっている。「この問題で危機に瀕しているのは私たちの安全ばかりではなく、自らの国で耐えられない状況から逃れるのを余儀なくされている人たちをきちんと受け入れるということだ」とドクレルモン氏は述べた。
 大会にはCEC加盟120教会の代表300人のほか500人が参加した。開会演説でクレルモン氏は、移住問題は、個人の自由、移動の自由と人権にからむ問題を引き起こす、と語った。「私たちの隣人であるその人たちは、暴力や飢餓のために国を離れなければならなくなった人たちだ」と言う。
 2010計画は、CECと『欧州における移住者に関する教会会議』との統合決定に伴って出された。□

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◎「キリスト教中世欧州」へ抵抗を、とルーマニア正教会指導者

 【CJC=東京】ルーマニア正教会の指導者ダニエル総主教は、フランス・リヨンで開催されている欧州教会会議で7月16日、宗教的多様性が増えることへの応答として「キリスト教中世欧州」を再建しようとの試みがある、と警告した。「私たちは、他者に対する尊敬を持ち、教義的、倫理的な相対主義に陥ることなく、宗教的多様性にもっと慣れる必要がある」と述べた。
 ダニエル総主教は、人々の移住で欧州の宗教地図が急変した、と指摘した。「教会への、確実に変わり続ける大きな挑戦という、この非常に複雑な文脈の中で、私たちはキリスト教中世欧州を再建するという試みによって回顧的になる余裕はない。新しい問題に対する新しい解決を諸教会は共に見出すべき、という新しい挑戦をもたらす。これが新しい現実だ」と言う。□

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◎教皇、北伊ヴァレ・ダオスタでの夏期休暇に

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は7月13日、夏期休暇のため北イタリアのヴァレ・ダオスタ州に向かった。同日正午過ぎ、イントロ市レ・コンブの山荘に到着した。
 ベネディクト十六世がレ・コンブで夏を過ごされるのは、2005年と06年に続いて今年で3回目。
 教皇は29日まで同地に滞在する。この間、。水曜の一般謁見は行なわれない。□

◎教皇が静養先で転倒、右手首を骨折

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世(82)が7月16日夜、静養先のイタリア北部ヴァレ・ダオスタ州イントロ市レ・コンブの山荘の浴室で転倒した。
 教皇は17日午前、近くのウンベルト・パリニ病院で治療を受けた。右手首が骨折していたという。
 バチカン(ローマ教皇庁)報道事務所が同日発表した声明で、主治医のパトリチオ・ポリスカ氏が明らかにした。□

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◎「修道女」は研究サンプルに最良、とドイツの科学者

 【CJC=東京】独カトリック通信KNA報道としてAFP通信が伝えるところでは、心理学者・疫学者のホルスト・ビッケル教授らの研究チームは、調査対象に南部バイエルン州の修道女442人を選んだ。
 修道女は何十年にもわたり同じ修道院に暮らしてほぼ同じような毎日を過ごしているという同質なグループであり、結果を歪曲する可能性のある外部の影響を排除できるからだという。
 442人のうち、認知症の兆候が現れていたのは104人で、うち92人は学歴が低かった。若いころの教育レベルとその後の認知症との明らかな相関性を示している。また、責任ある地位についている修道女は、そうでない人よりも認知症リスクが低いこともわかった。
 ビッケル教授は、調査に協力してくれた修道女たちに感謝している。一方、修道女の代表は、「科学、ひいては人の助けになりたかったのです」と話している。□

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◎100言語の手書き聖書作成、イスラエル外務省も支援

 【CJC=東京】『エルサレム国際キリスト教大使館』(ICEJ)という宣教団体が伝えるところでは、イスラエル外務省が「世界の人々が聖書を手書きする」計画を支援することになった。 100の異なった言語による聖書100冊を手書きで作成するという計画はイスラエルのNGO『聖書の谷協会』が主導して進められている。
 すでに中国語(北京官話と台湾語)、英語、タミル語、フィンランド語が完成、へブル語が進行中だが、それらはエルサレムの『聖書の地博物館』に展示される。100冊全部を5年以内に完成させたいと言う。□

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◎宗教右派を批判したキャスターのウォルター・クロンカイト氏死去

 【CJC=東京】米国を代表するジャーナリストで、CBSテレビのニュースキャスターとして活躍したウォルター・クロンカイト氏(92)が7月17日、ニューヨークの自宅で、脳疾患のため長期闘病の後、家族に見守られながら死去した。
 1916年11月4日、ミズーリ州セントジョセフ生まれ。高校時代からジャーナリズムに関心を持ち、学校新聞に執筆した。62年から81年までCBSのニュース番組「CBSイブニング・ニュース」のアンカーマンとして活躍した。
 ジョン・F・ケネディ大統領暗殺事件やマーチン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の暗殺事件などを、冷静な視点から報道、68年には米政府のベトナム戦争政策を非難、リンドン・ベインズ・ジョンソン大統領に大きな影響を与えたと言われる。81年3月に番組降板後も、CBSやCNNなどの特派員や執筆活動を通じてジャーナリストとしての活動を継続した。またジャーナリスト養成学校で、後進の育成にあたった。
 バラク・オバマ米大統領は17日、「クロンカイト氏はその日の最も大事な問題に我々を導いてくれる信頼できる人物だった。この国は大切な友を失った」との声明を発表した。「CBSニュース、ジャーナリズム、本当のところアメリカをクロンカイトなしにイメージ出来ない」とCBSニュースのショーン・マクナマス会長は語っている。
 米国の宗教右派、特にその有力指導者に対しては厳しい意見を持っていた。信仰と自由の擁護団体『インターフェイス・アライアンス』(IA)に寄せた書簡で、個人的な意見を言わない時は過ぎ去ったとして「パット・ロバートソンやジェームズ・ドブソンのような人の、国の政治指導者に対する危険で増しつつある影響力に私は非常に不安なので、発言しなければならないと思う」と述べていた。
 ただ、著名な大衆伝道者ビリー・グラハム氏はクロンカイト氏を「ジャーナリズムの世界で得た親友の1人。彼はある種の偶像だった。アメリカ人の心と魂の中で、彼に代わりえる人がいるだろうか、と思う。多くの問題について、私は彼の見方に敬意を払った」と声明で述べている。
 クロンカイト氏は、IAに宛てた書簡でさらに「私は、発言の自由が私たちの国の基本原則であることは理解しており、自分の思いを発言する勇気のある人を尊敬する。しかし信仰に関わりを持つ1人として、宗教右派のグループが、自分たちの不寛容な政治課題を推進するために宗教を利用することを、警戒しながら見つめてきた。長年にわたって、彼らは政府の全てのレベルで相当の影響力を獲得してきた。地域の学校理事会、行政機関、裁判所、そして議会でだ。彼らは宗教が伝統的に果たしてきた癒しの役を、不寛容に政治的な綱領に、抜け目なく作り変えた」と述べている。□

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 《メディア展望》
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  =カトリック新聞(7月19日)=http://www.cwjpn.com
★教皇ベネディクト16世=新回勅で指摘=経済危機克服と真の発展に=道徳的価値観が必要
★教皇=麻生首相と意見交換=アフリカ開発援助、使徒座との関係など話題に
★教皇=オバマ米大統領と会談=生命倫理で教会の立場強調
★出入国関連3法成立で関係NGOが抗議声明
★日本プロテスタント宣教150周年=横浜で記念大会開催=「主にあってひとつ」=延べ16000人が祝う
★カトリック精神どう伝える?=保育施設協会=全国の施設長らが研修

  =キリスト新聞(7月18日)=http://www.kirishin.com
★「同労者」としての歩み偲ぶ=“水牛の神学”の小山晃佑氏追悼=岩橋常久氏が説教=「戦後キリスト教のカイロス」
★太平洋教会協議会(PCC)総幹事、会見で日本を非難=“自国で温室ガス削減しなければ”
★カトリック司教協議会=G8向け声明=首相、教皇と会議
★上智大学=小林陽太郎氏に名誉博士号=次代担う“人間力を”
★『平和を実現する力』を出版=四竈揚氏=山形学院高で講演
★北京=「零八憲章」呼び掛け人劉暁波氏を逮捕=香港正平協が釈放を要請

  =クリスチャン新聞(7月19日)=http://jpnews.org
★ローザンヌ運動ダグ・バーゼル総裁=日本宣教学会で講演=21世紀 宣教の優先課題=世界の痛みに応え「真理」伝える
★米南部バプテスト連盟=教勢減退への対応が焦点
★カナン・キリスト教会=みんなで建てたベツレヘム祈祷院=廃材で手作り=総工費20万=ラザロのように甦った古家
★「日本の温暖化被害500億円支援など無意味」と太平洋教会協議会総幹事
★霊感商法社長ら起訴
★パウロの遺骨発見?

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# by cjc-skj | 2009-07-20 17:12 | Trackback
[SKJ]■世界キリスト教情報■第964信
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  2009年7月13日(月)      第964信(週刊・総合版)☆☆
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             = 目 次 =
   ▼7月10日、ジュネーブでカルヴァン生誕500年記念礼拝
   ▼教皇が新回勅「カリタス・イン・ヴェリターテ」発表
   ▼教皇、一般謁見で回勅「カリタス・イン・ヴェリターテ」を紹介
   ▼教皇、オバマ米大統領と個人会談
   ▼教皇、麻生首相と会見、経済危機やアフリカへの支援など話題に
   ▼バグダッドで6教会が相次ぎ襲撃される
   ▼現存する最古の聖書シナイ写本、大英図書館がネット公開
     ▼《メディア展望》

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◎7月10日、ジュネーブでカルヴァン生誕500年記念礼拝

 【CJC=東京】プロテスタント・キリスト者を生み出すことになった、いわゆる宗教改革の創始者の1人ジャン・カルヴァンの生誕500周年記念礼拝が7月10日、ジュネーブで行われた。
 カルヴァンは北フランス・ノワイヨンで1509年7月10日に誕生し。独立都市ジュネーブで果たした、宗教改革における役割がその後のプロテスタント教会に与えた影響は今日にも及んでいる。
 カルヴァンが説教していた教会として知られるサンピエール大聖堂には、宗教界や政治指導者が集まり、社会問題に関する現代の応答の基盤とも言えるカルヴァンの思想を振り返った。
 ENI通信によると、「私たちは、神が配慮されたもの、すべてのための、すべての人間のための、そしてすべての創造物のための正義に関心を集中すべきた」と、世界改革教会連盟のセトリ・ニョミ総幹事は語った。同氏はガーナ出身、長老派。ジュネーブのローレンス・モッティエ牧師との対話の中で「私たちが創造物の全体性に、より配慮することで変革について神の代理となること」についてカルヴァンから示唆を得るよう、奨励した。モッティエ氏は、カルヴァンが「『富める者も神に仕えられる』ことが真実ならば、『富める者が心を支配している所では、神の権威は失われる』こともまた真実であることに気づく」と指摘した。
 マダガスカル、韓国、と現地の聖歌隊が礼拝を際立たせた。ミシュリン・カルミ=レ外相、デービド・ヒラー市長らに加えカトリック教会のピエール・ファリーヌ補佐司教も出席した。
 記念礼拝は、昨年11月から世界各地で行われた一連の記念行事のハイライトとでも言うべきもの。
 この日、ベルリンでも記念式典が行われた。フランク=ヴァルター・シュタインマイヤー外相が、民主主義の展開に果たしたカルヴァン主義の重要性と、それがヨーロッパに与えた影響を評価する演説を行った。同氏は社会民主党の首相候補と目されている。□

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◎教皇が新回勅「カリタス・イン・ヴェリターテ」発表

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世が7月7日、回勅「カリタス・イン・ヴェリターテ(仮訳:真理における愛徳)」を発表した。同教皇の回勅としては第3作目。
 教皇はこの回勅の中で、「愛徳(カリタス)」を教会の社会教説の中核として示しつつ、その愛徳が真理の光に照らされている必要を強調している。
 バチカン放送(日本語電子版)によると、回勅は、社会的テーマを持つもので、序文、本論6章、結びを合わせ全79節。教皇パウロ6世の回勅「ポプロールム・プログレッシオ」のメッセージに触れながら(第1章)、「現代における人間的発展」(第2章)、「兄弟愛、経済発展、市民社会」(第3章)、「人々の発展、権利と義務、環境」(第4章)、「人類家族の協力」(第5章)、「人々の発展と技術」(第6章)のテーマを展開。神の愛に心を開き、『真理における愛徳』のうちに、勇気をもって正義と共通善を追求し、人類の真の発展に寄与するよう招いている。□

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◎教皇、一般謁見で回勅「カリタス・イン・ヴェリターテ」を紹介

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は、7月8日、水曜恒例の一般謁見を行なった際の講話で、前日発表した新回勅「カリタス・イン・ヴェリターテ」を紹介した。
 バチカン放送(日本語電子版)によると、真理に基づく愛(カリタス)はすべての人の真の発展のための中心力であると述べ、理性と信仰の光に照らされた愛によってのみ、人間的価値と高度な人間性をそなえた発展を達成することができる、と教皇は強調した。
 教皇はイタリアのラクイラで始まった主要国首脳会議にも言及。この会議が貧しい人々をはじめ、すべての人民に真の発展をもたらす有効な決定と指針を見出せるよう要望した。□

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◎教皇、オバマ米大統領と個人会談

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は7月10日午後、米国のバラク・オバマ大統領と会見した。
 ラクイラ・サミット終了後、ローマに到着したオバマ大統領は、バチカン(ローマ教皇庁)を訪れ、まず国務長官タルチジオ・ベルトーネ枢機卿および外務局長ドミニク・マンベルティ大司教と会談。続いて、教皇との初めての個人会談に入った。
 バチカン放送(日本語電子版)によると、会談では、すべての国々の未来と人類の発展を担う共通課題として、特に人間のいのちの擁護と推進、良心上の反論の権利などがテーマとなった。また、移民問題では、家族の呼び寄せについて話し合われた。
 またサミットの成果、中東平和、文化・宗教間対話、世界経済危機とそれに関連する倫理問題、食糧問題、アフリカおよびラテンアメリカの発展支援、麻薬問題、寛容を教える教育の重要性など、テーマは多岐にわたった模様。
 オバマ大統領はこのたびの訪問の記念に、聖ヨハネ・ノイマンの聖遺物(ストラ)を教皇に贈った。聖ヨハネ・ノイマン(1811~1860、レデンプトール会士)は、ボヘミアから独立後のアメリカに渡り、同地で司祭としてカトリック信者の司牧に尽力、1852年、フィラデルフィア教区の司教となった。教育事業にも多大な貢献をした。
 オバマ大統領は、バチカンを訪問した米国大統領としては、1919年のウィルソン大統領以来、12人目。□

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◎教皇、麻生首相と会見、経済危機やアフリカへの支援など話題に

 【ローマ=CJC】教皇ベネディクト十六世は7月7日、日本の麻生太郎首相と会談した。主要国首脳会議のため7日にイタリア入りした麻生首相は、同日正午過ぎバチカン宮殿を訪れ、教皇と個人会談を行った。
 バチカン(ローマ教皇庁)の発表によると、両者の会談は和やかな雰囲気のもとに行なわれ、国際情勢について意見が交換される中で、特に経済危機問題や、日本と教皇庁のアフリカへの支援などが話題となった。
 上野景文駐バチカン大使はカトリック通信ZENITに、アフリカの最貧国が、自らには責任がない最近の経済危機の犠牲になってはならない、との点で両国は同じ見方だ、と語った。会談では、日本と教皇庁の友好関係や、教会と国家の協力についても言及された。
 日本最初のカトリック宰相である麻生首相は、この後、バチカン国務長官タルチジオ・ベルトーネ枢機卿と外務局長ドミニク・マンベルティ大司教とも会見した。
 日本とバチカンは1942年に国交を樹立しており、この3月、マンベルティ大司教はバチカン高官として初めて日本を訪問している。□

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◎バグダッドで6教会が相次ぎ襲撃される

 【CJC=東京】イラクの首都バグダッドで7月11日夜から12日夜にかけて、キリスト教会6カ所が相次いで襲撃され、少なくとも4人が殺害され、32人が負傷した。米CNNテレビが報じた。
 市内西部にある聖ヨセフ教会が11日午後10時ごろ爆破された。会堂内に置かれていた爆弾2発が爆発したという。
 12日午後、中心部アルカラダ地区の2教会が連続爆破、さらに東部アルガディーア地区の教会でも爆破した。同日夕には市内東部のパレスチナ街の教会付近で自動車爆弾が破裂、4人が死亡、21人が負傷した。南部のドラ地区でも教会付近で爆破事件があり3人が負傷した。
 イラクには推定100万人のキリスト者がいるとされたが、その多くが過激派の襲撃を逃れるため出国している。□

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◎現存する最古の聖書シナイ写本、大英図書館がネット公開

 【ロンドン=CJC】現存する最古の聖書ギリシャ語写本の一つとされる『シナイ写本』が7月6日、ロンドンの大英図書館によってインターネット上に初めて公開された。同図書館では記念展示を9月7日まで開催する。
 写本は19世紀半ばにエジプト・シナイ半島の聖カタリナ修道院で発見以来、150年以上も大英図書館、独ライプチヒ大学図書館、エジプト・シナイ山の聖カタリナ修道院、ロシア・サンクトペテルスブルグの国立図書館の4カ所に分散、所有されてきた。同修道院では1975年に新たなページが多数発見され、エジプト政府がこれを保管している。
 大英図書館が、英国の『芸術・人間性調査委員会』(AHRC)などの資金によりデジタル化を提唱、共同事業として進めた。バーミンガム大学神学部のデービッド・パーカー教授の指導の下、4年がかりで65万語相当を解読、電子化、仮想的にイメージ約800ページにまとめ、対照テキストと共に閲覧出来る。
 写本は約40センチ×36センチの大判で、4世紀ごろ、複数の人物により羊皮紙に手書きされた。元来1460ページ以上あったと見られる。その後に修正や訂正が加えられている。□

※画像参考
ヨハネによる福音書の冒頭(http://www.codexsinaiticus.org/en/manuscript.aspx?book=36)

※参考
芸術・人間性調査委員会=(AHRC、Arts and Humanities Research Council)
大英図書館のサイト=http://www.bl.uk/

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 《メディア展望》
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  =カトリック新聞(7月12日)=http://www.cwjpn.com
★188福者初の記念日祝う=各地で記念ミサ=長崎=青年が分かち合い
★教皇、パウロ年閉幕で=「使徒の墓」調査結果を公表=石棺内部から骨の破片
★難民申請者の「今」知ろう=名古屋教区=NGO「共の会」などが集い
★臓器移植法改正案=日宗連が意見書=慎重な審議要望
★超教派の第4回宣教学会=福音宣教の課題 共に模索
★海外に医療従事者派遣=超教派 アジア・アフリカへ=日本キリスト教海外医療協力会

  =キリスト新聞(7月11日)=http://www.kirishin.com
★「同労者」としての歩み偲ぶ=“水牛の神学”の小山晃佑氏追悼=岩橋常久氏が説教=「戦後キリスト教のカイロス」
★上智大学=小林陽太郎氏に名誉博士号=次代担う“人間力を”
★太平洋教会協議会フェイロアキタウ・カホ・テヴィ総幹事、会見で日本を非難=“自国で温室ガス削減しなければ”
★『平和を実現する力』を出版=四竈揚氏山形学院高で講演
★北京=「零八憲章」呼び掛け人劉暁波氏を逮捕=香港正平協が釈放を要請
★リーバート修道女=学生部長に就任=サンフランシスコ神学校

  =クリスチャン新聞(7月12日)=http://jpnews.org
★ローザンヌ運動ダグ・バーザル総裁=日本宣教学会で講演=21世紀 宣教の優先課題=世界の痛みに応え「真理」伝える
★米南部バプテスト連盟=教勢減退への対応が焦点
★単立カナン・キリスト教会=みんなで建てたベツレヘム祈祷院=廃材で手作り総工費20万=ラザロのように甦った古家
★「日本の温暖化被害500億円支援など無意味」と太平洋教会協議会フェイロアキタウ・テヴィ総幹事
★福岡C・C・C福音センターに憩いの「サランバン」=日本宣教の一粒の麦=ニューライフ活動中に事故死の李恩植さん記念
★霊感商法社長ら起訴

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# by cjc-skj | 2009-07-13 10:26 | Trackback
[SKJ]■世界キリスト教情報■第963信
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  2009年7月6日(月)      第963信(週刊・総合版)☆☆
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             = 目 次 =
   ▼歴史ある教会も不況には勝てず?、米で閉鎖相次ぐ
   ▼米長老教会、信徒数減少で新記録
   ▼「修道女は修道院に」バチカンが実態調査?
   ▼バチカン財政は2008年度も赤字
   ▼パウロの遺骨の破片か、墓の調査で発見、と教皇
   ▼比南部のカトリック教会付近で爆発、5人死亡
   ▼オバマ大統領一家が礼拝守る教会は?
   ▼「英国がイスラム国家になる」とジャーナリスト
   ▼ソマリア過激武装勢力が子ども2人の首はねる
   ▼改宗ユダヤ人所有の製パン会社を、イスラエル最高裁が「認証」
     ▼《メディア展望》

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◎歴史ある教会も不況には勝てず?、米で閉鎖相次ぐ

 【CJC=東京】米テキサス州ダラスの『マンガー・プレイス合同メソジスト教会』が6月28日の礼拝を最後に閉鎖された。96年前に教会が立てられた時、ダラスは活気ある町で、教会も一時は市内最大規模の一つに数えられた。。
 欧州に発注したステンドグラスや精巧に作られた木製の講壇を誇りにしていた。
 これまでにも難局に直面したこともあったが、今回の不況の打撃が大きかった。教会員の中に職を失い、家も手放さなければならなくなり、教会に顔を見せなくなったのだ。一時は2000人いた信徒が100人にまで減っている。
 建物も古くなれば修繕費もかさむ。空調施設は3年前にに壊れたままだ。
 少数とは言え、残された会員の中には3世代にわたって礼拝を守り、結婚式や子どもの洗礼など教会に結び付いた生活を送って来た人もいる。
 ハイランド・パーク教会が改修に乗り出し、1年掛けて修復、再利用しようとしているが、空調関係だけで30万ドル(約3000万円)必要だという。
 一方、オハイオ州ローズローンの『悲しみの聖母カトリック教会』も同日最後のミサを捧げ、68年の歴史に幕を閉じた。教会から遠ざかっていた信徒たちも集まり名残を惜しんだ。
 2003年には241人いた教会員が今では166人に減り、ミサ出席者も100人を割っている。司祭不足もあいまって、シンシナチ大司教区は教会員の意見も聞き、閉鎖を決めた。
 同大司教区では2005年から教会閉鎖が始まり、これで4件目という。□

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◎米長老教会、信徒数減少で新記録

 【CJC=東京】米長老教会(PCUSA=本部ケンタッキー州ルイビル、信徒数230万人)は2008年に信徒数が6万9000人減少した。宗教専門RNS通信が報じた。
 同派が1983年に結成されて以来、最大の減少幅。□

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◎「修道女は修道院に」バチカンが実態調査?

 【CJC=東京】米紙ニューヨーク・タイムズは7月1日付けで、バチカン(ローマ教皇庁)が米国の修道女の実態について調査を始めている、と報じた。異端審問の対象とされるのではないか、と驚き、戸惑いが広がっているという。
 同紙は『イエズスの聖心の使徒』会の総長メアリー・クレア・ミレア修道女が女子修道会の調査をするよう任命された、と報じた。
 修道女は米国でもカトリック教会形成の陰の働き手。学校や病院を開設し、小教区(各個教会)を活気付ける存在。ただその数は1965年の18万人から今では6万人にまで減少している。
 今回の調査を、バチカンが米国の教勢減退に注意を払ってのこと、と歓迎する向きもあるが、現代社会に対する自らの召し理解を締め直そうとするのが狙いではないか、との懸念が広がっている。
 第2バチカン公会議以後、修道女の中には制服着用を止め、修道院を出て自活したり、学界などで専門職に就いたり、特定の社会・政治運動、貧困者への奉仕団体、霊性推進団体などに関係する人も出ている。中には、女性や既婚者の聖職叙階など教会改革を目指す組織で活動する人もいる。
 今回の調査は「使徒的訪問」と呼ばれるが、バチカンは女子修道会の運営の質を調査するという説明に留まっている。2011年半までに340修道会の実態と改善提案をクレア修道女は提案する予定で、すでに127修道会の総長と1対1で会談したという。
 調査は、教皇庁奉献・使徒的生活会省長官のフランク・ロデ枢機卿が指示した。同枢機卿は昨年、米国の修道女の中に、教会から離れた道を選んだものがいる、と非難していた。
 「使徒的訪問」は重大な逸脱行為があると判断された時に行われている。性的虐待がらみで米国の神学校、創設者の性的非行や金銭上の問題で修道会『レジョナリーズ・オブ・クライスト』などがその例だが、米国の修道女を対象にしたことには驚きの声が上がっている、とタイムズ紙は報じた。
 カリフォルニア州バークリーのイエズス会神学校で新約聖書と霊性を講じていたサンドラ・M・シュナイダーズ修道女は、バチカンが修道女を「教会の労働力と捉えている」と見ている。同氏は調査に協力しないよう友人に訴えた。初めは電子メールで少数への要請だったが、すぐに複写、流布され公開の形となった。 □

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◎バチカン財政は2008年度も赤字

 【CJC=東京】バチカン(ローマ教皇庁)報道事務所は7月4日、2008年度は収入2億5390万ユーロ(1ユーロは約135円)、支出2億5480万ユーロ、差し引き91万ユーロの赤字だった、と発表した。ただ聖座部分の赤字幅は前年の906万ユーロから大きく改善している。支出の多くは教皇庁の事務経費が占めているが、バチカン報道などメディア部門の支出が負担になっている。
 バチカン市国の部分は、特に経済不況の影響を受け、1530万ユーロの赤字。07年の670万ユーロ黒字から大きく後退した。文化財の修復や保安関係支出など削減出来ないものが多かったと見られる。
 世界の教会から教皇のために直接捧げられる「教皇献金」も5400万ユーロと前年より減少した。主な献金は米、伊、独の信者だが、AFP通信は献金者の数が多い国として韓国と日本を挙げている。□

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◎パウロの遺骨の破片か、墓の調査で発見、と教皇

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は6月28日、ローマ城壁外のサンパウロ大聖堂で夕べの祈りを行った際、説教の中で、使徒パウロの墓とされている石棺から古代の人骨の破片が発見されたことを明らかにした。
 教皇は、1年間に及ぶ聖パウロ祝賀行事の最終日にあたる同日、同聖堂の祭壇の下にある墓で行われている科学的調査について触れたもの。
 これまで一度も開けられたことのなかった石棺に、微小な穴を開け、特別な機器を通して調査、金糸を織り込んだ緋色の高価な麻布と、青い麻布の形跡、および少量の赤色の香と、たんぱく質と石灰質の成分が検出された。また非常に小さい骨の破片は炭素14による年代測定の結果、1~2世紀に生きた人のものと診断されたという。
 調査結果は、墓に葬られているのは使徒パウロであるという言い伝えを確認するものと思われる、と教皇は述べた。
 使徒パウロの遺体はペテロと共にアッピア街道の地下墓地に埋葬され、サンパウロ大聖堂が建てられたときにその下に移されたとされ、祭壇の下に遺骨があると信じられてきた。
 調査をバチカン(ローマ教皇庁)は2002年に許可、06年12月に祭壇の下に石棺があることをバチカンの考古学者が発表、なお科学的な調査を行っていた。
 バチカン放送(日本語電子版)によると、教皇はパウロ年の終了にあたり、使徒パウロを通してイエスを知り、彼のように福音に照らされ変容させられることは、常にキリスト者の生活に必要なことであると説き、これからも同使徒と共に歩んでいくよう信者を励ました。□

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◎比南部のカトリック教会付近で爆発、5人死亡

 【CJC=東京】フィリピン南部ミンダナオ島コタバト市中心部にあるカトリック教会『無原罪の御宿り大聖堂』脇で7月5日朝、日曜朝のミサの直後に爆発があり、国軍によると5人が死亡し、40人が負傷した。死者の内2人は大聖堂の警備員。
 地元の国軍報道官は、イスラム武装勢力「モロ・イスラム解放戦線(MILF)」による犯行として非難している。ただMILF側は犯行を否認している。
 MILFと国軍は昨年8月からミンダナオ島中部で武力衝突を断続的に続けている。□

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◎オバマ大統領一家が礼拝守る教会は?

 【CJC=東京】バラク・オバマ米大統領一家が日常礼拝を守る教会が、大統領の別荘があるキャンプデービッドの『エバグリーン・チャペル』だ、と米週刊誌タイムが報じたのをきっかけに、全米のメディアの報道合戦が過熱した。
 ホワイトハウスは6月29日、大統領一家は家族で通う教会を捜してはいるが、まだどこと決めたわけではない、と反論した。
 ただ『エバグリーン・チャペル』は教派に属していない単立の小教会で、礼拝の出席者数も少なく、一家が静かに礼拝を守るのには適している。キャンプデービッド自体が都会から離れた閑静な所。タイム誌は、大統領がさらしものにならない形で礼拝を守りたいと考えている、と伝えた。
 大統領が就任直後にワシントンのバプテスト教会を訪れた時には、寒さをものともせず、3時間も前から列が出来た。大統領を見たいという「よそ者」に会堂を占拠され、古くからの教会員は文字通り厳寒の戸外に締め出された。大統領が聖餐を受けに立ち上がると、携帯電話のカメラで撮影する人もいた。
 大統領は7月2日、ホワイトハウスでの記者会見で、「今年後半には」決めたいとして、キャンプデービッド滞在中の礼拝出席は続けるが、ワシントンで適切な教会を見つけるのは困難だ、と語った。「1教会に加入するより、いくつかの教会に順次出席することになるだろう」とも述べている。□

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◎「英国がイスラム国家になる」とジャーナリスト

 【CJC=東京】米宣教専門アシスト・ニュースによると、ジャーナリストのピーター・ヒッチェンス氏がロンドンのプレミア・キリスト教ラジオに、「英国がイスラム国家になる」こともあり得る、と語った。同氏自身は英国国教会の信徒。そう主張する理由は、イスラム教側の問題というより、キリスト教が余りに頼りないからだ、と言う。
 同氏は、英国社会の基盤としてのキリスト教が「攻撃されはなし」で、このままではイスラム教が支配的宗教になる、と放送で予想した。
 「問題は、イスラム教がそのように意図して活動したり、陰謀したから、そうなるのではないことだ。今そのことについて考える人はいても僅かだ。英国のキリスト教が余りに頼りないからそうなるのだ」と言う。□

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◎ソマリア過激武装勢力が子ども2人の首はねる

 【CJC=東京】ソマリアの過激武装勢力『アルシャハーブ』が子ども2人の首をはねた。同国キリスト教指導者に関する情報提供を拒否したキリスト者ムサ・モハンメド・ユスフ氏(55)の子息。米宣教専門コンパス通信が7月1日報じた。ユスフ氏は現在も拘束中という。
 子息フセイン・ムサ・ユスフ(12)、アブディ・ラーマン・ムサ・ユスフ(11)、アブドゥラヒ・ムサ・ユスフ(7)の3人は2月21日、アルシャハブがソマリアのキズマヨ郊外のヨンデイ村の自宅を襲撃した際に拉致された。年長の2人はすぐに首をはねられ、年下のアブドゥラヒさんは事態を知らせるためか釈放された。□

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◎改宗ユダヤ人所有の製パン会社を、イスラエル最高裁が「認証」

 【CJC=東京】イスラエル西部アシドッドでキリスト教に改宗したユダヤ人(メシアニック・ジュー)が所有している製パン会社が、ユダヤ人に向けてパンを製造することが認められた。宣教団体『国際キリスト教大使館』(ICEJ)が伝えた。
 イスラエル最高裁が6月29日、ユダヤ教正統派の主任ラビに、問題の製パン会社に「コーシャー」を与えるよう命じた。
 「コーシャー」は、ユダヤ教の食事規定により、「食べてよい」と認定された食品を意味する。ただ今回の裁決に至るまでの争いは長期にわたっており、今後正統派側と司法との対立が激化する可能性もある。
 メシアニック・ジューは米国に25万人、イスラエルには6000人から1万5000人が存在する、と見られている。□

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 《メディア展望》
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  =カトリック新聞(7月5日)=http://www.cwjpn.com
★沖縄慰霊の日=過去教訓に平和の道を=戦跡巡礼し、祈りと誓い
★G8サミットに司教協が書簡=「貧しい人守り、援助を」
★自立促す「人」を育てる=支援先でのアニメーター養成=カリタスジャパン 成井神父に聞く
★若者の「性の悩み」と実態=カトリック校教師らが勉強会=カリタスジャパン
★若手俳優らの新劇団=「蟻の街のマリア」=旗揚げ公演に選ぶ
★強制連行の歴史を掘り起こす=金蓬沫さんへ=アロイジオ賞

  =キリスト新聞(7月4日)=http://www.kirishin.com
★カトリック司教協議会が公式見解=“聖職者は裁判員辞退を”=信徒は「良心に従って対応」
★本紙連載「出逢い」出版で教え子ら祝う=武田清子氏=“出会いの恵みに感謝”
★キリスト教出版関係者と牧師が懇談=東京=出版不況の波にどう対峙
★『旧(異字体)新約全書』=日本最初の1卷本発見=聖書協会が確認=山上弘氏の所蔵=150年大会でも展示
★ヴォーリズ建築=有形文化財へ答申=関学時計台など116件
★CCC修了生が「クラブ」発足で記念会=“老いの生き方”探る

  =クリスチャン新聞(7月5日)=http://jpnews.org
★エリヤ会(日本変革プロジェクト推進協議会)=6年間の活動報告資料集を出版
★アジア最大のゴミ山の下で生きる人たち=フィリピンのジュリアス牧師が現状を来日講演
★ハンセン病差別は消えたか?=元患者の名誉毀損が課題
★ホーリネス弾圧記念聖会=カトリック平林冬樹司祭を講師に、殉教者に注目
★日本YWCA=改憲へのシナリオ強権的推進に抗議
★「北米アングリカン教会」創設=米聖公会離脱グループ10万人が新組織

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# by cjc-skj | 2009-07-13 10:25 | Trackback
[SKJ]■世界キリスト教情報■第962信
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             = 目 次 =
   ▼米聖公会離脱グループが新たに『北米アングリカン教会』設立
   ▼米南部バプテストは教勢減退への対応が焦点
   ▼陳司教、教皇書簡への取り組みを中国カトリック者に呼びかけ
   ▼「零八憲章」呼び掛け人劉暁波氏逮捕
   ▼劉暁波氏の釈放を香港正平協も要請
   ▼WCC次期総幹事候補、韓国のパク氏ら2人に
   ▼神学教育の指導者リム氏が死去
     ▼《メディア展望》

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◎米聖公会離脱グループが新たに『北米アングリカン教会』設立

 【CJC=東京】米聖公会離脱8グループが6月22日からテキサス州ベッドフォードで会合、新たに『北米アングリカン教会』(ACNA)を創設した。世界聖公会共同体(アングリカン・コミュニオン)内で米聖公会に代わるものとしている。信徒総数約10万人という。
 女性や同性愛者の聖職者任命などに反対して、米聖公会から離脱した保守派が昨年12月に結成した『コモン・コーズ・パートナーシップ』が、教憲を制定、正式な教会として発足したもの。教憲では、聖書の権威、教会の規律、福音伝道を強調している。
 総会の会場となった聖ビンセント大聖堂には、米聖公会から離脱した主教や司祭、信徒ら約800人が出席した。
 総会ではカリフォルニア州のメガチャーチ『サドルバック教会』(南部バプテスト連盟)のリック・ウォレン牧師などが講演を行なった。同牧師は1月20日、バラク・オバマ大統領の就任式で開会祈祷を行なうなど、米キリスト教界では注目を集める存在。「イエストのためにさらなる勝利を」と激励のメッセージを送った。
 新大主教に任命されたロバート・ダンカン氏(前ピッツバーグ教区主教)は「父なる神が、聖霊の驚くべき最高の力の下に、子たちを一つにする新しい日だ」と語った。
 設立総会には 各国聖公会の中にはオブザーバーを派遣したところもある。聖公会の霊的最高指導者カンタベリー大主教ローワン・ウイリアムズ氏は「司牧訪問者」としてサントシュ・マレイ引退主教を派遣した。□

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◎米南部バプテストは教勢減退への対応が焦点

 【CJC=東京】米南部バプテスト連盟は、ケンタッキー州ルイビルの展示センターで6月23~24日総会を開催、任期満了のジョニー・ハント総裁(ジョージア州ウッドストックの第一バプテスト教会牧師)を満場一致で再任した。
 同連盟は、バプテストとして世界最大教派、米国ではプロテスタント諸派の中でも最大で、その保守的姿勢で知られている。ただ2006年以降、教勢は僅かながら減少に転じ、08年には受洗者数も1987年以来の低水準になった。同年に続き今総会でも関心を集めていたことは確かだが、8500人を超える代議員が2日間の会期で、どの程度議論を煮詰めたかは不明。
 バプテストは伝道に力を入れることでも知られているが、教勢の減少は、派遣宣教師の数にも、また支援資金にも影響する。特に資金不足は緊急課題になり得る。
 神学校、宣教団体などを支えるのは教会と教会員個人の献金だ。教勢の減少は献金の減少に直結する。大学時代に教会に結びついた学生の7割が教会から離れてしまう、との調査もある。
 フランク・ペイジ元総裁は、この傾向が続くと2030年までに全教会の半数が閉鎖されてしまう、と断言している。□

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◎陳司教、教皇書簡への取り組みを中国カトリック者に呼びかけ

 【CJC=東京】香港カトリック教会の陳日君(ゼン・ゼキウン)引退枢機卿は、教皇ベネディクト十六世が中国のカトリック者に宛てた書簡は、中国の教会の存在に新たな1章を記したものだ、と語った。しかし宗教の自由に関して教皇によって設立された基準は水で薄められ、あいまいなものにされていると言う。
 陳氏は2年前、枢機卿定年の75歳に達した際に辞表を提出していたが、中国本土の教会が置かれた事情を考慮して、教皇が任務継続を要請、今年4月15日に辞任を受理した。後任はジョン・湯漢(トン・ホン)協働司教。
 宗教の自由擁護のために闘ってきた陳氏は、中国本土の司教に、妥協策を永久に続けることはできない、として教会のために責任を勇敢に果たすよう呼びかけた。その中で「中華人民共和国の兄弟」に「恐れるな。歴史が課した責任を負いなさい。この危機にあって、教会を復活させられず、長い間、衰えさせた。あなたがたは歴史に責任があり、神の裁きの前に汚点なしにしっかりと立つ心構えをしなければならない」と述べている。
 陳氏は、「包容」という時代の潮流に流されることを懸念している。それでは中国の教会に対する多くの働きかけが無駄になってしまうからだ。今日、北京政府は台湾との関係が融和したことから、聖座(バチカン)と国交を持つことへの関心が薄れているようだ、と陳司教は見る。
 カトリック系アジア・ニュースとの会見で、中国の教会と聖座は、北京政権とはどのような形でも妥協受け入れを止め、教会の宗教的な自由を守るために、教皇が発した指示を実際に効果あるものとする時が来た、と語った。
 陳氏は、とりわけ公認教会の愛国会へのあからさまな従属を懸念している。それは教皇自身と教皇が2年前に中国のカトリック者に宛てた書簡に『平手打ち』するものだ、と言う。
 陳氏は、北京と聖座との外交関係をどんな犠牲をはらっても樹立することの重要性に条件を付けている。中国に宗教の自由が存在しないなら、ただ幻惑されることになるのではないか、と見ている。
 陳氏は次のように語った。
 70年代遅くから80年代初めに掛けて、中国の教会と関わりを持つ人が増えた。その結果、中国の教会の実態が国外の教会に影響を与えるようになった。公認教会と地下教会と対立が香港や聖座にも持ち込まれた。
 香港では、中国の教会を援助する人たちが2グループに分かれた。地下教会を支援する人たちは、ほとんどが公認教会には反感を持ち、逆に公認教会に好意的な人は地下教会を不信の目で見る。
 中国の教会と深く関わった人たちは、現実を目にして自然に地下教会の側に立った。教会に対する信頼があつく、信仰のために苦難に耐えていたからだ。政府に従属しているとして公認教会を疑いの目で見ている。
 しかし香港には中国の事情をあまり知らない人や、中国で活動したことにない若手宣教師がいる。その人たちは中国本土を旅行し、公認教会を、そこで賛美する会衆などを見てすぐに感動する。本物だと信じた自由に勇気づけられ、地下教会を、新たな現実を受け入れようとしない頑固さがあると非難するようになった。
 聖座でも同じことだ。これまでにも国務省と福音宣教省との間で食い違いがあった。国務省は外交関係回復のため和解を図り、福音宣教省は教会が自由で真正の存在であることを目指している。
 中国の教会と普遍教会(カトリック教会)との交流の結果、特に本土に教育のために渡った人々の見解から、公認教会は分派的でも分離した存在でもない、と判断する。意図的にローマ(バチカン)から離脱した状態に置いているのは政府なのだ。人々は、心の中では、私たちと同様、カトリック信仰を守っている。
 もちろん、今でも事態を複雑にして置きたいとか一方の側に立つグループも存在する。
 普遍教会が確固とした現実をさらに認めるなら、いわゆる公認教会の受け入れを始める時だ、と言える。このことは、公認教会に属する信仰者復帰の始まりにつながる。高齢の司教たちへの赦免と司教としての認知を教皇に要請する。
 聖座はこの問題については寛容な姿勢で応じてきた。必要な調査を終え、正当な地下教会司教の合意を得て、多数の司教を認知した。
 教皇書簡の意図を阻止するために全力を上げようと中国側は動いている。しかし私は聖座も書簡支持の姿勢をもっと強く打ち出すべきだったと思う。聖座は、教皇の指示を明確なものにするためにもっと時間を掛けるべきだった。
 陳氏は、現役引退を表明した際、今後は中国への奉仕に集中する、と語っていた。「中国の教会、特に各教区についてもっと知りたい。問題の多くは教区レベルのものだ。また神学校設立に関するこれまでの働きを中国でも生かしたい。一方で、教師を求めているサレジオ修道会が運営するアフリカの大学にも行きたい。しかし77歳になって、どれほどのことが出来るのかはわからない。健康が今後数年は持ってくれることを望む。そして奉仕が出来なくなったら、修道会のホームに入るつもりだ」と陳氏は締めくくった。□

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◎「零八憲章」呼び掛け人劉暁波氏逮捕

 【CJC=東京】中国国営新華社通信は6月24日、民主化を求めて昨年末に発表された「零八憲章」の呼び掛け人の1人、作家の劉暁波氏(53)が政府転覆扇動などの容疑で正式に逮捕されたと伝えた。北京市公安局が23日、検察当局の承認を受けて逮捕したという。
 劉氏は1989年の天安門事件の際、米国留学から帰国して民主化運動に参加して逮捕、投獄された。釈放後の96年も政府批判の書簡を発表、3年間の労働矯正処分を受けるなど、中国の民主化を訴え、何度も投獄されている。
 300人を超える知識人が共産党の一党独裁を批判して署名した「零八憲章」が正式発表される2日前の12月8日、劉氏は当局に身柄を拘束されていた。
 胡錦濤国家主席は今年初め、民主活動家の取り締まりを指示した。零八憲章の他の署名者は長期間拘束されておらず、劉氏の逮捕は「見せしめ」的意味合いが強いが、有罪判決を受けるのは確実とみられる。□

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◎劉暁波氏の釈放を香港正平協も要請

 【香港=ENI・CJC】香港カトリック教会正義と平和協議会は北京政府に、6月23日に逮捕された反体制運動家、劉暁波氏(53)の釈放を要請している。
 同協議会は、香港にある中国政府連絡事務所前で6月25日行った即時釈放要求デモも他団体と共同主催した。
 正義と平和協議会が香港教区内に、北京政府に釈放を求める署名運動を展開している。香港のカトリック指導者や労組も支援している。
 人権団体は、劉氏が依頼しているモー・シャオピン弁護士も憲章署名者の1人であることから、裁判で弁護に当たれないかも知れず、劉氏が公正な裁判を受けられるか疑問を表明している。□

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◎WCC次期総幹事候補、韓国のパク氏ら2人に

 【ジュネーブ=CJC】世界教会協議会(WCC)の総幹事選考委員会はオランダのアムステルダムで6月23~26日に会合した。
 選考委は、この4月にクレタ島で会合した際に選考した候補6人と会見、8月に開かれる中央委に対し、韓国長老教会のパク・ソンウォン氏とノルウェー教会(ルーテル派)のオラフ・フィクセ=トゥヴェイト氏の2人を最終候補として提案することとした。□

《画像参考》
写真説明=パク・サンウォン氏(世界改革教会連盟のサイトから)http://warc.jalb.de/warcajsp/side.jsp?news_id=831&part_id=0&navi=5
オラフ・フィクセ=トゥヴェイト氏(ノルウェー教会のサイトから)http://www.nrk.no/nyheter/distrikt/nrk_trondelag/1.4489140

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◎神学教育の指導者リム氏が死去

 【CJC=東京】アジア・バプテスト神学院(ABGTS)のリリアン・リム・フイキャウ学長が6月25日、シンガポールで死去した。
 リム氏はシンガポールのバプテスト神学校(BTS)、米ケンタッキー州ルイビルの南部バプテスト神学校(SBTS)で学び、1994年に哲学博士号を取得している。2010年にホノルルで開かれる第20回バプテスト世界大会で使用される聖書研究の分担執筆者。
 ABGTSは8カ国の9神学校の連合組織。シンガポールのバプテスト神学校(BTS)神学部長のリム氏は2005年に学長に指名された。
 記念式は28日、シンガポールのカルヴァリ・バプテスト教会で。□

《画像参考》
写真説明=リリアン・キム氏(バプテスト世界連盟) http://www.bwanet.org/default.aspx?pid=1107

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 《メディア展望》
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  =カトリック新聞(6月28日)=http://www.cwjpn.com
★定例司教総会=裁判員制度への対応承認
★「司祭年」開年ミサささげる
★教皇「司祭年」の手紙=司祭職の恵みに感謝呼び掛ける
★スポーツ交流50年=上智大=南山大=“同門”の仲深める
★ドイツの使徒ボニファチオ=聖遺物を安置=東京・小岩教会
★韓国の司祭ら大統領を非難

  =キリスト新聞(6月27日)=http://www.kirishin.com
★神学と生の意味問う=『神学部とは何か』出版記念シンポ=佐藤優氏が香山リカ氏、中村うさぎ氏と対談=“教会はイエスの目線で”
★JEA総会で「150年」公開講演会=“宣教の起点見直す機会”
★統一協会関連会社「新世」関係資料を押収=資金集めの実態解明も
★「再定住に関する太平洋教会指導者会議」=国際社会、教会に行動求める
★韓国・嶺南神学大学=ジョン・ギョンホ教授=「旅する神学」が生まれるか
★ナチに反発したジャーナリスト=ブルーノ・クローカー氏死去

  =クリスチャン新聞(6月28日)=http://jpnews.org
★東方ルートのキリスト教=景教徒は古代日本に来た=「日本景教研究会」発足
★切迫する東海地震でセミナー=教会ができる「心の支援」
★「この時のための信仰です」=イ・チソンさん来日講演
★「霊感商法」幹部ら逮捕=統一協会教区本部など捜査
★米国=ナチスに抵抗したジャーナリスト、B・クローカー氏死去
★「ピースリボン」裁判から何を学ぶか=権力が牙をむき 作られた「事件」

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# by cjc-skj | 2009-06-29 14:52 | Trackback
[SKJ]■世界キリスト教情報■第961信
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  2009年6月22日(月)     第961信(週刊・総合版)☆☆
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             = 目 次 =
   ▼神の怒りを買ったソドムは死海の北東部にあったか
   ▼『サンフランシスコ神学校』学生部長にリーバート修道女
   ▼カトリック教会が「司祭年」、教皇による特別免償も
   ▼『聖ピオ十世会』が13人叙階、バチカンの警告無視
   ▼ベトナム警察が「家の教会」指導者を拘束
   ▼仏でサイエントロジー教会に解散命令も
   ▼米ニュース誌『ワールド』が「今年の本」にESVスタディバイブル
   ▼ロッツ氏に「宗教の自由のための国際賞」
     ▼《メディア展望》

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◎神の怒りを買ったソドムは死海の北東部にあったか

 【CJC=東京】神の裁きによって滅ぼされたソドムとゴモラは死海南部の湖底に沈んだと伝えられるが、死海の北東部のタルエルハッマムこそ聖書創世記に記されているソドムの町だ、と確信するのは米ニューメキシコ州アルバカーキのトリニティ・サウスウエスト大学の考古学者スティーブン・コリンズ氏。
 「創世記を丹念に読み返して見ると、これまでウイリアム・F・オルブライトが指摘したように死海の南部にあるのではなく、北東部に存在したと示唆している」とコリンズ氏。そこでピーター・ブリッグス氏の調査手法を使って、創世記から理論的な地図を作成した。その結果、創世記の記事は地理学的にも信用出来ることがわかった。
 コリンズ氏は報告書にまとめ『近東社会(NES)会議』で発表した。「テキスト自身に語らせたかった。NESの会議では高い評価を得たが、あくまでそれは理論上のことだったので、次は調査を進め、発掘を開始すること」だった。
 死海の北東部には、古代のソドムの所在地として有力な場所が10カ所以上見つかった。「ソドムはその地方では最大の町とされている所から、可能性のある中で最大の場所を選んだ。それがタルエルハッマムだった」と語るコリンズ氏。自身も1995年から2000年にかけて発掘に携わってきた発掘がイスラエルとパレスチナの抗争のあおりを受け閉鎖しなければならなくなった。
 「これまで発掘に没頭していたのだから、途方にくれている」と途方にくれている。□

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◎『サンフランシスコ神学校』学生部長にリーバート修道女

 【CJC=東京】米サンフランシスコの長老教会(PCUSA)系『サンフランシスコ神学校』は、ジャナ・チルダー学生部長(ディーン)が6月末に退任するのに伴い後任にエリザベス・リーバート修道女(SNJM=イエスとマリアの聖名の姉妹会)を任命した。7月から就任する。長老派神学校のディーンにカトリックの修道女が就任するのは初めて。
 同修道女はキリスト教霊性を専攻、「洞察法=意志決定のための霊的実践」(仮訳題、ウエストミンスター・ジョン・ノックス、2008)など著書多数。
 世界改革教会連盟(WARC=本部ジュネーブ)のセトリ・ニョミ総幹事は、教会一致運動中心のENI通信に「今回の任命は、同神学校が『改革派であることはエキュメニカルであること』と言われる真理を理解していることを示すものだ。様々なキリスト教の伝統の女性と男性全ての賜物を受け入れる必要を理解するため、教会の指導者や組織に新世代を形成して行くことは、今後も続く」と語った。
 リーバート氏は同神学校で20年以上にわたり教えてきた。「教会一致運動の歴史的な1歩を達成したことが特にうれしい。エキュメニカルな神学教育へ学校が全面的に関わっていることを示す好例だ」とフィル・ブーティン学長は語った。□

《画像参考》リーバート修道女=http://www.sfts.edu/news/view.asp?ID=24

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◎カトリック教会が「司祭年」、教皇による特別免償も

 【CJC=東京】カトリック教会は6月19日から2010年6月19日までを「司祭年」とする。
 教皇ベネディクト16世は「司祭年」の開催にあたり、司祭と信者のための特別免償規定を教令として、バチカン(教皇庁)内赦院を通じて発表した。この教令は「司祭年」の期間中、効果を有するという。
 「司祭年」は、「アルスの司祭」聖ヨハネ・マリア・ビアンネ神父の帰天(死去)150年を機会に、司祭たちの「霊的向上」を願って、ベネディクト16世が制定した。□

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◎『聖ピオ十世会』が13人叙階、バチカンの警告無視

 【CJC=東京】バチカン(ローマ教皇庁)から破門された『聖ピオ十世会』の米ミネソタ州にあるグループが6月19日、同州南東部ウイノナの聖トマス・アキナス神学校で13人を司祭に叙階した。
 『聖ピオ十世会』が20人以上を叙階するとの情報に、バチカンは17日に今回の叙階を正当なものと認めない、と警告していたが、それを押し切っての決行となった。
 ウイノナ教区報道担当は、今回叙階された人は誰も、同教区内だけでなく他の教区でも司祭として仕えることは出来ない、と語った。AP通信が報じた。
 『聖ピオ十世会』は1969年にマルセル・ルフェーブル大司教によって設立されたが、第二バチカン公会議の決定に全面的には従わず、特にミサの変革を拒否することで教皇の権威に挑戦する形となった。88年にルフェーブル大司教が、当時の教皇ヨハネ・パウロ二世の意向に反して司教4人を叙階したことが「分裂行動」と断定され、同大司教と叙階された4人は91年に破門された。
 「教理上の問題がはっきりしない限り」、同会は教会の中に法的な地位がなく、同会の行う宣教は教会で正当になされるものではないので、同会による叙階はカトリック教会内では有効ではない、と報道事務所は指摘している。□

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◎ベトナム警察が「家の教会」指導者を拘束

 【CJC=東京】ベトナム警察が6月7日、ハノイ南方フンイェン省コアイチャウ県のオンディン村にあるアガペ・バプテスト教会を襲撃、礼拝を守っていた人たちを殴打、ドゥオン・バン・テュアン牧師と長老1人を拘束した。2人は同日夕釈放されたが、拘束中に当局者から殴打された。ただ痕が残らないよう、腹部を狙い打ちしたと言う。
 テュアン牧師が警察の退去命令を無視して現地に留まったことへの報復、と教会側は見ている、と米福音派系のコンパス通信が報じた。これまでにも4月19日、5月24,31日に警察が礼拝を妨害している。
 警察当局は「すぐにも寄り道せずに村を離れる」ように命令し、釈放した。
 テュアン牧師はこの3月、村に来た際、教会の長老に、首相が2005年に出したプロテスタンティズムに関する特別指示に基づき、登録することを勧めていた。この指示通りに登録すれば宗教活動が認められる。教会の長老は申請書を出したものの、30日の期限後に登録を拒否、書類を返却した。理由として、中央の宗教事務局などの許可が必要、首相の指示は山岳部の教会を対象にしたもので、平地の教会には適用されない、と言う。山岳民族にはキリスト教信仰が普及していることから、当局側は宗教に名を借りた独立運動を行う過激派組織と主張して硬軟さまざまな対策を打ち出している。
 世界各国の、宗教の自由の現状を調査していた米連邦委員会は5月1日、年次報告書を発表、侵害の度合いが深刻な国としてベトナムなど13カ国を列挙、米政府に対し、これらの国を宗教の自由で特段の懸念がある国に指定するよう促した。ベトナム外務省などが対応策を練っている最中の今回の事件は、当局側の混乱を反映したもの、と見られ、現地では「皇帝の法も村落の慣習には負ける」という格言がささやかれている。
 ベトナムでは総人口の1割強がキリスト者。カトリック者が総人口の約10%を占め、プロテスタント信者は総人口の1%弱。□

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◎仏でサイエントロジー教会に解散命令も

 【CJC=東京】フランス国内にあるサイエントロジー教会(教会員約4万5000人)を詐欺がらみで解散させるか、パリの裁判所が決定することになった。元教会員2人が、同教会本部と書店を対象として6月15日訴追したもの。1990年代に『エレクトロメーター』というエネルギー・レベル測定器の偽物を数十万円相当で売り付けた、という。
 有罪となると6億円相当の罰金も科せられる。教会員6人も訴追され、有罪となると高額の罰金と懲役刑の可能性もある。
 教会側は起訴事実を否定、迫害だ、と主張している。□

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◎米ニュース誌『ワールド』が「今年の本」にESVスタディバイブル

 【CJC=東京】米キリスト教系ニュース誌『ワールド』(隔週刊)が「今年の本」に「ESV(英語標準訳)スタディバイブル」を選定した。マービン・オラスキー同誌編集長は「2万項目、参照箇所8万項目、図版400点以上の全てが優れた神学者ウエイン・グラデム、J・I・パッカー両氏によって監修され正確で読みやすいものになっている」と語った。
 「今年の本」に聖書を選定するのは、おかしいし、平凡な書物とするのではないか、と見る人もいようが、聖書はいつもその年の本であり、スタディバイブルが「主の2009年」の本としてふさわしい、とオラスキー氏は語った。
 同誌は6月19日号として「2009年書籍」特集号を発行、「今年の本」として「ESVスタディバイブル」を紹介している。□

《画像参考》『ワールド』読書特集=http://www.worldmag.com/index.cfm

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◎ロッツ氏に「宗教の自由のための国際賞」

 【CJC=東京】「宗教の自由のための国際賞」が、バプテスト世界連盟(BWA)前総幹事のデントン・ロッツ氏に6月18日、ワシントンで開かれた第7回「宗教の自由年次夕食会」の席上授賞された。同賞は雑誌『リバティー』、『国際宗教の自由協会』(IRLA)、セブンスデー・アドベンチスト教会などが運営している。
 ロッツ氏はBWA総幹事を2007年に退任した際、名誉総幹事に推挙された。現在はIRLA会長。
 授賞理由に「教会の指導者、『教会の政治家』として、宗教の自由を自らの宣教の主要な焦点とした」ことが挙げられている。
 ロッツ氏は、約300人の参会者を前に、バプテスト運動が400年前の1608年に起こって以来、宗教の自由護持に果たして来た役割を認められたものと思う、と語った。バプテストは反体制的なスタンスと良心の自由護持のためにしばしば迫害されてきた、「バプテストは迫害されたグループだ」と言う。「宗教の自由が否定される所では他の全ての自由も否定される」とロッツ氏は語った。□

《画像参考》受賞したロッツ氏=http://www.bwanet.org/default.aspx?pid=1102

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 《メディア展望》
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  =カトリック新聞(6月21日)=http://www.cwjpn.com
★カトリック校の教職員育てる=「養成塾」スタート=理念理解し、使命果たせるよう教員ら有志が発足=25校から参加
★列福式『公式記録集』=7月1日、中央協から出版
★静岡・浜松教会=外国人900世帯を支援=活動通し共同体も刷新=協力する中で「壁 消えた」
★合同で学校説明会=首都圏17校=来場者昨年の2倍=東京エリア/カトリック学校フェア
★緊急措置すべて解除=新型インフル=大阪教区が通達
★バンコクなどでカトリック校=1週間の学校閉鎖=新型インフル感染受け

  =キリスト新聞(6月20日)=http://www.kirishin.com
★エルシー・マッキー教授来日し講演=新たなカルヴァン像描く=祈り・説教・書簡を手がかりに
★聖学院大=「スピリチュアリティ」で島薗進氏講演=“年齢超えた集団の役割”
★金沢=キリスト教教育学会大会=教会の連携が学校支える
★日本キリスト教会全国連合婦人会修養会に500人=日本宣教支えた女性に学ぶ
★横浜開港150周年で企画展=同志社校友会=新島襄の足跡たどる
★世界の言語で“ペンテコステ”

  =クリスチャン新聞(6月21日)=http://jpnews.org
★220か国で心一つに=ペンテコステ=「悔い改めと祈りの日」世界へ
★オバマ大統領=カトリック左派を起用=駐バチカン大使に解放の神学者
★JEA=韓国と宣教協力強化=ローザンヌ会議も協力
★宣教150周年記念大会=記者会見で概要を発表=実行委員長3氏が検証・宣教・継承
★月刊ディボーションガイド=いのちのことば社から創刊
★宣教150周年記念=JEA総会講演で小野静雄氏=日本伝道のアキレス腱は実感主義に=疲弊する地方教会への支援が火急

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# by cjc-skj | 2009-06-22 18:46 | Trackback
[SKJ]■世界キリスト教情報■第960信
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  2009年6月15日(月)     第960信(週刊・総合版)☆☆
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             = 目 次 =
   ▼米改革派教会が『ベルハル告白』を採択
   ▼韓国で「旅する神学」が生まれるか
   ▼米聖公会で選出された主教が批准の必要数得られず
   ▼ネパールのキリスト者は過激派の国外退去要求を拒否
   ▼米のメガチャーチ、45歳未満層に人気
   ▼クリスタル・カテドラルはシュラー氏長女が主宰
   ▼ナチに反発したジャーナリスト、クローカー氏死去
     ▼《メディア展望》

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◎米改革派教会が『ベルハル告白』を採択

 【CJC=東京】米改革派教会(RCA)は6月8日、24年にも及ぶ検討の後に『ベルハル告白』を一致の基準の一つとして採択した。ハイデルベルク教理問答、ドルト信仰箇条、ベルギー告白などの歴史的な基準に合わせることになる。
 総会は、同告白と関係した様々の提案への認識を深めるため分科会に分かれ協議した。その後2時間にわたって賛否両論が交わされ、立ち上がり黙祷した後に投票した。
 これで同派の『教憲書』に『ベルハル告白』も加えることになるが、それにはクラス(教区)46の3分の2以上の批准が必要とされている。総会では「ベルハルと私たちの召し」という文書を教会、クラス、大会に推奨する提案も採択された。
 総会は次期総会議長にニューヨークのブライトン・ハイツ改革派教会牧師のジェームス・シーウッド氏を、副議長にオハイオ州ブルンスウィック改革派教会牧師のドン・ポースト氏を選出した。□

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◎韓国で「旅する神学」が生まれるか

 【CJC=東京】韓国慶山の嶺南神学大学(長老派系)のジョン・ギョンホ教授は、学生たちをモンゴルの遊牧民の生活に触れさせたり、ベトナムの都会の貧困層と生活を共にさせたりする中で、「旅する神学」とでもいった新しい潮流を生み出せるのかも知れないと思うようになった。世界教会協議会系のENI通信が報じた。
 「これは生活の場から学び取るもので、観光ではない」とジョン氏は、5月21~31日にジュネーブで開かれた世界改革教会連盟(WARC)常議員会で述べた。改革派教会が経済・環境問題に応答する姿勢の中でその神学教育手法を説明したもの。
 モンゴルでは、学生たちは、その地域のエコロジーを重んじる遊牧民の生活様式から学んだ。「彼らが出すゴミは6カ月で小さなビニール袋一つに収まってしまった」とジョン氏。「米を料理する時には、幾粒かを地に蒔いていたが、それは祖母なる地球に感謝することだった」。
 ジョン氏は、学生たちが文字通り手を汚すことで神の創造に対して配慮することを学んだ、と報告した。「現地の人たちが、私たちは馬に乗れず、牧畜には役立たないと分かると、土地を肥沃にするために馬糞を集める役を私たちに課した」と言う。
 そのような環境への配慮にも関わらず、飲用水の汚染が進み、腎臓に障害を持つ人が急増している。学生たちは専門家を連れて来る、と誓って現場を離れた。
 ベトナムのホーチミン市に向かったグループは、現地の教会に、ベトナム戦争で果たした韓国の役割について謝罪するという使命を担っていた。
 ジョン氏は、1968年から71年にかけて韓国の将兵が米国と共に戦ったことが韓国ではあまり知られていない、として「戦闘への参加が韓国が経済的に発展するのに貢献した」と言う。「私たちは今では富裕国になったが、それは私たちがやって来たことのためだ。だから私たちは謝らなければならない」。
 学生たちはベトナムの教会に招かれ、そこで謝罪したが、韓国のキリスト者が謝罪したのは初めてのこと。
 訪問先の地域社会での貧困を見て、学生たちは食事を減らし、食費を貯めて、困窮者のための住宅建設計画に1500米ドル(約15万円)相当額を捧げた。それで3棟建設出来る。
 ジョン氏は「私の仕事は未来の世界で働く神学生を訓練することだ、これらの経験は、彼らの神学がこれから展開して行くのに役立つだろう」と語っている。□

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◎米聖公会で選出された主教が批准の必要数得られず

 【CJC=東京】米聖公会ノーザンミシガン教区ではケヴィン・スー・フォレスター氏がこの2月、主教に選出された。同派では主教と111の地区常置委員会の多数が選出を批准するまでは選出が有効とされない。
 6月5日、『アーカンサス・デモクラット=ガゼット』紙が報じたところでは、56番目の常置委員会が「同意しなかった」。全体の意向が明らかになるのは7月末となっているが、同教区常置委員長のリンダ・パイパー氏は「こうなることは分かっていた。だめになっても驚かない」と、必要な批准を得るには苦戦だったことを認めた。□

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◎ネパールのキリスト者は過激派の国外退去要求を拒否

 【CJC=東京】カトリック系CNA通信は、ネパールで過激派が国内のキリスト者約100万人に国外退去を要求していると報じた。教会は暴力の脅しに屈しない構えを強めている。同国で教会に課された使命に何も変化はない、と教会側は強調している。
 先ごろ、武装派が首都カトマンズ近郊ラリットプルのカトリック大聖堂を5月23日爆破、死者2人、負傷者14人を出したが、教会側が抗議デモを31日に行った際、『ヒンズー・ネパール防衛軍』は犯行の責任を認めた声明を配布していた。それには「100万のキリスト者は出国せよ」と書かれていた。
 キリスト者は全人口の2・4%を占めているが、カトリック者は7000人。カトリック教会は貧困者、病者、疎外された人々への社会奉仕を行っており、市民からは歓迎されている。□

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◎米のメガチャーチ、45歳未満層に人気

 【CJC=東京】米国では「メガチャーチ」が若手成人層にとって魅力的な存在になっており、礼拝に来る人が増えている。「メガチャーチ」のほとんどがプロテスタント、特にペンテコステ派系だが、特定の教派に属さないものが多い。
 メガチャーチ12教会に出席している2万4900人の回答を元にした調査をテキサス州ダラスの『リーダーシップ・ネットワーク』とハートフォード神学校宗教調査研究所(コネチカット州)が行い、その結果を6月9日発表した。
 2000人以上が毎週礼拝に出席する所を「メガチャーチ」と規定すると、その礼拝に参加する成人の約62%が45歳未満。全教会規模の35%と比較して、若手のメガチャーチ指向が目立つ。また3分の1近くが未婚の独身者。プロテスタント全体では10分の1に留まっている。
 「メガチャーチ」出席者の6%はこれまで礼拝に出たことがない。地域の他の教会から替わった人が44%、遠い教会から転会した人が28%、しばらく礼拝から遠ざかっていた人は18%だった。
 「これまでの礼拝ではなく、現代的、大規模、順序も専門的でハイテクも駆使しているような新しい体験をしたい人をメガチャーチが引き付けている」とスコット・スンマ氏。ハートフォード神学校で宗教社会学を講じている。メガチャーチの急成長ぶりに着目して研究を進めて来た。「あなたの思っている人ではない=アメリカのメガチャーチに出席する人の真相」という本の著者。
 「3割近くは以前には遠くにある教会から来ている。コミュニティに加わり、伝道、小グループなどにすぐにも関わりたい人たちだ」と」言うスンマ氏。メガチャーチの参加者の多くが他人を一緒に礼拝に誘うことに驚かされたと言う。この1年間に誰も誘わなかったと言う人は13%に留まっている。
 『ハートフォード宗教調査研究所』の調査では、いわゆる主流派のプロテスタント教会出席者の45%は誰かを誘うことはしない。
 一方で、メガチャーチに接触した人は、理念として作られた計画に従うよりも個人的なニーズを充足させようとしており、その例としてメガチャーチ出席者の半分近くはそこでボランテア活動には加わらず、また4割弱は教会活動の『中心』にはならないことが分かった。」
 スンマ氏はハートフォード神学校で宗教社会学を講じている。メガチャーチの急成長ぶりに着目して研究を進めて来た。今回の調査は、メガチャーチ12箇所に出席している2万4900人の回答を元にしたもの。□

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◎クリスタル・カテドラルはシュラー氏長女が主宰

 【CJC=東京】米カリフォルニア州ガーデングローブの『クリスタル・カテドラル』は教会員1万人の「メガチャーチ」。1955年に同教会を設立したロバート・H・シュラー牧師(82)が、その全宣教活動を長女のシーラ・シュラー・コールマン氏に委ねる、と6月7日の礼拝の際に発表した。
 コールマン氏は、シュラー氏の説教で有名となった伝道番組「アワー・オブ・パワー」にも毎日曜登場することになるが、説教をどの程度担当するかは未定、とマイク・ネイソン報道担当は語った。同番組は今では世界中に数百万人の視聴者がいるという。
 シュラー氏は2006年に後継者としてロバート・A・シュラー・ジュニア氏(54)を指名したが、親子間の対立から息子が昨年に突然独立、独自のテレビ番組を立ち上げる準備を進めている。
 シュラー氏は南カリフォルニアのドライブイン劇場で伝道を開始、マーケティング戦略を駆使した伝道と魅力的な説教で、米国最初のメガチャーチと呼ばれるまでに成長させた。本拠にしたクリスタル・カテドラルは、設計を著名な建築家フィリップ・ジョンソンに依頼、ガラス張りの巨大な建築としても話題になった。□

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◎ナチに反発したジャーナリスト、クローカー氏死去

 【CJC=東京】ナチが支配した第三帝国時代にドイツを脱出したジャーナリスト、ブルーノ・クローカー氏(93)が米ニュージャージー州スコーカスの病院で6月11日死去した。1916年ベルリン生まれ。
 ジャーナリストとして活動する一方、反ヒトラー集団に入っていることが秘密警察ゲシュタポに知られていたことが分かり、デンマークに脱出、その後は中国に渡り、南京でロンドン・デイリー・エクスプレス、INS通信の特派員を務めた。
 第二次大戦後の1950年に渡米、『教会世界奉仕』に協力、さらに米教会協議会、世界教会協議会などの報道担当として活躍した。
 「その生涯は、書かれなかったが、偉大な小説そのもの」と友人のフレッド・マイヤー氏は言う。□

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 《メディア展望》
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  =カトリック新聞(6月14日)=http://www.cwjpn.com
★静岡・浜松教会=ブラジル人子弟50人受け入れ=信徒会館に学校開設
★『教会の社会教説綱要』出版へ=M・シーゲル神父に聞く=社会とのかかわり 信仰に不可欠
★「司祭年」開幕へ=司祭への愛と敬意示す年に
★日本女子修道会総長管区長会総会=社会と教会の現状見直す
★北朝鮮の核実験に抗議声明=正平協
★大阪教区立聖トマス大学=来年度 学生募集停止へ

  =キリスト新聞(6月13日)=http://www.kirishin.com
★大正大学=宗教教育の可能性探る=『世界の宗教教科書』DVD制作
★第3回神学フォーラム今月開催=日韓に加え中国からも参加
★外務省主催「難民」シンポで緒方貞子氏=「人道的精神で対応を」
★金城学院大・同志社女子大が包括協定=学生、ゼミ、教職員の交流も
★朝祷会全国大会=北海道・函館=“祈りで一つに”
★スウェーデン教会=教区監督に公然同性愛者選出=世界のルーテル派教会で初

  =クリスチャン新聞(6月14日)=http://jpnews.org
★四川震災1年=「愛心大使」熱烈歓迎=被災地コンサートで「心の支援」
★気候変動で移住の脅威に声明=太平洋教会協議会「行動」呼びかけ
★第24回JEA総会=伝道会議7年ごと開催に=継続性を重視、常設準備室を設置
★「伝道する教会」が「世界政策」を=東神大学長近藤勝彦氏講演=現代の社会倫理にも福音が中心
★日本イエス・キリスト教団=新委員長に鎌野善三氏
★日本ナザレン教団=牧師謝儀水準を引き上げ=委員会予算は10%削減

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# by cjc-skj | 2009-06-16 00:37 | Trackback
[SKJ]■世界キリスト教情報■第959信
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  2009年6月8日(月)     第959信(週刊・総合版)☆☆
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《連絡》次信6月15日付けは、編集作業と通信事情により当日中に配信出来ないことが予想されます。遅くても16日中にお届け出来るように準備していますので、ご了承をお願いします。
 電子メールでは1行全角36字に整形してお送りしています。受信幅を全角35字(半角71字)以内に設定されておられると、1行置きに長短不揃いの字詰めになります。受信幅を全角36字(半角72字)以上に設定されることをお勧めします。

             = 目 次 =
   ▼米改革派教会が『ベルハル告白』採択へ論議
   ▼聖霊降臨の教皇ミサ、核問題で広島・長崎の悲劇に言及
   ▼教皇6月19日に「司祭年」開幕、9月にチェコ訪問
   ▼第二バチカン公会議以前の各ミサ執行可能に
   ▼スウェーデン教会に同性愛者監督
   ▼「天安門事件の被害者は殉教者」と香港の陳司教
   ▼米教界関係者が中絶医ティラー氏殺害に遺憾の意向表明
     ▼《メディア展望》

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◎米改革派教会が『ベルハル告白』採択へ論議

 【CJC=東京】米改革派教会(RCA=信徒数16万6000人)は2000年の総会以来、『ベルハル告白』の採択に取り組んで来た。実現すれば380年の歴史で初めて新しい「告白」の採択となる。これまで同派は、使徒信条、ニカヤ信条、アタナシウス信条とベルギー告白、ハイデルベルク信仰問答、ドルト信条を掲げている。
 『ベルハル告白』は、アパルトヘイトという白人優位の人種隔離政策が行なわれていた時代の南アで1982年に起草され、86年に『南ア・オランダ改革派ミッション教会』(DRMC)で採択された。原文はアフリカーンス語で書かれている。「信仰の叫び」「誠実と悔い改めへの呼びかけ」として当時反対運動の指導者アラン・ブーサク氏が主導していた。
 RCAは2007年の総会で『ベルハル告白』を暫定的に採択した。しかし内部の姿勢は大きく分かれており、キャロル・ベクテル議長は各教区を回って論議を重ねてきた。その中では同告白が、当時の南アの白人政権の人種隔離政策に反対したのが、政権支持の主体であった白人主体の改革派教会であり、「アパルトヘイト」を当時の政局に強く結びつけていたことが意識された。
 ベクテル議長は、教会の告白は、歴史の中で私たちの聖書との関わりから出て来るものであり、その時々において将来への証を担うものだ、とし、『ベルハル告白」が今日では一致、正義、和解を強調するもので、17世紀当時の告白には盛り込まれていなかったものを、表明しようと見る。そこで今回の告白を採択することは、パレスチナ紛争、アフリカ大陸の暴力、さらには同性愛についてまで教会の姿勢を明らかにすることにつながると言う。
 「私たちは話し合った。どのように語るかについても学ぶことが多かった。この話し合いを続ける必要がある。ただそれは賛否両派の中の極論派には不満が高まる可能性がある。しかしそれこそが『ベルハル告白』を取り上げる理由」とベクテル議長。
 RCAはミシガン州ホランドで6月4~9日の日程で総会を開催した。総会の議題の一つが、経済的理由から、来年の総会を中止することと、『ベルハル告白』を改革派信仰を表出するものとして採用すること。
 『ベルハル告白』採択への反対が、差別撤廃の中身にあることは事実。これまで同派は朝鮮語系、スペイン語系の教会の存立を認めるなど1628年にオランダ語系の教会で結成された当時とは言語的・民族的差別や男女間差別などを克服して来た。しかし同性愛者をも差別することなく教会に受け入れるということには抵抗がなお大きい。今回総会には2005年に任命された同性愛問題について対話を始める委員会の報告も行われる。
 『ベルハル告白』は、米長老教会(PCUSA)も2008年6月の第218回総会で『諸告白書』に収録過程に着手することにしている。
 ブーサク氏は『ベルハル告白』が同性愛者の教会への完全参画を支持していると言う主張を、南ア合同改革派教会総会(URCSA)が否定したことを受け、同派を離脱した。□

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◎聖霊降臨の教皇ミサ、核問題で広島・長崎の悲劇に言及

 【CJC=東京】聖霊降臨(ペンテコステ)の5月31日、教皇ベネディクト十六世はバチカン(ローマ教皇庁)でミサを行った。教皇は、核エネルギーが武力目的で使用されこれまでになかった多く死者を出した広島と長崎の悲劇を想起した。バチカン放送(日本語電子版)が報じた。
 教皇はミサの説教で、使徒言行録に記される聖霊降臨のエピソードで、聖霊が激しい風と炎の象徴をもって表されていることに注目、風すなわち空気は生物的な生活の中で、また聖霊は精神的な生活の中で、どちらも人間が生きていく上で必要なものと教皇は述べ、真の火である聖霊は、キリストによって地上にもたらされたと強調した。
 教皇は現代、人間は自分が神であるかのように振る舞い、自分たちは独立し自由で成熟していると主張するその姿は、福音書のたとえ話にある父の家から離れた放蕩息子を思わせると指摘、このような神からの乖離は、単に人間の精神上の問題だけでなく、今や人類全体の問題にもなっており、こうした状態の人間が「火」を持つことはいのちと人類そのものに関わる危険をもたらすと述べた。□

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◎教皇6月19日に「司祭年」開幕、9月にチェコ訪問

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世の6月から9月までの主な公式行事をバチカン(ローマ教皇庁)教皇儀典室が発表した。
 それによると、教皇は6月19日、バチカンの聖ペトロ大聖堂で行なわれる夕べの祈りを通して、「司祭年」を開幕する。28日、聖ペトロ・聖パウロの大祝日の前晩には、ローマの城壁外の聖パウロ大聖堂での夕べの祈りと共に、「パウロ年」を閉じる。
 9月26日から28日にかけてチェコを司牧訪問の予定。□

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◎第二バチカン公会議以前の各ミサ執行可能に

 【CJC=東京】教皇庁立「エクレジア・デイ」委員会は、第二バチカン(教皇庁)公会議までにラテン(西方)教会で行われていた様々な形式のミサを執行することは認められる、と示した。英カトリック週刊誌『タブレット』が報じた。
 教皇ベネディクト十六世は2007年7月7日、使徒的書簡『1970年の改革以前のローマ・ミサ典書の使用についての自発教令』を発表した。
 この書簡に記された自発教令『スンモルム・ポンティフクム』は、教会内の「和解」を目的に、1962年教皇ヨハネス二十三世によって発行されたローマ・ミサ典書(第2バチカン公会議による典礼改革以前のラテン語による最後のミサ典書)がカトリック教会ラテン典礼の「祈りの規範」の通常形式であることを明確に定めている。
 同委員会のカミユ・パール副委員長は「教皇の意図はアンブロシウス典礼を含め他のラテン典礼にも関係するもの」と5月22日付け書簡で明らかにした。これはスイスの学校にアンブロシウス式の採用を許可したもの。『スンモルム・ポンティフクム』は、ローマ典礼について述べていたが、ドミニコ会典礼、カルメル会典礼、モサラベ典礼、アンブロシウス典礼など他の形式については言及していない。□

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◎スウェーデン教会に同性愛者監督

 【CJC=東京】スウェーデン教会ストックホルム教区監督に5月26日、公然同性愛者のエヴァ・ブルンネ氏(55)が選出された。この11月に引退するキャロリーネ・クルーク監督の後任としての選挙で、対立候補のハンス・ウルフェブランド氏に413票対365票で選任されたもの。
 レスビアンであることは、力がないと感じる人たちの側に立とう、ということを意味するとして、「力を持ち、それを力のない人たちのために使えるという幸運な状況」と同教会のインターネット・サイトに掲載した論文で述べている。「洗礼を受けたものは、その性的指向を理由に教会員ではありえない、と言うことは出来ない」と述べている。
 ブルンネ氏はストックホルム教区監督代理を務めていた。グニラ・リンデン牧師と結合関係にあり、それは教会の祝福を受けている。3歳の男児がいる。
 スウェーデン教会だけでなく、世界のルーテル派教会で最初の同性愛者監督と見られる。スウェーデン教会は、同性間の結合に独自の祝福を行っている所から、他のルーテル派、特にアフリカ諸国の教会からの批判に直面している。□

※写真=エヴァ・ブルンネ監督(スウェーデン教会のサイト=http://www.svenskakyrkan.se/default.aspx?di=236028&ptdi=0)

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◎「天安門事件の被害者は殉教者」と香港の陳司教

 【CJC=東京】香港カトリック教会の陳日君引退司教(サレジオ会士)は5月29日のミサの際、1989年に北京の天安門広場で発生した蜂起事態の被害者を「殉教者」と表現した。
 「事件後に出国した人たちは家に帰ることが出来ず、被害者の母たちは、息子や娘の死を公然と悼むことも出来ない。事件に関係したとして逮捕・拘留された人が何人なのか誰も知らない」と言う。
 陳司教はその後、香港の外国特派員クラブで講演、中国が本土のカトリック教会を依然厳しく規制している、と語った。「地下教会」の司教や司祭への抑圧があり、政府公認の天主教愛国会が司教たちに、バチカンの承認なしに司教に任命された司教の叙階式典への出席を強要、一方で「不正な」叙階への参加に合意した司教には多額のカネを提供した例もあるという。
 さらにカトリック系『アジア・ニュース』とのインタビューでは、故■小平氏が天安門での「大虐殺」を是認していた、と非難した。□

注=■は登におおさと。

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◎米教界関係者が中絶医ティラー氏殺害に遺憾の意向表明

 【CJC=東京】米キリスト教各派は、カンザス州ウィチタの『リフォメーション・ルーテル教会』(ELCA=福音ルーテル教会)で5月31日、ジョージ・ティラー医師(67)が礼拝中に殺害されたことに衝撃を受けている。
 同医師は、米国では論議のある後期妊娠中絶を実行しているところから、これまでも脅迫されたり、診療所が破壊されるなどの事件が相次いでいた。
 「礼拝で、奉仕者として活動し、人々を迎え入れる役をしていた人が残酷に殺されたとは良心として受け入れがたい」とELCAのマーク・S・ハンソン監督は語った。
 コネチカット州ウエストポートの『性的倫理・正義・癒しに関する宗教研究所』が教界関係者に呼び掛け6月2日、ティラー氏に弔意を示し、その死を招いた暴力を非難する声明を発表した。□

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 《メディア展望》
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  =カトリック新聞(6月7日)=http://www.cwjpn.com
★全国教区事務局長会議=教会現勢報告など討議=司教団の要請受け 話し合う
=記入の際は添付文書に沿って
★新潟ハバロフスク信徒交流会=司祭と青年来日 友好深める
★日本カトリック管区長協議会総会=“悩める時代の宣教”考える
★難民委=入管法改定問題で講演会=「多民族社会・日本」の現実
★カリタスジャパン=四川大地震被災地を視察=被災者の心身ケア支援
★教会で爆発2人死亡=ミサ中、負傷者多数=ネパール=ヒンズー過激派の犯行か

  =キリスト新聞(6月6日)=http://www.kirishin.com
★“国家の介入許すな”=入管法改定反対で共同声明=外キ協など教界各派・団体
★WCRP日本委=NGOスタッフら招き集会=HIV/エイズにどう向き合うか=ギデオン司祭のメッセージも代読
★男女修道会総長連盟JPIC委員会が書簡=核廃絶への動き支持
★ルーテル学院=100周年で社会貢献の2施設=包括的臨床死生学研究所=コミュニティ人材養成センター
★「Ministry」創刊記念シンポジウム=教会に仕える雑誌を
★“キリスト教功労者”にも選ばれた=速水優元日銀総裁が死去

  =クリスチャン新聞(6月7日)=http://jpnews.org
★改革者カルヴァン生誕500年=7月 東京神学大学で記念集会=詩編歌でジュネーヴ礼拝式再現
★第11回国際バラとガーデニングショウ」で三井宣太郎さん準優秀賞=温かい家庭のイメージで庭造り
★日本YWCA=北朝鮮の核実験に厳重抗議=核廃絶に逆行、対話による解決を
★ウェスレン・ホーリネス=教団本部ビルを奉献=隣地を取得=神学院統一寮が実現
★日本キリスト教会=「昭和の日」に戦争責任を覚え=沖縄「合祀取消」訴訟からの問いかけ聞く
★「未伝グループ」を提唱=実践的神学者ラルフ・ウィンター氏死去

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# by cjc-skj | 2009-06-08 16:08 | Trackback
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  2009年6月1日(月)     第958信(週刊・総合版)☆☆
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《訂正》5月25日付け第957信の《スコットランド教会は公然同性愛聖職任命に同意》で総会開催場所を《東部ブレチン》としましたが、《エジンバラ》に訂正します。

             = 目 次 =
   ▼米カンザス州の教会で後期中絶クリニックの医師殺害
   ▼米クリスチャニティ・ツデーが不振
   ▼北朝鮮の核実験にWCC総幹事が「大きな衝撃」
   ▼ツツ大司教の演説にスコットランド教会総会は喝采
   ▼ウィキペディアが「サイエントロジー教会」項目の編集禁止
   ▼オバマ大統領、駐バチカン大使に解放の神学者起用
   ▼バチカン放送が設立80年後にCM開始
   ▼教会救援・開発2団体が来年3月に統合
     ▼《メディア展望》

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◎米カンザス州の教会で後期中絶クリニックの医師殺害

 【CJC=東京】米カンザス州ウィチタの『レフォメーション・ルーテル教会』(ELCA=福音ルーテル教会)で5月31日午前10時過ぎ、ジョージ・ティラー医師(67)が礼拝中に殺害された。ティラー氏は全米でも数少ない後期中絶を取り扱う診療所を運営しているところから、1986年には診療所の屋根に爆弾を仕掛けられたり、91年には反対派によって数週間封鎖されるなど攻撃され、93年には自身銃撃を受け負傷している。
 犯行の3時間後に51歳の男がカンザスシチーで逮捕された。当局はその身元を明らかにしていない。
 妊娠中絶の合法化を支持する立場のバラク・オバマ大統領は「教会で医師が殺害されたことに衝撃を受け、激しい怒りを感じている。中絶は大きな意見の違いがある問題だが、暴力で解決することはできない」との声明を発表した。□

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◎米クリスチャニティ・ツデーが不振

 【CJC=東京】著名な大衆伝道者ビリー・グラハム氏が1956年創設した福音派出版社『クリスチャニティ・ツデー・インターナショナル』(PTI=本社イリノイ州キャロル・ストリーム)が経済危機のあおりを受け、『ツデーズ・クリスチャン・ウーマン』『キャンパス・ライフ・クリスチャン・カレッジ・ガイド』の2雑誌、付録雑誌『グリンプス』、ニュースレター『チャーチ・オフィス・ツデー』の廃刊を決めた。従業員30人も解雇する。
 CTIのハロルド・スミス社長は「廃刊は必要な決定」として「出版界の大嵐の最中に企業であることを直視した。賜物として受け止めていた従業員に与えた衝撃、また教会全体に与えた衝撃は、私と残された全員にとって真剣に受け止めなければならない現実だ」と語った。
 昨年秋、『ツデーズ・クリスチャン』誌を『シグニフィカント・リビング』社に売却、この1月には『イグナイト・ユア・フェイス』と『マリッジ・パートナーシップ』の2誌を廃刊するなどの対策を打ち出していたが、ついに『ツデーズ・クリスチャン・ウーマン』という有力誌の廃刊にまで追い込まれた。これで発行部数15万の旗艦誌『クリスチャニティ・ツデー』など有料メディアは9になる。同社のウエブサイトには月間250万のアクセスがあるという。□

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◎北朝鮮の核実験にWCC総幹事が「大きな衝撃」

 【ジュネーブ=CJC】国際社会で核兵器廃絶構想が再燃している最中に北朝鮮が核実験を行なったことは多大な懸念を引き起こした、と世界教会協議会(WCC)のサミュエル・コビア総幹事が5月25日語った。
 「WCCは北朝鮮の核実験は大きな衝撃を受け、北朝鮮と周辺国の人々のことを深く懸念する。国際問題で核兵器を用いる余地はない」と言う。□

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◎ツツ大司教の演説にスコットランド教会総会は喝采

 【CJC=東京】南ア聖公会のデズモンド・ツツ引退大司教は、エジンバラでのスコットランド教会総会で演説し、同性愛者も教会に場がある、と語った。
 同派は23日に公然同性愛聖職の任命を阻止する提案を否定、スコット・レニー氏(37)の任命を326票対267票で承認しているように、同性愛聖職の問題で深刻な対立に直面している。反対派の中には離脱して『スコットランド自由教会』への加盟を検討する動きも出ている。
 ノーベル平和賞受賞者でもあるツツ氏が15分間の演説が終えると、会場は喝采の渦に巻き込まれた。「私は、人々が性的志向のように、自らは何もなし得ないような問題のために抑圧される時には、それに加担することは出来ない」と語った。□

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◎ウィキペディアが「サイエントロジー教会」項目の編集禁止

 【CJC=東京】参加者が項目を編集したり作成することで内容を真実に近づけることをうたったインターネット百科事典サイト『ウィキペディア』。「サイエントロジー教会」関連の項目について編集が禁止された。
 同教会に支持的か批判的かで、書き換えのたびに内容が大きく変化する、いわゆる「編集合戦」が長く続いていた。ウィキペディアの仲裁委員会が5月28日、同教会やその関連団体などのコンピューター・アドレス、また反対派からのオンライン編集を不可能にする決定を下した。
 同教会をめぐる「編集合戦」は、賛否の立場の見解の押し付け合いで、ウィキペディアが目指す中立的な編集方針が揺るがせた、というのが仲裁委員会の判断。さらに同教会に関して中立的な書き込みをすると賛否両派から攻撃され、編集が思うように進まない事情も今回の判断の背後にあったと見られる。
 同教会はトム・クルーズやジョン・トラボルタといったハリウッド・スターも入信していることで知られている。ただフランスでは組織的詐欺の罪で同教会フランス支部幹部の公判が始まっており、同教会活動の全面禁止命令が下される可能性もある。□

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◎オバマ大統領、駐バチカン大使に解放の神学者起用

 【CJC=東京】バラク・オバマ米大統領は5月27日、駐バチカン大使にキューバ出身の解放の神学者ミゲル・H・ディアズ氏(45)を起用する、と発表した。ハバナ生まれ、ミネソタ州カレッジビルの聖ヨハネ大学と聖ベネディクト大学准教授。イタリア語、スペイン語、フランス語に堪能という。神学校協会の認可基準検討タスクフォースにも任命されている。神学者カール・ラーナーの研究で知られ、著書は『人間であること=ヒスパニック系のそしてラーナー派の展望』(オービスブック、2001年)など多数。
 ディアズ氏は大統領選挙に際しオバマ氏に1000ドル(約10万円)を献金するなどオバマ支持は明確。ディアズ氏の選定は、オバマ政策を無条件に支持したカトリック者に対する最初の見返りと見られている。ディアズ氏自身は「神学についての助言者として招かれたことに答えた」としているものの、民主党の活動家アレクシア・ケリー氏がオバマ支持のために組織したグループ『コモン・グッドのために連帯するカトリック者』のメンバー。
 カトリック系CNA通信は、ディアズ氏が「わが国と聖座(バチカン)との間の外交的な懸け橋になりたい。上院で承認されれば、前任者の働きを引き継ぎ、聖座との間の25年にわたる優良な関係を維持する」と語った。
 ディアズ氏の主要な関心は「インクルーシビティ」(包括性)にあるところから、カトリック左派の支持があり、今回の指名に際しても、『カトリック・ユナイテッド』などオバマ支持のカトリック者が即座に歓迎の意向を表明している。「あらゆる段階での生命の守り手」とされ、妊娠中絶を強く支持するカスリーン・セベリウスの厚生長官指名を支持する声明に署名している。□

《写真=ディアズ氏》=http://blog.beliefnet.com/pontifications/2009/05/obama-names-vatican-ambassador.html

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◎バチカン放送が設立80年後にCM開始

 【CJC=東京】バチカン(ローマ教皇庁)のラジオ放送『バチカン放送』が1931年の設立以来、初めてコマーシャルを流すことになった。
 2006年にフェデリコ・ロンバルディ報道官はラジオ聴取者は地域的に散在し、言語も多様で、民族的にもさまざまだから、広告主への訴求力がないのではないか、と語っていた。しかし同報道官は5月22日、広告を受け入れる、と発表した。イタリアのANSA通信が報じた。
 26日に行われた記者会見では、広告は試験的なもので、通常番組の間に放送される、と明らかにされた。最初の広告はイタリアの電気器具『ENEL』社のもので、7月6日から9月27日まで5言語で放送される予定。
 バチカン放送はジャーナリスト約200人と契約、ニュースの他、宗教行事や音楽番組を全世界に47言語で放送している。ANSA通信によると、年間約2140万ユーロ(約28億円)に上る経費がバチカン財政を圧迫していた。□

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◎教会救援・開発2団体が来年3月に統合

 【CJC=東京】キリスト教会を基盤にした救援・開発団体が並立し、しかも名称まで似通っていたことから、一本化への声が高まったのを受け、2010年3月、マラウィで『ACT・アライアンス』として発足することになった。
 問題の団体は『ACT・インターナショナル』と『ACT・デベロップメント』。両者に共通する「ACT」は「アクション・チャーチ・ツゲザー」(教会一致行動)の略。本部もジュネーブにあり、プロテスタント各派と正教会の関係団体によって構成されている。
 新設される『ACT・アライアンス』は教会や機関・団体150以上で構成され、20億米ドル(約1800億円)規模の募金を行う。スタッフはボランテアを含め4万人という大組織。
 ジンバブエの救援団体『クリスチャン・ケア』のエリザベス・カセケ氏は「興奮している。エキュメニカル運動のために旗を掲げる時だ。ACT・アライアンスでは南半球からの声が聞かれ、そこのテーブルに私たちも座るのだ」と語った。
 これまで『ACT・インターナショナル』は全世界規模で人道援助活動を行ってきたが、最近はスリランカ、ガザ、ジンバブエ、アフガニスタン、コロンビア、インドなどの活動を強化している。『ACT・デベロップメント』は長期開発問題に力を入れ、マラリア発生地域などで活動している。
 『ACT・インターナショナル』のジョン・エンドゥナ氏は「ACTのすばらしいところは全世界で教会と協力していることだ。ほとんどの社会基盤が崩壊したところでも、私たちの活動に協力してくれる教会が残っている。独特なネットワークなのだ」と言う。□

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 《ですくめも》
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◇このほど列福されたペトロ岐部の殉教をめぐる話を聞く会を日本基督教団中目黒教会(東京)が6月20日(土)午後2時から同教会で開催する。同教会員の小中陽太郎氏が上智大学の川村信三教授に聞く形。同名のオペラ(原加寿子作曲)の一部も鑑賞する。

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 《メディア展望》
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  =カトリック新聞(5月31日)=http://www.cwjpn.com
★新潟教区=列福の喜びあらたに=山形・米沢の殉教地で感謝ミサ
★ハンセン病医療の先駆け=神山復生病院=創立120年祝う
★内戦のスリランカで司教ら=「戦争は終わっていない」
★大阪教区=「国際協力の日」に1500人=“雨にもインフルにも負けず”集う
★群馬・太田教会=失業者の生活支える=不況、多国籍信徒が協力
★長崎=茶道表千家の家元=大浦天主堂で献茶

  =キリスト新聞(5月30日・休刊)=http://www.kirishin.com

  =クリスチャン新聞(5月31日)=http://jpnews.org
★集会自粛判断は教会が=日本同盟基督教団が事前対応=新型インフル国内感染拡大
★同盟基督=集会自粛要請に備え=ガイドライン諸教派に公開
★エジプト=豚 全頭処分開始
★日本プロテスタント宣教150周年記念大会まで40日=「諸派が一つに」決起祈祷
★宣教師の活動まで管理?=入管法改定案反対で共同声明=国家が宗教介入 警戒
★難局に日銀総裁就任=神の召しと受け止め=速水優氏逝去=礼拝で神と対面し仕事

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  2009年5月25日(月)     第957信(週刊・総合版)☆☆
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             = 目 次 =
   ▼スコットランド教会は公然同性愛聖職任命に同意
   ▼教皇、聖地訪問は「信仰の本場への優れた巡礼」と評価
   ▼妊娠中絶支持のオバマ大統領にノートルダム大学が名誉学位
   ▼教皇使節がウイッテンベルグを初訪問
   ▼カルヴァンの熱意に帰れ、と改革教会連盟議長
   ▼米国の調査で、信心深い人の方が良い市民と判明
   ▼バチカンが聖書を描いた切手発行
   ▼「メナヘム」という名入りの古代の遺物を発掘
   ▼ネパールでカトリック教会が爆破され死者2人
   ▼キング牧師の伝記映画、スピルバーグ監督らが製作へ
   ▼カンヌ映画祭でケン・ローチ監督作品がエキュメニカル審査員賞
     ▼《メディア展望》

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◎スコットランド教会は公然同性愛聖職任命に同意

 【CJC=東京】スコットランド教会(長老派)は東部ブレチンで開いた総会で5月23日、公然同性愛聖職の任命を阻止する提案を否定、スコット・レニー氏(37)の任命を326票対267票で承認した。同氏はかつて女性と結婚したものの、現在は男性1人と関係を維持している。
 10年前に聖職に任命されていたが、昨年スコットランドのアバーディンにある教会に異動する際、反対の声が上がった。その1人、グラスゴーのザイオン・バプテスト教会のジャック・ベル牧師は「聖書で神が同性愛について語っていることに従って完全に反対だ」と語った。□

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◎教皇、聖地訪問は「信仰の本場への優れた巡礼」と評価

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は5月20日、恒例の一般接見の際、サンピエトロ広場に集まった2万人を前に、8日から15日までの聖地訪問について「信仰の本場への優れた巡礼」だったとし、地域の人々と会見する機会ともなったことを評価した。
 今回の訪問を「巡礼」とする理解は、ヨルダンでネボ山を訪れた際にも示された。モーセが約束の地を最後に見渡した場所に立って、教皇は「巡礼としてという立場」に衝撃を覚えたとして、山上のモーセと同様、大きく美しい約束と、私たちを超える現実との間を巡礼しているのだ、と語った。
 イスラエルに移動するに当たって、教皇は「信仰の巡礼」と「平和の巡礼」の双方として訪れたことを強調した。
 エルサレムのホロコースト(ユダヤ人虐殺)記念館を訪れた恐慌は「犠牲者の苦しみ」に触れ、追悼の意も示したが、ユダヤ教側からは「ホロコーストを防げなかったことへの謝罪がなかった」ことへの反発が出ている。
 キリスト者、ユダヤ教徒、イスラム教徒、ドルーズ派、サマリア派などの代表と、教皇が会談した際にも、私たちを分けているもの全てに敬意を払い、私たちを祝福された被造物として結び付けることを全て推進し、私たちの共同体と世界に希望をもたらす願いと共に勇気を持って前進するよう勧めたが、教皇の演説が終わると、エルサレムのイスラム法廷の最高判事シェイク・タイシル・タミミ氏が、アラビア語でイスラエルを非難する発言をした。ユダヤ教徒2人が退席した。
 教皇の外国訪問は「巡礼として」という例が多い。しかし教皇は同時にバチカン市国の元首でもある。ホロコースト問題、そしてイスラエルとパレスチナの抗争にしても、教皇の意向と現地側の意向にズレが生じるのは自然の成り行きと見られる。
 さらに今回の訪問で、ユダヤ教徒、イスラム教徒に向かってキリスト教側から「同じようにアブラハムを始祖とする」と指摘しても、肝心の相手方がどう反応しているのか、直接伝わって来ない。そこに今回の訪問の成否を判断するカギがありそうだ。
 パレスチナ自治区を訪れた教皇には、弱者の味方をアピールする姿勢が目立った。バチカン内には「言うべきことは言った」とする声もある、とも報じられているが、理想と現実の間をさまよう巡礼のあり方の難しさを、教皇自身は感じていると見られる。□

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◎妊娠中絶支持のオバマ大統領にノートルダム大学が名誉学位

 【CJC=東京】バラク・オバマ米大統領は5月17日、米インジアナ州サウスベンドにあるカトリック系の名門校、ノートルダム大学の卒業式に招待され、名誉学位(法学)を授与された。大統領は1万2000人の聴衆を前に、妊娠中絶の議論に触れ「共存の道を探るべきだ」と語った。大統領は中絶の権利を支持しているため、名誉学位授与をめぐって中絶反対派やカトリック教会の指導者などから教義に反するとして批判が集まっていた。
 大統領は「中絶支持派と反対派は対立している」と認め、「米国の原則に立ち返り、相手の意見を悪と決めつけることなく議論を戦わせ、正しい道を見出さねばならない」と強調した。
 中絶に反対する活動家数百人が大学前に集まり、中絶された胎児の写真などを掲げて大統領に抗議した。
 地元メディアによると、校外では少なくとも活動家19人が逮捕された。□

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◎教皇使節がウイッテンベルグを初訪問

 【CJC=東京】バチカン(ローマ教皇庁)のドイツ駐在使節ジャン=クロード・ペリセット大司教が5月13日、宗教改革の火の手が上がったウイッテンベルグを訪問した。1521年に教皇レオ十世によってマルチン・ルターが破門されて以来のこと、と英カトリック週刊誌『タブレット』が5月21日報じた。
 2017年の宗教改革記念に備えた「ルターの10年」シンポジウムで、大司教はルターのカトリック時代について講演、ルターは信仰を「より良い社会を築く力」と見ていた、と語った。□

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◎カルヴァンの熱意に帰れ、と改革教会連盟議長

 【CJC=東京】16世紀の「宗教改革者」ジャン・カルヴァンの教えは、平和で結合した共同体を追究することを世界に直接呼び掛けたものだ、と世界改革教会連盟(WARC)のクリフトン・カークパトリック議長が語った。ENI通信が報じた。
 カルヴァン生誕500周年とフランス改革派教会創立450周年を記念する催しがパリのソルボンヌ大学で5月22日行われた際に述べたもの。「最大の抗争が宗教的な違いによって発生する、この引き裂かれた世界、引き裂かれた教会のなかで、カルヴァンの関わりはこれまでになく強い」と言う。
 カークパトリック氏は、カルヴァンが信仰のために迫害されたフランスの改革派キリスト者に、同じやり方で答えることをしないようしばしば勧めていた、と指摘する。「平和を生み出すものとなれ、というこの呼びかけが今ほど必要とされる時はない……改革派キリスト者として、私たちは異なった方向へ進むよう、私たちの共同体を思いやり、正義、助け合いを示すように生きることを呼び掛けられている」と言う。
 「カルヴァンの遺産として、教会、中でも改革派キリスト者の間にも生み出された分裂があるが、彼の深い熱意は一致と共同体を目指していた」とするカークパトリック氏は、カルヴァンがキリスト者の間の一致と共通の証のために働いていた、と指摘した。□

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◎米国の調査で、信心深い人の方が良い市民と判明

 【CJC=東京】米国では信心深い人の方が良い市民であり良い隣人であり、他の国よりも「驚くほど」宗教的だ、とハーバード大学の政治学者ロバート・パトナム教授。ただ若者は「はるかに現世的」なことは注目すべきだ、と言う。宗教専門RNS通信によると「若者は未来。中には宗教に目を向ける場合もあろうが、ほとんどはそうならない」と著書『独りでボウリング=アメリカのコミュニティの崩壊と復活』で指摘している。
 PTAの会員が減少するなど、市民社会を結びつけるものが消えてゆくものの、宗教的な人間は、公民関係への神の贈り物だ、とパトナム氏とノートルダム大学のデービッド・キャンベル教授は調査結果を共著『アメリカの愛=いかに宗教がわれわれの市民生活・政治生活を再構築するか』で論じている。同書は年内に刊行予定。
 『宗教と公共生活に関するプー・フォーラム』がフロリダ州キーウエストでこのほど開いた会議で、両氏は調査の一部を明らかにした。宗教的な人が自ら属す共同体への関与度は一般に比べ3~4倍に達するという。共同体での活動に参加、ボランテア団体に加入、公開の集会に出席、地方選挙で投票、抗議デモや政治行進への参加や、宗教的、世俗的を問わずさまざまな運動のために時間とカネを捧げる、といったことでは非宗教的な人よりはるかに熱心だ。
 宗教的な人は正に「善人」なのだ。他人の荷物を持ってやり、並んでいる列に割り込みがあっても怒らず、物乞いにはカネを与える。
 市民活動への参画が増えるという調査結果は宗教指導者にとっては驚きかもしれない。
 神の裁きという考え方とか、天国に座を得ようといったこととは関係がなく、人々を地域社会の行動へ駆り立てるものは、教会、モスク、シナゴーグ、寺院で作った関係なのだ。それは「感情に厚い友」であり、信仰が増せば市民活動に参画する度合いも増す、とパトナム教授は言う。
 もしも「倫理的共同体」の誰から、大義名分を立ててボランテア活動を行うように求められたら、実際のところ「ノー」とは言いにくい。「教会の誰かから何かするように言われることは、ボウリング仲間から何か、と言われるのとは異なる」とパトナム教授。
 礼拝などにいつも出席しても、教会で親しくしている人がいない場合には、その傾向は教会に行かない人に近い。市民活動に参加するという点では、信仰自体よりは信仰共同体の比重が重い、と教授は見ている。
 しかしこれら信仰共同体は減少しつつある。さらに若者が集まらない。1950年代が米国史上で最も宗教的な時代だった。当時は市民の55%が定期的に教会などに通っていた。60年代に、性、麻薬、ロック音楽などの流行と共に、教会離れが始まった。宗教、特に福音主義信仰は70年代と80年代に勢いを盛り返したものの、90年代に入って宗教右派が政治力を付けるようになると、また下降ぎみになった、とパトナム、キャンベル両氏。「宗教の政治化とでも言われるものが、宗教に対する敵視を掻き立て、それが「非宗教主義と宗教団体と関係を持たない『無宗教』層を劇的に増加させた」と言う。
 若者層の4分の1は、今も教会に来ており、神を信じているものの、アメリカの宗教が政治的になったことにはうんざりしている。とパトナム氏。
 しかし誰もがそれを悪いと考えているわけでも、宗教的な人がより良い市民だとする説に賛成しているわけでもない。アメリカン・ヒューマニスト協会のロン・ミラー氏は、有神論者でなくても、有意義なもののためにはボランテアになるのは信仰者と変わりない、と言う。『世俗派学生連合』(SSA)がハリケーン被害を受けたニューオーリンズに行って住宅建設活動に協力している。「そこに行ったのは、良いことをするためで、神を信じていないから、そうしたのだなどと言ってはいない」とミラー氏は指摘している。□

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◎バチカンが聖書を描いた切手発行

 【CJC=東京】4月23日の『世界図書・著作権デー』に協賛してバチカン(ローマ教皇庁)出版室が5月20日に記念切手を発行、また消印も使用された。
 切手は0・6ユーロ(約80円)で、聖書バチカン写本の表紙と本文見開きが描かれている。□

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◎「メナヘム」という名入りの古代の遺物を発掘

 【CJC=東京】イスラエル考古局は、約3000年前、第一神殿時代の陶製の水がめの取っ手を発掘したが、それにはヘブル文字で「メナヘム」という名が記されていた、と現地紙『ハアレッツ』が報じた。
 メナヘムは今もイスラエルでは多く使われる名ではあるが、古代イスラエルにメナヘム・ベン・ガディ王がいた。考古学者はこの取っ手を紀元前900年ごろ、第一神殿時代のものと見ている。
 「この重要な発見は、古代東方、特にイスラエルの地で発掘されたものに見られる同様な名前を結びつける重要なことだ」と発掘主任のロン・ベエリ博士。「メナヘム」という名のついた工芸品がエルサレムで発掘されたのは初めて、と言う。□

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◎ネパールでカトリック教会が爆破され死者2人

 【CJC=東京】ネパールの首都カトマンズの南郊ラリットブルにあるカトリック教会が5月23日爆破され、死者2人、負傷者少なくとも12人が出た、と英公営BBC放送が報じた。ネパールは新首相選出をめぐって緊張が高まっている最中のこと。
 警察は周辺を封鎖し、捜査している。今のところ犯行を名乗り出た集団はないが、警察はヒンズー教過激派『ネパール防衛軍』の仕業と見ている。□

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◎キング牧師の伝記映画、スピルバーグ監督らが製作へ

 【CJC=東京】米公民権運動の指導者マーチン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の伝記映画を製作する構想を映画製作会社『ドリームワークス』が5月19日発表した。同社を設立した1人であるスティーブン・スピルバーグ監督らがプロデューサーになるという。
 1968年に暗殺されたキング牧師が残した演説集や書籍などの権利を管理するため遺族が設立した団体『キング・エステート』から、同牧師の人生を映画化する権利を取得した。実現すれば、遺族が公認する初めての劇場映画になるとしている。
 スピルバーグ氏は「映画の創造力とキング牧師の人生のインパクトを合体させて力強い物語にしたい」と言う。
 キング牧師はアフリカ系市民に対する人種差別を終わらせるために非暴力抵抗を唱えた公民権運動指導者。1964年に史上最年少でノーベル平和賞を受賞したが、68年4月4日、テネシー州メンフィスで演説中に白人男性に暗殺された。「アイ・ハヴ・ア・ドリーム(私には夢がある)」の名演説で有名。バプテスト派牧師。
 米国では現在、キング牧師の誕生日1月15日に近い1月第3月曜日が「マーチン・ルーサー・キング・ジュニア・デー」として祝日になっている。
 スピルバーグ氏は監督として現在、リーアム・ニーソン主演のエイブラハム・リンカーン米大統領の伝記映画(2011年全米公開)を準備中だが、リンカーンの誕生日もアメリカの祝日になっている。
 『キング・エステート』の社長兼CEOは、キング牧師の息子デクスター・キング氏。現在、母コレッタ・スコット・キングさんが執筆した手紙の権利などをめぐり、兄弟のバーニス・キング、マーティン・ルーサー・キング三世両氏と法廷で争っていることから、『ドリームワークス』が、キング牧師の子どもたちの紛争に巻き込まれる可能性が出てきた。
 ニュースが報じられるとすぐに、長女バーニス・キングさんはAP通信に「スピルバーグ氏たちは『キング・エステート』からの承認を得たようだ。しかし私たちの承認は得ていない」と語った。それを受け、デクスター氏は19日、父の知的財産を所有しているのは自分、と声明を発表した。□

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◎カンヌ映画祭でケン・ローチ監督作品がエキュメニカル審査員賞

 【CJC=東京】第62回カンヌ国際映画祭のコンペ部門で最高賞を狙っている英ケン・ローチ監督のサッカー映画「ルッキング・フォー・エリック」がひと足先に、独立賞「エキュメニカル審査員賞」を受賞した。AFP通信が報じた。□

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 《メディア展望》
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  =カトリック新聞(5月24日)=http://www.cwjpn.com
★教皇 聖地を巡礼=平和と希望のメッセージ訴える=「流血、テロ、戦争はたくさん!」
★司教団=福音宣教の今後 話し合う会合6月に
★神戸などでミサ中止=新型インフル国内感染受け
★大分教区=殉教地で「福者ペトロ岐部と187殉教者」=列福記念ミサささげる
★キリスト教各派=入管法改定に反対声明=宣教師活動にも制限の恐れ
★上智、聖母合併へ=2学校法人で協議進む

  =キリスト新聞(5月23日)=http://www.kirishin.com
★エキュメニカル功労賞=釜ヶ崎キリスト教協友会が受賞=“日本宣教に大きな問い”
★新型インフルエンザ 各国で猛威=教会も対応に苦慮
★豚処分でコプト教徒ら反発=エジプト政府、WHOの批判無視
★米誌タイム=「影響ある100人」=スカリオン修道女も
★鈴木留蔵氏 追悼記念宣教大会=宣教のヴィジョン継いで
★教皇=“巡礼訪問”でイスラエル入り=ユダヤ人虐殺の記憶を心に

  =クリスチャン新聞(5月24日)=http://jpnews.org
★メキシコ=新型インフルエンザで礼拝中止命令=阿部和子宣教師=「疫病から救い出す」聖句で励まし
★創造的ダンスで主を礼拝=シャカ・ミニストリーズ・インターナショナル(SIM)の創始者ヤップ夫妻指導
★賀川豊彦献身100年シンポ=時代先駆けた贖罪愛の実践=EU、共生、NPO…今や主役に
★「不況も宣教に生かせる」=鈴木留蔵氏のスピリット継承を=追悼宣教大会
★首相の靖国神社真榊奉納に抗議=「違憲行為 解さぬ態度」
★臓器移植法改正に宗教者「待った」=日本宗教連盟が国会議員に意見書送る

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 ☆活動をご紹介 ……………………… http://homepage3.nifty.com/cjc-skj/
 ☆既刊号をご覧頂くには ………………………… http://cjcskj.exblog.jp/
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            ……………………… http://www.kohara.ac/church/
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# by cjc-skj | 2009-05-25 15:47 | Trackback
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  2009年5月18日(月)     第956信(週刊・総合版)☆☆
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             = 目 次 =
   ▼教皇が聖地“巡礼訪問”、イスラエルで反ユダヤ主義を批判
   ▽教皇、ホロコースト記念館を訪問
   ▽宗教を分裂の原因にしてはならない、と教皇
   ▽教皇、岩のドームにイスラム指導者らを訪問
   ▽教皇、ベツレヘム訪問、パレスチナ市民の権利を強調
   ▽教皇、ナザレでミサ、4万5千人以上が参加
   ▽教皇“聖地巡礼”を終えローマに
     ▼《メディア展望》

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◎教皇が聖地“巡礼訪問”、イスラエルで反ユダヤ主義を批判

 【CJC=東京】聖地を“巡礼訪問”中の教皇ベネディクト十六世は5月11日午前、ヨルダンのアンマン・クイーン・アリア空港での送別式を経て、空路イスラエルのテルアビブ・ベングリオン空港に到着した。空港にはシモン・ペレス大統領とベンヤミン・ネタニヤフ首相が出迎えた。首相の出迎えは国家元首の場合とするのが慣習で、教皇への敬意を示す重要な行為と見られる。
 空港での歓迎式で教皇は英語で、「聖座(バチカン)とイスラエル国とは多くの価値を共有しており、とりわけ社会生活の中で宗教を正当な位置に置くことで共通している」と述べた。「社会的な関係の正しい秩序は、全ての人類の自由と尊厳を前提とし、またそれを必要とする。キリスト者であれ、イスラム教徒であれ、ユダヤ教徒であれ、等しく愛の神によって創造され、永遠の命を約束されている。人類の宗教的側面が否定されたり、隅に追いやられる時には、奪うことの出来ない人権の正しい理解のための根底が危機にさらされている」と言う。
 「悲惨なことに、ユダヤ人は、全ての人類の根源的な尊厳を否定するという思想の恐るべき影響を経験した。私のイスラエル滞在中、ショア(ナチスによるユダヤ人大量虐殺=ホロコースト)の犠牲者600万人の記憶に敬意をはらい、人類がこのような重大な犯罪を決して再び目の当たりにすることのないように祈る機会を持ちたい」と教皇は語った。
 「悲しむべきことに、反ユダヤ主義は世界各地でその醜い頭をもたげつつある。これはまったく受け入れられない。どこであれ発生する反ユダヤ主義と闘い、全地球上の人類、種族、言語、国家、世界のすべての成員に対する尊重を育てるために努力しなければならない」と教皇は主張した。
 「イスラエル滞在中、著名な宗教指導者と会える。『主の神殿の山に国々はこぞって大河のように向かう。主はわたしたちに道を示される。わたしたちはその道を歩もう』というイザヤの預言が成就するように」と教皇は語った。
 ペレス大統領は教皇に対し「聖地への訪問は平和の使者という重要な使命である。世界にある暴力と憎悪を軽減させようとするあなたの立場と行動を賞賛する。これは預言者の精神に基づくユダヤ教とキリスト教の間の対話を継続させるものとなる。飢える人を満たし、宇宙の創造主と人に対する信仰への渇きを潤すあなたの努力をたたえる」と語った。「わが国は資源は貧しいが、信仰は豊かだ。わが国は半分が砂漠だが、人的資産という力と生まれて来た全ての子どものために正義を求める社会の上に繁栄する商業を建設して来た」と言う。□

◎教皇、ホロコースト記念館を訪問

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は5月11日、テルアビブ・ベングリオン空港に到着、歓迎式の後ヘリコプターでエルサレムに移動、ニル・バルカト市長の歓迎を受けた。その後、教皇はエルサレムの『ヤド・バシェム・ホロコースト(ユダヤ人虐殺)記念館を訪問、記念の灯火に点火、黄色の白色の花で飾られたリースを置いた。
 「(虐殺を引き起こした)憎しみが人々の心を支配し続けることがないよう、カトリック教会が全力を尽くすことを約束する」として「犠牲者の苦しみが忘れられることがないよう願う」と教皇は英語で演説した。
 同記念館理事長でユダヤ教指導者のラウ師らは「ナチス・ドイツが加害者だったことに言及しなかった」などと演説内容への不満を表明した。□

◎宗教を分裂の原因にしてはならない、と教皇

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世はイスラエル訪問初日の5月11日、最後の行事として、キリスト者、ユダヤ教徒、イスラム教徒、ドルーズ派、サマリア派などの代表と、教皇立エルサレム・センター・ノートルダム研究所講堂で会談した。同研究所は故ヨハネ・パウロ二世が宗教、文化、慈善、教育プログラムを行うために設立した。
 教皇は英語の演説で「私たちの違いは必然的に分裂の原因であるのだから容認されるべきものだ、と言われる。私たちの声をとにかく封じるべきだ、とする人もいる。しかし私たちの違いは、私たちの間でも社会一般でも、抗争や緊張の不可避の原因だと誤解されることがあってはならない」と述べた。
 教皇は、会談参加者に、私たちを分けているもの全てに敬意を払い、私たちを祝福された被造物として結び付けることを全て推進し、私たちの共同体と世界に希望をもたらす願いと共に勇気を持って前進するよう勧めた。
 教皇の演説が終わると、エルサレムのイスラム法廷の最高判事シェイク・タイシル・タミミ氏が、プログラムにはないのに壇上に上がり、アラビア語でイスラエルを非難する発言をした。会場内がざわめく中、ユダヤ教徒2人が退席した。エルサレムのフアル・トゥワル・ラテン典礼大司教は発言をやめさせようと壇上に上った。教皇はアラビア語を解さないので、判事が何を述べたかは分からなかった。
 バチカン(教皇庁)広報事務所長のフェデリコ・ロンバルディ神父は、シェイクの乱入を、主催者側の予期しなかったこと、とする声明を発表した。□

◎教皇、岩のドームにイスラム指導者らを訪問

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六